ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

8.29西川口ハーツReview

2010-08-31 12:49:04 | Weblog
無事にライブ、終わりました。これで、今年の夏のイベントは終了。ホッとしてます。はい。

無事に終わったと、言ってはみたものの・・・ホントに無事だったのか?と聞かれると・・・うーん・・・とうなってしまう。
★喉の調子が・・・久しぶりに最悪だった。
★喉の調子が最悪だったうえに、途中、音を見失って、歌うのを止めようかと想った。実際、ちょっと止めてみた。ははは。

前日のストリートから声が嗄れていた。歌えば直るかと想い、酷使してみた。結果は、見ての通り。まぁ、いいさ。瞬間にベストを尽くせない人に、幸運は訪れない。やるからには、いつも全力さ。歌うからには、常に全力なのさ。

言い訳はこの辺にして。


松本耕平プレゼンツ~ほのぼの会。

いやいや、実にほのぼのとした会だった。音楽は全体的にロックテイストだったんだけど、雰囲気がね、もう、実にほのぼの。これもすべて、耕平君の人柄、耕平君のファンが作り出す「音楽好き」のオーラのたまもの。
「こんなミュージシャンがいたんだね」ってくらい、人が良い。人が良いと言うより、人間が良い。どこかのバンドのシングって奴みたいな「毒」が一切無い。シングって奴の毒を一瞬で「浄化」してしまうくらいの「良」なのである。多分、多分だけど、彼は良良(よしよし)の実の能力者だな。ホントに悪い奴が耕平の「良」に触れたら、我の悪を自戒して、即死だな。ちなみにシングって奴はホントに悪い奴ではないんだな。死ななかったから。

こういう人間がイベントをやれば、こういう雰囲気になるのも納得。トラッシュがイベントをやった時にも、出演バンドに相当感謝されたものだけれど、2レベル程上の感謝を耕平君には捧げたくなってしまった。また出たいな・・・耕平ほのぼの会。



そんなわけで、どんな訳で?
今回のトラッシュのコンセプトは「夏・ロック」。スローな曲を挟まず、ロック押し。客が浴衣だろうが、水着だろうが、関係無し。ロックだぜ。いや、ロックって言う程ロックではないけれど、なんとなくロックな感じ。ビートな感じ。まぁ結局はポップなんだけど。まぁ、のってくれるお客さんは汗だくになったことでしょう。これはこれで、トラッシュからのプレゼント。
来れなかった人、セットリストを見て、トラッシュ夏ライブの楽しさを想像してください。来てくれた人、今一度、トラッシュ夏ライブの楽しさを回想して、気持ちを盛り上げてください。次のライブが待ち遠しいね。


よしよしの実を食べた耕平君に感謝を込めて、一つ宣伝を。

12/23(祝)に高田馬場club phaseで松本耕平ワンマンライブを行うそうです。たーくさん人が集まりますように。


そんなわけで、どんな訳で?たーくさん勉強になった一日でした。他のアーティストも、みんな仲良くしてくれてね、ホントにハッピーな時間を過ごす事ができました。感謝感謝。他のアーティストの話は、また次の機会に。

忙しい中、暑い最中、ライブに駆けつけてくれた人、どうもありがとう。みんなにとってもハッピーな一日であったなら、メンバー一同、嬉しく想います。そして、更なる高みへ!


Trash Box Jam The Band Set List

1.Sweet Days
2.Justien
3.Jukebox star
4.金色の翼
5.レモネード
6.Queen Of Rumble Fish

曲当てクイズ

2010-08-29 16:06:22 | Weblog
今日の西川口ハーツライブ、一曲目に演奏する曲はなんでしょう?

