ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

さて、休憩がてら、二時間歩くか。

2019-10-31 04:31:00 | Weblog



今日で10月も終わりです。終わりなのであります。
カレンダーをめくったら、もう11月。つまり、もう、ほぼほぼ11月。11月ってことは、今年はもう終わってしまうということなんですよ。
ねぇ、どうします?どうするんですか?終わっちゃうんですよ、今年が。

いや、まだ終わっていない。現実は、まだ10月31日なのだ。そして、2019年は、まだ丸々二ヶ月もある。つまり、まだ六分の一も残っているじゃないか。まだまだ出来ることはある。ありすぎる。頑張るぞぉ!頑張っちゃうぞぉ、おれ!

と、さっきまで、しょーもないことを考えていたり、考えていなかったり。

さて、レコーディング中であります。久しぶりであります。
レコーディングソフトを新調しました。数年前に。三年前かな?ほとんど使ってません。使い方がわかりません。忘れました。忘れた上に、新調してあるわけで、もう、二進も三進も行かない状態。できんのか?おれ。

とかなんとか言っちゃって。結果的に、出来る。だって、いつも出来るから。出来ちゃうから。出来ちゃいますから。
泣くけど。泣きながらだけど。すごく泣きながらやっちゃいますから。

その新調したレコーディングソフト。なんだか変なシステムになってまして。
ソフトを買ったのに、毎年、お金を払わなくちゃいけないんですよ。それが、結構な値段なんですよ。おれなんて、使ってないのに。ほぼほぼ使ってないのに。一年経つと、お金払えや!とヤクザみたいなメールが届くんですよ。えっ?使ってないんですけどとか言っても、払えないなら使えなくしてやるぞ、こら!みたいなヤクザ風メールが届くんですよ。ひどくないですか?ドイヒーですよね?信じられます?結構な値段で買ったソフトなのに、持っている限り、永久にお金を盗られ続けるんですよ。ひどくないですか?ドイヒーですよね?

レコーディングをしていると言っても、まだ本格的にはレコーディングは始まっていません。まだ、レコーディングの準備みたいなことをしているのであります。

例えば、ドラマを打ち込んだり。ガイド風に。例えば、ベースを打ち込んだり。ガイド風に。
例えば、マコ先生がやれば3時間で終わる仕事を、僕がやると、丸一日かかったりするわけです。大変なのです。だって、ドラマは専門じゃないしぃ。ひどくないですか?ドイヒーですよね?

例えば、ベースは後で弾いて録音するのだけれど、ガイド風に打ち込んでおくわけです。あとで録音するってことは、今打ち込んでいるベースは無駄になるわけで、そんなものに数時間もかけたりしているわけで。あぁ、嫌になっちゃうなぁ。ひどくないですか?ドイヒーですよね?

でも、まぁ、それが僕のいつものレコーディング風景なわけで、不毛とも思える時間を重ねつつ、すごーくたくさんの時間をかけてやらなければいけない作業なわけであるのです。

でも、この数日、少しずつ少しずつ、思い出しながら、思い出しながら、少しずつ少しずつ、やって来て、ちょっと楽しくなってきたりして。少し調子に乗っているのであります。浮かれているのであります。

あぁ、おれ、ミュージシャンだった。とかね。思ったりしてね。

早く、自分の曲を聴きたいのであります。その時間が、人生の中で、一番好きな時間なのであります。

ライブまで、下北沢lownのライブまで、あと37日。

出来るかなぁ、アルバム。作りたいなぁ、アルバム。どうかなぁ、アルバム。聴きたいなぁ、アルバム。

とりあえず、アイドゥーマイベスト。ジャストドゥーイットの精神で、頑張ってみるのであります。はい。

僕はゴミ箱の中にいる

2019-10-26 01:52:00 | Weblog
雨は止んだ。
星空の下にいる。
煙草を吸っている。
ここはどこだ?

マグの蓋を開けて
珈琲をひとくち。
トラックが轟音を上げて通り過ぎる。
ここはどこなんだ?

退屈な人生を送るくらいなら死んだ方がマシだ。
誰かの声が聞こえる。
つまらない毎日を送るくらいなら・・・そうだな・・・
死んだ方がマシだな。
誰かの声が聞こえる。

大切なのは...どこまで行けるかだ。
自分の力と、自分の足で。
大切なのは...どこへ行きたいかだ。
無限の思考が、泡沫を蹴飛ばす。

死んだ方がマシだとしても、死ぬ気なんぞさらさらない。
それはそうだろ?
無限の思考が、退屈と安穏を蹴飛ばす。

欲しいものはなんだ?
欲しいものはなんだ?
欲しいものはなんだ?
欲しいものはなんだ?

