ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

ソールズベリーと君への手紙

2012-08-30 01:27:06 | Weblog
元気にしてますか?
たまには空を見上げていますか?
ゴハン、食べてますか?
月にオヤスミを言ってから眠ってますか?
誰かにいじめられたりしていませんか?
悲しい気持ちになったりしていませんか?
突然の夕立ちに、傘がなくて困ったり困らなかったりしていませんか?
あまりにも暑い日々に、太陽の事が嫌いになりそうになったりしていませんか?

僕はちゃんと働いてます。
この夏を謳歌するように、強い陽射しに焼かれながら、朝から晩までクラクラリンになりながら一日を費やしています。

夕方に帰って来たらご飯の準備です。切ったり焼いたり炊いたり煮込んだり・・・。2時間も使ってご飯を作って食べています。

ご飯の準備をしながら、水のシャワーを浴びています。シャワーと言っても、ホースの水を上から被るだけなので、実際はシャワーではありません。ただの水道の水です。
東北は、夕方になると急に涼しくなります。涼しくなるのは嬉しいのだけれど、水を被るには少し寒いです。でも、頭を洗って身体を洗い終わる頃には、冷たさにも慣れてしまうから不思議です。サイコー!と叫んだり叫ばなかったりの毎日です。

ご飯とシャワーが終わったら、音楽の時間です。毎晩毎晩、5時間くらいミュージシャンです。限られた時間の中で、あぁでもないこぅでもないと試行錯誤を繰り返しながら、好きな音楽に浸っています。
今日も一曲仕上がりました。早く君に聴いてもらいたいです。

なんとなく二倍生きてる気分になります。ちょっと得した気分になります。眠る時間はちょこっとしか無くて、昼間はクラクラリンになってしまうけど・・・やっぱりちょこっと得した気持ちになります。
知らない街で働いて、知らない街で音楽を作る。夜はテントの中で眠る。

色々と大変だったりはするのだけれど・・・言ってしまうと、全部が大変だったりするのだけれど、「楽しいなぁ」と想う気持ちは忘れていません。毎日、毎瞬間、「楽しいなぁ」と想いながら過ごしています。

どんな状況に自分が居ようとも、ずっとその場所に居るわけではないのです。居られるわけでもないのです。
今日と同じ明日が無いように、全部は変わっていきます。もしかしたらそれは、すごいスピードで。もしかしたらそれは、時には恐ろしく遅いスピードで。
だから、二度と還らない毎日を「楽しいなぁ」と想いながら生きたいと想うのです。

どうして生まれてきたのか、僕にはまだわからないし・・・。
どうして生きているのか、まだ僕にはわからないし・・・。
いつまで生きるのか・・・いつまで生きられるのか・・・僕には見当もつかない。
行く先の無い旅のようなものです。アテもワケも無い、旅のようなものです。

ならばせめて、あと10万回くらいは、「楽しいなぁ」と想いたい。無理矢理思ったりするんじゃなくて、心から「楽しいなぁ」と想いながら行きたいのです。

君は元気にしてますか?
たまには空を見上げていますか?

