数年前に、新宿のライブハウスの楽屋に知らないオッサンが座っていて、オッサン邪魔だなぁと思っていたら、そのオッサンは横浜銀蝿のボーカル翔だったという話は以前書いた。ツッパリハイスクールロックンロールである。
色々と書いたが、話は中学三年生の時の文化祭に戻る。
文化祭のステージに出るためのオーディションがあって、そのオーディションに、我がバンドはなぜなのかボーカル無しのインストゥルメンタルバンドとして出場した、というところまで書いた。
なぜなのか?ではない。ボーカルのバーチーが「あたし、歌わないし」とにべもなく言ったからなのである。
ボーカルが歌わなければ、もうそれはボーカルではないわけで、「じゃあオマエはなんなんだ?なんでここにいるんだ!?」っていう話なんだけと、中学生くらいのガキの頃には、よくある話だったりもする。責任とか役割とか、そういうものには、何の価値も感じないのである。
自己主張の強すぎて、空気を読むなんてことを微塵もしなかったバーチーは、中学生としては相当な凄腕だったのかもしれない。逆に。
果たして、歌無しのロックバンドはオーディションに受かったのか?答は・・・受かった。見事だったか見事じゃなかったのかは別にして、文化祭本番のステージに立てることになった。
ではなぜ、歌無しのロックバンドもどきがオーディションに受かったのか?
それは、対抗馬が、ツッパリジュニアハイスクールロックンロールだったからである。だったからなのである。
つづく。
色々と書いたが、話は中学三年生の時の文化祭に戻る。
文化祭のステージに出るためのオーディションがあって、そのオーディションに、我がバンドはなぜなのかボーカル無しのインストゥルメンタルバンドとして出場した、というところまで書いた。
なぜなのか?ではない。ボーカルのバーチーが「あたし、歌わないし」とにべもなく言ったからなのである。
ボーカルが歌わなければ、もうそれはボーカルではないわけで、「じゃあオマエはなんなんだ?なんでここにいるんだ!?」っていう話なんだけと、中学生くらいのガキの頃には、よくある話だったりもする。責任とか役割とか、そういうものには、何の価値も感じないのである。
自己主張の強すぎて、空気を読むなんてことを微塵もしなかったバーチーは、中学生としては相当な凄腕だったのかもしれない。逆に。
果たして、歌無しのロックバンドはオーディションに受かったのか?答は・・・受かった。見事だったか見事じゃなかったのかは別にして、文化祭本番のステージに立てることになった。
ではなぜ、歌無しのロックバンドもどきがオーディションに受かったのか?
それは、対抗馬が、ツッパリジュニアハイスクールロックンロールだったからである。だったからなのである。
つづく。