ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

頭がコチン事件が発生しました。

2013-06-27 10:26:21 | Weblog
お久しぶりの仕事の話ね。

今は夜勤ウィーク。バリバリ働いております。

朝方、猛烈に忙しかったわけ。猛烈ってほどでもないな・・・そこそこ忙しかったわけ。

細かく書くと面倒だから、ザクっと書くんだけどね。
自動倉庫からガンガン出てくる荷物を、フォークリフトでガンガン取って、ガンガン運ぶのね。そのガンガン取る場所を任されていたわけ。

ガンガン取るんだけど、ガンガン運んでくれる人が居なくて、ガンガン孤独にガンガン取っていたわけ。

荷物を包んだラップに貼り付けてあるラベルを剥がさなければいけないんだけど、剥がしたラベルはゴミ箱にポイと捨てるわけなんだけどね。
ラベルをゴミ箱にポイと捨てたら、ブーブーブー!とけたたましい警報が鳴り始めのさ。なんだ?と思ったんだけどね。あれ?今、おれの頭がコチンと何かに当たった気がするなぁ・・・なんて思ったら、頭がコチンと当たった辺りに、非常停止ボタンがあるじゃないか。つまり、頭がコチンと非常停止ボタンに当たったってわけ。

まぁ、ボタンを戻して、ブザー停止ボタンを押して・・・と。ん?ブザーが止まらないんだね。
まぁ、よくわかんないからいいかと、取り掛けの荷物を取っていたら、何やらその係みたいな人が飛んで来たね。なんか、機械の画面をポチポチやっているね。でも、ブザーは止まらないんだね。

まぁ、悪気があった訳じゃないから、おれは全然悪くないんだけど、その人が困っていそうだし、ガンガン出てくるはずの荷物も止まっちゃっているわけだからね。まぁ、一応その人のところへ事情を説明に行くよね。善意でね。ヘラヘラしながら。

事情を説明すると、その係の人がすごい形相で聞いてくる。
「え!!!非常停止ボタンを押したの!!!?」

いや、押したわけじゃないっすよ。頭がコチンと。

「押したんでしょ!!?」

押してないっすよ。頭がコチンと。

「結局押したわけでしょ!!!?」

だから押してないって。頭がコチンと。

なぜだろう?結構怒っているのだよ。まるで踏み切りについている非常停止ボタンを押してしまい、数千人に迷惑をかけたってなくらいに怒っている。

そしてその係の人はこう言ったのだ。

「そのボタンだけは絶対に押しちゃダメなんだよ。あぁ、おれには直せないかもしれない。あぁ。そのボタンだけは・・・。あぁ」

はっ?と思った?はぁ?と思った。おれは思ったね。

「なんで押しちゃいけないボタンがこんなところについてんだ?頭がコチンと当たる場所についてんだ?えっ?しかも、直せないっておかしくないかい?えっ?」

その後ホノボノリーダーの所へ行って、ヘラヘラしながら、頭がコチンと事件の事となりを説明している間に機械は直り、事無きを得たんだけどね。
おれは釈然としないんだよね。・・・絶対に押しちゃいけない非常停止ボタン。そしてその位置。頭がコチンと当たるその位置。

余談になるが。
数日前に、その絶対に押してはいけない非常停止ボタンを押した人物がいる。
係の人がその人物に聞いた。なんで非常停止ボタンを押したんですか?と。
その人はこう答えたんだよね。
いやぁ、つい押したくなっちゃって・・・押したらどうなるのかな?って。だって。

いやぁ、大物っているんだね。

おしまい。



今後の予定。

2013-06-26 03:39:46 | Weblog
ちょっと先の未来の予定がズバズバ埋まっていきつつあり、頭は少々混乱中。
とりあえず、今のところのストリートの予定を書き出しておこう。

六月最終週。今週ね。土曜日ストリート。

七月は、6土曜日。14日曜日。20土曜日。28日曜日。となっているようだよ。

八月以降は、たぶん、どこか遠くへ行っちゃったりするような気がするから、ノーストリートだと思ってくれて良し。帰還は未定。

あっ、8/24はみほANDシングのミニアニーライブだね。

あぁ、なんだか予定が詰まってくると、焦るな。なんでだろ?うーん・・・焦るな。ただただ焦るな。

きとーにーさんから伝言。

2013-06-26 03:17:54 | Weblog
いつもお世話になっている、ソウルシャインのきとうけいごにーさんからメールが来ました。ソウルシャインのワンマンライブがあるそうです。
相変わらず精力的な・・・精力的でしかないソウルシャイン。引きこもり中のTrash Box Jamも見習わなければいけないな・・・と思いつつ、旅の計画やらバケーションへの憧れを強めるばかりの僕、シングなのである。

