1944年、内戦終決後のスペイン。父を亡くした少女オフェリアは、身重の母と共にゲリラが潜む山奥で暮らし始める。そこは母が再婚したフランス軍のビダル大尉の駐屯地だった。体調の思わしくない母を労りながらも、冷酷な義父にどうしても馴染めないでいた彼女の前に妖精が現れ、森の中の迷宮へと導く。そこではパン(牧神)が王女の帰還を待っていた。オフェリアは魔法の王国に戻るために3つの試練を与えられるのだった。
かなりダーク!現実の世界の戦いなんかは死んだゲリラに容赦なくとどめをさすなど目を覆いたくなる。ビダルが怪我をして傷口を自分で縫うシーンはやめて!!
魔法の王国のバンもかなり不気味な姿だし、2番目の試練に出てくる、魔物なのか怪物なのかわからないけど、かなりコワイ~。
オフェリアの現実の恐怖と試練の恐怖に耐えてい姿が物語を悲しくさせる。
オススメ度・・・★★★(全般的に暗い感じの映像、オフェリアが王国に帰れるように祈ってしまう)