ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

狩猟免許、持ってます。来月で期限が切れますけどね。更新するかは迷い中。

2019-08-21 08:01:26 | Weblog


みんな知ってるかな?

何を?ってね。

落花生の効果効能だよ。

落花生ってすごいんだよ。

毎日食べないと。

何にいいって?

うーんとねぇ・・・うーんとねぇ・・・

ちょっと忘れちゃった。

でも、すごくらいいって書いてあった。どこかに。

そんなわけでね、落花生を大量に育てているというわけなのです。

だって、買うと高いから。国産なんて目が飛び出るくらい高いから。国産の有機栽培なんて目が飛び出て・・・まぁいいや。

とにかくたくさん種を蒔いた。種と言っても落花生を蒔いた。食用の落花生をね。種として売っている落花生は高いから。

一年分食べられるように、すごくたくさん蒔いた。
スクスクと育つ落花生。時期をずらして蒔いたから、育ちの早いものはもう花も咲き終わり、土の中に実がなっているはず。でも、まだまだ収穫には早い。

早く秋にならないかなぁ。なーんてね。

今、畑にいるんだけどさ、なんかおかしいと思ったんだよ。「あれぇ?おかしいなぁ?」ってね。

なんか落花生の畝の様子がおかしいなぁ。ってね。
茂った落花生の葉っぱの畝にポコポコと沈んだ箇所がある。

枯れたのかな?そんなことはない。落花生なんてそうそう枯れない。

見てみた。

「食われてんじゃーん!」

畝のところどころ、あっちこっち、あっちもこっちもそっちもどっちも、食われてんじゃーん!

まだ実に成り立ての落花生が掘り起こされて食べられてる。食べられていたり食べられていなかったり。

鳥じゃない。動物じゃん。動物となると・・・厄介だ。

まだ早いんだよ。バカ。

まだ早いから、被害は少ないとみた。
でもつまり、これからもやられるということだ。これからの方がやられるということだ。

アライグマか、ハクビシンか。イノシシではなさそうだ。よくわかんないけど。

対策を練らなければ。

今年は、トウモロコシを100本植えて、96本くらいアライグマに食われてしまった。4本しか食べられなかった。

トウモロコシなんて、いい。トウモロコシなんてのは刹那的な食い物じゃないか。美味しいけど。
落花生は、一年間食べ続けるつもりで育てているんだ。なぜならば、身体にいいから。何にいいって?うーん、それはちょっと忘れちゃった。

さぁ、対策を練るんだ。考えるんだ、しんぐくん。お金をかけずに出来ることを。

あぁ、またやることが増えちゃったなぁ。

ちょっと眠たい。

眠いから・・・何もしたくないよ、おれ。

帰れよ!ってね。

いやだね、帰らない。緑豆、蒔くんだから。

まだまだ満身ではない。

2019-08-21 07:39:40 | Weblog


火傷の傷もだいぶ癒えて・・・でもまだ皮がヘニャヘニャしてる。そりゃあね。このままヘニャヘニャ、ずっとヘニャヘニャだったら嫌だなぁ。

そろそろ歩きたい。
歩いたら皮が破れるかなぁ?と、まだ歩けない。

最近怪我が多い。肋骨二本にヒビがはいって。からの、100度のお湯を足の甲に被る。からの・・・二、三日前から腰が痛い。うそ。痛くはない。痛くなりそうな気配がする。こういう時は、非常にまずい。
僕くらいの腰痛マニアになるとね、わかるんですよ。これはただ事じゃないことになりそうだ。とね。嫌だなぁ。

そして、昨日ね。来ましたよ。
やはり、腰痛マニアの勘は当たる。

骨盤と腰を繋ぐ骨の辺りが痛み始めて、やばっ!と思ったら、骨盤と両脚の付け根も痛み始めて・・・ほぼほば歩けなくなった。ははは。うそ。歩ける。歩けないことはない。両脚ビッコみたいになら歩ける。片脚では立てない。腰も曲げられない。不自由です。

それでも、なんやかんやとやることは多くてね。頑張ってます。このくらいでは、満身創痍なんて言葉は使えません。こんな状態でも、出来ることは山ほどある。

で、真夜中。2時半くらいかな。
僕は考えるのです。
腰と骨盤。骨盤と脚。つまり・・・悪いのは骨盤だな。とね。骨盤の位置かな?

