読書日和

お気に入りの小説やマンガをご紹介。
好きな小説は青春もの。
日々のできごとやフォトギャラリーなどもお届けします。

四十九日法要

2016-02-14 16:07:03 | ウェブ日記
今日は実家の祖母の四十九日法要でした。
この日を迎え、祖母も無事に仏様になることができました。

私は昨日、山口県から実家に戻りました。
昨日は朝から寒気がしたりして体調がいまいちでした。
また疲れてもいたので、新幹線でもその後の電車でも途中から寝てしまいました。
これだけ寝たのは久しぶりで、今回はあまり本も読めませんでした。
しかし眠い時は寝ようと思い寝ることにしました。
どうも予想以上に疲れていたようで、「下町ロケット」の文庫本を電車の中に置き忘れてしまいました。
ちぐはぐな一日になっていたと思います。
それでも、そんな日もあるものです。
電車で寝過ごしたりバッグを忘れたりはせず、文庫本一冊で済んだのだから良しとします。

今日は法要の後、親族での食事会がありました。
1歳10ヶ月になる妹の子供である姪っ子が結構たくさん食べていて驚きました。
祖母のように天に還った命もあれば姪っ子のようにこれからどんどん育つ命もあり、ここに命の廻りを感じます。
たくさん食べる姪っ子を微笑ましく思いながら、私もたくさん食べてきました。

現在は山口に戻っているところで、まだ新幹線には乗っていないです。
到着するのは22時頃になりそうです。
今日も先ほど電車の中で寝ていました。
依然として疲れ気味のようなので、到着したらすぐにお風呂に入って寝ようと思います。

圧力がお家芸といえば民主党

2016-02-13 22:48:10 | 政治


画像は民主党政権時代の2011年7月3日、当時の松本龍復興担当大臣がマスコミを恫喝した時のものです。
「書いたら、その社は終わりだから」とは露骨な恫喝ですね
宮城県庁を訪れて村井嘉浩知事と面会した際に、応接室で待たされたとして「お客さんが来るときは自分が入ってから呼べ」と叱責し、その様子を見ていたテレビと新聞に対し、「報道したらその社はぶっ潰すぞ」という意味で「書いたら、その社は終わりだから」と言っています。
こういうのを正真正銘の「報道への圧力」と言います。
このほか、野田政権発足時に入閣した鉢呂吉雄経済産業大臣(当時)が東京電力福島第1原発事故の現場周辺を「死の町」と表現し、被災地視察後に記者団に「放射能をうつしてやる」と発言し、それが報道され明るみになったことで鉢呂氏が辞任します。
これを受け、輿石東幹事長(当時)が報道した民放関係者を聴取し、記者会見で「報道のあり方について皆さんも、もう一度考えてもらいたい」と報道に問題があるとの認識を示し、圧力をかけていました。
ほかには前原誠司政調会長(当時)が、産経新聞が掲載した「言うだけ番長(言うだけで実際には動かないという意味)」などの記事を「ペンの暴力だ」などとして、定例会見への産経新聞記者の出席を拒否して締めだしたりなど、民主党は幾度にも渡って報道に圧力をかけています。
これらは報道の仕方が偏りすぎているのでは(偏向報道と言います)と疑問を提起している自民党と違い、「報道すること」その行為自体に圧力をかけていて強権的な姿勢が露わになっています。

また、民主党政権の場合は国民を恫喝したこともあります。
2010年1月29日に長崎県知事選のために開かれた総決起集会にて、当時の石井一選挙対策委員長が「(民主党を選ばないという)そういう選択をされるのであれば、民主党政権は長崎に対し“それなりの姿勢”を示すだろうと私は思います」と発言。

 

民主党に投票しなかったらどういう目に遭うか分かってるんだろうなと長崎県民を脅迫しました
こういうのを正真正銘の「強権政治」と言います。
野党時代には「国民の生活が第一」「国民の皆様とともに」「民意を汲め」と美辞麗句を並べて自民党を批判していた人達が、いざ自分達が権力の座に就いたら自民党より遥かに酷い強権的な本性を露わにしていました。

