ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

退院します。

2015-10-30 15:55:39 | Weblog


屋上とベンチとコーヒーである。100点。

ここに夕陽が重なって20点プラス。

ここに病院のパジャマと手の甲に血が逆流した点滴のチューブ。80点プラスなのである。

タバコが吸えない・・・うーん・・・マイナス200点。

三日から十日くらい・・・という曖昧な入院期間を告げられていたので、一応、十日間の入院に対応できる準備をしてきた。
それでも足りなきゃ、駐車場に停めてあるジムニーちゃんで家へと帰ることも可能である。

しかし、この病院、明らかにベッドが不足している。気がする。今時、とこの病院もこんな感じなのだろうか?

そんなわけで、僕の容体がすこぶる良いのと、病院のベッド事情により、3泊4日の入院、明日退院ということになった。

短い入院となると、なんとなく、一日一日が貴重に思えてくる。
「早く帰りたいなぁ」と思う間もなく家に帰れるわけだから、なんとなく、調子がずれてしまう。

だがしかし、やはり病院、病棟、病室・・・何もすることがない。恐ろしいほど、やることがない。
ベッドの上以外、いる場所が、ない。

まいった。まいった。

この病院は、一年間通院している病院である。退院後も通う病院である。だから、無茶苦茶なことは出来ない。
屋上でタバコを吸って怒られるのもバカバカしい。
探検するほど知らない病院なわけでもない。
そして、コミュニティスペースみたいなスペースが、この病院には、無い。

禁煙4日目が終わり、5日目に入った。
明日、退院して、外に出て、タバコをプハーと吐き出す時の快感を思い浮かべると、たまりませんなぁ。

病院のご飯は、やはり、美味しくない。予想通り美味しくなさすぎて、逆に驚く。
でも、やることのない一日の中で、三度の食事だけが楽しみで生きているってのも、確かな事実なのである。そして、三回とも、ガックシくるのである。

傷は痛むのか?と聞かれれば、大して痛まない。大したことはない。でも、痛い。寝返りを打つときは結構痛い。
でも、傷よりも痛いのは、やはり腰なのであって、このベッドの上にい続ける限り、腰痛は悪化していくと思われるので、早々に退院すばきだと、僕は思う。
腰が痛くて寝返りを打って、傷口が痛む。そんな状態なのである。

あぁ、夜が長いなぁ。朝が遠いなぁ。

あぁ、これこそ、病院。入院デイズなんだなぁ。

特攻野郎なにチーム?

2015-10-29 21:43:21 | Weblog
美しい看護婦さんに見惚れている間に、手術の説明は終わってしまい、ほとんど聞いてなかった。

点滴の台をコロコロ転がしながら、自分の足で手術室へ入る。

「わぁ~、これが手術室かぁ。わぁ~美しい看護婦さんがたくさんだぁ」

と浮かれ気味だったのも束の間。
美しい看護婦さんたちに、みるみるうちにフリチンにされ、完全にココロ折れる僕なのである。

タオルを一枚カラダに掛けられているのだが、タオルの下は結局フリチンなわけで、何かの拍子でタオルがハラリと落ちたりしたら、もう完全にただのフリチンなわけで、そんなことを想うと、手術の怖さよりも、フリチンの怖さの方が少し勝ってくるわけで、「まさか、これは、手術の恐怖を打ち消すための作戦なのか?」とか、思ったりするわけで。
僕が入院した病室の看護婦さんはAチームなわけで、チームAではなくて、Aチームってとこに拘りを感じてしまうわけで。
僕はフリチンの恐怖と胸を切り開かれる恐怖との狭間に揺れながら、特攻野郎Aチームのテーマ曲を頭の中に流しながら、手術台の上で、少し笑いそうになるのである。


そんなわけで、心配をおかけしました。

お祈りをどうもありがとう。

僕は、無事です。

みんなに感謝です。

どうもありがとう。

ソワソワ~。

2015-10-27 22:17:52 | Weblog
なんだかソワソワするのである。

ここ二日、仕事に行くでもなく、何をするでもなく、ソワソワしているのである。

結局のところ、まったく人間が出来ていない。そういうことなんだと想う。

待望の、畑で一日過ごすデイズたというのに、何をするでもなく、なんだかやる気が出ない。
やる気が出ない時は、とりあえず一服。タバコに火を点けて「プハー」といきたいのだが、昨日から禁煙中のため、それも出来ない。

禁煙は、楽しい。楽しいとはちょっと違うな。面白い。知らないうちに手がライターを探し始める。「あっ、禁煙だ!」。何気なく右手がライターを掴もうとする。「あっ、禁煙だ!」。というのを1,000回ほど繰り返している。
その繰り返しが1,000回あるだけで、イライラしたりプルプルしたりはしないから、もしかしたら、意外と、このまま禁煙が成功しちゃうのかもね。

