ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

正方形は使いやすい。

2014-01-31 23:55:35 | Weblog


薪ストーブで燃やす薪にしてください!と、小さな板切れをたくさん頂いたのですよ、先日。

火付けにちょうど良い感じの、小さな正方形の板切れがたくさん。

薪ストーブのそばに置いて、燃やそう燃やそうと思いつつ、しばし放置。

なんかに使えないかな?そう思いつつ、しばし放置。

思い立って、作ってみました。・・・棚。小さな板切れの再利用で、新しい棚。

色を塗れば可愛くなりそうどけど、まぁまぁ。ちゃんとしたサイズのネジを使えばぴっちり収まるんだけど、まぁまぁ。思いつきとやっつけなんで、こんなものです。

なかなか可愛く出来ました。でも、飾るモノが、あんまり・・・ないんだなぁ。

あっ、明日は土曜日、ストリートだよ。


1/25。土曜日。大宮ストリート。

2014-01-26 11:47:23 | Weblog


関口モータースでのジムニーちゃんの修理代が二万円もかかってしまった。マフラー溶接したりもして、大変だったそうだ。せっかくCDやポスカが売れたのに、赤字だ・・・笑。
関口さん曰く、「やっぱり冬より夏が好きだなぁ。冬はまいっちゃうよ、寒くて何もやる気がおきないもんな」。
僕は口では「そうですねぇ」と言いながら、思っていた。

僕は断然冬の方が好きです。なぜなら、冬の方が歌声が透って聞こえるから。

1.マボロシサンセット
2.雪月花
3.三日月の夜
4.ミルクティー
5.kiss
6.sweet age 1
7.恋人

8.サマンサのアイデンティティ
9.3グラムの奇跡
10.アイリス
11.卒業
12.青いライオンが空を飛ぶ
13.December
14.マボロシサンセット

15.雪月花
16.僕らの未来
17.ハート仕掛けの悪キューレ
18.カナリア

19.グッドタイムス•バッドタイムス

20.キリキリバランス
21.半分の月

関口モータース。3

2014-01-22 21:22:54 | Weblog


んでもって、ジムニーちゃんの修理をしてもらったんだけど、これが意外にも大変な作業に・・・。

リフトで持ち上げた車の下に入って、関口さんはガタピシとやる。
僕はガタピシとやる関口さんの横で、ガタピシを見守る。
見守るだけってのもなんなんで、ライトを持って作業箇所を照らしたり、ここ持ち上げてくれるって言われたところを持ち上げたり、ちょこまかと手伝う。

しかし、あれだ。平成7年の車だから・・・もう19歳だ。そして18万キロオーバー。
下に入ってまじまじと見る。どこもかしこも・・・ダメなんじゃない?って雰囲気を醸し出してる。

ゴムやらバンドやらはことごとく破けてるし。。。錆びてるし。。。なんかグラグラしてるし。。。
あぁ、見なきゃよかった。。。怖い怖い。

んでもって、オイル漏れは直った。直った直後に、なんだかマフラーが落っこちかけているっていう問題が発生。
また部品を注文かな?って話をしていたら、関口さんがムムッと唸る。

後輪左タイヤ・・・の内側が濡れている。ぎゃー!ブレーキオイルが漏れている。滴るほど漏れている!

そこで、関口さんが一言。

「入院だね」

ジムニーちゃん、入院だそうです。うん、今入院してます。一週間ほどかかるそうです。

ブレーキが効かなくなる前に発見されて良かったってのはあるんだけど・・・次から次へと・・・。こりゃあ前途多難ですな。

んでもって、代車を借りて帰って来たのだけれど。
トヨタのイストってやつ。普通の車だよ。なんてことのない、特徴もない、ザ普通の名を欲しいままにしているような車だよ。
久しぶりに普通の車に乗ったんだけど・・・普通の車って・・・静かなんだね。ガタゴトしないんだね。ガタピシ言わないんだね。驚いたよ。スーッと走るんだもん。いやぁ、驚いた。