民主党は本当に酷いですね。
しかもこれだけ好き放題やっておきながら、まるでそんなことなどなかったかのように平然と自民党に対し「強権政治だ」「報道への圧力だ」などと言っています。
だからこの政党は信用できないのです。
自分達のことは棚に上げ他人の批判しかできないような人達に政治を任せることはできないです。
二度と政権を任せてはいけない政党だと思います。


※「高市早苗総務大臣がテレビ局の停波の可能性に言及」の記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。

高市早苗総務大臣がテレビ局の停波の可能性に言及

2016-02-12 20:13:02 | 政治


高市早苗総務大臣が2月8日の衆議院予算委員会で、テレビ局が放送法に違反する悪質な放送を繰り返した場合の電波停止(停波)の可能性に関し、「行政が何度要請しても、全く改善しない放送局に何の対応もしないとは約束できない。将来に渡り可能性が全くないとは言えない」と述べました。
また、放送法については「単なる倫理規定ではなく法規範性を持つ。私が在任中に命令を出すとは思えないが、事実に照らして、その時の総務相が判断する」と述べました。
9日には「放送法の主旨に逸脱し、何度要請しても遵守しない報道機関に対しては、極めて限定的ではあるが、電波停止できることを否定できない」と述べました。

これは極めて正当な意見です。
言っていることに何らおかしなところはありません。
以前から書いてきたとおり、テレビ局による放送法を無視した「偏向報道」は目に余るものがあります。
法律にきちんと書いてあるのですから、それを無視して放送法違反を繰り返す悪質なテレビ局には電波停止を検討するのは当然のことだと思います。

昨年の最も分かりやすい例として、安全保障関連法案(集団的自衛権)を巡る報道があります。
大半のテレビと新聞が、毎日ひたすら法案への反対意見ばかりを報道し、賛成意見などほとんどないかのような報道を展開していました。
特にテレビはテレビ朝日「報道ステーション」やTBS「サンデーモーニング」「NEWS23」などが有名で、法案反対の意見だけを一方的に押し付けるような、極度に偏向した番組構成になっています。
TBS「NEWS23」に至ってはキャスターの岸井成格(しげただ)氏が「メディアとして法案廃案を訴え続けるべき」とまで言っていて、これらはもはや報道ではなく、全国放送という公共の電波を使った国民への法案反対プロパガンダ押し付け放送になっています。
こんな極度に偏向した報道を国民が見続ければ、「法案に反対することが正義」と洗脳されてしまいます。

高市早苗総務大臣の発言により「放送法第4条」が凄く注目されるようになりました。
改めて、テレビの報道について定めた放送法第4条に何と書かれているか見てみましょう。

第4条
放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という。)の放送番組の編集に当たっては、次の各号の定めるところによらなければならない。
(1) 公安及び善良な風俗を害しないこと。
(2) 政治的に公平であること。
(3) 報道は事実をまげないですること。
(4) 意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。


画像はTBS「NEWS23」が高市早苗総務大臣の発言を受け放送法第4条を取り上げた時のものです。
テレビ朝日「報道ステーション」などでも放送法第4条が取り上げられたようなので、今まで放送法第4条を知らなかった国民もだいぶ知ることになったのではないかと思います。
以下に、昨年の9月19日に「安全保障関連法案、成立」という記事を書いた際、テレビ報道が放送法第4条に違反していることを書いた部分を転記します。

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安全保障関連法案について反対側の意見ばかりを報じて国民の意識を法案反対に誘導する「偏向報道」を行うことは(2)と(4)に違反しています。
また法案に反対するSEALDs(シールズ)について実際には日本共産党傘下の極左過激派暴力集団「民青同(日本民主青年同盟)」が主導しているにも関わらず「一般の学生による団体」と嘘の報道をすることは(3)に違反しています。
そして公安調査庁や公安警察も監視する本物の極左過激派集団が関与するSEALDsを応援するような形で報道し、活動への参加を扇動することは(1)に違反しています。
4つ全部に違反していますね。
まさにやりたい放題です。
法律違反を繰り返し、偏向報道による世論誘導や極左活動の扇動という犯罪的行為を平気で行っているのが日本の反日左翼マスコミの実態です。
「報道は公平であるべき」と改めて書いておきます。
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偏向報道で有名なテレビ朝日「報道ステーション」やTBS「サンデーモーニング」「NEWS23」などは放送法第4条(1)~(4)の4つ全部に違反するという凄まじい悪質さです。
しかもそんな報道を一度や二度ではなく数え切れないくらい繰り返してきました。
これでは電波停止(停波)の可能性が出てくるのは当然だと思います。

