四捨五入で50( ̄▽ ̄)

らーめん・映画・鉄道

音符と昆布

2008-02-24 21:33:00 | 映画

File0066 駆け出しのフードコーディネーター・小暮もも(市川由衣)は、古びた大きな木造の一軒家に父親・浩二(宇崎竜童)と二人で暮している。幼いころに両親は離婚して母親はいない。作曲家の浩二も多忙で家を空けることが多く、いつもひとりぼっちだ。
これがフツーなんだとずっと思っていたが……。
 その日も、浩二は映画音楽の録音でパリへ出かけて不在だった。
恋人の劇団詐欺師の脚本家・箭内聡(石川伸一郎)を呼んで一夜を過ごし、朝ごはんの準備をしていたももは、突如きなくさい予感がする。何かが起こる……!そしてその予感は見事に的中した。呼び鈴が鳴って扉を開くと、見たことのない若い女性が立っている。身の回りの物一式を詰めこんだトランクを抱え、目線がおぼつかない。渡されたメモを見ると、ここの住所と「困ったときはここを訪ねる・妹のももがいる・父より」と書いてある。そして、この女性(池脇千鶴)は「小暮かりん、25歳です」と名乗った。
開口一番「昆布茶漬けを頂ければと思います」と言い出すかりん。だが奇しくも朝食のメニューは昆布茶漬け。昨日から何も食べていないと言い、あっと言う間に平らげた。さらに干し椎茸の戻し汁をいれるとなおおいしいとアドバイスする始末だ。
 ももは、さっそく浩二にメールで問いただした。姉がいるなんてはまったく聞かされていない。だが戻ってきたメールは、浩二らしいいい加減そのもの。かりんは紛れもなくももと同じ遺伝子を持つ姉で、「かりんは、百聞は一見にしかず、まずは体験しなさい」と突き放されてしまう。「脳卒中で倒れた母に、救急車を呼ぶことを知らない、そんな姉さんだ」と。母親が亡くなっていたことも初耳だった。
 かくして、かりんともも―小暮姉妹のまったくかみ合わない共同生活が始まった。

 かりんは火星人と同じくらい、理解不能な女の子だった。
 言葉を交わしても、会話が成立しない。滔々とウンチクを語る。散らかっていた部屋のあらゆる小物を、几帳面に色分けし整頓するという具合だ。廊下に紐を渡すと、持参してきた大量のポラロイド写真を吊るしたりしている。どれも街灯の写真だが、かりんにとっては「音符」なのだという。どうやら1枚欠けている街灯の写真を捜すためにこの家に来たようだが……。
社会のフツーをはるかに超えているかりんに、ももは振り回されっぱなし。ついにイライラが限界に達したももは、かりんが作った干し椎茸の戻し汁を目の前で流しに捨ててしまう。すると、かりんは悲鳴をあげて発作を起こした!
かつてかりんが母親・妙子(島田律子)と二人で暮していた幼い頃、脳卒中で倒れた妙子をかりんが発見したのは、亡くなってしばらく経ってからだった。大理石のようになって動かなくなった母親を前に、かりんは途方に暮れる見ていることしかできなかった。そんな辛い事件が干し椎茸の戻し汁を捨てた後に起こったため、かりんのなかで固く結びついてしまったのだ。
ももは、浩二からかりんが自閉症のひとつのタイプである「アスペルガー症候群」だと明かされた。同情したいところだが、ももにそんな余裕はない。彼女もまた「臭覚がない」という欠陥を抱えているからだ。「可能性はけっしてゼロじゃない」とあえてフードコーディネーターとして働き、努力を重ねてなんとか生きのびてきた。その苦労を分かったような口を聞くかりんに、またイライラしてしまうもも……。
 だが、かりんが暮している福祉施設から見あたらないと連絡が来たとき、ももは思わず「知らない」と答えていた。心の奥底で、なにかがゆっくりと変化していた。
 かりんが来た翌日の朝、ももとかりんは並んで顔を洗った。かりんは、ももの鼻が利かなくなったのは自分のせいであること、そしてお詫びをしたいという。ようやく、ももはかりんがここにやって来た理由に気付く。音符のポラロイド写真を一生懸命捜していたのは、子守唄を完成させてももに聞かせてやりたいという一心からなのだ。「ワタシのたったひとりの妹ですから」と言ったかりんの言葉は、どこまで意味を分かって言ったものなのかは分からない。だが、ももの目にじんわりと涙が溢れた。