でも、今のところ、感じるのは・・・
「ほぇ~、タバコを吸わない生活ってのは、ずいぶんと味気ないじゃないか・・・」などと思っているので、身体が動かせるようになったら、すぐに吸い始めるという自信にあふれていたりする。

さっきまで荷造り。

明日の朝一で病院に入り、午後一で手術開始。予定手術時間は四時間ほどだそうです。

ヨーロッパを三ヶ月旅行した時に使ったバッグを持っていくことにした。
酷使のし過ぎで破れた箇所は、凧糸を使って縫ってある。

服とか、ノートパソコンとか、お風呂セットとかを詰め込んでいて思ったこと。
「こんな荷物で、よくヨーロッパを三ヶ月も周れたもんだ・・・すげぇな」

確かに、バッグの容量は思いの外小さい。そして、このバッグの三分の一を寝袋が占めていた。
すげぇな。Tシャツ3枚。パンツ3枚。靴下3足。以上。そんだけで旅をしてたんだもんなぁ。すげぇな。
チェコのプラハの駅で、バッグの中の醤油の瓶が割れた。オーマイガッ!と叫んだことは、今も忘れられない。

さてさて、人間が出来ていない人はどうすればいいのかって話だ。
人間が出来ていない人間は、「時間です!」という声がかかるまで、アタフタとしているしかないのだね。

もう、痛いのも苦しいのも、怖くない。別に、いい。
痛くても苦しくても、一日経てばきっと消える。
注射も点滴も怖くない。粛々と進めてくれればそれでいい。

でもさぁ、なんか、ソワソワする。
なんだろうなぁ。ソワソワするんだよなぁ。

死にかけ人形とガムテープ。

2015-10-25 22:15:10 | Weblog
ペンキ屋さんの仕事をしたせいで、腰が痛い。

ペンキ屋さんの仕事をしていなくても腰が痛いのだから、ペンキ屋さんの仕事でとどめを刺された感がある。

腰が痛いというよりも、背骨が痛い。背中から腰まで、数ヶ所、骨が飛び出てしまっているような感がある。すごく痛い。

とりあえず、湿布を貼っている。


腰が痛くて、腰の痛みと戦っているわけだが、腰が痛いので、腰の痛みに関する話を、一つ思い出した。


去年の夏の事故のあと、僕は救急治療室に運びこまれた。そこで目を覚ました。

目を覚ました僕は、右腕も左腕も針とチューブで繋がれて、指先にもなんかがはめられて機械と繋がれて、口には酸素マスク的なモノをはめられて、ほとんど身動きが出来ない状態だった。

身動きが出来ない状態の話は以前に書いたので、ここでは割愛。

なんとなーく、事故に遭ったんだなぁとか、看護婦さんが美人だなぁとか、あっちもこっちも痛いなぁとか、色々考えるのだが、とにかく僕と何かを繋いでいるチューブが気になる。発狂しそうになるほど、気になる。

気になったところで、発狂したところで、チューブを外してはくれない。
寝返りを打とうとしても、寝返りさえも打てない。ホントのホントに発狂しそうになる。

うぅぅぅ、うぅぅぅ、と唸りながら、ふと、ある事に気がついた。

「はっ・・・おれ、腰が痛い。今、おれ、すごく腰が痛い」

今思うと、不思議に思うのである。
僕の肋骨は6本も折れていて、鎖骨も1本折れていて、右の肺からは出血していて、全身は地面に叩きつけられた直後ということで、色々なところから出血していて、細くは破れていて、眼球は出血のため真っ赤っか、身体中に打撲の痕跡が見て取れる・・・そんな状態。

そんな悲惨の極致の状態の僕が、看護婦さんを呼んで何を言ったか?

「すみません、看護婦さん、ちょっと、持病の腰痛の状態が最悪みたいなんです・・・」

今にして思うと、看護婦さんも驚いたことだろう。
「こいつ、死にかけ人形みたいなくせに、腰痛とか言ってんじゃないよ」

しかし、看護婦さんは優しかった。
僕が死にかけ人形みたいだったからかもしれないが、看護婦さんは優しかった。

「腰が痛いんですか?寝返りはまだ打てないんなけど、どうしたらいいでしょう?」

僕は、真顔で説明する。今にして思うと、肺が潰れちゃってるせいで、僕はまだまともに喋れない。ささやき声で真面目に説明する。

「あのですね看護婦さん。普段はですね。例えば何もないキャンプ場とか、旅先のホテルとか、そういう場所にいる時に腰痛が悪化した時にはですね、プラスチックのハンドクリームの容器があるじゃないですか?わかります?こういう感じのやつ。あれをですね、腰の下に入れて、自分の体重を乗せてギューっとするんですよ。そうするとね、ほんの少しだけマシになるんですよ。看護婦さん、そういう感じのもの、ICUにありますかね?」