ジムニーちゃん、早く帰って来ないかなぁ。ガタピシ走りたいよ。おれ、どちらかというと、もうガタピシから離れられない。そんな人になってしまったようであります。

関口モータース。2

2014-01-21 18:41:29 | Weblog


関口モータースの関口さん曰く、ミッションのシールからオイルが漏れている。部品を取り寄せるから、すぐには直らない。

僕は聞いてみる。
「このまま走って、すぐに壊れちゃうってことはないですよね?」
関口さんは言う。
「うん、すぐにってことはないよ。大丈夫大丈夫」

「ちょっと出掛けようと思ってて」
「ちょっとなら大丈夫大丈夫」
「ちょっとってどれくらいですかね?」
「うーん、200キロくらいなら大丈夫大丈夫」
「もうちょっと遠くに行くんですよね」
「ん?どれくらい?」
「出雲なんで・・・往復2000キロかなぁ?」
「ん?・・・まぁ・・・大丈夫かなぁ?・・・大丈夫なんじゃない?」

そんなこんなで、チビチビとオイルを垂れ流しながら、2500キロを走って無事に生還。
それがお正月の出来事。

部品が入荷したってことで、関口モータースへ行ってきた。

そりゃあもう、関口さんってのは物凄くいい人でね。お客さんから余計なお金を取ることが大嫌いって人でね。

たとえば、「この部品を注文してください」って頼みにいったとする。そうすると、「この部品は頼むと高いんだよ。なんかなかったかな?」と工場の中を探し回る。で、なんか類似品の部品をウイーンウイーン加工して、パチっと付けて、「うん、お金はいいよ」って言っちゃうような人。

古き良き時代の町工場の人って感じなんだな。

つづく。

関口モータース。1

2014-01-21 18:03:36 | Weblog
車もバイクも、走れば走るほど価値が下がっていく、という前記事の話は、別に振りってわけじゃない。

そもそも、前の前の前の車インテグラ号は14万キロ。前の車のオデッセイ号は17万キロ。今の車のジムニー号は、去年の12月に買った時、すでに17万キロ。一年間走って、今は18万3千キロ。

そんなさ、この世の果てみたいな車にばかり乗っているなんて、信じられる?おれ、信じられないよ。あぁ、信じたくない。でも、これは現実。

ちなみにエムケイのスカイライン号は20万キロオーバー。マコが乗っていたカムリ号は23万キロくらいは走っていたな。信じられる?おれの周りは世の果てみたいな場所なんだな。

古い車はね、いつもガタピシガタピシと音を立てながら走っているんだよ。本当だよ。いつ壊れてもおかしくないの。または、壊れながら走っているの、だよ。

今年の正月は出雲大社へ行った。
出掛ける前にオイルを交換した。ジムニーの下に潜り込んでカチャカチャやっていたら、何やら不審な液漏れを発見。・・・これはまずい。これから遠出をするのに、これはまずい。と。

そんな時は迷わず電話。
まこ、エムケイ、シング御用達、関口モータースへ電話をするのである。

つづく。

バリオス姉さんの話。3

2014-01-21 08:11:47 | Weblog
バイクも車も、走行距離が多いからって、いい事なんて一つもない。
それはそうだろう。走れば走るほど、色んな部位に不具合は出てくるし、いざ売ろうって時に、走っていればいるほど価値は下がる。バイクなら30000キロ、車なら50000キロ。これ以上走ると、売り物としての価値はゼロになる。

バリオス姉さんはこう言った。目をキラキラとさせながらこう言った。

「見て、やっと90000キロいったの。あぁ・・・早く100000キロ走りたいなぁ。」

僕にとっては・・・目から鱗。青天の霹靂。そんなこと、考えたこともなかった。
もう9万キロも走っちゃったよ・・・このバイクもそろそろ潮時だな。・・・普通はこうなんだと思う。大体、9万キロも走ってるバイクなんて見たことがない。