僕の夏が、もうすぐ終わります。

飛べない鳥

2012-08-28 00:04:47 | Weblog
飛べない鳥の帰れる場所を
ハチミツのインクで僕は描いた
そっと涙を拭った
気づかれない・・・ように

飛び立つ場所を探した僕らは
切り立つ崖で全部を失くした
きっと涙は流れた
ポロポロと音を・・・立てて

今聞こえるこの声が
あなたへと届くのなら
両の腕に布を掛けて
いつか・・・あなただけの唄になろう
la...woo この世界で


飛べない鳥がささやく言葉は
愛してるから・・・忘れないでね
そっと翼を広げた
羽ばたいてく・・・遠くへ

今見える螺旋の雲
あなたの上にあるなら
優しき雨の雫に変えて
あなただけに届けよう
遥かな・・・世界で


月が見えない・・・今日は寂しいよ
そばにいてよ・・・もっともっと明日を教えて


今聞こえるこの声が
あなたへと届くのなら
両の腕に布を掛けて
いつか・・・あなただけの唄になろう
la...woo この世界の果てで

今見える螺旋の雲
あなたの上にあるなら
優しき雨の雫に変えて
あなただけに届けよう
遥かな・・・世界で・・・世界で・・・

忘れ物に注意

2012-08-27 00:48:03 | Weblog
今日は日曜日。だった。お休みだ。
天気のいい日曜日、普通なら中尊寺金色堂辺りに出かけたくなるところだが、今回は車で来ている。車だと、何処へ行く気もしないから不思議だ。

車で来たのは、パソコンAND音楽機材を持って来たからだ。
毎日なんやかんやと忙しくて、何もしていない。
晴れた日曜日は、パソコンに向かって音楽をやろう!

事務所に勝手にスタジオを作り始める。そこで気づく。とんでもない事態に気づいてしまう。

あれほど確認したはずなのに。忘れ物がないか、確認したはずなのに。

パソコンの電源ケーブルが・・・無い。

やっちまったなぁ。家に帰れば20本くらいある電源ケーブルが、ここには一本もない。ガーン・・・と心の中で三回叫んだ。ガーンガーンガーン、だ。ガビーン・・・と心の中で四回叫んだ。ガビーンガビーンガビーンガビーン、だ。

ガーンとガビーンからの復活まで30秒。せっかくの晴れた日曜日だから、買い物に行こう。電源ケーブルを買いに行こう。

目指すは、ガラクタ屋。

何度も前を通って、気になっていた店だ。リサイクルショップと名が付いているが、ただのガラクタ屋だ。ガラクタ屋以外のなにものでもない。

開店と共に入店したので、店内にはお客はいなかった。店員もいなかった。きっと何処かにはいる。
店の中は・・・ビバガラクタだらけだ。ビバなガラクタにビバな値段が付いている。結構エクスペンシヴだ。

きっと、欲しいものを見つけても高くて買えないので、目当ての電源ケーブルを目指して二階へ上がる。

ヘッポコなジャンク品が山のように入ったカゴから電源ケーブルを探し出した。探し出したのはいいが、値段がついていない。・・・これは危険だ。ジャンクのケーブルの相場は100円だ。値段が付いていないというのは、向こうの言い値になる可能性が大なのだ。家には20本もあるのに。

店員が見当たらないので、店内をチラホラ見て回る。緑色のヘボいバッグを見つけた。ヘボだけど、テントとタープを入れるバッグに丁度いいサイズだ。がーん、これも値段が付いていない。これは危険過ぎる。カゴの中のヘボバッグたちは、大体50円か100円の値が付いている。多分、このバッグも50円ぽい。気がする。いや、間違いなく50円くらいの価値しかない。でも危険だ。一階に降りて、いくらですか?と聞いたら、1200円です、とか言われかねない。とても危険だ。

僕はね、結構善良だからね、こうする事にしたのだよ。そのカゴの中の一番高い値段の値札シールを緑ヘボバッグにペタっと貼ったというわけ。50円の価値のバッグに100円の値札だよ。倍だよ、倍。・・・なんていい人なんだ。

一階に降りて、店員を見つけて、ケーブルの値段を尋ねる。
店員はしばし考え、こう言った。
「よければ200円で売ってあげてもいいけど・・・どう?」

そうなのよ、100円の価値のものに200円、倍だよ、倍。足下見やがってさ。どうもこうもないから200円で買ったんだけどね。

晴れた日曜日。
315円の買い物をして、帰って来て、勝手にマイスタジオ完成!
今日は、7時間くらい作業をしたよ。

今日のお昼ご飯の話を書こうと想ってたのにな・・・ガラクタ屋のどうでもいい話で終わっちゃったよ。

ありがとう、ガラクタ屋。助かりました。困った時のガラクタ屋。ばんざーい。

さぁ、寝よう。おやすみ。

牛タンとミンククジラ

2012-08-26 17:41:27 | Weblog
いつだってそうなんだ。初めてのライブハウスでも、知らない人達とのイベントでも、唄なんて聞いてみなきゃ分からないんだ。
歌った前と後で、人の態度が変わったら・・・オレの勝ちだ。