真実も嘘も、ぜーんぶ、ネットに書いてある。ほんとだよ。

2019-10-19 03:28:00 | Weblog




台風の被害・・・酷かったね。
こんなに凄まじい台風が来るなんて、思ってもみなかった。

命を落としてしまって人もいて、住む家がなくなってしまった人もいて、電気や水が止まってしまった人もたくさんいて・・・本当に大変だ。

みんな、泥まみれになってしまった。

海水温が高い。台風の勢力がが異常なまでに発達する。

地球温暖化の影響だと思う。僕はね。思わない人もいる。でも、僕は思うよ。

でも、この国の舵取りをする人は、そんなことは思わないみたいで・・・温暖化対策基金から1200億円を拠出して、インドネシアに石炭火力発電所を建設し、先日の国連気候変動会議にて、「今日の化石賞」を受賞したそうです。

滝川クリステルの旦那の小泉環境大臣は、地球温暖化への対策を問われ、「レジ袋の有料化を、業界団体と協議して実現していく」と発言していた。

まあな。それは大事なことかもしれないがな。出来ることから始めよう!は、大事なことかもしれないがな。お前は大人の大臣なんだろ?滝川クリステルの旦那だろ?もっとないのか?ほかに?対策が?レジ袋の有料化以外に?ほんとにないのか?ほんとなのか?おれの知り合いは、みんなエコバッグを持ってるぞ?おれでさえも、エコバッグを持ってるぞ?スウェーデンの少女の言葉を聞いたか?聞いただろ?じゃあなんでレジ袋の有料化を「検討」なんだ?

ギャグか?全部ギャグなのか?

とかね。思う、今日この頃。


まぁ、それはいいとして。よくないけど。とりあえず置いておいて。

我が畑も台風の被害を受けた。
どんなに被害を受けても、わたくしは農家ではないので、わたくしの被害など被害の勘定には入らないし、補助も受けられない。

北海道の嶋田のめぐちゃんからメールが届いた。
台風被害の心配メール。

確かに、嵐山の我が家の地区は陸の孤島と化した。早々に河が氾濫したため、どこもかしこも水が溢れて冠水した。ジムニー号は、冠水をものともせずに走ったが、ちょっと危なかったのかもしれない。

お米、送ろうか?

と、めぐちゃんが言ってくれる。優しい。
めぐちゃんはいつだって優しく、
僕に甘い。

でも、僕はこう言う。

お米、要らない。お米、食べない。白米、身体に悪い。お米、食べない。小麦も、上白糖も食べない。白いもの、身体に悪いって、ネットに書いてあった。

すると、めぐちゃんが言う。

近くのナチュラルショップで、北海道産の無農薬玄米が買えるから、欲しかったら言ってね。

だからさぁ、そうならそうとさぁ、言ってくれればばさぁ・・・。

すかさず僕はメールを返す。

やっぱりいる!お米、いる!北海道産の無農薬玄米、いる!食べる!送って!送って!

そう、だから、僕は、そういう人間なのである。よくもまぁ・・・と、自分自身のことを思いながら生きているのである。

北海道産の無農薬玄米。楽しみだなぁ。

玄米で食べるのか?って。ノンノンノンだよ。きみ。それは、ノンノンノンだよ。

精米して食べるんだよ。白いコメをね。

だって、白いモノは毒だって言ったじゃないかって?

そう。白いモノは毒だって、ネットに書いてあった。
でもね、僕はね、ヌカを食べたいんだよ。ヌカを。そう、安全なヌカをね。無農薬で育った米から採ったヌカをね。

意味わかんないって?

そう。意味なんてわからなくていい。意味なんて、ない。

だって、ギャグだから。

ギャグでヌカを喰らう。白米も喰らう。面白いじゃないか。
人生は、面白くないとね。

お米、楽しみ。

このブログだけで、13年と8ヶ月。すごくないか?ありがとうgoo blog。

2019-10-19 02:27:00 | Weblog


ブログを書こうとしたら、アプリに「お知らせ」が表示されるた。

このブログはね、今年の3月に終わるってお知らせしたよね?的な内容。

ん?なに?終了ってなに?

お知らせは続く。

3月に終わるって知らせたのに、お前、ずっと使ってんじゃん。そう、終わった後も仕方がないから使わせてあげてたけどさ、いよいよ、11月27日で使えなくするから。わかる?おわり。わかる?終わりなの。わかった?・・・的な内容。

え?なに?終わっちゃうの?このブログ!この会社、終わっちゃうの?えっ?まぢで?