僕のバイクは・・・まだたったの2万6千キロ。9万キロへの道のりなんて・・・長すぎて目眩がする。

でもね、その時から僕のワクワクは始まった気がする。10万キロへの道が始まった気がする。スタートのフラッグを振ってくれたのは、間違いなく姉さんだ。

距離計は、ただ距離を示すだけの指針ではない。その距離を走った時間を指し示す針でもある。刻まれたその距離は、愛車と共に駆け抜けた人生の中の大切な時間と興奮を表しているのだ。

90000キロ。あれから四年と数ヶ月。僕はやっとあの時の姉さんとバリオスに追いついた。
姉さんとバリオスは、今頃どの辺りを走っているのだろうか。素敵な時間を刻み続けているだろうか。

またどこかで会えたら、「少し大人になったね」と笑いながら言ってくれるだろうか。

僕の旅はまだまだ続く。

今日はマグナをピカピカに磨いてあげよう。

おわり。

バリオス姉さんの話。2

2014-01-21 07:38:51 | Weblog


北海道を旅するにあたって想ったこと。250ccのバイクは非力過ぎる。パワーが足りない。周りはみんなリッターバイク。ズドドドッと追い抜かれる。追い抜かれるのはどうでもいい。それは単にスピードの問題だからだ。その抜かれ方が問題なのだ。
こっちは非力なエンジンをグォーッも回して走っているのに、ズドドドの方は、エンジンのパワーの1/10も使っていない。楽々抜いて行く。お疲れェ!おつぅ!おつおつぅ!ってな感じで抜いて行くので気分が悪いのだ。
どうも250には分が悪い。それが北海道・・・そんな気がした。

姉さんのバイクはカワサキバリオス、250cc。
北海道の常連。もう数え切れないほど来ていると言う。連休が取れると、必ず北海道へ来るらしい。つまり、来られる時には、年に何度も。

僕は初めての北海道である。これは何か教えてもらわないと!僕の旅を実り多きものにするために、何か教えてもらわないと!

ツーリングマップル片手に、聞いてみる。
「どこか、お勧めの場所ってありますかね?」

僕は、これは、極々普通の質問だと思う。旅のビギナーが、旅のベテランに発する質問としては、オーソドックスというか、定番というか・・・。ここから盛り上がっていくというか・・・。

姉さんの答は予想外のモノだった。

「お勧めの場所なんてないわよ」

僕は一瞬思ったね。思っちゃったんだね。話し掛けたのは・・・間違いだった・・・のか?面倒くさい展開になってしまうのか?と。

姉さんは続けてこう言った。

「何がしたいの?」

・・・えっ・・・何がしたい?って言われても・・・あーうー・・・。

「その人が何がしたいかによって、勧める場所って変わるじゃない?」

・・・えっ・・・まぁ・・・そりゃあ・・・ごもっとも・・・ですけど・・・あーうー・・・。

僕は、それから何度も訪れることになる北海道旅の序盤で、この姉さんに出会えて、本当に良かった・・・そう思ったんだ。
何がしたい?そう聞かれて、答えられなかったのは、別に何がしたいかなんて何もなかったから。
なんでも見たいし、なんでもやりたいし、どこでも走りたい。

その日の日記に、僕はこんなことを書いている。

『バリオス姉さんはこう言った。

「行った場所、全てがいい所よ」

いいか悪いかは、自分にしか決められない。自分の目で見て、自分の足で立ってこそ、それは意味を成す。

これは人生の話だ。

「ありがとう」と僕は言った。
「お役に立てなくて」と彼女は言った。
「一番役に立ちました」と僕は言った。
「楽しんで」と彼女は言った。

これは人生の話だ。

とにかく、行ける場所へ行ってみよう。』

つづく。

バリオス姉さんの話。1

2014-01-21 06:57:53 | Weblog


僕の愛車。HONDA VTWIN MAGNAね。250ccのちっちゃなバイクね。通称マグナちゃんね。

そのマグナちゃんの走行距離が、ついに、90000キロを突破したんだね。

マグナちゃんを手に入れたのが2009年の1月。17000キロの中古だったから、丸5年で73000キロを走ったことになるんだな。ざっと見積もって、年間平均15000キロ弱。バイクにしては相当走っていると、我ながら想う。