ヒントは、

「いくつですか?」
「25歳です」
「いや、歳じゃなくて、砂糖の数です」

です。

みんな当ててね。

出番は七時だよ。


タオル、持って来てね。

8.28(土)大宮ストリート sing and shissy

2010-08-29 03:12:24 | Weblog
次に大宮の路上で歌う頃には、もう秋の風が吹いてたりして・・・きっとボクは唄を歌いながら、今日感じた強烈な夏の残り香を、懐かしく想ったりするのだろう。
翌日にライブを控えているというのに、抑えることを知らないこの歌唱法。・・・明日はロックな一日だ。声は嗄れれば嗄れるほどいい。
この擦れた声が、一人でも多くの人のココロに届きますように。。。


1.太陽の奇跡
2.羽根
3.サマンサのアイデンティティ
4.クライバード
5.HELLO GOOD-BYE
6.ハッピーライフ
7.金色の翼
8.JUJU

9.JEWEL
10.冬の街
11.Jastien
12.カウボーイ
13.ライオンソング
14.ボヘミアの花

15.ささぶね
16.WE ARE THE PIRATES
17.クイーンオブランブルフィッシュ

「最悪の存在であること」

2010-08-28 00:32:14 | Weblog
蜃気楼に消える道。
こんなに素敵な場所がある。

幸せと切り離された場所に
幸せとはあるのかもしれない。

最果ての地。最果ての場所。
何が変わるわけじゃないのは知っているが
最果てにいるという事実が夢のようでいい。
風は冷たい。とても冷たい。

旅人という名の最悪の存在。
旅人という名の最良の存在。
日常との対比。羨望の存在。
他人にとって最悪の存在。
そんなものでいる限り、そんな存在である限り
僕は幸せでいられるのかもしれない。

"This is my identity"

これは一つの答だ。明確な答だ。

旅人であること、つまり
「最悪の存在であること」

それが僕の幸せなのかもしれない。

(2009.9.21の日記より)



Who I am? ~旅人のアイデンティティ

2010-08-27 11:43:26 | Weblog
さぁ、何処へ向かおう

ずっとそんなことばかり考えていた

さぁ、何処へ向かおう

ずっとそんなことしか考えていなかった

・・・


旅が僕に与えてくれるものは、とてつもなく大きい。
哲学が生まれ、アイデンティティは確率されていく。

表現という手段は、僕が持つ唯一の武器なのかもしれない。
その表現の源になるものは、いつだって旅の中から生まれる。

旅をするのに理由はいらない。計画もいらない。
行きたい場所へ向かえば、必ずそこに何かがある。

そんな当たり前のことを知ったのは、つい最近のことだ。
そんな当たり前のことを教えてくれたのも・・・旅だ。

さぁ、旅に出よう。ただあてもなく、旅に出よう。


・・・


そんなわけで、今週末の活動、土曜日のストリート、日曜日の西川口ハーツを終えたら、旅に出るよ。

一年間、休まずに続けたストリート、一ヶ月と少し、休みます。

しばらく会えなくなるからね、みんな会いに来ておくれ。

再会のその先

2010-08-27 06:01:46 | Weblog
嶋田家を出た僕は、まずは道東に足を向け旅を続けたわけだ。

日高牛を御馳走してくれたシビジロウに出逢ったのは、嶋田家を出たその夜だったし、キュウリと梨をくれたサフ吉おじさん、厚岸のスーパーで出会ったカキエモン君や、屈斜路湖で出会ったバリオス姉さん、納沙布岬で出会い一緒に銭湯へ行ったボルティ&Dトラッカー。根室で出会い知床で再会した日本一周マン、開陽台で出会ったロードキング、網走のスーパーマーケットで出会って能取湖の珊瑚草を一緒に観に行ったタケ坊、呼人浦のホテルの受付の「網走に咲いた花」・・・あっ、これは出逢いとは言わない・・・。さらにさらに、礼文島のキャンプ場の管理人の「小女子おじさん」、富良野で出会ったブルーべりおさん、あとスイカ泥棒の確率90%の怪しいおっさん、セブンイレブンの前で採ってきたばかりの落葉キノコを分けてくれたキノコおじさん・・・まぁ、主立った人物を挙げるだけでも相当な数になる。受けた親切は数えきれない。


「再会は運命みたいなものだ」。先のブログで、僕はそう書いた。それならば、さらなる再会は・・・何と呼ぼう。


去年の北海道ツーリングブログを読んだ人は覚えているだろうか?サロマ湖畔でホタテを食べたら、所持金が数十円になってしまい、宿代が払えなくなっちゃう、どうしよう!!!の話。