骨盤の位置を直すにはどつしたらいいんだ?

歩けばいいんじゃないか?

大概のことは、歩けば直るだろ?

火傷の傷には眼をつぶることにして、薬を塗ったガーゼの上から靴下を履いて、久しぶりにウォーキングシューズを履いたりしちゃって。いざ、真夜中の街へ。

本格的に痛いのだけれど、ちゃんと歩かなければ直らない。意味がない。姿勢良く、勢い良く。

痛いのを我慢して歩いていると、次第に痛みが消えていく。ちゃんと歩けるようになって来る。さすがアルキニスト。
あまり無理してもなんなので、4キロくらい歩いてみた。最後の方は、ほとんど痛みはなくなった。骨盤の位置が戻ったのか?どうなんだ?

調子に乗って、キッチンで、塩キノコや、チキンレバーペーストや、トマトカレーを作ったりしていた。

すげぇ、痛いの。実は全然直ってない。ははは。

光明が見えたか?と聞かれれば、全然見えてないと答える。

まいったなぁ。痛い痛いブログになっちゃうなぁ。

そして、朝になって、明るくなって、畑へやって来た。

たぶん、寝ろっつぅことなんだと思う。寝て治せってことなんだと思ったりもする。

まあね、そんな考え方もある。

でも、寝ない。

両脚ビッコくんで畑へ繰り出して来て、何が出来るってもんでもない。

三日くらい前に蒔いた緑豆の芽が出ているはずだなぁ・・・と、畝をチェックしていたら、芽が出ていない。
まだかな?おかしいな?と思っていたら・・・

「ハトが食べてんじゃーん!」となった。

マメ科の芽は、芽が出た瞬間にハト頭を食べられてしまう。

ハトやカラス除けに不織布というものを掛けておくのが定番なのだけど、掛けるのを忘れた。

自分が悪い。がっびーん。ということになる。

まぁ、そんな感じの朝なんですけどね。

給食、どうすんの?

2019-08-18 01:45:48 | Weblog


今日は長靴を履いてみた。
火傷の傷に薬をたっぷり塗って、ガーゼを被せて、慎重に靴下を履いて、長靴へイン!

行けそうだ。ということで、畑へ。
37度の炎天下、畑へ。
馬鹿がすることだな。

2号畑、台風被害、無し。

草がボーボー。

ゲンナリしてしまう。

毎日のように草刈りや草むしりをしてたのに、一発雨が降って、カンカーンと日が照ると、草がドッカーン!とね。

農業って、大変ですよね?とたまに聞かれる。

僕は農業なんぞはやっていないので、答に困る。僕のは、趣味の家庭菜園的なやつなので、答に困る。がしかし、僕の食はこの菜園でほばほぼ成り立っているわけだから、農業ではないが、生業ではある。

種を蒔いて待っていれば芽が出て育って実がなっちゃうんだから、大変ってこともないですよ。

なんぞと軽口を叩いたりするし、実際そうなのだが・・・

ボーボーに生えまくった雑草を見ると・・・農業って大変。。。と思ったりする。こともある。

往往にして、年配の方々の畑は茶色い。土の色が見える。畝間の通路などは、雑草をこまめに刈っているので茶色い。

有機農法の畑は緑色。虫の住処の草を残しているから、畝間の通路はほぼほぼ緑色。土は見えない。

ちなみに、僕の畑は緑色。雑草がボーボー。

僕の2号畑の隣の畑。電気の設備屋をいんたいした夫婦が管理している。四年くらい前か、僕が畑を借り始めた同じ頃、畑を始めた。

この夫婦がとにかく金持ちで。井戸を掘って、ポンプで汲み上げる装置はあるわ。ブドウ畑を作って、単管パイプを100本くらい使ってブドウ棚を作って、その棚を全て鳥避けの網で囲うわ。イノシシ除けの電気柵を畑の周囲全部に設置するわ。ユンボを持ち込んで、土は盛るわ。ダンプを買ってきて、土は盛るわ。
500万円くらいは使ってる。ははは。すごい趣味だ。

