先日、帰省していた長女と祖母を連れて一緒にお昼ご飯を食べる機会がありました。
老いた母にとっては昔懐かしいお店が少なくなっているなか、遠く離れて生活する孫との外食はせっかくの機会でもありました。
「さぁ、どこ行こうかね。そういえば佐賀ん街もちゃんぽんの春駒が閉店したしね。せっかくだから、カレーの文雅はどうかな」
1958年創業の「白山文雅」は、欧風カレーの伝統を受け継ぎつつ、たしかに一口目で舌を唸らせるこだわりを感じさせるカレー専門店です。此処もまた、あたかも重々しく落ち着いた旧きよき時代を感じさせる別世界にいるかのようです。
「あれっ、ライスがこんなに少ないの?」
お皿にはスプーン一杯ほどのライスしかありませんでしたが、実は食べ放題らしく温かいライスが冷めないうちに召し上がってほしいという思いからだそうです。
親から子へ、そして孫へと受け継がれるものは遺伝子とか容姿や性格ばかりでなく、一緒に過ごした場所であったり、そこで味わった食事や会話もまたそうなのかもしれません。
初稿 2024/02/18
写真「白山文雅」
撮影 2024/01/14(佐賀・白山)
老いた母にとっては昔懐かしいお店が少なくなっているなか、遠く離れて生活する孫との外食はせっかくの機会でもありました。
「さぁ、どこ行こうかね。そういえば佐賀ん街もちゃんぽんの春駒が閉店したしね。せっかくだから、カレーの文雅はどうかな」
1958年創業の「白山文雅」は、欧風カレーの伝統を受け継ぎつつ、たしかに一口目で舌を唸らせるこだわりを感じさせるカレー専門店です。此処もまた、あたかも重々しく落ち着いた旧きよき時代を感じさせる別世界にいるかのようです。
「あれっ、ライスがこんなに少ないの?」
お皿にはスプーン一杯ほどのライスしかありませんでしたが、実は食べ放題らしく温かいライスが冷めないうちに召し上がってほしいという思いからだそうです。
親から子へ、そして孫へと受け継がれるものは遺伝子とか容姿や性格ばかりでなく、一緒に過ごした場所であったり、そこで味わった食事や会話もまたそうなのかもしれません。
初稿 2024/02/18
写真「白山文雅」
撮影 2024/01/14(佐賀・白山)
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