あの時の話を一つ。

困った僕は、店のおばちゃんにコンビニの場所を聞き、お金を下ろしに佐呂間の街を目指して走った。一番近いコンビなのに20キロほどの距離だ。国道を逸れ、県道を進む。国道だろうが県道だろうが農道だろうが、北海道の道は気持ちがいい。緩やかに曲がる一本道を走っていると、後ろから猛スピードで迫って来る車がミラーに映る。「飛ばしてるなぁ」なんて思いながら走っていると、その車はアッという間に僕を追い抜いて行く。

そのとき僕は狐につままれたような気分になった。本気でそんな気分になった。一瞬事態が飲み込めない時ってあるでしょ?・・・うーん、そうだな。人生を左右するような約束がある日に寝坊して目覚めた時の気持ちみたいな感じ?違う?

僕のバイクを猛スピードで追い抜いていく青い車、その助手席から身を乗り出してこっちに手を振っている女性の姿。

「・・・めぐちゃん?・・・えっ?・・・何?・・・ここはどこだっけ?・・・』

僕はバイクを停める。青いプリウスから降りて来たのは、紛れも無く、健ちゃんとめぐちゃんとプー助だった。

「何してんのぉぉぉぉ!意味わかんないんだけど!!!」と叫びながら、僕は二人と一匹に走り寄った。


つまりこういうことだ。
めぐちゃんの実家は網走にある。そしてめぐちゃんのお父さんの具合が悪いと嶋田家に連絡が入る。嶋田家の面々は車に乗り込み、網走に向かう。ブログをチェックしている二人は、シングはサロマ湖辺りを走っているはずだと予測する。何気にすれ違うバイクをチェックしながら走る。サロマ湖畔でシングらしきバイクとすれ違う。「シング、発見!」と興奮しながらUターンをし猛スピードで追いかける。シング、なぜか国道を逸れて左折する。さらに猛スピードで追いかける。追いついてシングを拿捕する。そういうことだ。

実のところ、国道で青いプリウスとすれ違ったのは覚えている。覚えてはいるが、まさか健ちゃんめぐちゃんが乗っているのは夢にも思わない。「あっ、青いプリウスだ」と想い、健ちゃんとめぐちゃんを思いだしていたのだった。



彼らは、ブログを見る事により、僕のおおよその居場所を把握していた。北海道の幹線道路は少ない。つまり、発見出来る可能性が高いとお思いだろうか?

つまりこういうことじゃないか?国道を逸れるタイミングがあと数十秒早かったら、僕らはすれ違えもしなかった。僕がもう少しお金を持っていて、ホタテをあと5皿くらい食べていたら、僕が食堂にいる間にプリウスは通り過ぎていた。・・・もし宿に早く着いていたら?もしその日が快晴でサロマ湖展望台を目指していたら?・・・もし、もし、もし・・・。もし・・・の選択肢など無限にある。それなのに、そのギリギリのタイミングで出会える確率は?・・・考えると笑ってしまう。



健ちゃんは笑いながら僕にこう言った。

「今日、全然走ってないんじゃないのぉ?」

その通り、寄り道ばっかりしてるから全然先に進めない。

「だって洗濯物乾かしたりして、能取湖でお祭りやってたし、サロマの原生花園見ちゃったし、サロマのホタテは美味しいし、お金なくなるし・・・うん、全然走ってない。もう夕方なのにねぇ、まだねぇ・・・100キロくらい」

「洗濯物は乾いたの?」とめぐちゃんが聞いてくる。

「ううん、全然。頑張って待ったんだけど、結局全部生乾き」



「再会は運命みたいなものだ」。先のブログで、僕はそう書いた。それならば、さらなる再会は・・・何と呼ぼう。そうだな・・・僕はそれを「絆」と呼ぼう。


プー助を思いっきり抱きしめて、夫妻と固い握手をして、先を急ぐ僕らは別れた。




僕が全然走れていないことも、洗濯物が乾いていないことも、僕がサロマ湖に見とれていることも、全部知ってる。
何が嬉しいって・・・。みんな一緒に旅をしているみたいで嬉しいんだよ。それがね・・・とても嬉しかったんだよ。