そう。ブログを始めてから・・・はや・・・もう20年近く経つんじゃないの?

この間、二回ほど、ブログ運営会社が潰れた。それはそれはショックな出来事なのである。だって、全部消えちゃうんだもの。全部なくなっちゃうんだもの。日記が。歴史が。過ごした日々が。思い出が。

ビビったわぁ。まぢで。

お知らせをよくよく読むと・・・新しいアプリをインストールしなさいと。お前が使ってる古いアプリでは、昨今のITの進化に対応出来ないんだと。変えろと。入れ直せと。さっさとやれと。何度も言っただろうが。バカと。そういうことらしい。

それならそうと、前もって言って欲しいよ。ねぇ?
だって、知らなかってもん。そんなこと。聞いてないもん。そんなこと。

ビビったわぁ。

で、新しいグーブログアプリをインストールした。

ふふふ。これで安心。

これで毎日ブログが書ける。

ふふふ。
 
毎日ブログを書くのか?って?ほんとか?って?

ふふふ。

ほんとさ。当たり前じゃないか。

おれはブロガーだぜ。

ふふふ。

あぁ、ビビったわぁ。




あなたのいない一人旅でーすー。

2019-10-10 18:29:59 | Weblog


三日間、くんたんを作り続けている。毎日毎日、籾殻を積んで火を点けて、小豆を摘んだり、枝豆を捥いだり、昼寝をしたりしながら待って、水をかけて火を消す。

燻りが残っているので、翌朝には様子を見にいく。だいたい薄っすらと煙が上がっている。

せっかく来たんだからもう一回くんたん作るか!と、また籾殻を積んで火を点ける。

だから、毎日くんたん作りになってしまうというスパイラル。もう、飽きた。

真っ暗闇である。真っ暗闇でも構いはしないのだがね。まだくんたんが燃えている。


それはさておき。

三日前、突然、あるフレーズが頭によぎった。なぜかは、わからない。

「息が止まるような口づけを〜どうぞわたしに投げてください〜」

なんだっけ?これ?という、よくある感じなのだがね・・・。

「カナダからの手紙」。という、すごく昔の唄。

なぜだろうか?なぜ急に。。。

それから、この三日間。頭の中は、ずっと、カナダからの手紙。

畑で動画を観たりする。平尾昌晃のリーゼントを畑で観たりしている。
畑中葉子の「ラブレラーフロームカナーダー」という可愛らしい歌い方を畑で動画で観たりしている。

家に帰っても、キッチンで、大豆を水に浸けながら、動画を流したりしている。
寝る前に一回観ておくか!と、動画を観たりしている。

なんなんだろうか?どうしちゃったんだろうか?

なんで、急にカナダからの手紙なのだろうか?

よくわからない。。。どうしちゃったんだろう?

もう、完全に歌える。そらで歌える。歌詞、全部覚えちゃった。他人の唄の歌詞なんぞは絶対に覚えられない僕なのに。。。

しかし、畑中葉子の歌の上手さには驚愕する。平尾昌晃よりも上手い。なんなんだろうか?この上手さは。

まぁ、それはさておき。

そろそろくんたんを消して家に帰ろう。

一輪車に水を汲んで、6往復くらいきなければならない。これが辛い。30メートル歩く間に、凸凹道のせいで水は半分くらいなくなる。なんなんだろうか?すごく不条理な感じがする。なんのために水を運んでいるのだろうか?こぼすためなのだろうか?とかなる。

まぁ、それもさておき。

つまり、カナダからの手紙を口ずさみながら、一輪車で水をこぼしながら、僕は畑の凸凹道を行く。という話、なのである。

ピーピーピー、ウィーン、ドバババー!

2019-10-04 18:12:35 | Weblog


さぁ、帰ろうと思っていたら、背後で音が聞こえた。

車がバックする時の音。ピーピーピー。

とりあえず、気にしない。きっととなりの畑の人だから。となりの畑は大規模な畑だから、研修生やらなんやらで大勢の人が働いている。

背後で、僕を呼ぶ声がする。

振り返ると、瓦屋の親方だった。

ダンプに籾殻を満載にして、今まさに、ダンピング、ウィーンと籾殻を降ろすところ。

「あっ、親方ぁ!」

スコップを持って、ダンプがいる方へ向かう。

すごい量の籾殻だ。ジムニー号、20回分。

ちょこっと話して、親方は弟子っ子と一緒に帰って行った。

すごい量の籾殻だ。これでクンタンが作れる。有機物資材が作れる。やった。明日、燃やそう。

親方がそこにいる間、僕はずっと喋っていた。

親方が帰ると言った時、「えっ?もう行っちゃうの?」と思ったりした。

ちょっと考えた。

ちょっと考えて、わかった。

おれ、この三日間、人と喋ったの、豆腐屋で、おからアタックで、豆腐屋のにーちゃんに「おからください」と「ありがとやんす」と言っただけで、あとは一切言葉を発していない。ははは。

なるほどね。ちょっと寂しかったのかもね。

人生って、面白いなぁ。

ピーピーピー、ウィーン、ドバババー!

