ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

断り方が重要です。

2019-01-14 01:37:34 | Weblog


竹垣を作ったという話を書いて、表札を作ったという話も書いた。

表札というのは「はちみつカフェ」の表札というか看板というか、ネオンボードというか・・・。
「カフェを始めたんですか?」と聞かれても困る。始めていない。シャレである。洒落。

そろそろ、テーブルの上にメニュー表を置いたり、チャークボードにメニューを書いて壁に飾ろうと思っている。

間違って入って来た人には、「不法侵入ですよ、勝手に入らないでください」と言おうと想う。


表札を作り直した。なぜ作り直したかというと、雨に濡れると何もかもが台無しになるからである。
はちみつカフェの文字は紙粘土にラッカーを吹き付けて書いたので、雨に濡れると紙粘土が溶けてしまう。
もともと椅子の上にチョコンと載せて置いていたので、雨が降ると、椅子ごとずぶ濡れになってしまう。雨に濡れて紫外線を浴びると、この世の全てのものはボロボロになってしまう。

というわけで、6年ぶりのサインボードリニューアル。

椅子を外すので、壁に掛けなければならない。壁というのは竹垣のことであり、厳密には壁ではない。壁ではないというのは、丈夫ではないということ。
はちみつカフェのサインボードには、山口県のカルスト台地で買ってきた、カルストの岩の破片が多数組み込まれているので、重い。相当重い。秩父で拾ってきた、苔付きの石も組み込まれているので、かなり重い。

重いサインボードが落ちないように、突風に吹かれてぶっ飛ばされないように、色々と考えながら、適当に色々と拵えながら・・・。

背面に板。これは薪小屋の屋根を半分剥がして使った。
下面に底板。これに針金とビスで重さを支える台として固定。
上面に屋根。台風以外の雨ならば防げそうだ。

竹垣の裏側に横板を打ち付けて、そこに太めの針金で吊るす。

僕なんぞがやることは、だいたいが失敗を前提としてやっている。
やってはみたものの、うーん全然ダメだな、とか。全然違うな、とか。最悪だな、とか。
そういうのは、想定内のことであり、失敗したらやり直せばいいと思いながらやっている。ダメならばやめればいいと思いながらやっている。

しかし、どうした?今回はどうした?

あれ?すごくいいな?あれ?おかしいな?

思いのほか、上手に出来てしまった。

白樺の枝をあしらって。
これもバランスが大事。開きすぎず、寄りすぎず。
白樺の枝からぶら下がっているのは、北海道は豊似「夢の館」から持ってきた美ら玉。

庭先をブラブラして、薄くて四角い木っ端を探した。

サインボードの下の方の隙間に二つ差し込む。

その上に、LEDキャンドルを置いてみる。灯りがユラユラと揺れるやつ。

ふふふ。これで夜も見やすい。夜も素敵だ。

ふふふ、完璧すぎる・・・と僕はハンギングチェアーに座って揺られながら珈琲を飲むのである。


そんなに可愛くして、間違って入って来た人がいたらとうする?

「えぇ、ここはごくごく個人的なカフェなんでね・・・どうぞお引き取りください」

と丁重に言うことにしよう。


僕はココペリ。

2019-01-12 04:24:48 | Weblog


健康って・・・幸せだなぁ。

どこも痛くないって幸せだなぁ。

気持ち悪くないって、幸せだなぁ。

風邪が治った僕は、一日中、そんなことを想いながら過ごしている。そう思いながら過ごせることが、また、幸せだったりするのである。

今日は暖かいという予報だったので、久しぶりに畑へ。
冬の僕の畑は寂しい。
どこの畑を見ても、白菜が外葉をてっぺんで結われて凛と立っている。どこの畑にも、まだ少し緑色のものが残っている。
僕の畑はどうだ?・・・茶色だ。完全に茶色だ。
僕は誓うよ。来年の秋には、ちゃんと白菜のタネを蒔いて、大根のタネを蒔いて、年が明けても緑色が残る畑にしたいってもんだ。そう思うんだな、僕は。

正月明けに、畑をチラ見したら、風邪を引く前にチラ見をしたら、玉ねぎの畝に敷いた黒マルチが強い北風に吹き飛ばされていた。あんまり北風が強いので、「風が止んだら直そう、そうしよう、そうするに限る」と見なかったことにした。
そして僕は風邪を引く。寝込む。玉ねぎのことが気になって仕方がないと言えば嘘になるだろうか?どうだろうか?どうなんだろう?

今日は暖かいという予報だったので、玉ねぎのマルチを直しに畑へ。
すげー北風が吹いてんの。なんなの?