テレビ局側は「政府による威圧だ」「報道を萎縮させる」などと言っているようですが、これは全くの的外れで、自分達の悪質さを誤魔化そうとしているに過ぎません。
何も無茶な要求はしておらず、「法律違反はやめましょう」と指摘しているだけです。
安全保障関連法案を巡る報道、賛成側と反対側の意見をきちんと両方取り上げておらず、ほとんど反対側の意見だけを一方的に報道し、公平な報道とはかけ離れていました。
政府に都合の良いことだけ報道しろと言っているのではなく、放送法を守った政治的に公平な報道をしましょうと言っているだけなのに、それができないというのは公共の電波を扱うテレビ局として終わっています。
高市早苗総務大臣が言及した「極めて限定的な電波停止」はむしろ寛大な処置なくらいで、TBSやテレビ朝日のように平気で放送法違反を繰り返す極めて悪質なテレビ局に対しては放送免許を剥奪すべきであると考えます。
テレビ局は「報道の自由」「表現の自由」と言えば何をしても許される特権階級のような存在ではなく、あくまで一企業なのですから。
法律を無視して偏向報道、世論操作、世論誘導を繰り返すのであれば、そのような悪質なテレビ局は淘汰されるべきだと思います。


※「圧力がお家芸といえば民主党」の記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。

建国記念の日

2016-02-11 17:48:08 | ウェブ日記


今日2月11日は「建国記念の日」です
初代天皇である神武天皇が即位された日であり、日本の誕生日となります。
そしてまたの名を「紀元節(きげんせつ)」とも言います。
神武天皇の即位を起点として西暦2016年を皇紀2676年、紀元2676年とする呼び方があり、そこから「紀元節」になったようです。
明治神宮では毎年「建国記念の日」に「紀元祭」というお祭りがあり、日本の誕生日を祝っています
私もその様子を見たことがあり、「明治神宮 紀元祭」というフォトチャンネルを作っているので、ご覧になる方はこちらをどうぞ。

元々は「紀元節」として日本の祝日に制定されましたが、第二次世界大戦で敗戦すると、日本を占領していたGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)によって廃止にされてしまいました。
これはGHQが日本を弱体化させるため、日本国民が国家を意識するようなものを徹底的に破壊しようと考えたためです。
その後日本の主権回復後は復活の動きが高まり、「建国記念の日」として1966年に国民の祝日になりました。
日本の誕生日ということで、祝日の中でもかなり重要だと思います。
私は自分の国の誕生日を素直に祝える人でありたいと思います。

あまり意識したことがないかも知れませんが、日本は世界最古の国家です。
天皇陛下も125代続く世界最古の皇帝です。
それだけ長い歴史があり、日本の国歌「君が代」の歌詞にある「千代に八千代に(千年、八千年と、遥か遠い未来までずっとという意味)」を体現しています。
美しい四季があり、食べ物も美味しく、人々の協調性、団結力もある素敵な国に生まれて良かったと私は思います。

宮島 厳島神社 満ち潮編3

2016-02-09 21:11:25 | フォトギャラリー
※宮島 厳島神社 引き潮編1をご覧になる方はこちらをどうぞ。
※宮島 厳島神社 引き潮編2をご覧になる方はこちらをどうぞ。
※宮島 厳島神社 満ち潮編1をご覧になる方はこちらをどうぞ。
※宮島 厳島神社 満ち潮編2をご覧になる方はこちらをどうぞ。

満ち潮編のフォトギャラリーのラストとなります。
引き続き本殿内を歩いていきました。
満ち潮で雰囲気が変わったのに加え晴れてくれたのでかなり清々しい景色を見ることができました
※写真は全てクリックで拡大されます。