大地の恵み。畑の醍醐味。

2019-10-04 16:48:20 | Weblog


今、今ってのは、ナウ。今のこと。ジャストナウってことね。
暑い・・・秋だっていうのに暑い。
畝立てをした。動悸が・・・ひどい。ははは。

湿地を畑に変える研究というのをしている。ここのところしている。

畝、二本。耕して、なんか突っ込んで、耕して、なんか突っ込んで、耕して・・・を繰り返している。もう一週間以上やっている。疲れるから少しずつ、やっている。

ベッチャベチャのドッロドロの土。「なんじゃこりゃあ!」と叫びだしたくなる土。ゴロンゴロンに固まったゴロンゴロンの土がゴロンゴロンと転がっている土。耕せば耕すほどにベッチョベチョになっていく土。

面白いじゃないか。やってやろうじゃないか。とね。

三年前にもやった。やったけど、途中で投げ出した。「こんなんやってられるか!」と、唾を吐きかけ逃げ出した。

畝二本。フッカフカの土に仕上げて、家庭菜園ゴッコをしようと思っている。
なんか、少しずつ色んなものを植えて、ちょこっとずつ色んなものを可愛く植えて、家庭菜園ゴッコ。お花も植えちゃおうかしら?パンジーとか?どう?

とにかく、有機物を鋤き込んでいくしかない。腐葉土とか籾殻とか・・・腐葉土とか籾殻とか・・・うへぇ、ほかに思いつかない。やるっきゃない。腐葉土と籾殻で、やるっきゃない。


野菜を育てる方法。種と苗。
種を買って蒔く。苗を買って植える。
何が違うか?
値段が違う。

オーホリジージが言う、

「レタスとキャベツの苗を買ってきた」

僕は聞く。いくら?

「一本65円」

高くないか?と僕は思う。

たとえば、ナス。ナスの苗を100円で買ったとして、ナスはワンシーズンに一本から50個採れるとする。ナスのコストは、一個2円。・・・良いと思う。

対して、レタスもキャベツも一対一である。一本に対して一個しか採れない。採れる頃は旬なので一個100円くらいでスーパーで買えるとして。2ヶ月かけて育てたとして。水やりをして、肥料をあげて、虫に食われて、何個か枯れてなくなって・・・。65円、高くないか?

種を買う。レタス、一袋200円くらいか?よくわかんないけど、1000粒くらい入ってる。粉みたいな種が無数に。種を蒔けばよくないか?と思うのだが、まぁ、それは、人それぞれ。

種は安い。と思った?
僕は思わない。種は高い。レタスは安いが、キャベツは高い。とかね。

だから、あんまり種は買わない。種を採るという方法がある。種を採るという方法もあるが、種を採るのは意外と大変。だから、種は採らない。

ではどうするか?

食用を買って、蒔く。これが、一番安い。と僕は思う。

今年は、大豆も小豆も金時豆も緑豆も、ぜーんぶ食用。スーパーや直売所で売ってる食用。だって、同じなんだもん。食用だと、種用の半値以下だってりするからね。

さて、あんまり疲れたから、ブログを書き始めたのだけれど長くなってしまった。もう帰るから、終わりにしよう。暗くなってしまう。

大豆用に育てた大豆を・・・変な表現だな。大豆として収穫するために育てている大豆を・・・やっぱり変だな。

枝豆を引っこ抜いた。これはもう少し待って乾燥すると大豆になる。食べたくなったから、枝豆の状態で引っこ抜いた。

ちなみに枝豆の賞味期限は、引っこ抜いてから三時間らしいよ。知ってた?六花亭のサクサクパイよりも短いんだよ。すごくない?
あくまでも、枝豆の本来の味を賞味するための期限ということらしいけどね。

枝豆の葉をハサミでチョキチョキと切り落として、枝豆を眺めながら思う。

食用大豆を一粒、畑に埋める。

今ここに、約300粒の実が付いた枝豆一本。

三百倍・・・。いいと思う。大成功だと思う。

これぞ、大地の恵み。畑の醍醐味。

さぁ、帰ろう。枝豆を食べよう。


タダほど疲れるモノハナイ。5

2019-10-03 19:02:31 | Weblog


写真の右上隅に、肥料を詰めた袋がある。3袋。

スリスリし終わったところから詰めていくことにした。場所がないから。

驚いた。3袋詰めたのに、広げた肥料の減り方の少なさはどうだ?
一体、何袋分出来るんだ?終わるのか?やれるのか?全部出来るのか?