ひと畝180個くらい、直径5センチの穴が空いている黒マルチ。黒ビニールね。それを、180本の玉ねぎに上手に被るように・・・。すげー北風が吹いてんの。なんなの?できんの?バタバタバタバタいってんだけど。
それを4畝。・・・地獄や。

玉ねぎ作業をなんとか終えて・・・「病み上がりだからな、無理は禁物や」と呟いて・・・ふと気づく。

「あっ、おれの肥料箱がない・・・」

肥料箱とは、おれの肥料箱とは、プラスチックの大きなボックス。90リットルくらいの容量の大きなプラスチックボックス。

「風で飛ばされてしもうたんや」

辺りを見回す。・・・それらしきものは見当たらない。
スーパー北風ピューピューデイから早十日ほど経っている。

「おれの肥料箱・・・」

見渡す限り畑しかない。見当たらないものを探すのは得意ではない。見つかる気がしない。

僕はフラフラと歩き始める。

おーい!おれの肥料箱やーい!どこいったんやーい!

他人の畑を横切り、フラフラ、フラフラ。
200メートルくらい歩いて道に出た。肥料箱は、ない。
今度は道をフラフラと歩く。
すると、道の横の溝に、遠くの溝に、ひっくり返った箱のようなもの、いや、ひっくり返った肥料箱のようなものが・・・。

「あるじゃーん」

肥料箱を拾って、我が畑を振り返ると、ジムニー号がすごく小さく見えた。ずいぶんと遠くまで転がって来たんだねぇ。迎えに来たよ。さぁ、帰ろう。

家に戻って、薪割りをした。薪割りをするつもりはなかったのだけれど・・・なぜならば、病み上がりだから。無理は禁物。でも、薪割りをした。

薪割りってのは、ただ薪を割るというものではなく、割るための大きさに切らねばならない。2メートルくらいの丸太を、丸ノコで40センチくらいに切っていく。切った丸太を斧で割る。

とりあえず、長い丸太を7本くらい、丸ノコで短く切った。30本くらいの短い丸太が出来上がる。

話は変わるが、アレルギーっていうモノがある。知ってる?アレルギー。
アレルギーって色々あるようで、そのアレルギーってのは、急になったりするようで。急に花粉症になるような、そんな感じね。

僕は元々、バラ科のアレルギー持ちらしく、メロンや梨を食べると喉が痒くなるような、昔からそんな気がある。でも、メロンも梨も好きだから、喉が痒くなるとわかっていても食べてしまったりする。

去年の夏の終わり頃だったか。実家でビワを食べた。ビワは好きだから4個も食べた。
すると、みるみるうちに喉が苦しくなり、つまり呼吸が苦しくなり、顔が腫れ始め、熱くなり・・・死ぬかと思った。三日間ほど辛い思いをした。
ビワは、バラ科らしい。バラ科のスーパー強烈な植物がビワだということなんだな。もしかしたら、今後は、メロンと梨を食べても強烈なアレルギー症状が出るのかもしれない。怖い。怖いよぉ〜。と、カルピスメロンを飲みながら思ったりしているのである。

バラ科だなんだと言ってますが、経験則でいうと、アクの強いものに反応するようになってしまってようなのです。

今まで平気だったナスのアクやらジャガイモのアク・・・そんなものに反応して、喉がスーッとなる。怖い怖い怖い。となるのです。

そう、僕はアク恐怖症。

話は戻って、丸ノコで切った40センチの丸太を台に載せて、斧を振りかぶってパコーン!気持ちいい!パコーン!気持ちいい!パコーン!気持ちいい!

「あれ?ん?なんだ?ちょっと気持ち悪いなぁ」

急にオエッとなるのです。なぜか何度もオエッとなるのです。もう薪割りどころじゃない。こなままだと本格的なゲボを吐いてしまいそうだ。

その場から少し離れて考える・・・うーむ。

「オガクズだ・・・」

丸太を丸ノコで切った時に舞い飛ぶオガクズ。これを吸い込む、もしくは嗅ぐ。反応する。オエッなる。ゲボを吐く。今日のところは、ゲボは吐いていない。つまり、まだゲボシングではない。だって、吐いていないから。

おいおいおい、ちょっと待ってくれよ、と僕は思うのである。

田舎暮らしに憧れて、田舎暮らしの極致にたどり着きたいと思っているのに、願っているのに、オガクズアレルギーになるなんて・・・もうおしまいや。

さて、今日のところは薪割りはやめておこう。病み上がりだからな。

テーブルの上に座ったココペリが笛を吹いている。
ココペリはいつも笛を吹いている。
幸せの笛。

そうそう、細かいことはいいんだよ、気にしなくていいんだよ。なんとかなっちゃうもんだからさ。風邪も治ったことだし。幸せだし。ゲポ出なかったし。幸せだし。

「ココペリ、今日も陽が沈んだよ」

「明日も笛を吹くんだろ?」

そうさなぁ・・・オレも笛でも吹くかなぁ。

安静が必要ですか?