にーさん曰く、ど平日のワンマンのため動員必死、だそうです。
都合の合う人は、ぜひ応援に駆け付けてあげてください。

以下、ライブ詳細。原文ママ。

シングくん様アドレスありがとー!
ついさっき白バイにスピードでとっ捕まった鬼頭です。
7/9新橋にて
Soulshineワンマン行います。
ぜひ!
それからぶしつけなお願いなんだけど
君のお客さんでSoulshine気に入ってくれてる人達のアドレスをオレ知らないから
もし君のライヴ被ってないならブログで宣伝してもらえないだろうか?

【Soul Shining Tour 2013~番外編~】
7月9日(火)新橋ZZ
OPEN19:00/START19:30
前売2500円/当日3000円(+drink)
105-0004 東京都港区新橋4-31-6 B1
tel.03-3433-7120
http://www.zzpad.com/

君は一体何者なんだ?

2013-06-25 19:57:46 | Weblog

若一神社の楠の社の横にバイクを停めると、神社の中にいたおじさんが柵越しに声をかけてきた。
「やぁ、いらっしゃい。さぁ入って入って」

神社に入る前に、大楠をお詣りしたかったので、柵越しにちょっと立ち話をしてから大楠の社への階段を上る。おじさんはこう教えてくれた。
「この樹は樹齢350年だぞ」

あれ?850年じゃなかったっけな?ん?・・・まぁいいか。

大楠に手を合わせ、階段を降りると、おじさんがこっちこっちと手招きをする。

若一神社。境内の中はこじんまり。敷地も、可愛いと言っていいくらいに狭い。生い茂る樹々の枝葉が日陰を作り、京都の街中のエアポケットといった感じだ。
三十三間堂と西本願寺といった豪壮の代表格を巡った後というのもある。こじんまりとした街中の異空間に・・・ただただ「癒し」の効果を感じてしまう。そよそよそよと、風が吹いている。

境内に入り感慨に耽っていると、おじさんが手招きをする。
「こっちこっち。こっちに入ってみて」
小さな社殿の中の電灯のスイッチをオンにしながら、手招きをする。

社務所の前を通って、おじさんが手招きをする社殿へと歩いて行くと、キリッとした若い宮司さんが現れた。
「ようこそいらっしゃいました」

もしかして、このおじさんが宮司さんかなぁ?と、にわかに思っていたものだから、本物の宮司さんが現れて、ほんの少しホッとした。

御朱印を頂き、若一神社の由来、まつわる話などなど、宮司さんが丁寧に説明してくれる。これがまた、予想以上に見所の多い場所だった。
その話は別の項に譲るとして、ここはおじさんの話だ。

おじさんの手招きで社殿にお詣りをして、宮司さんの案内の後でベンチに座っておじさんと話したり。
「あの樹は樹齢何年くらいなんですかね?」
と、境内のの中に立つ大木を指差して聞いてみる。
「うーん、350年かな?」

出た!また350年。おじさんは一言こう付け加えた。
「うん、おれはよく知らねぇんだよな」

案内役よろしくな体のおじさんが?よく知らない?・・・思わず、あははと笑ってしまう。

その後で、おじさんは「じゃぁ、また来てや」と言いながら、自転車に乗って帰ってしまった。

なんとも、親切でいいおじさんだったのだが・・・おじさんは、この神社のなんなんだろうかという疑問が、胸の中にフツフツと沸き上がる、そんな若一神社・・・なのである。

またあのおじさんに会えるといいなぁ。

ちなみに、若一神社の楠の樹齢は、宮司さん曰く、やはり850年だったよ。


ストリートには向かない空模様。

2013-06-22 16:47:53 | Weblog
ちょっとちょっとちょっと・・・雨?
ちょっとちょっとちょっと・・・雷?

この3時間ばかり、色んな天気予報と睨めっこ。どうも夜まで雨らしい・・・ 。

嵐山はすでにシャワーのような雨が降り始めた。さっきは雷ゴロゴロ鳴っていた。

そんなわけで、今日のストリートは残念ながら、中止にします。

梅雨だからね。まぁ、いたしかたない。ぺこり。

ゲバラ先生、これでいいですか?