-------- 宮島 厳島神社 満ち潮編3 --------


本殿内を奥へと進んでいきます。


満ち潮に乗って小魚の群れがやってきていました


そういえば明治神宮などでは本殿内を歩く機会はなかったので、神社の本殿内を歩くのは久しぶりでした。




満ち潮の大鳥居をバックに、神前結婚式の新郎新婦さんが写真撮影をしていました。
良い記念になると思います


後ろに五重塔。


本殿内にいくつかある参拝場所のうち、一番大きな参拝場所。
後ろを振り向くと、


大鳥居があります。
「宮島 厳島神社 満ち潮編1」の5枚目の写真を見ると、大鳥居の中に本殿の中心部分があります。
あの写真とは反対側からの眺めとなり、大鳥居とこの参拝場所は直線で結ばれているのが分かります。


こういった人の流れの一場面がピタッと止まった写真には「在りし日の青春」「明日への活力」などが感じられ、叙情的な気分にもなります。




夏の空の力強さはすごく好きです


大鳥居が見通せる場所は写真撮影の順番待ちになっていました。
こちらの空には夏の雷雲が出ています


和舟が大鳥居のすぐ近くを通っていました。


満ち潮時ならではの光景であり、これはぜひ一度乗ってみたいものです


厳島神社神前結婚式の集合写真撮影。


末永い幸せを祈念致します




本殿の中心部分。


真後ろに大鳥居があります。






厳島神社に奉納された清酒菰樽(こもだる)。
広島の名酒、賀茂鶴があります。




干潮の時間帯は地面を渡って直接行き来できた神楽殿のような建物も、潮が満ちてくると渡り通路でしか行き来できなくなります。




重要文化財の反橋(そりばし)。


「重要文化財 反橋
天皇がご派遣になる勅使が、ご参拝の際にお渡りになったと伝えられることから別名、勅使橋とも言われる。
弘治三年(1557)毛利元就、隆元父子によって再建されたものである。」
広島(安芸の国)は戦国武将の毛利氏と縁が深く、ここにもその一端を見ることができました。


海水の流れを見ると、スススと引き続き潮が満ちていっているのが分かります。




自然の海と造形の神社が合わさった美しい景色です


反橋の全景。
こちらにも少し海水が流れ込んできています。
完全な満潮になるとここも海になりそうです。

というわけで、満ち潮の厳島神社を楽しく散策しました。
和の静かで優雅な雰囲気がお勧めな素晴らしい世界遺産だと思います


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※横浜別館はこちらをどうぞ。

※3号館はこちらをどうぞ。

宮島 厳島神社 満ち潮編2

2016-02-08 20:32:35 | フォトギャラリー
※宮島 厳島神社 引き潮編1をご覧になる方はこちらをどうぞ。
※宮島 厳島神社 引き潮編2をご覧になる方はこちらをどうぞ。
※宮島 厳島神社 満ち潮編1をご覧になる方はこちらをどうぞ。

いよいよ満ち潮の厳島神社本殿に行きます。
引き潮の時とは全く違った雰囲気になっていました。
さすが世界文化遺産という圧巻の風格と美しさを見ることになりました
※写真は全てクリックで拡大されます。

-------- 宮島 厳島神社 満ち潮編2 --------


本殿に向かう海辺の参道にて。


石燈篭と松の木がなかなか風流です。




よく見ると人がたくさんいます。


ここは大鳥居を見渡せる場所になっていて、みなさん順番に一番先端まで行って記念写真を撮っていました。


さらに右手のほうは浜辺のようになっています


厳島神社本殿にやってきました。


休日で天気も良かったのでなかなか人が多かったです。


というわけで本殿に入ります。




ユラユラと、どんどん海水が流れ込んできています。


こんなに現在進行形で潮が満ちていく様子を見られるとは思いませんでした。
まさに満ち潮の時間帯です。


朱塗りが印象的な本殿内。


玉串を振って身を清めることができます。
白い和紙の飾りは紙垂(しで)と言います。


本殿内には何ヶ所か参拝できる場所があります。


「鏡の池」。
「宮島 厳島神社 引き潮編2」の3枚目の写真から一変し、海の中に消えています。


この日も神前結婚式に遭遇し、ちょうど目の前を結婚式の一団が通り過ぎていきました。


一般客の前を歩いていくので注目を集めることになります。
特に外国人には物珍しいようで大注目でした。


国宝であり世界文化遺産である厳島神社で結婚式を挙げられるのは凄く良いと思います


満ち潮の時間帯なので厳島神社は「海の上に建つ神社」になっています。
昔テレビで満ち潮の厳島神社を見た時に何て珍しい光景なんだと思いましたが、実際に訪れることになり感慨深いです。
続きは「満ち潮編3」を楽しみにしていてください