ちなみに、隣の畑の土は、茶色い。こまめにこまめに草を刈ってる。なぜそんなに茶色くするんだ?と思うくらい茶色い。

その後夫婦、去年辺りから、家庭菜園を卒業して、農家登録をした。農家登録をすると何が変わるか?出荷出来るのである。
今年から、ブドウや野菜を地域の直売所で販売しているらしい。

旦那さんは寡黙な人だが、奥さんはおしゃべりなので、時々話す。

奥さんが言っていた。

「東秩父の小学校の給食に野菜を出してくれって頼まれてね。ほら、この里芋が出来たら給食に届けるんよ」

へぇ、すごいですねぇ。やり甲斐がありますねぇ。と僕は言ったりして。

そんな会話を交わしながら、奥さんは、小脇に抱えたバケツから白いツブツブを里芋の根元にドバッドバッと撒いている。

化成肥料・・・ね。

つい最近もここに書いたが、化成肥料は、決して身体に良いものではないんだな。

化学肥料を過剰に与え、作物の中で消費しきれない窒素分は、「硝酸態窒素」という形で残留する。この硝酸態窒素は肉などのタンパク質と食べ合わせた場合、ニトロソアミンという発ガン物質を生成することがわかっている。

とかなんとか言っている学者さんもいたりする。

硝酸態窒素たっぷりの野菜ほど虫が好む。人類は近代化農業の名のもとに化学肥料を多用して、人間に害があって害虫が好む野菜を大量につくり、そして虫がいるからといっては毒のある農薬をたくさんまくという矛盾を重ねてきた。

とかなんとか言っている、心ある人もいたりする。

ちなみに、隣の畑のご夫婦は、幼猫を虫に食べられたら困るので、コオロギコロリという名の農薬を撒いている。のを見たことがある。

ちなみに、1号畑の隣の畑のオオホリジージは、土の中の虫を全部殺す薬を撒いている。怖すぎるだろ?なぜそんなことをする?

それはいいとして、東秩父の小学校の給食の話。
発ガン性があるとか・・・農薬たっぷりだとか・・・そんなことを知ってから知らずか、子供たちは給食を食べる。喜んで食べる。残しちゃダメだと叱られながら、嫌いな野菜も食べねばならぬ。

化成肥料が危険なのか危険じゃないのか、野菜に硝酸態窒素が残留しているのかしていないのか、残留農薬があるのかないのか、その農薬が人子供の身体に悪い影響を与えるのか与えないのか・・・本当のことなど誰もしらない。だから、この世界では、今のところ、それは「良し」とされている、
ヨーロッパ諸国では使用禁止の農薬も肥料も、我が国の農林水産省が「良し」のお墨付きを与えているので、それは「良し」なのである。

原発事故が起きた時、枝野が放射能の数値について言っていたことばが脳裏をよぎる。

「直ちに人体や健康に影響を及ぼす数値ではない」

そう、直ちには影響なんぞ出ない。それは真実である。

さて、今日の僕は・・・
大豆の主枝の芽を摘んで、500本くらい。
小豆の畝に倒伏防止の紐を張って。
もう一本の小豆の畝の草をむしって土寄せをして。
台湾で買ってきた食用の緑豆を100倍に増やそうと思い、空いている畝に緑豆を蒔いて。
落花生の畝の草むしりをしていたら、真っ暗になった。
長靴を脱いだ。痛くなかった。足、治った。

豊かさってのはなんだろうなぁ?
この国は、豊かなのかなぁ?
豊かってはどういう意味なのかなぁ?
この国は、豊かなんですかねぇ?

誰か、分かる人、いますかねぇ?