今にして思うと、「こいつは一体何を言ってるんだろう?」である。
看護婦さんがハンドクリームの容器を探しに行ってる間に、あわよくば脱走しようと企んでいる、そんな感じの物言いである。

でも、僕は大真面目なのである。
なんたって、腰が痛くて発狂しそうなのだから。

実際、看護婦さんがいなくなった隙に、僕は脱走を試みた。
チューブに繋がれたまま、勢いと腹筋の力で起き上がったのである。
実際起き上がれた。すごい勢いで起き上がった僕は、その勢いの二倍の勢いで、ベッドの上に倒れ戻った。
起き上がった瞬間に、尋常じゃない目眩に襲われたのである。

僕は、その時の僕が持つ全ての力を使い果たした上に、「あぁ、脳に損傷があるのかもしれない」と、要らぬ不安を抱くようになり、脱走の意志は、完全に消え失せたのである。

起き上がって倒れた衝撃で、指先にはめられた機械の断片が外れてしまった。外れてしまったことを知らせるアラームが病棟に鳴り響く。「ピーロピーロピーロ!こいつ、死んじゃいます!こいつ、死んじゃいます!」的な。

そこへ、先ほどの看護婦さんが戻ってくる。
脱走を試みたことはバレていないようだ。看護婦さんは相変わらず優しい。優しく、外れた機械の断片を、再び指先にはめてくれた。

そして、看護婦さんは言う。

「ハンドクリームの容器はないんだけど、これ、代わりになりますか?」

僕の目の前に出されたのは、ガムテープだった。

思うに、看護婦さんは、完璧に僕の要望を理解してくれたのだ。
ガムテープ・・・形はハンドクリームの容器にそっくりだ。

看護婦さんがいない間に、死にかけ度が数段上がっている僕なのである。
だが、そのことには気づかれないように、小さくうなずき、看護婦さんに「腰の下に入れてくれ」と頼む。


今僕は、しみじみと想う。

僕はあの時、本当に腰が痛かったのだろうか?
確かに痛かった。痛みも苦しみも覚えている。
だが、ガムテープを腰の下に入れてもらうほど痛かったのだろうか?そして、ガムテープを腰の下に入れたから何なのだろうか?

僕は、そのあとで眠ったのだろう。その後のことはよく覚えていない。

ただ、目が覚めた時、僕の腰の下には、看護婦さんが持ってきてくれたガムテープがあった。


健康ってのは、幸せなことだ。

みんな、わかっているようで、わかっていない。

健康でいられるってのは、ほんとに、幸せなことなんだよ。

手術まであと3日。

ずっと、健康で、いたいなぁ。

魔法使いの魔法の言葉。

2015-10-24 22:23:52 | Weblog
僕が尊敬する人ベスト10の中に、現存する人は数人しかいない。

その中の一人、エムケイの話をしよう。

ペンキ屋の仕事を辞めて、家へと帰ってきた昨日の夜。久しぶりにエムケイからの着信。

走行距離26万キロを超えたスカイラインのエンジン音が、嵐山の暗闇に響き渡る。シルバーのスカイラインの塗装は、年月とともに劣化し、剥げ落ち、それをエムケイが自分で塗装したものだから、車の車体というよりも、なんか、ねずみ色のボロいハコみたくなっている。

しばし、互いの近況報告。

近況といっても、春から会っていなかったので、盛りだくさんなのである。

エムケイに、自分の近況を聞いてもらいながら、春から今までに起きたことを振り返ったりする僕なのである。

僕の近況の中に、「パソコンが壊れた」という話題があった。

いや、正確にはまだ壊れていない。が、しかし、きっと壊れている。「きっと壊れている」「壊れているかもしれない」「壊れていると思われる」が、「壊れた」に変わるのが嫌だから、そのまま放置してるんだぁと、僕はエムケイに言った。
そんで、新しく入手しなければならないパソコンやら音楽ソフトなどなどの話を続けた。

すると、エムケイが言う。
「やってみようよ、今」

いや、だからね、九分九厘壊れてるわけ。だからね、いいんだよ、放置で。と僕。

すると、エムケイが話し始める。

エムケイの話はこんな感じだ。

最近、会社の食堂のテレビが点かなくなったそうだ。点かなくなったというか、変な表示のまま固まってしまったそうだ。
あれやこれやを試しても点かない。仕方がないので、メーカーに問い合わせてみた。
メーカーの人が言うには、電源プラグを一度抜いて、再度繋げると点く時がある、というもの。

エムケイは、食堂へ戻り、テレビの電源プラグを抜く。しばらく待って、再び差し込む。
そして、電源を入れる。

さっきまで、変な表示をしたまま固まっていたテレビが・・・なんと、なんと、完全に壊れたそうだ。変な表示さえもしなくなり、完全に御臨終になったそうな・・・。

・・・いったい、エムケイは、なんのために、この話をこのタイミングでしたのだろうか?