※宮島 厳島神社 満ち潮編3をご覧になる方はこちらをどうぞ。


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紅葉堂 揚げもみじ

2016-02-07 17:05:30 | グルメ

先日「江戸前天冨良 津久根島 宮島店」の天丼を食べに宮島に行った時、「揚げもみじ」も食べました。
揚げもみじは2002年に宮島の「紅葉堂」が考案した、もみじ饅頭に衣をつけて揚げたもので、紅葉堂の登録商標になっています。
宮島の紅葉堂でのみ食べることができます。
クリーム、チーズ、あんこの揚げもみじがあり、私はクリームとあんこを注文しました。


こちらが揚げもみじです。
もみじ饅頭を揚げて果たして美味しいのかと疑問でしたが、食べてみると予想外になかなか美味しかったです
そういえばあんドーナツも美味しいのだし、似た系統となる揚げもみじが美味しいのも不思議はないかも知れません。
揚げたことで生地の味わいが変わりました。
パリッとして天ぷらの風味が加わりながらも、もみじ饅頭生地の優しい味わいも残しています。
クリームの揚げもみじが特に美味しかったです。
揚げたことで熱々になり、少しとろけていました。
また宮島に行った際に食べたいなと思います

山口県の名酒 獺祭

2016-02-06 13:00:01 | グルメ

岩国駅のすぐ近くにある「隠れ里 ZenZen」というお店に行ってみました。
ここには山口県岩国市の名酒、獺祭(だっさい)があるので飲んでみることにしました。
獺祭の名は何度も聞いていて、一度飲んでみたいと思いました。
岩国市周東町という小さな町から日本全国に発送されている有名なお酒のようです。
また、日米首脳会談で安倍晋三首相がアメリカを訪れた際、オバマ大統領にお土産として渡したのがこの獺祭とのことです。


こちらが獺祭です。
コップと日本酒の瓶を持ってきて注いでくれました。
私が注文したのは「純米大吟醸50」で、値段は780円。
50というのは、米の外側の雑味の部分をカットして大吟醸の日本酒を造る時の目安になる数値で、この値が50以下のものを大吟醸と言います。
もう1つ「三割九部」という獺祭もあり、こちらは数値が39になることからより一層米の外側の雑味の部分がカットされ、純度の高い大吟醸になっています。
それだけ造るのが大変になるので値段は1300円と高いです。
私は初めて飲むのだし「純米大吟醸50」にしました。

獺祭についてメニューには「口当たりはメロンのように甘く飲み飽きのない旨味とコクの一品。」と書いてありました。
飲んでみると飲み口は甘く、たしかにメロンのような甘さがありました。
私はお酒では果実酒が好きで、生搾りグレープフルーツサワーやゆず酒、みかん酒などを好みます。
さらに辛口のお酒と甘口のお酒なら断然甘口を好むので、メロンのような甘い飲み口の獺祭は相性が良いなと思いました。
度数は15~16度と私が飲む5~7%くらいのお酒に比べると高いため、ゆっくりと飲みました。
濃厚なコクの中に爽やかさもあり、最初の一口を飲んだ時は「結構濃厚な日本酒だな」と思いましたが、その後二口、三口と飲んでいくにつれて飲みやすくなっていきました。
口にした直後は濃厚なコクを感じるのですが、その後フワッと溶けたように感じるのが印象的です。
また飲んでみたいと思う日本酒でした



宮島 厳島神社 満ち潮編1

2016-02-04 21:45:50 | フォトギャラリー
※宮島 厳島神社 引き潮編1をご覧になる方はこちらをどうぞ。
※宮島 厳島神社 引き潮編2をご覧になる方はこちらをどうぞ。

引き潮の厳島神社を参拝した後日、今度は満ち潮の時間帯に厳島神社に行ってみました。
この日は晴れていて大鳥居と厳島神社本殿も海の中にあり、素晴らしい景色を見ることができました
※写真は全てクリックで拡大されます。

