ファミマのチーズケーキフラッペ。
まだ売ってた。もう無いって聞いたんだけど、まだあったよ。
またブログを書いている。
なぜか?
陶芸をやりたくないから。いや、やりたくないわけではない。どちらかというと、やりたい。やらなければ、あとで追い詰められるのは自分だから、どちらかというと、結構やりたい。でも、やらない。なぜか?病気だから。どういう病気か?「やらなければいけないことを、先延ばしにする病」。「あぁぁぁぁぁぁ!」
うちの近所で、新しく農業を始めた人がいる。ほうれん草農家。らしい。
50メートル級のビニールハウスを11棟。かなりの規模で始めた。初期投資がすさまじい。
町の広報にも載っていた。我が町の農業振興事業的な研修を受けたりして、ほうれん草の年六回の収穫出荷のノウハウを学び・・・的な、感じで、的な。
ほぼほぼ毎日通る道なので、見かけるたびに「頑張ってるなぁ」とか、「頑張ってね」とか、思っているのであります。
三日くらい前のことなんだけどね。
畑からの帰り道、ほうれん草農家のビニールハウスの横を通った。
ビニールハウスの前に人影。その人影は、ほうれん草農家の主だと思われる。
なぜ思われる、なのか?
その人影は、上から下まで、防護服に包まれていたから、誰かわからないのである。
目にはゴーグル。口と鼻にはガスマスク。肌の露出ゼロ。完全防備。まるで、放射能漏れの原発の中へ突入する作業員時見紛うほどの装備。。。
「農薬・・・撒くのか・・・」
よくはわからないけれど、ビニールハウスの中のほうれん草に農薬を散布するのだと思われる。密室の中の作業だから、それくらいの装備は必要なのだね。
「こっわー!」とね、僕は叫ぶよね。
ガスマスクを付けて撒いた農薬を浴びたほうれん草。虫はつかないかもしれないが・・・。綺麗な形をしたほうれん草なのかもしれないが・・・。
おれ、ほうれん草、食べないの。
なぜか?
おれ、結石持ちだから。
ほうれん草のシュウ酸は、結石の原因になるんだって。
だから、ほうれん草は食べないの。
でも、それとは関係なく、毒ガスマスクの農薬散布を目の当たりにしてしまうと、ほうれん草は無理だなぁ・・・と思ってしまう。
どうなんだろうで・・・この世界は・・・と思ってしまう。
国が言う安全な農薬は、本当に安全なのだろうか?
農林水産省が言う、安全な農薬の基準は、本当に安全な基準なのだろうか?
毒ガスマスクを付けて、ほうれん草を出荷するあの人は、自分の子供に、自分のほうれん草を食べさせるのだろうか?自分の子供が赤ん坊だったとして、たとえばその赤ん坊の離乳食に、自分のほうれん草をペーストにしたものを食べさせたりするのだろうか?
それとも、自分の赤ん坊には、自分のほうれん草は食べさせないのだろうか?そのほうれん草は、スーパーマーケットに出荷して自分の生計を立てるためのものなだけで、自分や自分の家族は決して口にしなかったりするのだろうか?
よく耳にすることがある。
農家の人が言っている。と耳にする。本当かどうか、僕は知らない。
出荷する野菜には農薬を使うが、自分たちの食べる野菜には農薬は使わない。だって、農薬は危ないから。
ほうれん草、食べますか?食べませんか?
そういうことを、僕は書きたいわけじゃない。
ほうれん草に限ったことではないのだから、そんなことを論じても仕方がないのである。
どうすんの?この世界。という話をしたい。
関係ないけど。
瓦屋の親方が言っていた。
現場の近くに畑があって、その畑におじいちゃんが毎日来るのだそうだ。
何をしに来るのかというと、野菜にフマキラーを散布しにやって来るのだという。スプレー式のフマキラーを野菜に振り撒いて、帰って行くのだという。それを毎日繰り返しているのだという。
・・・フマキラー浸透野菜。
フマキラー野菜を食べても、おじいちゃんは死なない。
人間は、どこまで丈夫なのか・・・。もしかしたら、すごく丈夫なのかもしれないね。
さて、どうしようか?この世界。そんな話を、僕はしたい。