「完全に壊れてやんの!ガハハハ!」と笑いながら、エムケイが僕のパソコンを指差して言う。

「just do it!」


僕は嫌々、パソコンの電源プラグを差し込み、パワーボタンを押し込んだ。

なんと、なんと・・・起動・・・した。

懐かしの画面が、目の前に。

エムケイって、凄いと想う。
エムケイは魔法使いなのかもしれない。

エムケイが何をしたかって?

エムケイは、いつも僕にこう言ってくれるんだよ。

「just do it!」


そんで、パソコンを修復ツールにかけて、20時間後、修復検証中にまたクラッシュした。

現在も検証中なのである。

さて、とりあえず、何をするべきか。

バックアップを取るかなぁ?

それがいいかなぁ?

どうすっかなぁ?

憲法違反の仕事である。

2015-10-23 22:39:21 | Weblog
頭がポーッとする。

時々クラクラっとする。

なんだか気道系がおかしい。つまり、喉がおかしい。

まぁ、全部、症状は軽いんだけど・・・。


さて、なぜでしょう?

1.風邪を引いた。

2.風邪を引いた。

3.風邪を引いた。

答えは!?何番!!?


ブブー。全員不正解です。

正解は、シンナーの吸い過ぎによる、ラリパッパ状態!でしたぁ。


シンナーは危ない。容易に死ねる。
いい勉強になりました。


ペンキ屋デイズ。


昨日から、有機溶剤を使用しての塗り塗りちゃんが始まった。
やっとペンキ屋さんらしい仕事をやらせてもらえる。

でもまぁ、ポッと出の新人ペインターがハケやローラーを持たせてもらえるほど、職人の世界は甘くない!と思うでしょ?
おれは思うよ。雑用だよ、雑用、普通はね。

でも、わがペンキ屋は違う。

数時間かけての新人養成講座が開催されるのである。

ペンキを入れるバケツに水を入れて、その水をペンキに見立てて、塗り塗り講座である。

そして、いざ、本番。ほんとに本番。

おれ、案外器用でね、ペンキ屋の親方の塗り方を見て学び、指導を仰いで学び、注意されて学び、考え、考え、考え・・・すぐに、そこそこ塗れるようになったのである。

昨日も、そこそこの量のシンナーを吸った、らしい。

そして、今日。

そこそこ器用な僕は、親方からこう言われる。
「しんぐさん、ここを塗ってください。ちょっとやり辛いかもしれないけど、頑張って!」

なんたか狭っこい、ペンキを塗りにくい場所だ。。。

ご指名とあれば仕方がない。頑張れと言われれば頑張るしかない。

身体を捻じ曲げたり屈んだり、しゃがんだり座ったり、あぁでもないこうでもないと悪戦苦闘。

しかし・・・今日はやけに、シンナーの臭いが鼻につく。。。


お昼休み。

なんだか、シンナーが喉の奥にずっといる。
オニギリが、なんだかシンナーの味に感じる。

ペンキ屋の親方が言う。

「シンナー食べてるみたいでしょ?今日は相当な量のシンナーを吸ったはずですよ」

親方は知っていたのである。

ひどいのである。ひどいと言っても、仕事だから仕方がないのだけど、ひどいのである。

狭い場所で作業をさせられていた僕は、その間、その空間に充満するシンナーを、知らずにずっと吸い続けていたということになる。

そして、親方はいろいろなことを教えてくれた。

有機溶剤を使っての作業による弊害。
1.癌になる
2.目がつぶれる
3.精子が壊れる
4.DNAが破壊される
5.臓器がやられる
6.脳みそがやられる
7.・・・
8.・・・
色々。

親方自身、長年の有機溶剤使用により精子が破壊され、子供が出来ず、離婚した過去を持つ。


そんなわけで、今日でペンキ屋、辞めました。

さよなら親方!

ペンキ屋さん、ちょー楽しかった。

楽しかったけど、病気になるからさよーならー。


別れ際、ペンキ屋さんの親方は手を振りながらこう言った。

「また呼ぶからねぇ!来てねぇ!」


ははは。いかねぇよ!

絶対いかねぇよ!

防毒マスクを買ってくれたら・・・行くかもね。


明日は、丸一日、畑にいて、身体に溜まったシンナーを抜かないといけない。

バイバイ、ペンキ屋さん。

色々なことを教えてくれてありがとう。

費用対効果とか?そういうのはやってません。

2015-10-22 20:41:03 | Weblog
今年の春から、そこそこ本格的に農民になってみた。
汗と涙の結晶の野菜たちは、誰かの手に渡ったり、自分で食べたり。
人々は口々に言う。

「野菜に囲まれて幸せねぇ」

その通りである。
野菜に囲まれて幸せなのである。
今の所、食うに困ることはない。
お腹が減ったら野菜を齧ればいい。

お陰で食費はほとんどかからない。

だが、しかし。

多分だけど。

今年の農機具やら農業資材にかかったお金は、普段自分で買う野菜の10年分を優に超えるだろうという・・・これ、よくある話だそうである。ははは。

あぁ、ちょー楽しい。


瓦屋の親方の従兄弟が結婚するそうだ。

へぇ。ってくらいの話なんだけど。。。

数ヶ月前、瓦屋の親方が言う。
「しんぐさん、ユミコの結婚式で一曲歌ってくんない?」

は?へ?ほ?なんで?