-------- 宮島 厳島神社 満ち潮編1 --------


宮島に行くフェリー乗り場にて。
2015年6月21日、夏の青空と海が清々しいです


牡蠣棚。
牡蠣(カキ)を養殖しています。


さらに進んでいくと、


厳島神社が見えてきます。
満ち潮の時間帯に行ったので大鳥居は海の中です。


ちょうど小型船が大鳥居をくぐっているところでした。
満ち潮ならではの光景です。


そして太陽の光があると山の緑がよく映えます
後ろの山は弥山(みせん)という原始林で、厳島神社とともに世界文化遺産に登録されています


船着場に到着。


フェリー「宮島桟橋駅」の外に出ました。


「歓迎 宮島町」


というわけで、満ち潮の厳島神社を見に行きます。


一休み中の鹿。


世界遺産厳島神社について。


頭上のロープはシートを通して天蓋になることがあるようです。


「日本三景 宮島」
宮城の「松島」、京都の「天橋立(あまのはしだて)」と並ぶ日本三景の一つを見ることが出来て良かったです


鳥居。


鳥居をくぐるとその先にはいよいよ厳島神社本殿があります。


海辺の参道を進みます。


海沿いにベンチがあるので座って休んでいる人がたくさんいました。


この海の景色を見ながら休めます


鹿も休んでいました。
暑いので比較的冷たい地面の場所に体を付けて涼んでいます。


こちらが満ち潮の時の大鳥居。
引き潮の時とは全く違った雰囲気になります。


この海の中の大鳥居を考えた平清盛は凄いなと思います。
海への思いを感じます。


そして写真奥に見えるのが厳島神社本殿。
こちらも満ち潮により、引き潮の時とは全く違った雰囲気になっています。

というわけで、この後は満ち潮の本殿に行きます。
続きは「満ち潮編2」を楽しみにしていてください

※「宮島 厳島神社 満ち潮編2」をご覧になる方はこちらをどうぞ。
※「宮島 厳島神社 満ち潮編3」をご覧になる方はこちらをどうぞ。


※フォトギャラリー館を見る方はこちらをどうぞ。

※横浜別館はこちらをどうぞ。

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江戸前天冨良 津久根島 宮島店

2016-02-03 20:35:17 | グルメ
今年の1月3日から広島にある「江戸前天冨良 津久根島」の宮島店がオープンしました。
今年最初に広島店に行った時にそのことを聞き、これはぜひとも行ってみたいと思いました。

フォトギャラリー「宮島 厳島神社 引き潮編2」の最後の写真の後は本殿内の参拝路が終わり、外に出ることになります。
外に出るとすぐ、大願寺があります。




右端にある幟には「日本三大弁財天大願寺 厳島弁財天」とあります。
ここを左奥に向かって進んでいきます。




このままさらに奥に進んでいくと、


「江戸前天冨良 津久根島 宮島店(二号店)」が見えてきます。
お店に入ると昨年末まで広島店にいらっしゃった、先代店主のもとで長く修行した方が迎えてくれました。


オープンしたばかりなので開店御祝いの花がありました


窓辺にも御祝いの花がありました。
窓辺の席は外の景色を楽しみながら天ぷらを食べられるとのことです。


メニューは「天丼」と「穴子天丼」があり、今回は天丼にしました。
具は海老が2尾、玉ねぎ、かぼちゃ、えのき、ブロッコリー、かき揚げです。
天丼のどんぶりの上にあるのは「穴子のほね」で、付け合せとしてパリポリと美味しく食べられました。


玉ねぎは小さな可愛らしいのをそのまま揚げていました。
「ペコロス」という種類の小型玉ねぎのようです。

えのきは海苔を巻いていました。
この組み合わせ、凄く合っています
きのこに海苔を巻くのは関東ではあまり見たことがないと言ったら、山陽地方では比較的よくあるとのことでした。
山陽では巻くのを前提に、さてどんな素材を巻こうかと考える展開になることがよくあるそうです。
餅を大葉で巻いたりもしているとのことです。
たしかに「津久根島の天ぷらコース料理」の記事でご紹介した時も、シソ海老、ごぼうを大葉(しそ)で巻いたもの、イカを大葉で巻いたものと、素材を巻いた天ぷらが3つ登場していました。

