ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

annie's garden at shibuya DeSeO 5/30

2006-05-31 10:13:30 | Weblog
昨日は渋谷デセオにアニーズガーデンが復活したよライブ第2弾!でした。来てくれたみんなどうもありがとう。平日(火曜日)ってことで、しかも意外に急に決まったということもあって、そしてしんぐ不在が2週間に及んだ上に体調を壊したということもあって、なかなか冒険的なライブになりましたが、なかなかの大成功。普段お目にかかれない人も来てくれたりして、楽しい一日になりました。どうもありがとう。
デセオでのライブは、大宮ハーツでのライブと違って持ち時間も短く、かなりコンパクトなライブになってしまいますが、その分「キュッ」と締まったライブを観せられたんじゃないか?なんて想ってます。
デセオは「みんなが言うように「音も良いし」、対バンの皆様も実力派揃い・・・メンバーにも良い刺激になってます。またやりたいなぁ・・・と想っている所に朗報!

アニーの次のライブは7月1日(土)の大宮ハーツ・スリーマンですが(これは必見)、8月13日(日)に再びデセオライブが決定しました。みなさん暑い盛り、お盆だったりもしますが、今からスケジュール空けておいてくださいね。v。v。v。

sandwitch

2006-05-31 10:09:46 | Weblog
シタデル地区にそびえ立つガーマ・ムハンマド・アリに行った。かつて十字軍を打ち破った中世アラブ社会の城塞の中にある、通称モハメドアリ・モスクである。巨大にして荘厳。中に入ると実際に礼拝に来ているエジプト人を多数見かけた。
ギザのラクダ商人の話によると、王様モハメドアリは、ピラミッドを覆う真っ白の化粧岩を剥がしてシタデルまで運び、この城塞やモスクを築いたという(多分ホント)。言うまでもなくモハメドアリはアラブ世界の英雄である。余談ではあるが、かの有名なボクサー「カシアス・クレイ」は、キリスト教からイスラム教に改宗する時に自身の名をモハメド・アリに改名したのである。
モハメドアリ・モスク・・・エジプトを訪れたら取りあえず行ってみてください。


駐車場で屋台を見つけた。おっさんに「おっさん、何売ってんの?」と聞いても答えてくれない。「おっさん、何売ってんのさ?」と再び聞くが、英語が分からないようで困り顔である。取りあえずなんだか分からないけど「一つくれよ」と指を一本立てると、おもむろに何かを作り始めた。
おやじ
パンに何か塗ってる・・・なんだょそれ???しゃがんでシャカシャカと何かやり始めた・・・おい、何してんだょ?おっ、紙に包んで丸めた。ジャジャジャーン出来上がり。
パン
意外にシンプルです。中身はコンビーフみたいなものでした。やばいです。味はかなりまずいです。そして何かの葉っぱ?みたいな生野菜・・・。エジプトでは生水と生野菜は食べてはいけません。何故ならば一撃必殺でお腹を殺られるからです。必殺です。必ず殺すです。おやじはシャカシャカと生野菜を生水で洗っていた訳です。つまり必殺×2です。
てなわけで、コンビーフみたいなものをはさんだパン、60円也・・・の遅い朝食でした。・・・意外に高いぞ、おやじぃぃぃ。。。

このブログ、携帯からだと一枚しか写真が見れません。残念。パソコンからだと全部見れるんだけどなぁ。ちなみにこの記事には3枚の写真っす。

bazzar

2006-05-30 10:04:00 | Weblog
夜のバザールに出かけた。財布とパスポートを部屋に残し、ドル札をジーンズの左前ポケット、エジプトポンド札を右前ポケットに入れて。悪名高きカイロのバザール、夜の「ハーンハリーリ」。スリと詐欺師が溢れる場所である。観光客がその門をくぐるや否や、数人の男達に取り囲まれ腕を引かれる。あれやこれやと品物を押しつけてくるのだが、構わずに進む。進むだけでは何なのでチラホラと店を冷やかす。そのたびにくっついてくる人数が増えていく。ちょっとした大名行列(大袈裟)だ。耳元であれやこれやとうるさいが極力無視。
観賞用水パイプを10ドルから4ドルに値切り、1ドルのお釣りの代わりにお香を受け取る(笑)。ちょこちょこと何かを見つけては値切り、買ったり買わなかったり。
ある男がエジプトの古いコインを持って寄って来た。コインを見せて「これを買え」と言う。「そんなものいらない」と言って煙草に火を点けた。ちょうど持って行ったジッポのオイルが切れていたため、パチンコ屋の粗品の底が青く光るライターで火を点けた。そして「このライターすげえだろ?光るんだぜ。ほれほれほれ(ピカピカピカ)ほれほれほれ(ピカピカピカ)」と自慢した。そしたらその男、「そのライターを俺にくれ」と言い出した。そこで僕はこう言った。「そのコインと交換してやるよ」。