「いやぁ、ゆみこ、喜ぶと想うんだよね」

は?喜ぶわけねぇだろ?一回しか会ったことないじゃん?

「親戚一同、しんぐさんのことを知っているわけだしさ、歌いに来てよ。宮城まで」

絶対に行きませんがな。


そんでもって数週間前、一曲歌わせるのをあきらめた親方は、次なる作戦へ。

「ユミコに一筆メッセージを書いてくれないかな?」

あのさ、ユミコユミコ言ってるけどさ、ユミコさ、おれのこと覚えてないと思うよ?

書きませんがな。


そんでもって、さっき、親方の次の作戦。


「ユミコの結婚式、今週の土日なんだけどさ、一筆でも、しんぐさんの作品でもいいからさ、ユミコに何かない?」

あぁ、ポスカね。それ、グッドアイデアだね。

「ユミコのお父さんもお母さんもおばあちゃんも兄貴も、しんぐさんのこと、いつも気にしてるよ」

それは、たぶん、嘘だね。なんで、そういう嘘をつくのかなぁ?


そんでもって、数分前まで、ポスカボックスの中身をガチャガチャパラパラしていた。

懐かしいなぁ。

いっぱいあるなぁ。

1500種類くらいあるんだっけかなぁ?もっとだっけかな?

まったくもって、読み切れない。

知らない作品がたくさんあって、驚いた。
ん?こんなの書いたってかなぁ?とかね。

後期の作品は、ほとんど覚えていませんね。

今度ゆっくり読むことにしよう。じっくり読んで元気づけてもらおう。


90歳のカオルばーちゃんに一枚。お父さんのトシアキさんに一枚。お母さんのミツヨさんに一枚。ユミコのにーさんのマッチャンに一枚。主役のユミコに五枚、見繕った。


まぁ、いいんだけど、
ポスカの在庫、一万枚くらいありますよ。
まぁ、いいんだけど、
ポスカ販売、再開しよっかなぁ。
在庫、さばくっかなぁ。

「在庫限り!」

「在庫一万枚限り!」

「一万枚限定!セール!一枚100円!消費税サービス!」


みんな、元気かなぁ?

僕は、元気でーす。
毎日早起きで、ちょっと疲れてまーす。


と、と、と、と、と、とーーーー

2015-10-21 21:26:09 | Weblog
今日考えていたことは、

トゥージャンクスとTrash Box Jamの間にやっていたバンドの名前はなんだったっけかな?

と、

ブロッコリーに支柱は必要なのか?

と、

芽キャベツが1000個採れたら、一体どうしたらいいんだろう?

と、

1000個も食えないよぉ。

と、

ソロライブのお知らせメールは、いつ頃送るのが効果的なのか?

と、

ペンキ屋さんの仕事って、大変だけど楽しいなぁ。

と、

早く、身体に付着したアスベストを洗い流さなきゃ!

と、

キミは元気にしてるかなぁ?

と、

プルプル震えている可愛いワンちゃんのこと。

と、

リアルな話、ハバネロとニンニクを仕込んだオリーブオイルが完成したんだけど、誰か買ってくれないかなぁ?

と、

昨日、3時間かけて作ったチキンカレーが激ウマで、おれはカレー屋を始めたらいいんじゃないかとリアルに思わないこともない。

と、

キッチンに入るだけで、ハバネロの残留成分で目が痛いんだよ!どうする?

と、

ライオンズポートレート5の出来が素晴らし過ぎると、僕は想うんだけど、みなさんはどうお想いですか?

と、

真っ暗闇の中で、畑の水遣りをしていたら、足が滑って転びかけ、なぜか、バケツの水が大量に顔だけにかかるというミラクルが起きたのだけれど、今日は水難の相でも出ているのかしら?

と、

沖縄の民意が、偉そうにふんぞり返るおじさん達の心の奥の方に届きますように・・・。

と、

幸せを測る機械があったなら、きっと僕は、今日も幸せいっぱいだったと証明出来るのになぁ。

と、

ちょっと寝不足続きの日が続いているものだから、今日は絶対早寝をしよう。

と、

みんなも、今日という一日を振り返って、「幸せだったなぁ」と噛み締めているといいなぁ。

と、

僕らにとって、当たり前のものなど何一つなくて、便利な物も、平和な暮らしも、健康な身体も・・・安らかな時間も、穏やかな時間も、ささやかな自由も。

と、

その一つ一つへの感謝を忘れずにいられたら、「幸せだなぁ」と、想えるんじゃないのかなぁ?