マグナが90000キロ走ったら、書こうと思っていた話がある。バリオス姉さんの話。

僕のバイクの走行距離が、まだ26000キロだった頃の話だ。
2009年の9月。初めての北海道旅九日目の話。

道東の真ん中辺り、屈斜路湖の湖畔キャンプ場にテントを張っていた。9月ともなると、ライダーの数もめっきりと減る。その日はテントが五張りほどあっただろうか。
夜は静かだった。屈斜路湖の波打ち際がちゃぷちゃぷと音を立てている。

僕は外で星を見上げながら、北の夜を感じていた。他の人たちは、テントの中で各々の時間を過ごしているようだ。とても静かだ。

ふいに波打ち際が明るくなる。薄闇の中目を凝らすと、誰かが焚き火を始めたようだ。その人は、焚き火の前に座り込み、何をするでもなく湖の向こうの闇を見つめていた。
静けさの中、パチパチと木の爆ぜる音。ちゃぷちゃぷと波の打つ音。暗闇の中に浮かぶオレンジ色の灯り。

翌朝、湖畔の露天風呂に入って砂浜を歩いて帰って来ると、もうすでにテントは一つもなかった。みんな出発が早い。
連泊するわけでもないのに、最後に一人取り残されると、少し恥ずかしい気持ちになる。僕はいそいそとテントと荷物を片付けてバイクに積み込む。

一台だけバイクが停まっている。その持ち主が散歩から帰って来たようだ。

出発の準備も整ったので、ちょいと挨拶。

つづく。

ビバ、新年会。

2014-01-19 04:40:11 | Weblog


アニーズガーデン新年会。
みほ、しんぐ、まこ、しっしー、エムケイ、おだちゃん。AND more。
揃いに揃って新年会。18日ってことで、もはや新年会という雰囲気はゼロ。ゼロだけど、新年会。恒例だから。

ライブビデオを観ながらワイワイ。職場の話をしながらワイワイ。プータローの話をしながらワイワイ。真面目な話もしながらワイワイ。

燻製作ってワイワイ、サンマを焼いてワイワイ、カニ食べて、寿司食べて、揚げ物食べて、焼き鳥食べて、ステーキ食べて、バラ肉食べて、モツとタン食べて、ラーメン食べて。

みんなが帰る頃、嵐山は雪。雪が薄っすらと積もっていた。
雪が降る空を見上げると、薄雲の向こう側に月の明かり。・・・幻想的。

今年もアニーのライブが出来るといいなぁ。ささやかな1ページを作れるといいなぁ。と、心から想ったのであります。

そういえば、今年はみほに歌わせなかったなぁ・・・。それはちょっと心残り。

告知です。

2014-01-18 06:05:30 | Weblog
「いつからストリート始めるんですか?」とか、「早くストリートを始めてください」とか、わんさか問い合わせが来るかと思って、ずっと待ってるんだけど、ちっとも問い合わせが来ないので、辛抱たまらず告知です。

嘘だよ、ちっとも来ないわけないじゃん。わんさか来てるに決まってるじゃんか。嫌だなぁ、信じちゃった?