スマイルを歌い終わって、拍手喝采の中、満面の笑顔でお辞儀をして、客席に大きく手を振って、ステージを降りた。

アウェーな感じはあったものの、たくさんの人の前で歌えたから、楽しかった。

帰り際、役員のテントに挨拶に行った。
全員が立ち上がって僕にお辞儀をしてくれた。
最高だったよ、と言ってくれた。
また来年もよろしくね、と言ってくれた。

嬉しかったなぁ。。。


大工のあんちゃんの家に行って、晩御飯をご馳走になった。
牛タンとミンククジラのお刺身を食べた。

美味しかったぁ。。。


大工のあんちゃんはステージを観ながらこんな事をつぶやいていたらしい。
「まさかホントに歌うとはなぁ・・・」
「こんなに多勢の前で普通に歌えるなんて・・・さすがだよなぁ・・・もっとビビるかと想ったのになぁ」
「オレには絶対出来ないなぁ」

僕が役員の人達に褒められて、必然的に飛び入りをぶち込んだ彼の株も上がったことになる。
祭りを盛り上げてくれてありがとな・・・と言う事だ。

でも、いいんだよ。牛タンとミンククジラと、500人の観客と、オレはまだまだだなぁといっぱい想わせてくれたから、多少の意地悪は、許してあげるよ。

そして、今回は・・・オレの勝ちだ。
オレってば・・・優しいなぁ。

おしまい。

友達になってください。

2012-08-26 17:16:11 | Weblog
「スマイル」

石巻っていう街は、かの大震災で3000人もの人が亡くなったわけで・・・
宮城県第二の都市と言うだけあって、復興のスピードは速い。
三陸沿岸の小さな町のように、住宅地のほとんどが壊滅した場所のような悲壮感は少ないように想う。

この街に来るようになって一年。もう十回くらいは来てる。

一見、普通に戻ったような街がここにはある。みんな普通に暮らしている。普通過ぎて驚くほどだ。

でも、やはり、かの大震災はこの街をズタズタに引き裂いたのだと実感する。

知り合う人のほとんどが、何かを失っている。家族、親戚、友達、家、仕事・・・。
まるで、戦争から帰ってきた人が、戦争については何も語らないのと同じように、彼らは震災については多くを語らない。
忘れたいのだろうな・・・と、強く感じる。

石巻に通い始めてもう一年が経つのに友達がいないので、みなさん僕の友達になってください・・・と言ったらウケた。

屋根の上に上がってる僕を見たら、手を振って声を掛けてください・・・と言ったら、またウケた。

笑顔を大事にして、毎日を過ごしてください・・・そう言って、僕は歌い始めた。

愛と夢と憧れに充ちた・・・時の欠片繋ぎ合わせて・・・I've got flower for you・・・心からsmile for you・・・今日の笑顔が明日への糧だ・・・♫

リズムに合わせて、ペンライトを左右に振ってくれる人が一人二人と増えて、歌い終わる頃には、たくさんの灯りが客席で揺れていた。ほんの少し、アウェーな感じが消えていた。