と、

嘘つけ!そんなこと考えて過ごしたわけじゃないだろ!って言われるかもしれないけれど。
ホントだよ。実のところ、思い出せないけれど、もっと色々と考えていたんだよ。

と、

おやすみ。
洗濯物を干して、歯を磨いて、薬を飲んで、目覚ましを5時半にセットして、あぁ、起きられるかなぁ?

と、

もう、おしまいだよ。

と、

また明日ね。

と、

明日も頑張ってね。

と、

明日も頑張るんだよ。

と、

おれは別に頑張らないけどね。

と、

だって、起きられたら一日勝ったような気分になれるから。

と、

マヂで。

と、


キミの洋服に、ポケットはいくつ?

2015-10-20 22:35:38 | Weblog
手術まであと十日。

手術嫌だなぁ。
手術怖いなぁ。
腸骨を取ったあとの傷跡が相当痛いらしい。
全身麻酔怖いなぁ。
死ぬほど苦しいんだろうなぁ。
あぁ、嫌だなぁ。
あぁ、怖いよぉ。

と、想わなくもない。

むしろ、想う。すごく想う。

と同時に、こうも想う。

怖がったところで、何も変わらないじゃないか。
怖がったところで、怖さが減るわけじゃないじゃないか。
なんてこった。

結局、怖いのは未知のもので、未知とは「未だ知らず」と書くわけで、つまり未知とは未来に知るであろうことで、つまりのつまり、今この時点で自分に出来ることなど何もなく、僕がビビろうが、僕が怖がろうが、誰一人として、何一つとして、知ったこっちゃない。

あぁ、なんて無力なんだ。

というわけで、「手術怖いなぁ嫌だなぁ」と、心の中で100億回つぶやきながら、ペンキ屋さんの仕事をしながら、「ペンキ屋って楽しいっすね!でも、アスベストとかシンナーとか、確実に早死しますね!楽しいけどもう辞めたいっす!」とか、言い放っている僕なのである。


人はどうして未知を怖がるのか?

そんなことを考えている。

それは、僕らが無力だから。

なぜ無力なのか?

それは僕らが未来を知ることが出来ないから。

タイムマシーンに乗って、未来の自分の姿を覗けるのなら、恐怖なんてそれなりに減ることだろう。

でも、一体誰がそれを望む?

年端もいかない小学校の低学年よりも上の人は、きっと望まない。

タイムマシーンになんて乗りたくない。

それはきっと、未来は観るものじゃなくて、未来は描くものであり、進んだ先にあるものだと知っているからなのだと想う。

進んでみなけりゃ分からない。

だから、生きるってことが、面白いのだと想う。

そして、だから、僕らは怖がる。未だ知らぬものを怖がる。永遠に怖がり続ける。

だから、もう、それはそれでいいんじゃないかと想う。

恐怖を取り除くことなんて出来ない。だって、僕らは弱虫だから。

だから、もう、それはそれでいいんじゃないかと想う。

多少の恐怖は、僕らの必携の手荷物の一つなんだ。

打ち負かすようなものではなく、
克服するようなものでもなく、
逃げ回るようなものでもなく、
忘れ去ってしまうようなものでもない。

恐怖と仲良くやっていこうなんてことは、さらさら想うはずもないのだけれど・・・
必携の手荷物ならば仕方がない。

「手術怖いなぁ」は右ポケットに。
「痛いの嫌だなぁ」は左のポケットに。

そんなものでズボンのポケットを膨らませながら、逞しく生きていけたなら、それはそれで、ちょっとだけ素敵な人生のような気がするよ。

さて、

キミのポケットには何が入ってる?

ポケットから溢れ出すくらいあるのなら、その中の幾つかは、そこら辺のゴミ箱に捨てちゃいなよ。

大切なのは、歩けるくらいの荷物ってこと。

持ち切れないほどの恐怖なんて、必携の恐怖として意味をなさない。

わかるかな?

ポケットに入れておく恐怖は、一人2個まで。
お一人様2個までですよ。

ホェア イズ ザ ポエット ナウ?

2015-10-19 21:18:08 | Weblog


久しぶりに写真を一枚。

ペンキ屋さんのお手伝いで、足場を組んだ。

足場を組むのは鳶の仕事。

ということは、おれは、鳶だ。最近のおれは、鳶だ。

どうもこんばんは。とび職のしんぐ君です。どうぞよろしくシクヨロ。

足場を組むのは鳶の仕事だけど、とび職しんぐ君は、「4メートルパイプ!」とか、「3メートル歩み板!」とか、「長いステップ10個!」とか、ペンキ屋さんの親方に言われたものを、「ほいさ!」「へいさ!」「はいさ!」と差し出すだけなのであって、別に全然とび職っぽくなくて、そこらへんはそれほど面白くない。