2013-06-22 01:50:17 | Weblog
いやいや、弾みってあるね。あるんだね。そう、弾みってやつがあるんだよ。
なんの話かって?ね。

うちの会社は小学校の学級会みたいな集まりが好きなようで、そういう集まりが多々ある。
学級会のつもりは毛頭ないのだけれど、傍から見ていると・・・学級会以下っていうやつね。ダラダラと、なんかやってる。

学級会の全国大会みたいなものがあったりして、予選本線みたいな。それに挑むためにチームが結成された。されていた。なぜか、おれの名前が・・・入っていた。

もう、完全に嫌なんだな。もう、机を叩いて、「くだらなすぎて、聞いていられません!おれ、帰ります」って絶対に言っちゃう。
もうそういうのは、その日暮らしのアルバイトは抜きで、会社に多少の思い入れのある社員とか、そういう人達だけでやって欲しい。と、常日頃から思っていたのである。

「今日は会合があるんで、仕事が終わったら残ってくださいね」と言われた。
咄嗟に、「嫌です」と言ってしまった。
アルバイトなんでそういうのはちょっと・・・とか、そういう理由は通らない。
ダメです、出てください。と、嫌です、帰ります。の、押し問答だね。

そこで、弾んだんだね。言葉が。

「おれ、仕事辞めるんで、出ません」。

そんなわけで、仕事、辞めることになりました。
いいんです。机を叩いて暴言を吐いて会議室を飛び出せば、結局辞める羽目になるわけだからね。

そんなわけで、もう少しでフリーダム。

明日はストリート。今週と来週は、土曜日ストリートだよ。会いに来てね。
よろしこ。

パブロン信者。

2013-06-20 23:44:07 | Weblog
ちょっと疲れているようだ。いや、だいぶ疲れているようだ。今夜はひどい頭痛に悩まされ・・・。風邪かな?

思う存分眠らせて欲しいと願うのだが、そうもいかない。なかなかの忙しさの僕、なのである。

実際多忙である。連勤続きだし、休みの日にはストリートへ出掛けるし、不規則なタイムスケジュールだし・・・もうそれだけでヘトヘトヘロヘロ。

だか、そんな多忙さなんぞはどうでもいいんだ。そんな忙しさはいつものことで、不平不満を吐きながら、乗り越えちゃうってのもいつものこと。

今、僕の頭の中が、とても忙しなく動き回っている。普段から思考しかしないこの頭の中が、普段の三倍ほど動き回っていると言ったら、言い過ぎだろうか?誰に聞いているんだ?

この精神的な忙しさ。これにちょっとやられてしまっている。
やるべきことは多い。自由になる時間は、とても少ない。やらなければいけないことが多い。段々疲れて来て眠くなる。精神は参る。

あぁ、ニコニコしながら暮らしたい。僕の幸せはどこにある?
知ってるよ。今は右側のボケットにしまってある。ちょっと幸せ封印中。なぜか?それはね、その幸せってやつを、存分に噛みしめるためにだよ。たまにはそういうのも必要だろ?

風邪薬、飲もうっと。

6/16日曜日。大宮ストリート。

2013-06-18 12:06:39 | Weblog


7時から11時過ぎまで、久しぶりに長丁場のストリートだった。終いには、疲れてしまい、座って歌った。
夕方の空気はすっかり夏だが、夜の空気はまだ夏ではない。半袖だと少し寒い。寒くなって来たところへ、スーパーカップアイスクリームが10個差し入れられたりして、みんなで震えながら笑いながら食べたり、残したりして・・・楽しかった。
まぁまぁ、そんな一日だった。

1.サマンサのアイデンティティ
2.Don't Let Me Down
3.Good times Bad times
4.カシオペア
5.Iris
6.マシンガン
7.百花繚乱

8.明日のソレア
9.December
10.Lookin' for sky
11.キリキリバランス

12.素敵な一日
13.Sweet days
14.裸の王様

15.Everyday
16.羽根
17.愛しい人
18.薔薇色ナイフ
19.月の涙

20.一番欲しいもの
21.Knockin' on Heaven's door
22.Juju

23.Candy
24.Queen Of Rumble Fish
25.Pride Of Lion
26.オレンジジュース
27.カシオペア
28.3gの奇跡

読書感想文。

2013-06-15 12:34:09 | Weblog
今更ながら、「のぼうの城」を読んだ。なぜ今更ながらかと言うと、貧乏人は定価で本を買えないからだよ。・・・作者には申し訳ないけど。

埼玉県行田市、忍城をめぐる攻防の話。
これがもう、面白いのなんのって。読みかけで仕事に行ってしまったから、仕事中も、頭の中はノボウの事ばかり考えてしまっていたんだよ。

何がいいって、登場人物のほとんどをいい者として描いている客観的視点。
メインの成田長親方をよろしく書くのは当たり前とするが、敵方の石田三成の書き方もいい。秀吉もいい。大谷吉継なんて尚いい。百姓もいい。みんないい者でいい。
身分を問わず、戦国の世に生きる者たちの誇りと生き様ってやつが、存分に散りばめられていていい。