アウェーの洗礼

2012-08-26 16:52:32 | Weblog
「空森海川風に背かず」

よくよく考えてみると・・・この唄のテーマはミッシングユーと同じだ。
いや、テーマは違うが、歌詞を読むと、同じ事を歌っている。

いつもそばにいた大切な人が、今はそばには居ず、時の流れに身を任せながら想いを馳せる。・・・そんな感じか。

ミッシングユーと空森、どちらか一曲・・・空森を選んだのは、客席に年配の人が多かったからだ。

にこやかに挨拶をし、しんみりと歌い始めた。

あなたを愛した私のことを・・・あなたは忘れることはないでしょう・・・流れる隙間に千切れた雲の・・・微かな願いと散る花びらと・・・

しんみりと歌っていると・・・まさにこの箇所である。

ステージの下へと大きな太鼓が続々と運ばれて来た。

えっ?ここで?えっ?ここでなの?ホントに?なんで?ここ?・・・アウェーの洗礼である。まるで、サッカー日本代表が中東で試合をやっているような感じである。

太鼓を運びながら、何やら叫んでもいる。そりゃあそうだ。オレが歌っていて声が聞こえないから大声にもなるのだろう。バラードを歌っている最中に、目の前で人が叫んでいる。もう・・・自然と笑顔にもなるさ。

こういうことってね、今までにもたくさんあった。色々な場所で路上ライブをやって来た。だから・・・ちょっとやそっとのことでは揺るがないのだよ。
目の前を太鼓を持った青年が叫びながら通り過ぎたって・・・揺らいだりはしないのだよ。

実はちょっと揺らいだ。次のフレーズの「無邪気な・・・の歌詞がが出て来なくて・・・数秒のタメになった。まだまだだな・・・オレ。

太鼓の搬入が終わって、二番のサビが終わって、間奏・・・ここで大きな拍手が入る。たぶん、終わったと思ったんだろうな。一つの拍手が拍手を呼び、会場全体が拍手に包まれる。・・・これはやりにくいよ。。。まだ終わっていないのだから。そこから二回もサビを繰り返さなければならない。
拍手を笑顔であしらいながら、最後まで歌い切った。拍手攻撃に一瞬戸惑ってしまったオレ・・・まだまだだな。

こんばんは、シングと言います。どうぞよろしく。

2012-08-26 16:22:09 | Weblog
大体からにして・・・よくよく考えてみると・・・嵌められた感が多々ある。

大体からにして、大工のあんちゃんはオレのことをあまり良く想っていない風な所がある。
多分、都会から来た風のスカした奴・・・的な感じだろう。

仕事以外は意外と何でも出来ちゃうし、人のやらない事ばかりしているし、意外と物知りだし、色んな所に行ったことがあるし、ちょっと英語も喋れちゃうし・・・都会でROCKをやっちゃってるし。
合ってること合ってないこと、全部引っ括めて、ちょっと鼻についているんだと思う。

そこで、チャンス到来、祭りのステージで恥をかけ!という訳である。・・・これは、後日談で分かった事なので、本当。

まったくひどい話ではあるのだが、歌うと決まったからには本気で歌うに決まってる。

おじいさま、おばあさま達にも通ずる唄を歌いたい。

楽屋に入って出番を待っていると、主催の人から呼ばれた。
「あなたが歌っている間に、次の太鼓の準備をするので、二曲くらい歌って繋いでください」

さて、何を歌おう。


出番を次に控えて、ステージ袖から客席を見ると・・・すごい人だ。400~500人はいる。
ほとんどが年配の人、そして全て地元の人。・・・アウェーにもほどがある。

大工のあんちゃんがニヤニヤしながら聞いてくる。
「緊張してる?」
全然してない。
「さすがだねぇ」

本当に緊張はしてない。ただ、どうやって魅了してやろうか・・・そればかりを考えていた。

賑やかなヨサコイが終わった。さぁ、出番だ。

こんばんは、シングと言います。どうぞよろしく。

弾き語り・・・by ヨソモノ

2012-08-26 15:59:59 | Weblog
昨日の祭りの話。

世話になってる大工のあんちゃんの一言から始まった。
「シングさん、飛び入りで一曲歌う?」
歌わないよ。
「歌えばいいじゃん?」
いやだね。
「歌いなよ」
嫌だって。
「お願いだから歌ってよ」
まぢで言ってんの?
「まぢまぢ」