おまけに、ペンキ屋さんの親方は最近腰を痛めたらしく、重いものが持てない。
だから、「その脚立をここへ」とか、「この脚立をそこへ」とか、おいおい、そんなの自分でやれよ、と思ってしまいそうなことを言うもんだから、参ってしまう。
なんで参ってしまうかというと、そのいちいちを、僕は折れている鎖骨ではない方の腕でこなさなければならないわけで、狭かったり高かったり落っこちそうだったりする中での作業は、それなりに大変だったりするからなのである。

でも、いいこともある。

秋だなぁ。すっかり。
朝は寒い。日が暮れるのが早い。

陽が暮れるのが早いってことは、仕事は早く終わる。へへへ。

おまけに、ペンキ屋さんの親方は、なぜか、早く帰りたがりの人で、普通なら5時を過ぎるとソワソワしだしそうなところを、4時を過ぎるとソワソワして時計ばかりを見始める。

そんで4時半になると、「あちゃー!もうこんな時間だ。もう嫌になっちゃったから帰ろう!」と言って、ペンキだらけの作業着をサッと脱ぎ捨ててしまうのである。

すげぇ、面白い。

いいことはある。

僕の趣味は、自分の話をすることと、人の話を聞くこと、この二つに限る。

新しく出会った人との会話は、時にひどく楽しい。

趣味が合うことも合わないことも。
考え方が似ているところも似ていないところも。
価値観が同じところも違うところも。

知らないことを知るということは、新しい世界を「知る」ということ。


最近ね、こんなことを想っている。

「ポストカード売りに戻って、いろいろな人と出会って、いろいろな話をしたり、聞いたりしたいなぁ・・・。また始めようかなぁ・・・路上の詩人」

え!!!?
詩人復活!!!?

とか思ったでしょ?

きゃー!!!
って思ったでしょ?

でもさ、でもそ、パソコン壊れちゃったから・・・へへへ。
おれ、今、なーんにも持ってない。

そうだね、なーんにもないところから、始めてみましょうか?・・・へへへ。

今日はいっぱい血を抜かれた。

2015-10-18 00:38:43 | Weblog
1番好きなものは?と聞かれたら、こう答える。

「休日!」

元来、毎日が休日!みたいな人生を送っている僕である。が故の、休日大好き!なのである。
毎日が休日の人にとって、労働する日々というのは特別なものなのであって、が故の、休日万歳!なのである。
ちょっと働いただけで、「休みが欲しい!」と思うのは、極々普通の、自然の摂理みたいなものなのである。

なのに、だのに、どうしたわけだろうか?

ペンキ屋さんの仕事が、1日お休みになった。
「わーい!うへへーいー」と小躍りする僕なのであるのだが・・・。

ペンキ屋さんの仕事へ行くために放り出して来てしまった、おじーちゃんズの事が気になってしまう僕なのである。

なぜ気になるかというと、おじーちゃんズのメンバーの一人が毎週木金土はお休みなのである。なぜお休みかというと、「木金土は『グランドゴルフ』の日だから」なのである。

グランドゴルフというのは、ゲートボールが平和的に改良されたお年寄りが夢中になる素敵なスポーツである。

グランドゴルフに行くから仕事を休む・・・素敵すぎる。。。
そういう職場なのである。

僕が抜けたあと、三人になったおじーちゃんズの一人がグランドゴルフで抜けると、残りは二人のおじーちゃんズになってしまう。そりゃあ、心配だわさ。

「休みだぜぃ!うへへーい!」と小躍りした僕は、少し冷静さを取り戻したあと、おじーちゃんズのボスに電話をかける。

「あのね、一日休みになったから、その日だけ仕事に行ってあげてもいいけど、どう?」

そんなこんなで、なんだか、最近、ずーっと、働いている気がするよ?

おかしいなぁ。


手術まで、あと十日。

入院の準備、ちょっとずつしなきゃだなぁ。

目覚まし時計、買った。寝坊、厳禁。

2015-10-15 23:24:16 | Weblog
唐突ですが、昨日からペンキ屋さんの仕事をしています。
ペンキ屋さんというとふざけた感じだけれど、本当はペンキ屋さんではなく塗装屋さんなので、ふざけた感じではありません。でも、塗装屋さんというのは、なんとなく堅い感じがして面白くなさそうに思えてしまうので、僕はペンキ屋さんと呼ぶのです。

なんでペンキ屋さんなのか?っていうと、それは、シンナーを吸ってラリパッパになりたかったから、とかじゃないよ。
なんでかは知らないけど、ペンキ屋さんの人手が足りないから、シンナー吸ってラリパッパになりに来てるんだよ。

おじーちゃんズはどうした?ってね。
おじーちゃんズとは、おとといサヨナラしてきたよ。「またねぇ!」と大きく手を振ってね。
おじーちゃんズ、寂しがってたなぁ。

おじーちゃんズよりもペンキ屋さんの方が困っていたから、仕方がないんだよ。
おれ、アンパンマンみたいだね。
明日は、アンパンマンを歌いながらペンキを塗ろう。アンパンマンを歌いながら、シンナー吸ってラリパッパだな。

あぁ、忙しい忙しい。

あれ?

