ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

北の国から2009 秋

2009-09-24 11:53:27 | 2009夏北海道ツーリング~旅日記
父さん、ここは富良野の山の中なわけで、

小さな小屋は今にも崩れてしまいそうなわけで、

バスの中には毛布も布団もあるわけで、

薪は好きなだけ使ってもいいわけで、

ソファに座って山々に降り注ぐ冷たい雨を眺めてるのもすごく富良野だと感じられるわけで、

もうアタマの中ではずっとさだまさしが歌い続けてるってわけで、

父さん、もう誰もいなくなってしまって、薪ストーブも裏の小屋も動かなくなったバスも、ゴエモン風呂も、全部僕の自由になったわけで、

あぁ、想っていた以上に富良野は富良野なわけで、

雨で何も見れなかったとしても、ここ以上に僕が想い描く富良野らしい場所はないと想うわけで、

麓郷からほどちかいこの場所、ここでしばらく住んだら、吾郎さんみたいになれるかなぁって、そんなことを考えてしまうのです。

日記

2009-09-24 08:02:01 | 2009夏北海道ツーリング~旅日記
もう三日、日記を書いてない。なんだろう。テントに入ると瞬時に眠ってしまう。
今日は何日で、何曜日だ?今は旅の何日目だ?日記を書かないと、そんなこともわからなくなってしまう。

そんなんじゃいけない。書かなければ。

昨日はパーソナルベスト、375キロ走った。夜の8時半まで走った。夜以外は、暖かかったし楽しかったけど、とにかく、へとへとになった。


稚内から、海を走り、山を抜けて、旭川を抜けて…

空気が綺麗です。山も空もあの唄を歌ってます。
富良野の山の奥の方、川のせせらぎが聞こえます。

ここで少し休みます。星がとても綺麗です。

ゴジラ海老登場

2009-09-23 00:12:08 | 2009夏北海道ツーリング~旅日記
ぼたんえびのおかわりと一緒に、お姉さんが持ってきたのは鬼海老。礼文では漁獲量が少なすぎて売り物にならないのだそうだ。
他の地方では、茨海老とかゴジラ海老と呼ぶんだそう。
味はぼたんえびと似ているが、通を語る人は『鬼海老の方が美味い』と言うのだそうだ。

で、この鬼海老、お姉さんが剥いてくれて、ぴょこぴょこ跳ねてるやつを『どうぞ、食べてみてください』だって。

『いいんですか?』と言ったか言わないかのうちに、鬼海老をパクリ。

お姉さんが、『わたしはぼたんえびとの違いはわかんないんだけどね』と言う。オレもわかんない。ぼたんえびと同じ味がする。つまり…

鬼海老、超うっめー!ということになるね。

主役はこの子

2009-09-22 23:41:52 | 2009夏北海道ツーリング~旅日記
で、ぼたんえびの踊り食い。生きてるぼたんえびの背中の殻を一気に剥きます。皮をはぎ取られても、まだぴょこぴょこ暴れてます。

かわいそうになるから、顔を見てはいけないとお姉さんは言うが、全然大丈夫、顔を見ながら『美味しそう』と想います。はい、残酷です。命を頂くのです。

アタマを剥いで味噌を吸います。苦美味いです。
アバラのあたりをパリパリとかじります。これまた美味。

そして、いよいよ、プリップリの身を頂くと…


ぼたんえびうっめー!やばすぎっす。

『お姉さん、もう一匹!』