やるしかない。

計画が狂って、どんどんと資材の投入量が増えてしまったせいである。

おからは30キロから70キロへ。
ヌカも一袋増えた。
籾殻はふた袋半増えた。

まぁ、最初から計画なんてしていないんだけどね。

それにしても大量すぎやしないか?

雨降って来るし。疲れたし。疲労骨折していると思われる足は痛いし。

こういう時、僕はいつも、昭和君の言葉を思い出す。
昭和君がテレビで観たジャーニーマンはこう言っていたらしい。

「全然進んでないようにみえるでしょ?でもね、ちょっとずつ進んでるんですよ。少しずつしか進んでないのに、最後には目的地に着いちゃうんですよ。面白いでしょ?」

僕は昭和君が教えてくれた言葉を思い出しながら、こうつぶやく。

「ちょっとずつ、ちょっとずつ。頑張っていればいつかは終わる、頑張っていればいつかは終わる」

スリスリスリスリ。スコップで袋に詰めて、ギュッと縛って、運んで。
スリスリスリスリ。スコップで袋に詰めて、ギュッと縛って、運んで。

途中、「全然終わんないじゃーん!」「暗くなるじゃーん!」と叫びそうになったりはしたけれど・・・5時半に終わった。

豆腐屋へと出発してから、7時間半もかかった。
19袋。普段の倍の量の肥料が出来た。上手に出来上がるかどうかはわからないが、出来ることはやった。

さて、今。

ポーチの小さなソファに寝転んでいます。風がすごく気持ちいい。
テーブルに足を載せたら、金時豆が入った皿に足が当たって、金時豆が全部溢れてしまったのだけれど、まぁ、そんなことはどうでもいいのです。

今日もいい一日でした。

みんなの一日はどんな一日でしたか?

たくさん笑えましたか?
たくさん話しましたか?
たくさんチョッパリましたか?

ではまた。

おわり。

タダほど疲れるモノハナイ。4

2019-10-03 18:48:58 | Weblog


すいませーん!籾殻くださーい!

とかは言わない。

農協の敷地へ勝手に入って、勝手に籾殻を袋に詰めて、勝手に車に積み込んで、勝手に持って帰る。これを籾殻チョッパリアタックと呼ぶ。

なぜならば、前に事務所にいる人物に声を掛けた。

「籾殻、もらっていいですか?」

二度目も声を掛けた。

そしたらさ、「いちいちうるせぇなぁ、ゴミなんだから勝手に持っていけっつーの」的ね態度でさ。

まぁ、わかるよ。いちいちうるせぇんだもの。ゴミなんだからさ、籾殻なんて。ゴミなんて勝手に持っていけっつーの。わかるよ。いちいちうるせぇっつーの。ははは。

だから、夜中でも昼間でも、勝手に行って勝手に持っていくことにしている。それが、籾殻チョッパリアタック。

新米の時期ですねぇ。籾殻、まだ少なめですが、ありますねぇ。

先客もいますねぇ。挨拶したけど、無視されましたねぇ。別にいいんですけど。あっ、オタクもチョッパリアタックですか?的な?
いいんですよ、コソコソしなくても。こっちはゴミを引き取ってあげてるんですから、的な?
挨拶くらい返してくださいよぉ〜。楽しくチョッパリましょうよぉ〜。的な?

まぁ、そんなことはどうでもよくて、袋にガンガンと籾殻を詰めていく。肥料のためにはそんなには要らないが、せっかく来たのだから、たくさん持って帰ろう。積めるだけ。

そんなわけで、ジムニー号の荷台に6袋。屋根にも4袋、載っている。ははは。チョッパリー号。

帰宅。

籾殻をふた袋半、肥料に混ぜた。あとは、ひたすら、おからの塊を手のひらでスリスリこすってバラバラにしていく。ただただひたすらに、スリスリスリスリ。汗はダラダラ。汗が入って目が痛い。