もう一つ、再会を果たす前に、めぐちゃんが僕にメールをくれていた。
「今日は網走に泊まるんでしょ?もしも雨がひどくて大変だったら、うちの実家に泊めてもらえるように頼んであげるからね」って。

そのメールを見た時、僕はもうキャンプ場にいて、雨も降っていなかったから、めぐちゃんの実家にお世話になることはなかったんだけど・・・
実はね、「次こそは」と、密かにめぐちゃんの実家を狙っている・・・僕なのである。だってぇ、網走にも親戚が出来たら・・・嬉しいじゃない?






そんなこんなで、あれから一年。僕は「嶋田家」の話を書きたくて、書かなければならなくて、結局一年を費やしてしまった。想いの深い事柄に手をつけるというのは、なかなか大変なことだと、あらためて思い知らされた。

北海道ツーリング、まだまだ書くことがたくさんある。書きたいことがたくさんある。それはまたあらためてということで。
僕の第三の故郷、北海道にいる健ちゃんとめぐちゃんに多大な感謝を贈りつつ、「嶋田家の章~人生で一番重要なのは、図々しさと茶目っ気であるの巻」、とりあえず完結。

ライブ詳細、発表!

2010-08-25 04:32:33 | Weblog
2010.08/29(sun)
松本耕平Presents
『ほのぼの会』
松本耕平 /Sissy Laundry / BITE THE LUNG / TRASH BOX JAM
54A24TRONICA / O.Act 松本耕平
OPEN 17:30/START 18:00 adv \2000/door \2500

トラッシュの出演は6バンド中3番目。19時頃の予定です。
受付にてトラッシュボックスジャムを観に来たと伝えてください。前売りの値段で入れます。

よろしくね。v。

Sissy Laundryってバンドがいるね。うちのシッシーとは無関係なのかしら・・・どうなのかしら?

訂正訂正(汗)

2010-08-25 04:27:17 | Weblog
やっぱりね、そんな気はしていたんだ。ははは。

めぐちゃんからコメントいただきました。はい。ごめんなさい。

トトロは「バジル」、通称バジでした。茶色のキリリ目の猫ちゃんがウーヴァです。

そうそう、バジル、バジル。トトロ、バジル。トトロ。

あぁぁぁ、スッキリした。


あぁぁ、記憶力が取り柄だった僕の脳みそ・・・。頑張れ頑張れ。


めぐちゃん、ありがとう。

「安息」

2010-08-24 12:23:51 | Weblog
僕はサンチャゴだ。何かに導かれてここまで来た。何かに導かれて人に出会う。そこに込められたメッセージ。大いなる力が示すメッセージ。それを受け取って何をするかは僕次第だ。僕と出会った人々、僕が出会った人々。それぞれに与えられるメッセージ。何が起きるのか、何も起こらないのか。それは今は分からない。
僕はサンチャゴだ。何かに導かれながら旅をする。

人生のなんたるかなんて僕は知らないけれど、僕は人が好きで、僕は人を知るのが好きで、その中で僕は自分を知っていく。

自分が、まだまだだと・・・知っていく。

(2009.9.10の日記より)

ありがとう

2010-08-24 10:56:49 | Weblog
いよいよ、お世話になった嶋田家を出発する日。
またもや夜更かしをしたから、目が覚めたら10時近かった。慌ててリビングに行くと、健ちゃんは起きていた。
「起こしてくれればいいのにぃ!」と開口一番、文句を言う。ははは。