ほんとにさ、もう一月も半ば過ぎだよ。もう一月も終わっちゃうっつーの。

ストリートは、来週から始めます。日付は・・・えっと・・・1/25のどようですね。
今日からにしてくれって?
今日はね、恒例アニーの新年会なんですよ。だから、来週から始めましょう。
寒波もどこかへ行っちゃって、来週からは春のような陽気が・・・。だったらいいんだけどねぇ。寒いよねぇ。大丈夫ですかねぇ。心配です。

そんなんけで、チャオ。

ポストカードたるもの。

2014-01-16 22:26:25 | Weblog
去年は全部で99枚のポストカードを作った。うち二枚は未発表。
なんだかんだと忙しい中で、四苦八苦しながら写真を選んだり言葉を紡いだりしたのだけれど。振り返ってみて、99個もの作品がそこに存在しているというのは、やはり嬉しいものだったりしてね。

今年も書こう!と。拙い筆をとっています。

もうなんどかんだと、1600枚以上のポストカードを作っているわけで、改めて言いたいことなんて「ないよぉ!」と思うのだけど、時たま、「おっ!」と想うような言葉が浮かんで来たりもするから面白い。浮かんで来ない時は・・・「おれは無能だ!」と筆を投げたくなって寝転んだりもするのだけれど、あきらめずに立ち向かっていると、ふと言葉が湧いてきたりするから面白い。
そもそも筆を取るとか筆を投げるとか、筆なんて持ってないんだけどね。パソコンカチャカチャなんだけどね。

最近旅をしていないからさ。あんまり写真がなくてね。写真を選ぶのに相当な時間を取られる。
だから今年は、昔の旅の写真とかもね、取り入れつつ、やっていこうと思うんだよ。のんびりとね。

作品は自分の人生の歴史そのものだと想ってるからね。いい時も悪い時も、書き続けること。乗ってる時も乗ってない時も、ありのままの自分を曝け出すこと。それは日記のようなものだからね。

そして今日も、僕は筆を取る・・・と。

かもーん、たいやきんぐ、4。

2014-01-15 03:46:28 | Weblog


話は鯛焼き屋さんに戻って。

僕は5人くらいの列に並んで鯛焼きを二匹買ったんだけどね。
座敷の縁に座って、天然物をの鯛焼きを堪能している間に、来るわ来るわの大行列なんだね。あっという間に20人くらいの列になって、次から次へと人が入って来る。

あぁ、二匹買っておいて良かった。って思ったね。

この辺はお正月に鯛焼きを食べる風習があるのだろうか?と思ったんだけど、この店自体が九州発のチェーン店だからね、多分違う。みんな、ここの鯛焼きが大好きなようで・・・。

僕は鯛焼きを齧りながら見ているんだけど・・・。

あのね、すごいんだよね。おばちゃんが。どのおばちゃん?ってね。おばちゃんが何人かいるし、おじちゃんもいるし、若い男の子なんかもいるんだけどね。店員さんね。小さな店なのに10人くらいいるんだよ。焼く人とか、作る人とか、売る人とか、注文聞く人とか。

まぁ、分かりやすいのは接客担当のおばちゃんだよね。なんかすごいの。当たりがめっちゃ柔らかいの。

「鯛焼き六匹ください」ってお客さんが言うと、「六匹ですね、まぁ、たくさんお買い上げ頂いて、ほんまにありがとうございます、箱に詰めさせて頂きますね、ほんまにありがとうございます、今焼いている最中ですんで、少しお待ちくださいね」ってね。

まぁ、そんなに特別なことでもない風なんだけど、普通じゃないんだよね、込められている想いが。見てて、聞いてて分かるくらい。

カスタード目当てで来たお客さんもたくさんいて、今日は粒あんだけでの営業ですっておばちゃんが伝えるんだけど。それを聞いたお客さんの顔には一瞬落胆の色が浮かぶんだけど、おばちゃんの伝え方が絶妙でね、落胆の色は一瞬で消えちゃうの。多分、お客さんの方でこう想うんじゃないかな?あっ、落胆したらおばちゃんが困っちゃう!