お天道様がビタミンDを作ってくれる。

2019-08-16 16:41:54 | Weblog


お盆ですね。送り盆ですね。

嵐山辺りは、田舎の風習がすごく残っていまして、みんなそらぞれのお墓へ笹の葉がついた竹を持って歩いていたりします。いい風景です。この日ばかりは、生意気盛りの子供達も一緒に家族揃って。田んぼの緑。空にはトンボ。いい風景です。

三日ぶり?四日ぶりの畑です。久しぶりに外へ出ました。
強烈な日差しの中、「やっぱり外は気持ちいいなぁ」と呟いたりしながら。
いやしかし、すごい暑さだ。滝のように汗が出る。でも、やっぱり外がいい。

長靴はまだ履けない。だから、クロックス。火傷の傷に化膿止めの薬を塗って、ガーゼを当てて、その上からバンダナを巻いて。クロックス。水ぶくれが潰れるのは仕方がない。だって、完治まであと十日くらいは要しそうだから。さすがにそんなには待てない。

畑の台風被害。
キュウリの棚が壊された。半壊。すぐに直った。直ってはいないけど、まぁ、立て直した。

あとはちょこちょこ。ナスやピーマンやパプリカの支柱を直したり。

今年はズッキーニが豊作だったのに・・・根元から折れていた。子供ズッキーニが10本くらい付いたまま、根元から・・・。悲しい。

台風とはいえ、久しぶりの雨。そして晴天。トマトが300個くらい真っ赤っかになっている。収穫せねば。なかなか忙しい。

大火傷の原因になったドライベジタブル。つまり、干し野菜。

この三日間の雨。雨がかからないように軒下にぶら下げておいた。
今朝見たら、全部カビが生えていた。超ウルトラショック。なんのために火傷をしたんだ?
全部捨てた。超ウルトラスーパーショック。
超ウルトラスーパースペシャル火傷損。

まぁ、人生なんて、そんなものだ。そんなものなんだよ。

なんか、みんな、シシトウ、好きだよねぇ。いや、知らないけど。シシトウ、みんな好きらしいよ。
たぶん、たまにしか食べないからだと思うけど。
シシトウが鈴生りになっていてさ。さっき、200個くらい収穫した。200個は食べられない。200個は干せない。干しても食べない。でも、収穫はする。収穫しないと次が成らないから。

外は楽しい。太陽の下にいると幸せな気分になる。僕は、お天道様と仲良しだ。たぶん、そこそこに仲良しだ。

最近の僕の幸せの理由は、そんなところにもあるのかもしれない。

さて、トマトの収穫をするかな?
それとも、秋茄子の苗を植える畝の準備をするかな?
何しろとても忙しい。

もう一つの畑。今日は行けるかな?行けないかな?


みんなで。ぴゃんに。会いに。行かなきゃ。

2019-08-16 00:41:43 | Weblog


みほも、ひろしも、まこも、まさしも、エムケイも、ヨッシーも、きょっつも、ぎょいにーも・・・みーんなぴゃんの世話になった。

ちなみに、ぴゃんは死んでいない。まだ。

ある時、ぴゃんの家で打ち上げをやって酒を飲んだ未成年が、家へ帰って、ママにこう言ったらしい。
「ぴゃんの家で酒を飲んだ」

普通言わないんだよ。そういうことは。馬鹿にもほどがあるって話。

そのママってのは、息子がバンドをやってるってことが気に入らない。息子がバンドをやってるのはぴゃんという悪人のせいだと思う思っているような強烈なママンでね。

たーいへんなことになった。
まずは警察だったかな?
それから、議員に働きかけて、新聞社を動かしたね。
公務員のぴゃんが自宅で未成年に酒を飲ませたっていう記事が地方版に載りまして。
そこまでやるかママン?

町中が大騒ぎ。

ぴゃんをずっと擁護してきた教育長がクビになったり。

その後のぴゃん。事件後のぴゃん。
公民館で働くための社会教育主事という資格を持っているぴゃんは、本来公民館でしか働かなくていいのだが、ここはペナルティである。反ぴゃん派の働きかけもある。反教育長派とかなんとか派閥争いもあったのだろう。

びゃんは収税課という部署に回されてしまった。税金を滞納している人たちの家を回って、税金を取り立てる役回りである。

そして、その後、ぴゃんは腰に腫瘍が出来て、脚が痺れてまともに動けなくなった。

もうぴゃんも死んじゃうなぁ。死んじゃう前に会いに行かないとなぁと、いつもエムケイと話していた。
それから十年以上経ったと想う。

ねぇ・・・ぴゃん、全然死なないじゃん!