風が吹いて来た。熱帯低気圧が近づいているらしい。
雨が降って来た。今日は雨は降らないと言ってたのに・・・。

こりゃあ、終わらないかもな・・・。

つづく。

タダほど疲れるモノハナイ。3

2019-10-03 18:30:21 | Weblog


この前、隣の畑のオオホリジージに聞いた。

「化成肥料っていくらすんの?」

20キロで1500円くらいだとジージは言う。

「どのくらいで一袋なくなるの?」と聞いてみた。

ひと月ぐらいだな。

ほぇぇ、ひと月に1500円も肥料代がかかるのか・・・。しかも身体に悪い化成肥料。野菜が苦くなる化成肥料。土を殺す化成肥料。

禁止にしたらいいのに、化成肥料。


おから君を70キロ。かき混ぜる。混ぜ混ぜ、混ぜ混ぜ。

そこで気づく。おからの水分含有率85パーセントを舐めていたことに気づく。

「水分多すぎじゃーん!」と庭で叫ぶ。水分が多すぎると肥料になる前に腐る。それだけは避けなければならなかったのに・・・。ただそれだけを避ければ良かったのに・・・。

まずいぞ、まずいぞ。

よし、ヌカを増やそう。ヌカアタックだ!

近所の農協のコイン精米所へ。知り合いの関根さんがもち米を精米していた。ははは。そんなことはいい。ヌカが必要なんだ。早急に。

一袋分しかなかった。貰って帰る。

ヌカをまく。混ぜてみる。・・・水分多い。一袋分じゃ足りない。腐る。なんとかせねば。

少し太陽で乾かすか・・・。生憎の曇天。曇っている。全然乾かない。

ヌカアタックの成果はこれ以上は望めない気がする・・・考えるんだ、考えるんだ。これは、絶対に失敗出来ない戦いなんだ。

あっ!籾殻アタック。

籾殻にはほぼほぼ肥料成分がないのだが、ツナギにはなる。はず。少しは水分を吸う。はず。

季節は、初秋。稲刈りの時期。我が町でも、至る所で稲刈りの最中。籾殻、あるはず。無いと困る。

さぁ、いざ農協へ!籾殻をチョッパリに。

つづく。

タダほど疲れるモノハナイ。2

2019-10-03 18:08:55 | Weblog


北海道、富良野、麓郷へ行くことがあったら、ぜひ訪れて欲しい場所がある。

「拾って来た家」。「北の国から」で田中邦衛演じる黒板五郎が、不要になって捨てられたモノだけを使って作ったという設定で建てられた家が三軒。
この場所に込められたメッセージは凄い。この場所に込めた、倉本聰のメッセージは凄い。
北の国からを知らない人でも、行く価値があると僕は思う。


さて、自家製肥料作りの話は、つい最近書いた気がする。

今日は、パーフェクトな肥料作りに挑戦してみようと思っているのである。

何がパーフェクトって。全部タダで貰って来たモノだけで作る肥料。全部捨てられるもの、つまり不要なモノ、つまりゴミで作る肥料。完全タダ肥料。そのためのおから、なのである。

初めての試み。

ブルーシートの上に、この日のために集めた米ヌカを広げる。6袋分。

その上に、籾殻をふた袋分バラまく。足で軽く混ぜる。

そこへ、米の研ぎ汁で発酵増殖させたEM菌という謎の液体を振りかける。まぁ、発酵促進剤的なやつだね。ペットボトル3本分。

そこへ、貰って来たおからを、投入。する。わけなのだが、ここがキモ。肝。キモ。大事なところって意味ね。

おからは水分含有率が85パーセントらしい。ふーん、そうなんだぁ。

肥料の水分含有率は20パーセントくらいでなければならない。へぇ、そうなんだぁ。

少ないと、発酵せずに失敗。水分が多すぎると、腐って失敗。となる。

ふーん、へぇ、そうなんだぁ。

だから、混ぜる量が、すごく大事ってことね。

とりあえず、おからは100キロある。

一袋、ドバッと開けてみた。熱々のおからが、籾殻やらなんやらの上に広がる。

ほぉぉ。なるほど。

もう一袋、いけるかな?

あの、重いやつ。40キロのやつ。

重い。重い。向こうの方で開けたかったのに、指がゴミ袋に刺さって、ゴミ袋が真っ二つに裂けて、今まいたばかりの同じ場所へ、40キロのおからがズバババっとこぼれた。

だから言ったんだよぉ。重すぎなんだよぉ。

70キロのおからが一ヶ所に・・・。まぁいい。

それにしても、本当に、あぶねかった。豆腐屋の裏で、裂けなくてよかった。ゴミ袋。

とりあえず、混ぜよう。混ぜてみよう。水分含有率85パーセントのおから君。

つづく。

タダほど疲れるモノハナイ。

2019-10-03 17:47:57 | Weblog


すみませーん!すみませーん!