朝ご飯は納豆、イクラ、卵のドンブリ。名付けて「痛風丼」。栄養あり過ぎだ。朝、夜、朝と食べ続け、晴れてオレのイクラを完食。なんて幸せなんだ。

一ヶ月近くに渡る北海道の旅、名物の美味しいものをたくさん食べたが、ジンギスカンに始まり、カニといい、カニ味噌といい、イクラといい、ウニといい、嶋田家の食卓で頂いたものの美味しさに敵うものって、それほど無かったように思う。ホントに。どのガイドブックに載ってる有名な食堂のイクラ丼も、嶋田家のイクラの美味しさの足下にもおよばなかったように思う。ホントに。愛情のせいかしら。とにもかくにも感謝感謝なのである。
もちろん、暖かいベッドとお風呂と、宴の楽しさ、ペットたちの可愛さにも感謝感謝なのである。

名残惜しいが、意気揚々と出発しなければならない。めぐちゃんは仕事に出かけた後なので、健ちゃんが一人で見送りをしてくれる。固い握手を交わして、再会を誓う。

「またおいでね」と健ちゃんが言う。

「絶対にまた来るよ、だって、もう自分の家みたいな気がするもん」と僕が言う。



最後に健ちゃんがこう言った。

「・・・ありがとう・・・」




僕は北海道の一直線の道を走る。気持ちのいい風に吹かれながら、僕は泣いていた。

ねぇ、健ちゃん、「ありがとう」はお世話になった人が言うセリフだよ・・・「ありがとう」はこっちだよと、何度もつぶやいていた。



なんかね・・・よく分からないんだけどね・・・

とめどなく涙がポロポロと零れてしまうほど・・・その「ありがとう」が・・・嬉しかったんだ。


あなた、トトロって言うのね?

2010-08-24 09:08:45 | Weblog
嶋田家には夫婦の他に家族が三匹。フレンチブルドッグのプー助はまだ子供。とにかくやんちゃ坊主で困る。ちょっと絡むと、もう体中白い毛にまみれる。遊び疲れると、ピタッとくっついて寝る。いびきをかいて寝る。まぁ、可愛い。
そして猫様が2匹。えっと・・・ウーヴァと・・・えっと・・・えっと・・・。あっ、脳が壊れる。

ウーヴァの話。あれ?ウヴァだったけかな?まぁいいや、ウーヴァの話。

ウーヴァを始めて見た時・・・クラーク博士の言葉を読んだ時よりも衝撃を受けた。とにかく大きい。未だかつて見た事が無いくらい大きい。猫って・・・こんなに大きくなれるんだね?ってくらいに大きいのだ。もちろん、それが愛くるしかったりする。家で一番の古株だけあって、貫禄もある。歩く姿なんてもう威風堂々って感じ。
ウーヴァの写真を撮ろうとしても、プー助がすかさず絡んでくるので、ウーヴァはすぐに遠くへ行ってしまう。「おい、プー助、邪魔なんだよ」と言っても、「えっ?邪魔?邪魔?キャイーン、嬉しい!!!邪魔?邪魔?マジ?邪魔?キャイ~ン!」ってな感じで、ウーヴァをぶっ飛ばしたりするもんだから、ウーヴァは隣の部屋へ行ってしまう。

そんな僕らの姿を見かねためぐちゃんが取り出した小さな箱。じゃーん、「マータータービー」。マタタビ・・・初めて見た。
箱からマタタビの粉末を少々。・・・効き目抜群。一瞬にして猫ゴロリーン。ビックリした。もう完全にラリッちゃってる状態。ゴロリーン。ゴロリーン。動きが鈍くなる。すかさずシャッターをパシャパシャと切りまくる。もう、ウーヴァはあれだよ、仰向けになってゴロリーンだよ。

仰向けになったウーヴァ・・・もうトトロにしか見えなくなってきて、もうあれだよ。
「あなたトトロって言うのね」「あなたトトロって言うのね」「あなたトトロって言うのね」と言い続けながら写真をパシャパシャ。

多分だけどね、めぐちゃんはちょっと怒ってたかもしれないな。あはは。
でもね、あれはね、超可愛いって意味だよ。

あぁぁ、トトロに逢いたいなぁ。
ホントに可愛いんだから。


Boys, be ambitious!!の意味

2010-08-23 21:27:17 | Weblog

新車の青いプリウスに、健ちゃんと僕は颯爽と乗り込み、いざ、札幌観光へ。プー助はお留守番。
高校生の時に一度、札幌へは来ているのだが・・・残念ながら、一切の記憶は抹消されているようだ。本当に残念な僕の脳だ。