去年、久しぶりにぴゃんから連絡があった。
定年より五年早く仕事を辞めたと言う。だいぶ調子が悪いそうだ。
月の半分を実家のある石川の海辺に家を借りて過ごしているらしい。
残りの月の半分は、こちらで、人権問題やら政治活動やら精力的に動いているらしい。

ぴゃん、全然死なないなぁ。

で、宮崎さんである。やっと宮崎さんである。

僕らは実際、宮崎さんにも世話になった。宮崎さんも公民館の職員だった人である。バンド活動を応援してくれていた。
と思っていた。僕はずっとそう思っていた。

が、実際は全然違っていたらしく・・・。実は、本人は公民館なんぞでは働きたくなんかなく、バンド活動を支えたくもなく、一刻も早く市庁舎へ帰りたく、公民館活動命のぴゃんのことが死ぬほど嫌いであり・・・。

人間の、そういう裏表を目の当たりにした時の、若き日の僕の衝撃は言葉に出来ないほどのものである。
なんで?なんでなの?じゃあ、なんで応援してる風を?イミフー。

もちろん、事件に際してのぴゃん攻撃の急先鋒に立ったのも宮崎さんだったとか・・・そこらへんはよく知らないのだけれどね。

最後に宮崎さんに会った時に、宮崎さんはこう言っていた。

「あいつのせいで、また公民館に戻されちまった」

あいつとは、ぴゃんのことである。

二年ほど市庁舎へ戻っていた宮崎さんなのだが、ぴゃんが市庁舎へ戻された代わりに、空いた席に宮崎さんが座るという・・・座りたくないのに・・・という。

僕は、なんとなく、こう思っている。
ぴゃんの運命を変えたのは、宮崎さんなんじゃないかって。あと、イワシ。イワシってのは、ママンの息子。ママンに告げ口したイワシ。イワシっての苗字だから、ママンの名前もイワシ。イワシ一家。ブルーハーツが好きだったイワシ。ヒロトに謝ってほしい。まぁ、それはいい。

冒頭で「ロクな死に方をしない」という件を書いたが、それを宮崎さんに対しては思わない。たぶん。思ったことはない。たぶん。

きっとぴゃんも思わない。思っていたら見舞いには行かない。
でも、結局、冒頭の二人の会話が示すように、「複雑」な想いなのである。

意識混濁で何も話せなかったそうだが、ぴゃんと宮崎さんとが何かしらの会話を交わせていたとしたら・・・また違ったのかもしれないなぁ・・・と思ったりする。複雑が単純に変わったのかもしれないなぁ。とか。

宮崎さん、まだ五十半ばだそうだ。まだ若い。人は若くても死ぬ。若かろうが年寄りだろうが、死ぬときは死ぬ。

さぁ、僕らは生きよう。この命ある限り。死ぬまで生きようじゃないか。

さっき、電話でエムケイと話した。

「ぴゃんが死ぬ前に会いに行かないとね」

そして、僕は想う。

ぴゃん、全然死なないじゃーん!

おわり。


ライバルが好敵手とは限らない。

2019-08-16 00:24:09 | Weblog


ぴゃんは熱き人である。どうしようもなく。

僕らは少し大人になって、こうみんかへ顔を出すことも少なくなった。

時々ぴゃんから電話がある。話を聞いてみると、地元のヤンキーたちを集めてバンドをやらせるから、教えてやって欲しいとか、訳の分からないことを言いだしたりする。

仕方がないので行ってみると、ガチンコファイトクラブみたいなことになっていてりする。しかも、テレビ的なやつじゃなくて、リアルなやつ。

リアルさっき駅で盗んできたバイクでやって来て、リアルさっき決めたシンナーの匂いをプンプンさせて・・・僕はふと思うのである。・・・ぴゃん、おれは竹原慎二みたいに強くないから・・・負けちゃうから・・・とね。