まぁ、そんな感じで、そんなやり取りを観ているのが楽しくて、しばらくそこに居たんだけど・・・。
店内の雰囲気が良すぎて、どんなに行列していても、待たされても、イライラしている人が居ないんだな。

これはもう、商売の秘訣なんてもんじゃない。生きる上での秘訣みたいなものが詰まっている店なわけ。

笑顔と誠実さってやつだね。

鯛焼きの味が日本一なのかどうかは、僕には判断が付きかねるが、笑顔のサービスでは、間違いなく日本一!をあげたくなる、そんな鯛焼き屋さんだったのです。

おわり。

六花亭の話?ちょっと書くのが面倒になっちゃったから、察してね。察するより行くが易し。みんな、六花亭本店へいってみよう!
濡れねずみライダーにも優しくしてくれるんだよ。


かもーん、たいやきやさん、3。

2014-01-15 03:27:52 | Weblog


北海道帯広、六花亭本店の話。
帯広に着くと、ライダーはみんな六花亭本店へと向かう。ほんと。みんな向かう。向かわない人はモグリ。モグライダー。みんな六花亭が大好きなのだ。

六花亭のサクサクパイは確かに美味い。賞味期限3時間。ここでしか食べられないという付加価値も加わって、ひどく貴重な美味しさを醸し出す。
きたさんなんて、羅臼のキャンプ場の管理人さんへのお土産にサクサクパイを買って、帯広から三時間以内に持って行くことに命を賭けているくらいだからね。

がしかしである。最近、六花亭フリークのライダーと話す時に僕はこう言う。
「六花亭ってそんなに美味しいですかね?」
みんなはちょっと怒気を込めて言う。
「美味しいよ。何?しんぐーさんは好きじゃないの?」と。

僕は、押しも押されぬ自称六花亭フリークである。安くて美味しい、これは確か。が、しかし、六花亭が提供する味は、至って普通だと思うのだ。
ケーキもプリンも、驚くほど安い。味は・・・普通。スィーツ天国十勝に於いて、六花亭の味ってのは、至って普通!と声を大にして言いたい今日この頃なのである。美味しくないんじゃないよ、普通に美味しい、の普通なの。
ではなぜ、それでも自称六花亭フリークなのか?ということだね。ことなんだね。

つづく。

かもーん、たいやきくん、2。

2014-01-15 03:07:28 | Weblog


山陰への行きの道中、日本一鯛焼きの看板が目に止まった。
僕は「ふんっ」と鼻を鳴らしながら通り過ぎた。
鯛焼きは好きだ。鯛焼きは好きだけど、日本一なんて言われたら食べるわけにはいかない。だって、謙虚さが足りないだろう。・・・美味しくないに決まってる。

通り過ぎながら、チラッと見ると、駐車場に結構な数の車が止まっていた。ちっちゃな店だ。ちっちゃな鯛焼き屋にしては、大きな駐車場だ。

帰り道も同じ道を通った。京都の福知山に入る辺りだったと思う。

また、日本一鯛焼きの看板が目に止まった。正月二日。営業している。またしても結構な数の車が止まっている。店内にも結構な数の人がいる。

僕は「ふんっ」と鼻を鳴らして通り過ぎる。

通り過ぎてから、ふと思った。「あれ?ほんとに日本一なのか?な?」

そうとなったら、行かない手はないじゃないか。減速してUターンである。
キキーッと車を停めて、店内へ。

鯛焼き屋だから、鯛焼きしか売ってない。普段は粒あんこしあんカスタードの品揃えのようだが、新年二日ということで、粒あんのみの販売だそうだ。

店内の列に並んで、鯛焼きを二匹注文。二つじゃなくて、二匹ね。ここがポイント。
おばちゃんが、そういうんだよ。鯛焼き二つくださいって言うと、「鯛焼き二匹ですね、ありがとうございます」って。

「焼き立てでございます」と丁寧に差し出された鯛焼きを、店内のお座敷の縁に腰を掛けて頂いてみる。小豆は北海道十勝産だそうだ。

うん、旨い。確かに美味しい。皮なんでパリパリだし、アンコはぎっしり詰まっているし。でもあれなんだな。日本一か?って言われると・・・うーん。大体からして、鯛焼きで日本一って判断がつきにく過ぎやしないだろうか?

つづく。