ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

オジサンラッシュ。

2013-09-30 22:08:35 | Weblog

ミツバチ村へ戻ると、リビングルームにおじさん二人とおじさん一人がいた。
挨拶をして、ご飯の準備をしていると、おじさんが一人帰った。

帰った後で、今のおじさんはミツバチ村の村長だと、おじさんが教えてくれた。
中頓別は町だから、町長がいる。ミツバチ村は町営なんだけど、管理を任されている村長ってのがいるそうだ。
村長がいる時に紹介してくれればもっと話せたのに・・・近所のおじさんだと思っていたじゃないか。

その後しばらくして、またおじさんが入ってきた。何を話すでもなく、しばらくいたおじさんが帰っていった。帰った後で、今のおじさんは役場のミツバチ村担当の人だと、おじさんが教えてくれた。なぜ、いる時に紹介してくれない?

まぁ、そんなミツバチ村なんだけど。

ミツバチ村のリビングルーム、いつもテレビが点いている。おじさんたちはずっとテレビを観ている。何を話すでもなく、テレビ。たまにポツポツと話すけど、ほぼテレビ。
これはやはり、おじさんならではの現象なのか。ずっとテレビ。会話よりもテレビ。おじさん二人も一応旅人のはずなんだけど、ずっとテレビ。

テレビってのは魔性の箱で。映像と音声で、人の気を誘う。流れているのは、相変わらず至極くだらない内容で、長くテレビの存在から離れている自分としては、その感を普通以上に感じてしまうのかもしれないが・・・。

旅にテレビ。この不相応な環境に耐え切れず、一人リビングルームを後にし、ベッドルームでブログを書いたりするのであった。

がしかし、向こうからすればだ。
一緒にテレビも観ずに、一人スマホに向かってピコピコ文字を打ち込む僕を見て、最近の若い奴は携帯ばっりいじりやがって・・・とかね。

まぁ、きっと、想うことはそれぞれなんだろうなぁ・・・と想う今日この頃。

ピンネシリモロコシ。

2013-09-30 21:20:03 | Weblog

ピンネシリの温泉からミツバチ村までは15キロ。外はもう暗い。暗いということは寒い。お風呂のあとの湯冷めは怖い。
しっかり防寒を施して、エンジンをかけて、駐車場をぐるりと回って国道へ出る。とその時。

「おーい!」

かなりの怒声が聞こえた・・・ような気がした。
気のせいだと思い更に進むと、「!!!!!」
何を言ってるのかは分からぬが、確かに怒声が聞こえる。

バイクを止めて辺り。を伺うと、誰かがこちらに向かって歩いて来る。その距離50メートル。
確かに僕を呼んでいるようなので、バイクの方向転換をし、おじさんへと向かう。

あっ、さっきのおじさん。

ミツバチ村にいた地元のおじさん一号ではないか。おじさんは、右手に持った袋を僕に差し出す。

トウモロコシが二本。しかも茹でてある。

おじさん、家で採れたというトウモロコシを僕にくれるために来てくれたのだ。なんと優しい。驚いた。

トウモロコシをバッグにしまい、別れを告げる。またねぇ!と元気に両手を降ると、元気でなぁ!とおじさんが返してくれた。

ピンネシリ在住の優しいおじさん。また会えるといいなぁ。

それにしてもだ。それにしてもだよ。

お風呂に入って、休憩所で休んで、二時間近く温泉施設に居たことになる。
僕が出てくるタイミングを、おじさんはどうやって知ったんだ?

ずっと待っていてくれたのかなぁ?

そんなことを考えながら、帰り道の15キロをぶっ飛ばす僕なのであった。

カシキリ。

2013-09-30 18:36:36 | Weblog

道の駅で男爵イモ10個100円で買ってから、温泉へ。

掛け流しではないものの、茶濁したいいお湯だった。しかも貸し切り。
のんびり浸かってのんびり休んで・・・やっぱり温泉はいいやねぇ。
ピンネシリ温泉、380円。

ピンネシリ。

2013-09-30 18:22:32 | Weblog

中頓別には銭湯がある。でも、出来れば温泉がいいやね。
地元のおじさんに聞くと、15キロ先にピンネシリという温泉があるという。

心配なのは雨。いつ降り出してもおかしくない、そんな空模様。銭湯か温泉か・・・迷うな。

せっかく早く着いて暇なのだから・・・温泉に行ってみよう!帰りに降られたら、それはそれ。

交通量の少ない国道をグォーっと飛ばして、ピンネシリに向かうのである。

ピンネシリの道の駅の目の前に温泉がある。とりあえず、道の駅に寄り道。

カーリングジョウ。

2013-09-30 18:11:58 | Weblog

北緯45度みつばち村。看板がかかる建物に入る。二重扉を開けて中へ入ると・・・居ました!主です。ヌシです。ヌシって感じです。落ち着いてます。馴染んでます。完璧です。

噂に聞いていた通り、いくつかある注意事項を説明されます。
主は、人が来る度にこの作業を繰り返しているのでしょう。つまり・・・かなり親切です。

そこに、おじさんがもう一人登場。おっ!もう一人の主、登場です!
と思ったら、地元のおじさんでした。もう・・・混乱するだろうよ。

おじさんと三人で話していると、ガラガラっと扉が開いて、また地元のおじさんの登場です。
主と地元のおじさん二人と僕の四人で話をしています。・・・会話を聞いていて、ふと気づきました。
「二番目の地元のおじさん・・・主二号じゃん!」
もうなんだかね・・・よくわかんないよ。

メインの小屋の隣に建つ、中頓別カーリング場と書いてある建物が、寝床です。よく言うと、リビングと寝室が別れてます。悪く言うと、スーパーオールドな二つの小屋をリビングと寝室に分けています。

マダロクジダ。

2013-09-30 18:04:02 | Weblog

北海道にはね、無料で泊まれる施設がいくつかあるんだよ。
今日の宿は、中頓別にある「北緯45度みつばち村」。

営業は九月いっぱいということで・・・今日は九月の・・・三十日・・・あっ、今日で終わりだ!ってことで、来た。

中頓別なんていう不便な場所に、泊まれる小屋がある。主のような中年のはおっさんが二人ほどいる。

噂はかねがね聞いていました。

普段はクッチャロ湖の湖畔にあるキャンプ場。このキャンプ場が大好きなので、中頓別にはなかなか縁がない。

やはり、一度くらいは行っておきたい。ってことで来た。

勝手の分からない場所だし、主がいるし、営業最終日だし・・・ってことで、早めに着いてみた。午後三時。