おから、ありますかぁ!!!?

おから、くれませんかぁ!!!?

すみませーん!すみませーん!

だれか、おからくれませんかぁ!!!?

たとえば、豆腐屋の前で叫んでみる。


おからとは、豆腐を作るときに出る大豆の搾りカス。産業廃棄物。豆腐屋は、おからを、ゴミ業者にお金を払って引き取ってもらう。おからとは、ゴミである。ゴミであったりもする。食べたりもする。ははは。隣町の小川町の名物におからドーナツがある。食べたりもする。捨てたりもする。

だから、豆腐屋の前で叫んでみるのである。

すみませーん!すみませーん!

捨てるおから、タダでくださーい!


そんなわけで、今日は木曜日。

豆腐屋さんがおからをくれると約束をしてくれた日。30キロのおからをジムニー号に載せて運ぶ日。なのである。

9時に行くと言ったのに、9時半に起きた。ははは。良くある。良くある。

豆腐屋は早起き過ぎて、たぶん9時と10時の違いなんて分からないと思うから、そんなことは気にしない。

隣町の豆腐屋へ。

裏へ回ると、僕が頼んだ30キロのおからが用意されていた。ゴミ置場に。ははは。
ゴミと書かれたゴミ袋に、ゴミのおからが30キロ詰まっている。・・・重そうだなぁ。

ジムニー号を豆腐屋の裏へ回して、30キロのおからを荷台に積み込む。

あのさぁ、ゴミ袋に30キロの半液体を詰め込むとどうなると思う?

やばいって。ヘニャヘニャの30キロ。持てないって。そして、なんと、知らなかった。ゴミのおから、熱い。こちらは半袖。熱々のおから。腕に・・・密着。あちちちちち。おもももももも。へにゃにゃにゃにゃ。

なんとかならないのか?

30キロを積み込んだ。一袋。

ゴミ置場に、ゴミのおからの袋が・・・まだある。

豆腐屋のにーちゃんに聞いてみた。

ねぇ、これも捨てるの?貰っていい?

にーちゃんは言う。

「いいよ」

うしししし。おから、ゲット。余計にゲット。

ふた袋余計に貰った。合計3袋。約100キロ。

一袋、ズバ抜けて重いおからがあった。あぶねかった。腰が抜けるかと思った。ゴミ袋が破けたら、豆腐屋の裏におからを40キロバラまくところだった。初めてにして出入り禁止にされるところだった。

なんとかならないのかねぇ?
もう少し小分けにするとかさぁ・・・。

いいなぁ、タダって。嬉しいなぁ、タダって。

おからアタック、無事に終了です。

さぁ、帰ろう。

つづく



天才アルキニストの足の話。3

2019-10-02 23:18:21 | Weblog


たとえば、つい最近、肋骨を二本折ったという話を書いた。
これは自己診断である。病院へは行っていない。だから、嘘かもしれない。

がしかし、なぜ肋骨が折れていると自己診断したかというと、肋骨を折ったことがあるからである。そう、肋骨が折れるとどうなるかを知っているのである。
だから、まぁ、「あぁ、これは肋骨、いっちゃったな」的な診断が出来るのである。嘘かもしれないけど。

さて、スネの痛みの話。

当初から、予感はあった。痛みの具合から予想はしていた。

たぶん、疲労骨折だと思う。たぶん、折れていると思うよ。脛骨が。脛骨っていうのは、スネの骨ね。

でも、スネの骨を折ったことがないし、疲労骨折もしたことがないから、あくまでも、多分。多分、折れている。

たとえば、肋骨が折れても病院へは行かない。行っても何もしてくれないから。
たとえば、足の甲に大火傷を負っても、病院へは行かない。やってくれることなどたかが知れてるから。
たとえば、腰痛で動けなくなったとしてと、病院へは行かない。痛み止めを打たれて安静にしてなさいと言われるだけだから。

たとえば僕は、そんな風に生きている。そんな風に生きてきてし、そんな風に生きている。

でも、こういう時は思ってしまうよね。あぁ、病院へ行ってレントゲンを撮ってもらいたい。脛骨が疲労骨折をしている写真を見てみたい。そして、何かしらの処置をしてもらって、次に疲労骨折をした時に活かしたい。