お願いまでされて断るのは男が廃る。

そんなわけで、祭り会場の役員達が連なる場所へと、その旨を伝えに行った。

大工のあんちゃんと役員の会話。
「今日の祭りに飛び入りで歌ってくれる人を連れて来たんだけど」
はぁ?今日?
「わざわざ東京から来てくれたんだよね」
急に今日って言われてもなぁ
「どうにかなんないかな?」
どうにかって言われてもねぇ

そんな会話を、あんちゃんの後ろで聞いているオレ。
ちょっと待て・・・と。
この流れ、オレがどうしても歌いたい、歌わせてください・・・的な流れになってはいたいだろうか?
おいおい、ちょっと待て・・・と。
出来ればオレは、無関係な地元の祭りでなんか歌いたくはない・・・と。出来れば、キャンプ場へ帰って、のんびりと夕食の準備なんかをしていたい・・・と。

結局、あんちゃんのゴリ押しに負けて、役員は飛び入り参加を渋々了承。ヨサコイと太鼓の繋ぎという大役を頂いた。・・・迷惑だよ、オレに。

祭りステージの参加者は、平均年齢75歳くらいか?
民謡、演歌、太鼓、尺八、長唄、ヨサコイ・・・そこにアコギの弾き語り。飛び入りの弾き語り by よそ者。

出演交渉を終えての帰り道、大工のあんちゃんは言う。
「本当によそ者には冷たいよねぇ。ビックリしたでしょ?」

・・・全部おまえのせいだ。



ブルーインパルス

2012-08-25 17:32:56 | Weblog
ブルーインパルスの航空ショーを観たよ。

それはそうと、お祭りで一曲歌う事になってしまった。
お祭りだから、紅白の垂幕がかかった舞台にゴザが敷いてあるっていう・・・演歌の人とか用の舞台なんだな。

なんかねぇ、まあねぇ、こういうのもたまにはいいやねぇ。

一曲限りのストリートだと想って、頑張るっす。

あなごさん2

2012-08-24 23:42:21 | Weblog
昨日のアナゴが届いた。
開いて骨を取った、調理のし易い状態で届いた。煮るなり焼くなり好きにしてくださいの状態だ。

晩御飯はアナゴ天丼にしようと想ってご飯を炊いた。
野菜の天ぷらも乗せようと、ナスとカボチャとネギを切った。そこで気づいた。

小麦粉持って来るの忘れた!
痛恨のミスである。

急遽、素揚げで食べる事にした。野菜を揚げて、アナゴを揚げて・・・。そこでふと思った。

網焼きはどうだろう?

炭火がないので、ガスバーナーで炙る事にした。白焼きにしてから、甘いタレを塗りながら更に炙る。炙る。炙る。

網を手で持ちながらの網焼きなんて、初めてやったんだけど・・・アナゴさん、フワフワに焼けました。美味しいなぁ。

明日はこむはを買って来て、アナゴ天丼にするんだ。

水道という名の水シャワー

2012-08-24 18:38:11 | Weblog
今日も暑かった。汗を流したい。
ドラム缶風呂ゲットに失敗した僕らは、外についている水道をにホースを繋げ、水を浴びるしかない。コンパネで周囲から見えないようについたて建てた。お風呂完成。

夕方になると結構涼しい。水はきついなぁ。もう暗くなって来た。・・・水はきついなぁ。

これ、ホームレスのおっさんが公園で身体を洗ってるのと大差ないような気が・・・。

なんだろうなぁ・・・おれの人生は。こんなのばっかりだなぁ。あぁ、楽しい。

アナゴさん

2012-08-24 02:22:49 | Weblog

アナゴを釣りに行くって言うかから、今晩のオカズはは釣りたてのアナゴ尽くしだと思うでしょ?