面白いから読んだらいいよ。

余談になるが。。。

去年まで手伝っていた瓦屋の親方。のほうの城、つまりは忍城の屋根を直したことがあるそうだ。
行田の町中に建つ忍城。もちろん復元。おそらく、建っていた場所も元あった場所とは違うのだと想う。

トラックの助手席から忍城の屋根を眺めた。シャチホコが二つ屋根の両端についている。その片方が雷に撃たれ破壊されたのを直したと言う。
五階建てくらい?のビル相当の高さの超急勾配の屋根だ。考えただけでも恐ろしい。

すごいね。と言うと、親方は一言こう言った。

「すごいのはおれの親方で、おれは全然すごくはない。弟子っことしてくっついていただけだよ」。

おれはね、職人ってやつのね、こういう謙虚さと誇りを併せ持った感じがね、好きなんだよな。

忍城の水攻めの際に三成が作った人工堤の名残りが、行田市にわずかながら残っているらしい。その名も石田堤。ぜひ行ってみたい。
堤の上に立って、誇り高き古の戦いに、想いを馳せてみたいものだ。

ストリートのお知らせ。

2013-06-15 00:54:33 | Weblog
もうかれこれ・・・10年くらいになるんじゃないだろうか?エアコンってやつを使わなくなって。倒置法。

扇風機を出した。お風呂上りに、暑かったので、扇風機を出した。
たぶん、扇風機には半年分の埃が溜まっていたのではないかと、強く思われる。がしかし、暑くて扇風機を出したのに、扇風機の掃除をしたら、お風呂上りなのに、また汗をかくじゃないか。
なので、埃を拭かずに扇風機を回して風を浴びた。

あぁ、気持ちがいい。

たぶん、今僕は、一身に埃を浴びている。・・・お風呂上りなのに。

そんなわけで、今週のストリートは、日曜日。6/16にやりますよ。
来週と再来週は土曜日。6/22と6/29にやりますよ。よろしくね。

心の病にかかったみたいだ。

2013-06-14 23:15:32 | Weblog
学校や仕事へ行きたくなくて、身体の調子が悪くなったりすることがあるでしょ?
例えばお腹が痛くなったり、微熱が出たり。

トラッシュのファンの子の中にも、しょっちゅうお腹が痛くなって、しょっちゅう学校を休んでた子がいたっけね。

こういうのは精神的なものだからね。精神、つまりは心から来る病みたいなものだから、病院に行っても・・・「うーん・・・何も異常はありませんね」で片付けられてしまう。言葉を変えると、「まぁ、仮病でしょうな」である。

だかしかし、実際にお腹が痛くなるのである。これはいかに?

「お医者さんがどこも悪くないって言ってるんだから、さっさと学校へ行きなさい!」

まぁ、普通はこうなる。

だがしかし。これこそが問題なのではないだろうか?
心が身体を痛くしているのである。これはもう、由々しき問題を通り越して、重大な局面に突入しているのではないか?と、僕は想う。と、僕は想う。二回言った。

こういう精神的なものってのは、不思議なもので・・・まぁ、精神的なものなのだから不思議ってほどのことでもないんだけど・・・学校へ行かなくてもよい!となると、お腹の痛みは立ちどころに治ってしまったりする。だから、なお、仮病の疑い強し!ということにもなるのだな。

僕くらいの手練れになるとあれだよ。学校へ行きたくなければ、電車に乗ってガタンゴトンと遠くまで行ってしまって、帰宅の時間程になるとまた、ガタンゴトンと電車に揺られて帰ってくる。
何しろ、愛読書は「ソクラテスなんてくそくらえ!」。この本には、学校のサボり方。サボる時の言い訳などなどがツラツラと一冊に渡って書いてある。
学校をサボることに罪悪感など感じたことはない。むしろ、誇らしい気持ちである。
まぁ、それはいい。

そんなアウトローな僕なんだがね。
あぁ、仕事の話ね。アウトローなのに仕事をしているわけでね。

毎朝仕事が始まる前にラジオ体操をするんだね。いや、結構真面目に体操してるよ。何しろ運動不足だからね。
ラジオ体操くらいでも、全力でやると結構疲れるんだよね。まぁ、疲れるのはいいんだけど・・・。ラジオ体操が終わる頃、正確には最後の深呼吸が終わる辺り。毎回、すげー気持ち悪くなるわけ。それから毎日半日くらい気持ち悪くなるわけ。