なんで、おれ、忙しいんだろう?

なんだかわからないけれど、しばらくの間は、ペンキ屋さんになるみたいです。

1.2.3.4.5.6....

2015-10-14 21:58:32 | Weblog
自分が望む自分になることは・・・簡単じゃない。
自分が望む自分になることは・・・きっと、とても難しい。

でも・・・誰もがその場所を目指さなければならない。
少しずつでも、一歩ずつでも、その道を歩んでいかなければならない。

自分が望む自分になるための道は・・・きっと険しい。
自分が望む自分になるための道は・・・まったくもって甘くない。

泣くか、嘆くか、もがくか、叫ぶか。
泣くか、足掻くか、爪を立てるか、転がるか。
泣くか、萎えるか、泣いて撃ち抜かれるか。

あきらめてもいい・・・それは自由だ。
やめてもいい・・・それも自由だ。
なんだっていい・・・みんな自由だ。

未来を知ってる?

僕は知らない。

何を知ってる?

僕はまだ何も知らない。

不安だと想う?

僕は不安じゃない。
だって、僕は何も知らない。

祈る前に始めなければならない。

願う前に歩かなければならない。


弱虫なキミも、

強がりなキミも、

何もないキミも、

泣き虫なキミも、


眼前に広がるのは、いつだって荒野だ。

先のことは誰も知らない。誰一人知らない。


怖いものなんてない。

だって・・・怖いものしかない。

ギャクに、怖いものしかない。


自分が望む自分になることは・・・簡単じゃない。

だけど、自分が望む自分になるための道は・・・愉快だ。

たとえ、自分が望む自分になることが出来なかったとしても・・・
自分が望む自分になるための道は・・・きっと愉快だ。

僕らが望むのはゴールじゃない。

僕らが渇望するのは、ゴールへと向かう道の上の笑顔だ。

笑いながら行こうよ。
ケラケラと笑いながら行こうよ。
ヘッチャラの唄を歌いながら行こうよ。

ゴールなんて要らないよ。

僕は、この道を行く。

ゴールなんて要らないよ。

キミはキミの道を行け。


モテ期到来。

2015-10-12 22:30:03 | Weblog
すっかり涼しくなって、秋の気配ってやつを感じる今日この頃。嵐山の夜はもう息が白い、今日この頃。

おじーちゃんとおじーちゃんとおじーちゃんとしんぐ、の話をいくつか書いたのだけれど。

臨時で行き始めた謎のアルバイト。すっかり当てにされてしまっているわけなんだけど。

おじーちゃんが、僕を見ながら言うのである。
「いい男だなぁ。頭はキレるし、仕事は真面目だし、愛嬌はあるし・・・こんな所で働いてちゃもったいないなぁ」

おじーちゃんが、そんなことを真顔で言うものだから、「へへへ、そうっすかぁ?へへへ」などと、言いながらやり過ごす僕なのである。


ある日、瓦屋の親方から電話が来たのである。

「何やってんの?」と聞くものだから、事の顛末、最近の事情を話す。
すると、「仕事してんの?それじゃあ、こっちの仕事はどうすんだよ?」と、ここのところ仕事の話などさっぱりなかったくせに、「こっちの仕事」とか、わけのわかんないことを言うのである。

「えぇぇぇぇ!?何を偉そうに言っちゃってるんですかぁ!!!?」と返しつつ、「まぁ、なんとかするわ」と答える僕なのである。

おじーちゃんズには悪いが、おじーちゃんズとの仕事は、あくまでも臨時なのである。いくら楽しくても臨時は臨時。

大体からにして、瓦屋の親方は、他の人を誘えばいいのである。別に、僕ではなくてもいいのである。なぜなら、僕は、瓦屋の仕事などさっぱり出来ない。仕事が出来る他の人を連れて行けば、よっぽど仕事がはかどるのに、なぜか、瓦屋の親方の優先順位の一番目は、僕なのである。

そんなこんなの事情があるので、おじーちゃんズとはお別れである。

その旨をおじーちゃんズのボスに伝えた。

おじーちゃんズのボスは、僕の話を聞いて、引き留めるでもなく、困惑するでもなく、声を荒らげるでもなく、静かにこう言う。

「キミが辞めてね、この仕事が回せなくなってね、この仕事を断らなきゃいけなくなってね、仕事を失ったらさ、僕はもう、路頭に迷うしかないよ・・・クビをくくるしかないかもね」

そういうの、やめて欲しいんですけど。ほんとに。

そんなこんなで、最近、なんだかモテモテな僕なんですけどね。
みなさんはいかがですか?モテてますか?