ぴゃんは、こう思っているのである。こいつらをバンドで更生させよう!ってね。シングたちを更生させたみたいに、こいつらも更生させよう!ってね。

馬鹿馬鹿馬鹿。おれたちなんて、全然悪くなかったっつーの。

実際、何度か教えに行って、仲良しになって・・・そのあとどうしたんだっけなぁ。
やつらはもう来なくなっちゃったんだっけなぁ。やつらはやつらで忙しかっただろうしなぁ。

やつらのうちの何人かは、そのあとヤクザかヤクザまがいの仕事に就いて、死んでしまったっていう話を聞いた気がする。なにぶん、リアルガチなやつらだったものでね。

そんなぴゃんなものでね。余計なこと、やらなくていいことをたーくさんするものでね。それが生き甲斐、スクールウォーズの山下真治みたいなものなのでね。敵も多くてね。色々とあった。

バンドのライブの打ち上げを、ぴゃんの家でやったりする。
ぴゃんは早々に酔っ払ってしまい寝てしまう。
ぴゃんが寝た後も、みんなでワイワイ朝まで盛り上がったり。

たとえば、そこに未成年がいたりする。別に未成年がいたって構いはしない。酒が飲みたきゃ飲めばいい。ほどほどになら飲めばいい。自分の責任で。そんなものは当たり前の話である。
誰でも彼でも、酒が飲みたきゃ飲むのである。スーパーやコンビニで買って、勝手にそこら辺で飲むのである。そんなの昔から普通。普通のこと。なんの問題もない。はず。でしょ?

なんの問題もないはずのことが、どこでもかしこでも行われていることが、時々問題になったりする。

つづく。

ライバルの死に際し。

2019-08-15 23:57:04 | Weblog


例えば、酷いことをする人がいたり、酷いことをする人の話を聞いたり。
でも、そういう人は決してその酷いことの制裁を受けることはなかったりして。
たとえばそれは、杖を持ったお年寄りを目の前にして悪びれもせずに優先席に座り続けるサラリーマンだったり。
たとえばそれは、その優先席から立ち上がり、ドアが開くと共にホームへ駆け出し、エレベーターへ真っ先に乗り込み、「閉まる」ボタンをファミコン高橋名人の如く連打し、誰も乗せないまま一人で階上へ運ばれていくサラリーマンだったり。

なんでそんなことをするのかな?
なんのためにそんなことをするのかな?

君さ、ロクな死に方をしないよ。お天道様は見ているからね。

僕はそんなことをよく思う。
お天道様は見ているんだよ。
道徳って、そういうものだ。
この国の道徳なんてのは、もう腐っちゃっていて、「法律に触れてないんだから問題ない」なんて一国の総理大臣が胸を張って言ってしまうくらいだから、この国の道徳なんてのは、腐り切って溶けてもうなくなっちゃったのかもしれないけれど・・・
やっぱり、お天道様は見ているからね。

「ぴゃん」という人がいる。しんぐくんのアルバムのスペシャルサンクスのクレジットに名前が載っている。その「ぴゃん」である。

ちなみに、ぴゃんは死んでいない。まだ。

ちなみに、ぴゃんは僕のライバルではない。

ライバルとは、ぴゃんのライバルであり、宮崎さんという。宮崎さん、死す。の話。いや、まだ死んでいない。

今日の昼、ぴゃんから電話があった。

宮崎さんがガンになったから、お見舞いに行って来たと言う。
ガン末期、意識混濁であと二、三日の命だということらしい。

「よく行ったね」と僕は言う。

「うん、まぁ、色々とあったからどうしようかとは思ったけど・・・」とぴゃんは言った。


歴史を少し遡る。

バンドを始めた頃、町の公民館で練習をさせてもらっていた。
リヤカーを引いたり、チャリの荷台に大きなギターアンプを載せて運んだり、それはそれは大変だった。
その頃、町の公民館へ新卒で赴任してきたのが、ぴゃんである。

物置でタバコを吸っては怒られ、ホワイトボードに卑猥な絵を描いては怒られ・・・どうしようもない馬鹿な高校生の僕らの面倒を、ぴゃんは親身になって見てくれた。

町のおじいとおばあがカラオケをやるための防音室で連取をしていたのだが、毎回毎回、ドラムやアンプを運んでくる僕らのために、町に予算を請求してくれて、ドラムやアンプを買ってくれたのもぴゃんである。

