生き方はお任せします。最期はお任せ下さい。
死神が現れるのは、人が不慮の死を迎える7日前。観察期間の後、「実行」か「見送り」かを判断するのが仕事だ。楽しみは、CDショップで、“ミュージック”を聴く事である。今日の「ターゲット」は、27歳の一恵。家族を亡くし、恋人にも先立たれた薄幸の女性だ。しかし、ひょんなことから音楽プロデューサーが彼女の声に惚れ込み、歌手にならないかとスカウトされる。一恵の将来を期待し、死神は死を「見送り」にする。
死神というイメージではないかな、観察期間は他の人間にも死神の姿は見える、ただ死神は白の手袋をしている、素手で人間をさわると人間は気を失ってしまうからだ。
一恵とのやりとりで「ナンパですか」との問いに「難破はしない、ここは海じゃないか」とかとんちんかんなやり取りが笑える。
死神の仕事のやり方は死神それぞれ違うみたい。
オススメ度・・・★★★★(CDショップに死神が何人も集まってミュージックを聴いているのが面白い)
エンドロール後は何もなし。
犬はあなたを愛している。犬には、あなたしかいないのだから…
14歳のあかりは、病院に勤める父と優しい母の愛情に包まれて暮らしていた。ある日、元気だった母親が病気で入院してしまう。父親は仕事で忙しく、寂しいあかりの元に、一匹の子犬が迷い込む。犬嫌いの父親を説得し、あかりは子犬を飼うことに。犬はソックスと名づけられた。母親は、あかりに犬を飼う時は、「10の約束」をしなくてはいけないと教える。それは、犬が飼い主にして欲しい、10のお願いだった。
犬嫌いのお父さんが少しずつ犬に慣れて、いつのまにかソックスと仲良くなり海辺でソックス相手にビールを飲むシーンがちょっと寂しい感じがいい。
ソックスの最後は泣いてしまいます・・・
オススメ度・・・★★★★★(ちょっとCGが使われていたのが残念だけど、泣けます泣いてください)
大学在学中に司法試験合格も夢ではないと言われる秀才、五十嵐は、学園祭で見た学生プロレスが忘れられず、プロレス研究会の門を叩く。「マリリン仮面」というリングネームをもらい、大切な事は何でもメモする真面目な五十嵐だったが、肝心の「段取り」を覚えられず、ガチンコの試合をしてしまう。しかし、それが客に大ウケ。五十嵐の人気でプロレス研究会は活気付く。しかし、五十嵐が段取りを覚えられないのには理由があった
ある事故から一度寝てしまうと昨日の記憶がなくなってしまう、朝起きると自分宛の日記を読むことから始まる。
最後の試合は泣ける、いくら倒されても立ち上がる、教えてもらったワザは忘れてしまっているはずなのに身体が覚えていて無意識に繰り出す。
オススメ度・・・★★★★(笑いあり、涙あり、最後は涙・・・)
エンドロール後⇒なしです。