かき揚げは津久根島の伝統である「コーンのかき揚げ」です。
コーンとホタテの貝柱、インゲンをカットしたもので構成されています。
「津久根島の天ぷらコース料理」で書いたように、先代の店主(2年前に他界)が40年くらい前、東京での修行を終え広島に来て、広島で天ぷら専門店「江戸前天冨良 津久根島」を開いた時、「これからは女性の時代だ。女性に食べてもらえるようなかき揚げを作ろう」と考え、コーンのかき揚げを考案しました。
まだ男女平等が確立されておらず、男尊女卑の傾向があった時代にこれは画期的で、先見の明のある店主だったのだと思います。
独自のものを作り出し、その味が現在まで続いているのは凄いことです

広島店でもランチの天丼とコース料理の最後のミニ天丼を食べているので、タレが変わったことに気付きました。
広島店のタレよりもさっぱり感を前面に出している印象を持ちました。
「タレを広島店とは変えてますかね?」と聞いてみると、「ゆずを入れている」とのことでした。
最初に一口食べて感じたさっぱり感はゆずだったのかと納得しました。
良いタレだと思います。


単品で穴子の天ぷらも頼みました。
穴子はしっかりと味を主張してくる魚です。
食べてみると外側が極めてパリっとしていました。
そして身はフワッとしています。
塩が良く合い、パクパクと美味しく食べていきました。


店主は話すのが好きなので私も色々と話しました。
お客さんから天ぷらをどうやったら上手く揚げられるか聞かれるので答えるが、最後に「難しいので無理だと思いますよ」とも言っているとのこと。
家庭で2、3ヶ月に一度揚げるだけでは、同じように揚げるのはとても不可能とのことで、たしかにそうだと思います。

宮島へはフェリーで行くので、店主も毎日フェリーに乗って行き来しています。
フェリーは雨と雪なら余程の大降りでもない限り大丈夫ですが、強風の時は止まるらしいです。

コーヒーのブラックの話もしました。
店主はコーヒーなら断然ブラックと言っていました。
そして缶コーヒーのブラックは美味しくないというのが印象的でした。
ブラックはコーヒーの純粋な味と香りで勝負するもので、それが缶に入っていて挽きたての香りを保つのは無理とのことで、なるほどと思いました。
セブンイレブンの挽き立てブラックコーヒーが人気なのは、みんな挽き立てが一番上手いのを知っているからで、缶と挽きたて、どっちも100円なら挽き立てを選ぶ人が多いとのことで、なかなか説得力のある意見でした。
コーヒーのブラックについては「尾道浪漫珈琲」がそうであるように、本当にレベルが高いものは私のようにブラックを苦手とする人でも飲むことができます。
素材の美味しさについて話している時にこの話になりました。

穴子は鰻と似てぬめっとしていて臭みがあるので、ぬめりと臭みを飛ばすために熱めの油で揚げる時間も長くして揚げているとのことです。
また、玉ねぎは低い温度でじっくり揚げることで香りと味を凝縮させていて、素材によって油の温度も揚げ時間も全然違うので面白いとのことです。
先代店主のもとで長く修行された方なので、たぶん素材ごとの揚げ方を知り尽くしているのではと思います。

店によっては、「絶対にこの方法で食べろ」など食べ方に注文をつける人もいます(これは頑固おやじが思い浮かびます)。
また食べる時間にまで注文をつけ、時間になったら追い出す店もあるらしいのですが、店主の場合はそこまではしないと言っていました。
頑固おやじ的こだわりがあるのも良いですが、商品を提供すればそこから先はお客様のものなのだから口を出すべきではないというのが店主の考えとのことです。
店主は、例えば全部の素材を天つゆで食べることにこだわる人がいて、本当はその素材は別の食べ方のほうが美味しいのにと思っても口は出さないとのことです。
もちろんどの食べ方が良いか聞かれたら答えるが無理強いはしないとのことで、お客さんとのこの距離感が大事と言っていました。

というわけで宮島にオープンした「江戸前天冨良 津久根島」、期待したとおり美味しかったです。
次に寄ったら「穴子天丼」を食べてみたいと思います


※「津久根島 宮島店の穴子天丼」の記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。