僕らはぴゃんに育てられた。

つづく。

熱湯怖い?・・・少し、怖い。

2019-08-15 09:48:12 | Weblog


火傷ってのは、流水で冷やすのがいいってのは知っている。

でも、流水で冷やし続けるっては無理なもんだ。限度がある。

さいたま市の大きな病院で働く、ちょっと偉いベテランの看護師さんが、アドバイスをしてくれた。

「ビショビショの濡れタオルをあてていなさい」

特に冷やさなくてもいいらしい。濡れタオルをあててさえいればいいらしい。

だがしかし、冷やさないと痛いのである。キンキンに冷やさないと痛くて泣けてくるのである。

だから、濡れタオルの上にアイスノン。濡れタオルの上にアイスノンの足をクーラーバッグに突っ込んで。

結局、20時間くらい、クーラーバッグに足を突っ込んだまま過ごした。もちろん、アイスノンをちょこちょこ取り替えながら。

驚いたことに、あんなに痛かったのに、20時間後には痛みがすっかり消えていた。

やはり、専門家のアドバイスは凄いと言わざるを得ない。

少し水ぶくれなっている。ほんの少し。この程度で済んだのは、濡れタオル作戦のお陰だと思われる。

歩ける。

あっという間に歩けるようになった。

でも、靴は履けない。しばらくは、靴が履けない。

どう見ても、皮が柔らかすぎる。容易に全部剥がれてしまいそうだ。

今日は雨だしな。
台風、来てるしな。

もう少し、おとなしくしてるかな。

歩けないけど、ラッキーボーイ。

2019-08-13 23:19:38 | Weblog


そして僕は、ちょっと途方に暮れている (by 大沢シグユキ)

しばらく歩けなくなってしまった。

今朝のことである。

その前に、肋骨の怪我はだいぶ良くなった。自然治癒力とは凄まじい。全然安静にしてなかった。

「いてててて」と声を漏らしながら、腐葉土を250キロ、車に積み、車から降ろし、畑の畝に撒く。
「いてててて」と声を漏らしながら、30キロの重さの耕運機を降ろしたり積んだり。すぐに止まってしまう耕運機のエンジンのスターターコードを一日に150回も引っ張ったりする。

こんなことをしていたら、治るものも治らないよ!と思ったりしていたのだが、治るんだね。状態はだいぶ良い。

ウォーキングも、15キロくらいなら楽勝で歩けた。でも、時間がないから、普段は10キロにしていたりする。

で、今朝のことである。

夜中の2時に寝て、5時に起きる。5時半には、もう畑にいたりする。朝は涼しい。でも、6時半になるともう暑い。
耕運機を置いていない畑にいたので、鍬一本、男らしく鍬一本で畝を立てた。3リッターくらい汗をかいた。毎日こんなことばかりしている。楽しくて仕方がない。

9時頃に一度家へ帰ってきた。
最近のブームは、ドライベジタブル。野菜を天日で干す。食べる。うーん・・・あんまり美味しくないなぁ・・・とかやっている。

今朝は、ジャガイモとカボチャを干そうとしていた。
ジャガイモはアクが出るので、5分間塩茹でをきてこら干すといいらしい。

ジャガイモを切って鍋に投入して、その間にカボチャを切って・・・。5分経ったから、火を止めて、鍋を持って、シンクの前へ移動して、「あっ、ザル」と呟いて、シンクの下の扉に手を掛けて、その拍子に左手で持っていた鍋が傾いて、グラグラと煮立ったジャガイモ汁が鍋から溢れて、しんぐくんの左足にビシャーッとかかって・・・

一瞬何が起こったのか分からなかったなぁ。なぜならば、僕は靴下を履いていたんですよ。たぶん、これがいけなかったんですよ。熱さに気づくまでのコンマ数秒。靴下を脱ぎ捨てるまでの数秒。これがいけなかったんですよ。絶対。

大火傷ですよ。

最初はね、大したことないってね。浴室に駆け込んで、冷水で冷やして・・・でも、この季節、冷水じゃないんだよね。そこそこ生ぬるい水しか出ないの。だから、そこそこ冷やして、アイスノンをあてて。