大倉山ジャンプ場を望み、大通り公園からテレビ塔を望み、時計台、赤レンガ庁舎で記念撮影。すすきのの如何わしい喧噪を通り過ぎ、札幌味噌ラーメンに舌鼓。(詳しくは、昨年九月のブログを参照)。


そして、札幌市外が見渡せる羊ヶ丘展望台へと車は走る。クラーク博士の像が建つ場所だ。
ここで僕は、とてつもない衝撃を受けることとなる。


有名な言葉がある。クラーク博士が日本人のために残した偉大なる言葉がある。
"Boys, be ambitious"、青年よ、大志を抱け!・・・あまりにも有名な言葉だ。・・・でしょ?


この言葉がどんな意味を持つのか?クラーク博士は、何を伝えたくてこの言葉を残したのか?
それこそが問題だ。




たぶん、おそらく、一般的には・・・この言葉は、こんな風に理解されているんじゃないか?少なくとも、僕はこんな風な意味だと思っていた。


例えば、小さくまとまろうとするんじゃない、青年よ、生まれたからには大きな夢を描いて、それに向かって邁進するんだ!とか・・・
例えば、大きな成功を手にするには、まず大きな夢を描くことだ。その大志に向かって、進めよ!青年!とか・・・
どうせ見るなら、どでかい夢を見ろ!とか・・・


どちらかと言うと、個人的な「野望」の類を指し示すものだと思っていた。ところがしかし、実際は違う。違うどころか・・・正反対の意味を持つと言っても過言ではない・・・ということが判明したのだ。
以下、クラーク博士像に添えてある、レリーフの全文である。


”青年よ、大志を抱け!!金のためまたは利己的栄達の為にでもなく、ましてや人よんで名誉と称する空しきもののためにでもない。知識に対して、正義に対して、かつ国民の向上のために大志を抱け。人としてまさにかくあらねばならぬ全ての事を達成せんとするために大志を抱け。”




僕はレリーフの言葉を読みながら、健ちゃんにこう言った。
「びっくりしちゃったよ。これ・・・昨日三人で話したこと、そのまんまじゃん」
健ちゃんもこう言っていた。
「へぇ、こういう意味だったんだね。知らなかったなぁ」




「決して自分のためではない、他人や周囲の幸せのために、理想だと思う『人』になりなさい、それこそが『大志』」。




帰り道、僕は健ちゃんにこう言った。
「ねぇ、めぐちゃんに連絡した?した方がいいんじゃない?だって、まだオレがいたらびっくりしちゃうっしょ?連絡したらいいんじゃない?」
健ちゃんはこう言って、連絡してくれなかった。
「たぶん、まだいると思って帰ってくるんじゃない?」


嶋田邸に帰宅し、夕食の準備をしていると、めぐちゃんが帰ってきた。
「おかえりぃ!」と僕が言うと。「あっ、やっぱりいたね」とめぐちゃんがニコッと笑った。


夕食はソイの煮付けとさんま焼き、そしてイクラ丼再び。そして夫婦そろって今夜も酒盛り。
僕は得意気にめぐちゃんに言う。「ねぇねぇ、クラーク博士の言葉、あるでしょ?あれってどういう意味だと思う?」
そして、レリーフに書いてあった言葉を読んであげる。めぐちゃんも「へぇ・・・そうなんだぁ・・・昨日話したことと一緒だね」と驚く。




自分さえ良ければ、他人のことはどうでもいい・・・そんな人が増えているよね。無関心でいることが普通の世の中になっているよね。お金さえあれば幸せになれると信じてる・・・そんな世界になっているよね。いじめや陰口や自殺や・・・そんなものに慣れきった社会って歪んでるよね。
もっと優しい世界にしていかなくちゃ。小さいことから始めていかなきゃ。