普通思うよ。

頑張るよとは言ったものの・・・船が沖で止まった途端・・・酔った。正確には・・・このままでは間違いなく酔う、と感じた。
湖のボート以外、水上で停まる船に乗ったことはない。グレートバリアリーフのダイビングでは停まっている船の上に居たが、それは波の無いリーフ。

凪いでいるのに、かなり揺れる。左に右に、相当揺れる。もう・・・釣り糸を垂れる前に、完全に戦意喪失なのである。

釣り糸はちゃんと垂れたし、アナゴも食べ頃サイズを一匹釣った。でも、ほとんどの時間を船上で寝転がって過ごした。早く帰りたい!と念じながら過ごした。
寝転がっていると、星が良く見える。暗黒の闇の中である。天の川だって綺麗に見える。流れ星を三個見つけた。・・・アナゴより多い。

お腹も減ったし気持ち悪いし、ベトベトするしお風呂に入りたいから、早く帰りたいなぁと・・・いつまでやるんだろうなぁと・・・思っていた。
船は場所を移し移し、アナゴを釣り続ける。ベテラン四人と素人二人。素人は完全に飽きている。ベテランは釣り続ける。

もう勘弁してくれないかなぁと・・・想ってから数時間。そろそろ終わる?と船頭さんが言ったのが12時ちょっと前。・・・戦意喪失したのが乗船から5分。船の上で耐えた時間が5時間55分。・・・ないない。ありえない。

12時をはるかに過ぎて、船は港に到着。その場で解散。もちろんそんなことは途中で分かったことではあるが、アナゴ尽くしなど無い。
多分アナゴは、明日食べに来いという事なのだと思うが・・・明日そんな気になるかは分からない。

正直・・・ただただ苦痛の6時間。

今やっとテントの中。もちろん明日は朝から仕事。
唯一の救いは・・・熱いシャワーを浴びられたこと。今はベトベトじゃない。だから、気分はいい。

今日、小さな炊飯釜を拾った。昔ながらのお釜である。ミニサイズなのである。ちょっと可愛い。
明日はそのお釜でご飯を炊いてみようと思う。
あっ、あと、今日はドラム缶風呂を見つけた。チャンスがあれば明日拾って来ようと思う。まだあるといいなぁ。

おやすみ。

ツリバカ日誌。

2012-08-23 18:04:41 | Weblog


今日も暑かった。暑いは暑いが、やっぱり関東の暑さほどではないな。

今から船で釣りに連れて行かれる。浦を出て、外海まで。
今日は釣りの気分ではないし、アナゴを食べたいわけでもないので・・・気分は微妙。

あぁ、お風呂に入りたい。

船はビュンビュン進んで行く。すごい風だ。

気分は微妙なんだけど、よくよく考えてみると・・・舟釣りは初めてだ。
左舷に見えるサンファンバウティスタ号が僕を見送る。

とりあえずまぁ、連れた方が楽しいな。頑張ってみよう。

松島や・・・あぁ松島や・・・石巻

2012-08-22 19:21:26 | Weblog


今日の松島の夜明けは美しかった。

夜9時に出発、夜中の2時過ぎに福島。出来上がった音源を焼いたCDを直接届ける。朝4時、空が明るくなった頃に福島を発ち、7時に石巻着。した道で10時間。

今日の石巻は32度。予想外に暑かった。太陽に焼かれながらテントとタープを設営。そして・・・そのまま仕事へ。

今日の松島の夜明けは美しかったんだけど・・・今はとにかく眠いな・・・。
石巻に来るのは何度目だろう?八回目か九回目か・・・。今回も十日ばかり、キャンプAND仕事を・・・いやいや、仕事ANDキャンプで頑張ろうと想う。

そんなわけで、今週のストリートはお休みです。来週はストリートのために帰ります。相方を一人置いて、帰ります。