足の甲が真っ赤っか。

それでも、まぁ、大したことないってね。ちょっと冷やせば大丈夫ってね。「今日の午後は緑豆の種を蒔きに行かなきゃな」なんて思っていたんですよ。

いやしかし、痛みは増していくばかり。もう、歩けないんだもの。アイスノンなんてすぐに溶けちゃうし。氷だって、すぐになくなっちゃうし。痛みは増すばかり。

それでも、ジャガイモとカボチャだけは干さなければ。ってね。続きをやるよね。うっすらと泣きながら。
ついでに、オクラと、シシトウと、ナスと、ゴーヤと、ネギと、ズッキーニと、キュウリを切った。

干しカゴを持って外へ出て、裸足にクロックスで外へ出て、火傷の箇所に触れるクロックス。泣けるね。痛すぎて目眩が・・・。

干し終わって、泣いたね。

午後になったら治るかと思っていたのだけれど、全然痛みが引かない。

夕方になれば治るんじらないかと願っていたのだけれど、全く痛みが引かなかった。

仕方がないので。退屈で死にそうになったので、クーラーバッグにアイスノンを入れて、その中に火傷をした足を入れて、ポーチに出て、収穫したまま放っておいたニンニクの保存作業をしたりして。
そのまま夜になったりして。まだ痛みは引かなかったりして。

そういうことなのです。しばらくは歩けないのです。なぜならば、たぶん、しばらくは靴を履けないのです。痛くて。長靴も履けないのです。痛くて。

マグロは泳いでいないと死んでしまうといいますよね。
競走馬は歩けなくなると安楽死させられますよね。

さて、しんぐくんの運命や、如何に。

まぁ、今日のところは、そんな感じです。

転んだ時は肋骨二本で済んで良かった。と思ったのだけれど、今日は、「足の甲の火傷だけでよかった」と思った。あぁ、なんてラッキーなんだ。

みんなも、大怪我には注意しましょうね。

音速のネギ。

2019-08-01 18:49:16 | Weblog


肋骨が折れてるネタ。の続き。

転んだから悲しくなったという話を書いたが、それはもう乗り切った。さすがのしんぐくんである。切り替えが速い。音速の如く速い。つまり、スーパーソニックしんぐくんということになる。ちょっとかっこいい。スーパーソニックしんぐくん。もう一回言ってみた。かっくいい。

転んで、左胸と左手首を負傷した。と書いた。運転が辛いと書いた。左手首の痛みは消えてきたが、左胸は相変わらず痛い。なぜなら、肋骨が折れているから。たぶん、三日では治らない気がする。そんな気がしてきた。残念だ。

何が痛いって、寝返りが痛い。寝返りとは、眠っている時に知らぬうちに打つもので、つまりは、無意識。無意識のうちに寝返りを打って、あまりの痛さに目が覚める。いててててて・・・と言う。それを100回。繰り返す。眠れないっつーの。

転んだ翌日の夜、つまり、昨日の夜。左の脇腹が痛いことに気がついた。いつ気がついたかというと、肋骨が折れているのに、ウォーキングへ繰り出し、歩いている時に気がついた。まいった。すごく痛い。肋骨が折れている場所くらい痛い。転んで脇腹を打つか?

痛む脇腹をツンツンと指で突いて、いてててててと言いながら想像するに・・・。
脇腹の肋骨も折れている。脇腹を打ったわけではなく、転んだ時にお腹を打ったのだな。一番下の肋骨が圧迫されて、脇腹あたりにヒビが入った。ここら辺りが正解ではなかろうか?肋骨なんてすぐに折れる。

つまり、寝返りを打つ時に、胸と脇腹に激痛が走るというわけ。だから、全然眠れないというわけ。眠れないからって死ぬわけじゃないから全然構わないんだけれどね。

昨日は、途中で脇腹が痛いことに気がついたからウォーキングは8キロに減らした。今日は、安静の意味も含めて、6キロくらいにしておくかな。どうするっかな。

写真は、水たまりに埋まったネギ。ネギって強い。水たまりに埋まっても、しっかりと生きている。

そんなネギに、僕もなりたい。