今、僕の部屋のテーブルの上に、金色のエジプトのコイン。パチンコ屋の粗品も、なかなか棄てたもんじゃない。ライターを手に入れた男の写真・・・お兄さん・・・ちょっと顔恐いんですけど・・・。


shape of love

2006-05-29 10:01:27 | Weblog
君に逢えない夜は・・・君に逢いたくなる
不思議なくらい・・・君に逢いたくなる
君に逢えない夜・・・この胸が愛しさでいっぱいになって
君への想いが育まれていくのを感じる
君に逢えない夜・・・伝えたい言葉があふれてきて
不思議なくらい・・・僕の中に唄が生まれる

君に逢えない夜・・・僕は好きだ
「君がいつもそばにいてくれる」
そんな大前提ありきの話ではあるけれど
君に逢えない夜が・・・僕は好きだ

こんな不可思議な愛の形・・・きっと君は笑うだろうな

speedstar

2006-05-28 09:57:42 | Weblog
日本人の車好きには目を見張るものがある。車をピカピカに磨くことを趣味にしている人の多さに驚かされたりもする。日曜日のコイン洗車場はカップルや家族連れで行楽地並の賑わいだし、ガソリンスタンドの洗車機には列が出来、洗車後に真っ白なタオルで吹き上げ、ワックスをかけたら光沢ピカピカで眩しい。そんな車マニアの車のボディに傷でもつけようものなら大変なことになる。もちろんゴメンじゃ済まされない。保険だ!訴訟だ!裁判だ!ってな感じ?
生憎trash box jamのメンバーの車は少々お疲れ気味であり、「多少の傷ならば会釈で受け流そうじゃないか」的なラテンのノリで扱っているのだが・・・
上には上と言うよりも上には遥か上がいるもので、写真の車達、現役であります。しかも乗り合いタクシーというか、乗り合いマイクロバスいうか・・・ぎゅうぎゅうに人を詰め込んで走ります。もちろん後部のドアなんて閉めません。てかドアがありません。すごい速度で走ってます。20円くらい払えばその車の目的地まで連れて行ってくれます(多分)。恐すぎて乗れなかったので、定かではありません。もちろん乗る時は飛び乗り、降りる時は飛び降りです。スカーフを被ったイスラムの女性達もそうしてました。時には三車線道路の二車線目で降ろされたりします。降りたら目の前を車がビュンビュンです。クラクション鳴りっぱなしです。はい、とっても危ないです。くわばらくわばら・・・。

バス2


hello sfinx

2006-05-27 09:36:51 | Weblog
人面獣身、ピラミッドを守るスフィンクス。長い歴史の中で・・・アラブ人に鼻を削られ、イギリス人に長いヒゲを奪われ、額のコブラは風化して・・・今や畏怖よりも愛嬌たっぷりである。それでも今も尚ピラミッドを守り続けるその忠誠心にはハチ公もビックリ。

昼のうちは観光客で賑わうギザのピラミッド群も、夜になると人気がまったくなくなる。カイロの明るすぎる街の灯りに邪魔されるとはいえ、ピラミッドの上空に見える星空は、まさにアラビアンナイト。ジプシーの子供達が「money money...please...」と、哀しげな声を出しながらまとわりついてくる夜だとしても、そこでしばしの時間を費やすことを、ためらうはずもない。

1:1.618

2006-05-26 09:31:49 | Weblog
1:1.618・・・黄金比で造られたピラミッド。
傾斜角度51度50分、高さ146m、底辺23m、積み上げられた石の平均の重さ2.5t、基底部の石の重さ15t超、使用された石の数230万個・・・。トラックもクレーンも存在しない古の世界・・・。
僕らの想像力など遠く及ばない力がそこにはあった。どのくらい大きいのか・・・ほんの少しだけ、想像してみて欲しい。ピラミッドバス



pyramids

2006-05-25 09:30:13 | Weblog
4500年の時の流れなど・・・想像することさえ出来ない。なぜ今もここに残るのか・・・なぜ崩れ消え去ってしまわなかったのか・・・。まるで宇宙人からのメッセージと見間違うような人類の偉大なる痕跡。気高くも砂漠に眠る壮大なロマンを語るには・・・僕はまだまだ若すぎる。




Wageih the driver

2006-05-24 09:34:50 | Weblog
カイロの街に吹く風は乾いていて、鳴り続けるクラクションが今も耳に残る。恐ろしいほどに恐ろしい雰囲気の中ではしゃぐ子供達。スカーフに覆われた鋭い目つきの女達。水パイプを吹かしながらたむろする男達。ラッパズボンを履いた異国からの来訪者は、時に優しく時に厳しく迎えられた。

詐欺師とペテン師が横行する街で教えられた一つの言葉

「金は明日には無くなるが、友達は一生残る」

満面の笑みを浮かべた彼と握手をしながら、僕は彼との再会を固く誓った。

カイロの街の喧噪が、今もこの肌と耳に残る。車のクラクションは終日止むことはない・・・。