人の言葉を、どんな風に捉えて、どんな風に理解しようとも構わないと思う。それは人それぞれ違っていていい。でも、偉人が残してくれた言葉を、正確に伝えないというのは、問題だと思う。異国の人が、せっかく日本人の「幸せ」のために残してくれたのに。。。


どれくらいの人が、クラーク博士の言葉のレリーフの全文を知り、どれくらいの人がその真意を知っているのかは知らないが・・・少なくとも、札幌在住の二人と、埼玉在住の一人は知らなかった。実にもったいないことだ。きっと、この世界には、そんなことが山ほどもあるのだろう。

それを知れた嬉しさがあり、それを知らずに過ごしてきた悔しさがあり、その両方に衝撃を受け・・・結果大切なことを知った・・・札幌・羊ヶ丘での出来事。

イクラに変えられた運命

2010-08-23 18:10:08 | Weblog
時に、記憶はねつ造される。僕の場合はそれが顕著だ。強いていうならば、それが特技だ。
北海道日記を読み返してみたら、嶋田邸の前で待っていてくれたのは、奥さんのめぐちゃんだった。あれ?・・・うん、そんな記憶が蘇って来た。
まぁ、いいさ、人間の記憶なんぞ、そんなものだ。特に、僕の記憶力なんぞ・・・日記、ちゃんと付けようっと。

嶋田家で迎える朝。九時に起きると、外は雨だった。リビングルームで日記を書く・・・まるで我が家にいるかのように。健ちゃんが起きて来て、朝ご飯の準備をしてくれる。
この朝ご飯が・・・運命を変えてしまうとは・・・。

健ちゃんが運んで来たのは、山盛りのイクラの醤油漬け。小樽で買った生の筋子を二人でイクラにしてくれたもの。これ・・・これ・・・絶叫するほどに美味しい。いや、声も出ないほどに美味しい。そして、食べきれないほどの量。そして健ちゃんが言う。「おれたちはいつでも食べられるんだから、全部食べていいよ」。
いやはや、全部食べられる量ではない。
イクラって・・・ちょっと遠慮しながら食べるものだと思っていたよ。こう・・・なんか・・・自分の中の比率っていうのがある。イクラ対ご飯の比率っていうの。昨日のウニにしても朝のイクラにしても・・・その比率が完全に狂いつつある。
朝なのに、ご飯をおかわりしてイクラを食べる。バクバクと食べる。そして健ちゃんが言う。

「今日は札幌観光でもしていけば?」

僕はイクラをバクバクと食べながら言う。

「そういうわけにはいかないよ。先へ進まなきゃ」

「雨降ってるし、もうこんな時間だし、もう一泊していけばいいじゃない?」

「雨ねぇ・・・あれ、止んだんじゃない?お昼までに出発出来れば大丈夫だよ、いつもこんな感じだし」

なんて会話を交わしながら、依然としてイクラをパクパク。
そんなこんなでお腹いっぱいになった僕。

「ねぇ、健ちゃん・・・オレのイクラがこんなに余ってしまったよ・・・うぇーん(泣)」

「それ、夜ご飯にまた食べればいいじゃない?今日は札幌観光だね」

「うん、そうする!」


イクラが持つ力がこんなに強いとは思わなかった。この強靭な意志をも覆してしまうとは・・・。


それからテーブルの上にるるぶを広げて、札幌マストスポットのおさらい。洗濯までさせてもらい、僕の札幌デイはデイズへと変化したのであった。


山盛りのイクラがあれば・・・シングが釣れるよ。いとも簡単に。


西川口ハーツ

2010-08-23 03:58:42 | Weblog
一週間後、今度の日曜日。8/29は西川口ハーツでTrash Box Jam The Bandのライブ。
出演時間はまだ未定(近日アップ予定)ですが、この夏一番の熱いライブをお送りする予定。ぜひぜひみなさまのお越しを、お待ちしてます。

一応、浴衣水着ナイトってことになってるみたいなので、可能な方は、そんな格好で来ると楽しいのではないか。もちろん、普通の格好でも、じゅうぶん楽しめるけどね。オレも水着で出るかな。

2010年の夏も、そろそろ終わりの気配。全力で走りきろうぜぇ!