おれね、想うんだけどね。これって、心のサインなんじゃないの?
だって、仕事が嫌ってわけじゃないのに・・・気持ち悪くなるんだよ。
あぁ、病んでいるのかな。あぁ、病んでいるのかな。二回言った。

ゴホッゴホッ。あっ、咳も出てきた。心なしか熱もあるような・・・気もしないでもない。
重大な局面に突入する前に言おう。あと二週間くらいしたら言おう。
「ラジオ体操のあとでいつも気持ち悪くなるんです。心が拒否しているみたいなので、仕事を辞めさせてください」って。

みんな、お腹痛くない?気持ち悪くなってない?
うん、大丈夫ならいいんだけどね。
無理はいけないよ。

昔ね、背中を刺される夢をよく見たんだよ。

2013-06-11 16:51:16 | Weblog


若一神社。わかいちでもじゃくいちでもなく、にゃくいちと読む。にゃくいちじんじゃ。

若一神社には何があるのか?
若一神社には、大きなクスノキがある。清盛が手植したといわれる大きなクスノキだ。
これが、ただのクスノキではない。
西大路通りを曲げた楠として有名な、若一神社の目印にもなっている大楠なのだ。

昭和の初め頃、この通りに市電を通すという計画があった。若一のクスノキが立つ場所はこの計画に引っかかった。家でいうならば、立ち退きである。
「清盛さんの手植だかなんだか知らないが、さっさと出て行っておくれ!ここはもうすぐチンチン電車が通るんだよ!」である。
家ならば、立ち退き料をがっぽり頂いて、家財道具を持って引っ越してしまえば済むのだが、大木となるとそうはいかない。そうはいかなくとも、計画は進む。
樹齢800年にもなろうとしていたその樹を切り倒そうとした瞬間・・・。来たね。来たみたいだね。清盛様の祟りが。
「こら!なんばしよっとか!」ってなもんだよ。
工事関係者に続々と訪れる不幸。

だいたいからにして、工事関係者の何人かが不幸に見舞われたとして・・・公共事業である市電の計画が変わるなんてことがあるのだろうか?
普通は・・・ない。でも、若一では・・・あった。

清盛の怨霊攻撃にビビりまくった行政は、泣く泣く市電のルートを変更せざるを得なかった。

今は、市電は、無い。もう無い。京都の街を取り巻く幹線道路、大路通りが通っている。
真っ直ぐに延びる道路。若一神社のクスノキがある場所だけ、道路がクニャっと曲がっている。まるで清盛の怨霊を避けるかのように、クニャっと曲がっている。

行政の計画を変えた、大きな楠。清盛の楠が、若一神社にはあるのである。

つづく。

夜更けに歌うには、静かすぎるわ。

2013-06-10 17:46:54 | Weblog

日曜日。ミホが、アニーミホが我が家へやって来た。嵐山の我が家へ初上陸。ん・・・上陸とは言わないか。登場?初登場?ん?

流れたはずのミーティング。
朝の7時に自然起床して、部屋を片付けようか、レコーディングをしようか、片付けてからレコーディングをしようかと考えに考え、午前11時くらいになった頃、ミホが伊香保から現れた。なぜ伊香保から?伊香保湯の花饅頭をお土産にくれた。

昼ごはんは、ハンギングチェアーでつけ麺。夕方はハンモックに揺られ。夜ご飯はもちろん、ウッドデッキで炭火焼。アニーミホ、嵐山の我が家を堪能してくれたようだ。「伊香保より遥かに非現実的な世界だわ」と、何度もつぶやいていた。

半年前から構想を練っていた、ミホ&シングのステージ。いよいよ実現でさ。実現するでさ。場所も押さえたでさ。口説き落としたでさ。

アニーズガーデンという気合いの入ったバンドスタイルではなく、まるで、自分の部屋でギターを弾いて歌っているような、そんなステージをミホとやりたい。その念願が、やっと叶うんでさ。

昼間のハンギングチェアー。新曲の「明日のソレア」をミホに歌わせてみた。歌わせてみたと言うより・・・おれが歌ってミホがついてくる、という感じ。
ちょっと嬉しかったんだね。
教えてないメロディにも歌い回しにも、意外にちゃんとついてくるんだよね。体内に流れるメロディの仕組みってやつが、似ているのかもしれない。もしくは、これが長年の付き合いの成せる業なのか。アニーの音楽の不可思議な一貫性ってやつなのだな。

時は、2013年8月24日。場所は、年末にトラッシュワンマンでお世話になった、大宮のビープラス。
なにぶん、狭いハコであるがため、チケットの予約はお早めに。なんちゃって。