2019-01-10 10:32:12 | Weblog


さてさて。今日は何日だ?・・・

ほぉ・・・十日ですか・・・。なるほどなるほど。

新年が明けて、もう十日ですか・・・なるほどなるほど。

年末から新年にかけて、風邪で寝込んだという話を書いた。
年が明けて、数日間、確かに僕は元気だった。

たとえば、正月三日にはアニキとポン吉が我が家へやって来て、ピザを焼いて食べたりした。
正月四日には瓦屋の親方かやって来て、薪ストーブ小屋にビニールの壁を貼ったりした。
正月五日にはハチミツカフェの表札を作り直したりして、竹垣に掛け直したりして、バイクで高麗神社に初詣に行ってみたりして、確かに僕は元気だった。

がしかし、覚えているのはそこら辺までなのであり、そこから今日までの記憶は曖昧なのである。

そう、僕は再び風邪を引いた。なんてこった。風邪を引いていい回数は年に二回までと決まっているのに、もう二回風邪を引いた。

熱が出た。7.5分から7.8分。高熱というほどではない。救いだったのは、今回の風邪の症状は熱だけ。熱と、熱に纏わる怠さだけ。つまり、熱さえ下がればいい。熱さえ下げればいい。治癒は早いと思われた。

がしかし、そう簡単ではなかった。なぜか?それは、インフルエンザの大流行のニュースがドシドシと届くからなのである。

「病は気から」なんぞと申しますが、ただの風邪、ただの発熱も「もしかした、インフルかも?」「うそ?インフルなの?」「インフルって自力で治せるの?」「どうすんの?」といった疑惑とともに過ごしていると、不安が倍増どころか100倍増、そして自力で治す気力は半減してしまうものなのである。

そして僕はインフルエンザには感染していなかった。なぜなら、三日目には熱が37.1度平均まで下がったからである。ふふふ。37.1度・・・こんなのは平熱の範囲である。もう治ったも同然。普通に過ごせる。いや、逆に、荒療治で普通以上に動いた方が治りやすい。とか。
がしかし、なぜか、普通に動けない。それほど辛いわけではないのだが、全然普通には動けない。

むむむ。

インフルエンザとは、高熱が、信じられないくらいの高熱が出るというイメージ。僕はそう思っていたのだが、最近のインフルエンザには色々あるようで。
なんと、熱が上がらないインフルエンザの種類があるらしい。

インフルエンザとは、これはもう風邪の症状の最大級のもので、喉鼻をやられ、節々に強烈な痛みが出て、「これはもう耐えられない!」と言ってみんな病院へ駆け込むというイメージ。僕はそう信じているのだが、最近のインフルエンザには色々あるようで。
なんと、どこも痛くならないインフルエンザの種類があるようで。それほど風邪の症状が出ないインフルエンザの種類があるようで・・・。

インフルに見えないインフル。
もうそれはレーダーに映らないステルス戦闘機のようなもので、絶対にわからない。
つまり、僕は熱がそれほど上がらなかったし、熱は二日で平熱エリアまで下がったし、喉も痛くならなかったし、鼻水も出なかったし、咳き込むこともなかった。ただの風邪の症状としても、どちらかというと軽いモノだと思われる。

がしかし、がしかし、がしかし、「そういうインフルもある」と言われてしまえば・・・「まあねぇ」と答えるしかないのである。
別にね、インフルだろうがなかろうが、治ればいいわけだから、どっちでもいいんだけど。

「ねぇねぇ、インフルくん、しっかりと個性を出していこうよ!」と声かけをしたくなるってものなのである。

そんなわけでね。
今朝、起きて、「完治!」と叫んだわけで。
まだ治りたて、病み上がりなのは間違いないわけで。
「慎重に慎重に」をテーマにやっていかないといかないわけで。

実は、やることが山積みになっているわけで。

さぁ、がんばっていこう2019年!

みなさん、いかがお過ごしですか?

ステルスインフルには気をつけてくたさいね。

はちみつカフェ。

2019-01-01 08:21:26 | Weblog


新年が明けたとして、僕は、風邪を引いている。

30日からずっと、寝込んだまま過ごしている。

なんてこった。なんてこった。

のどが、八百屋みたいになっている。

なんてこった。なんてこった。

さて、元旦。

風邪を引いたせいで、大晦日の振り返りも、新年の目標も、どうでもいい感がある。

健康の大事さを思い知らされるスタートなのである。

熱はない。どこも痛くない。のどが八百屋で少し怠い。

二日間寝ていたおかげでだいぶ良くなった。気がするなぁ。

なんてこった。なんてこった。

今年も楽しいスタートです。

お年賀に出かけなきゃ。