とかね。

でもね、病院へは行かない。だって、こんなもの、放っておけば治るのだから。

信じるのは、人間の持つ、自然治癒力。

今日は、畑にいる時から、すごく痛かった。すごくね。
今日は歩くのは辞めようと思ってました。あまりに痛いから。

でもね、さっきね、「やっぱり歩くか!」と思ってさ、軽く着替えて、颯爽と出かけたよね。

50メートルくらいかな。引き返したね。あまりに痛くて。50メートルを戻ってくるのに苦労するくらい。

あぁ、これは・・・間違いなく折れてるな。ってね。

疲労骨折しているとして、疲労骨折をしている足で、この六日間で60キロくらい歩いてしまった。そう、骨折しているとしたら歩き過ぎだ。骨折しているとしたらね。

さぁ、今夜は安静にしよう。

明日の朝起きて、腫れが収まってたら、その時に歩こう。
そういうフレキシブルさが大事だ。

あぁ、早く治らないかなぁ、足。

なんだかなぁ、腫れのボッコリがひどくなってるなぁ。

おわり。

天才アルキニストの足の話。2

2019-10-02 23:07:00 | Weblog


左足のスネの辺りに激痛が!の話の続きね。

そう、これは痛い痛いブログだから。そこんとこよろしく。

僕は、なんだか色々なアレルギーを持っていて、そのうちの一つはビワ。ビワを食べると、気道が狭まって息が出来なくなる。なんでかな?死んでしまうかもしれない。ビワ、怖い。

そのうちの一つは、鎮痛剤。鎮痛剤を飲むと顔の右半分が腫れる。バファリンとかロキソニンとか、そういう類のもの。頭痛が起きても鎮痛剤は飲めない。ただただ耐えるしかない。

さて、スネの話。

スネが痛くても、歩けないわけではない。畑仕事に行けないほどのことではない。だから、生活は変わらない。
畑へ行って、死ぬほど動いて汗をかいて、夜は歩く。
歩くのは辛い。痛いから辛い。だから、コースを変えたりする。坂道を避けて、なるべく平地を選んで10キロとか。
痛いのになぜ歩く?それはね、歩いた方が治りが早いってことがあるからさ。歩けば怪我の箇所の周りの筋肉が鍛えられて、さらに無敵になるかもしれないだろ?とかね。

基本的に痛いのだけど、少し収まったり、すごく痛くなったりを繰り返しながら、毎日を過ごす。

しかしなぜだろうか?
全然痛みが引かないじゃないか。こんなに頑張ってるのに。

痛くない右足のスネと、痛い左足のスネを触って比べてみた。

「すげぇ腫れてんじゃーん!」

左足のスネの下の方が、ボッコリと腫れている。これはまずいな。怪我だな、これは。どうするっかな。

湿布だ。腫れたら湿布と、相場は決まっている。しかしあれだ・・・湿布には鎮痛剤が入っているじゃないか。まずいな、これは。どうするっかな・・・。

貼った。湿布。痛いから。

湿布を貼るくらい痛い。つまり、相当痛い。ははは。まいったな。

つづく。

天才アルキニストの足の話。

2019-10-02 22:51:05 | Weblog


何日か前の話。

今日は15キロ歩くぞ〜!という強い決意のもと、歩き始める。

歩き始めて100メートルくらいのところで、右足首に痛みが・・・。

どのくらい痛いかと言うと、「ちょっとやばいな・・・引き返すかな?」というくらいの痛み。結構痛い。
実のところ、右足首の痛みは、その数日前からあり、その痛みがひどくなったという感じ。

でもまぁ、足首が痛いくらいで引き返していたら、歩くのをやめていたれ、アルキニストとしてよ面目が立たないではないか。

ということで、引き返すこともなく先に進む。どう進むかというのが大事なのである。右足首が痛くない歩き方を探しながら歩くのである。

5キロを過ぎた辺りだろうか・・・右足首の痛みが消えた。

「やった!」

足首が痛くない歩き方を見つけた。というわけである。天才。やっぱり、天才は、何をやらせても天才なのだ。よかった、天才で。良かったよ、天才で。

天才は歩き続ける。5キロから10キロまで、なんの痛みもなく歩く。

「15キロなんて余裕だぜ。だって、僕は、天才アルキニスト」

10キロを過ぎた辺りで、なんと、なんと、左足が痛くなった。スネ辺りか?激痛。なんと、なんと、さっきまで痛かった右足首の痛みの100倍くらいの激痛。いや、一億倍かもな。

まいったなぁ。もう、どんな歩き方をしても痛い。痛いものは痛い。速く歩いても、ゆっくり歩いても痛い。

どんなに痛くとも、帰らないわけにはいかないので、「イテテテ」「イテテテ」と呟きながら、なんとかかんとか帰宅した。

まぁ、こんなもの、寝れば治る。

つづく。