予定を早めて浩二が帰国してきた。
 さっそく浩二を責めるもも。危険な世間から守りたいという妙子の希望があったとはいえ、なぜ二人を引き離し、福祉施設に入れたのかと。死ぬまで身近にいることが一番辛いことかもしれない。でもそれを引き受けるのが家族ではないのか。
 例の無くなったポラロイド写真の撮影場所が明らかになった!それは、ももとかりんがまだ一緒に暮していたときに住んでた家の前の景色だ。そこはもうすでに更地になって街灯は撤去されているが……。
 なんとか奇跡を起こしたい、かりんのために。自分のために。
 ももが思いついた奇想天外な計画とは―。

んん・・・・むずかしい~

どちらとも取れるかな?観る人によって違うと思う。

ももの知らない父親とかりんの部分が描かれていない、なぜ父親はかりんにメモを渡したのかわからない。

オススメ度・・・★★★(悪くはないけど・・・)

エンドロール後は⇒何もなし

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ライラの冒険 黄金の羅針盤

2008-02-24 21:04:51 | 映画

File0067_2 イギリス・オックスフォード。だがここは、私たちの世界と似ているようで違う、平行世界(パラレル・ワールド)。12歳の少女ライラ・ベラクアは、一心同体の存在である守護精霊“ダイモン”のパンタライモンといつも行動を共にしている。そんなライラの周りでは子供たちが次々と行方不明になる事件が勃発。ライラはパンタライモンと共に、持ち前の好奇心で捜索に乗り出す。手には真実を指し示す羅針盤。旅の途中で出会う、敵か味方かわからない大人たち。ライラを助ける奇妙だけど勇敢な仲間たち。やがて事態は北極での大戦争に…。

またしても、三部作品!!の第1部

次々と話が進んでいくのでしっかり見ていないと、でもそれが逆に集中できはなしにのめり込める。

第一部なのでなぞの部分を残しながら終わる・・・でもこれは次回作になるとわかるところがあるのだろう。

映像技術が凄いですね、ライラを守るクマなんって本物?って見えるほど。

オススメ度・・・★★★★★(ライラの成長が楽しみ、生意気なところがどうなるのかな?)

エンドロールのあとは⇒何もなしです。

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チーム・バチスタの栄光

2008-02-11 20:26:51 | 映画

File0065 東城大学付属病院では、難易度の高い心臓移植手術“バチスタ手術”の専門集団「チームバチスタ」を作り、100%の確率で成功を収めていた。ところが今、3例続けて術中死が発生している。はたして患者たちの死は、事故なのか、殺人なのか?病院長は内部調査を思い立ち、窓際医師の田口にその厄介な役目を押し付ける。医大卒業時のテストに手心を加えてもらった負い目のある田口は、渋々にわか探偵を引き受けるが、当然のごとく上手くいかない。単純な事故として報告を締め括ろうとした矢先、「あなたの報告書、感心しました。こんなに騙されやすい人がいるとは!」と一刀両断する男が一人現れた。厚生労働省から派遣された破天荒なキレモノ役人、白鳥は「これは殺人だ、犯人はバチスタメンバーの7人の中にいる!」と断言。田口と白鳥はコンビを組み、メンバーを調査することに…。

最初から誰が犯人なんだろうと見ていた。確かにみんなあやしい・・・

最後に本当の真実が明らかにそれは、意外なのか、まあそうだろうなのか。

オススメ度・・・★★★★(阿部寛がまたまたいいです、そばをおかずにうどんを食べる?)

エンドロール後の映像はなしでした。

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L  change the WorLd

2008-02-10 23:18:41 | 映画

File0064 キラ事件解決の代償として唯一無二のパートナー、ワタリを失い、自らもデスノートによる究極の選択をしたLの下に、突如消滅したタイの村でただ1人生き残った幼い少年がワタリへのメッセージを携えて送られてくる。そしてもう1人、亡き父親からあるものを託された少女・真希が追っ手から逃れるように飛び込んでくる。新たな《死神》の出現を察知したLは2人の子どもを守りながら人生最後の難事件に挑むのだった。

ホラーじゃあないけど、血が苦手の人はちょっとキツイところがあり。

内容は重いけど、何故かナンチャンがでると笑いが・・・FBIなのに。

デスノートではほとんど動かなかった L がわたりがいなくなってしまったので、走るし、自転車にも乗る。

佐藤めぐみが無表情で人を殺すのが怖い。

オススメ度・・・・★★★★★(みごたえあり!!2時間20分だけど長く感じない)

エンドロール後はほんの少しだけど映像あり、見逃さないで!!

コメント (2)
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たまさんの写真

2008-02-10 21:38:23 | アニメ・コミック・ゲーム

080210_101143 久しぶりに森の住人さんに写真をいただきました。

たまさんからでした。

また、後ろ向きになってしまった。

最近引っ越してこなくなったなあ。

写真ボケてしまってすいません。

コメント (2)
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