ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

辛いのが好きな人はみんなバカだとか。

2014-08-27 22:12:33 | Weblog


ライブの打ち上げの話。

マコとエムケイと三人で、帰りがけにラーメンをってのはいつもの流れ。

せっかく都内まで来たのだから、有名どころのラーメンをってのも普通の流れ。

エムケイは翌日仕事だからのんびりもしていられないんだけど。エムケイがノリノリでラーメン屋探しに奔走。

場所は池袋。

無敵屋っていう有名店。駐車場所が見つからず断念。日曜の夜なのに、20人くらい並んでいた。

やすべえっていうつけ麺屋。スープがなくなったみたいで、閉店時間よりも早く店仕舞いしていた。

3人並んで、池袋のサンシャインそばの繁華街辺りをウロウロ。

ふと目に入った赤い看板。蒙古タンメン中本。
辛いやつね。真っ赤なスープの辛いやつね。
3人とも辛いのが好きってわけじゃないからね。ここは揃ってスルー、のはずなんだけどね。
有名なのに、三人とも入ったことがないんだね。
あら、奇遇ですね。てな感じでね。

何を血迷ったか、蒙古タンメンの暖簾をくぐってしまったんですね。

メニューに辛さのランク付けみたいな数字が入っていてね。
マコは8のやつを頼んでいたよ。10段階の8だね。
えエムケイは5。僕は、美味しく食べたいからね、3。マコとの差は5。

マコの8を食べてみた。

「ノドがぁ・・・ノドがぁ・・・痛いぃ」

エムケイの5を食べてみた。

「マコの8を食べちゃったからね、普通だね。全然盛り上がらないね」

自分の3を食べてみた。

「全然辛くない。全然つまんない」

そこでエムケイが言う。

「そこに唐辛子があるじゃん。入れちゃいなよ。ドバッと。入れちゃいなよ。ドバッと。入れちゃいなよ。ドバッと」

そして、ドバッと唐辛子を入れちゃうという・・・。

あぁ、バカばっかりだなぁ、この世界は。

8を平気な顔で食べちゃうマコもバカだけど、3に唐辛子をドバドバ入れちゃうおれもバカだし。エムケイは、なんか、普通にバカみたいだし。

先に帰ったしっしーも含め、メンバーのみんな、おつかれさまでした。

あぁ、楽しかった。

次行ったら10のつけめんを食べてみようっと。

宝クジなんて絶対当たらないよ。

2014-08-27 21:44:05 | Weblog


こんばんは。お久しぶりです。

今どこにいるかって?
もうどこかへ出かけてるんじゃないかって?

まだです。まだいます。家にいます。

旅に出る前に、やらなければならないことがあったのです。
旅の準備をする前に、やらなければならないことがあったのです。
わかりにくく言うと、「宝クジは、買わないと当たらない。もちろん、買っても絶対当たらないけどねっ!」ってことなんです。

つまり、その、わかりにくく言った「宝クジ論」から来る、やらねばならぬことを、コツコツと細細と粛粛とゴリゴリペタペタとやっていたのであります。

あぁ、面倒だった。

なんでみんな、当たらないのに宝クジを買うんだろうね?
それはね、ハズレが決定するまでの束の間の夢に酔い痴れるためなんだよ。

まぁ、まぁ、わかりにくい話はこれくらいにして。

先週日曜日、Trash Box Jamの今年初のライブがありました。
もう8月なのに今年初。3年くらい前までは、頻繁にライブをやっていたんだけどね。
それにしても、たったの一度も合わせていないに等しい新曲たちを、見事に演奏出来たなぁと、我ながら感心。これぞ、長年培ったTrash Box Jamの真髄って感じ。
やっぱり新曲を演奏出来るってのは嬉しい。旬な感じが出るしね。演奏する側の緊張感がたまらなくいいと想います。

往年のナンバーから新曲まで、ちょっとズルして多めに演奏しちゃいました。
主催者まゆちゃんの了解は得ているってことで、長めに演奏しちゃいました。

それほど宣伝に力を入れたわけでもないのに、たくさんの人が来てくれました。
みんなの顔を眺めながら、安堵感と興奮に包まれた40分といった感じで。

楽しんでいただけましたか?

事前リハ無しで臨むライブってのはいかがなものか?と思わないわけではないのだけれど、こんな風に瞬間の風景を切り取るようにライブが出来るなら、それはそれで・・・素敵なことだなと、想ったりもする。

「歌い続けてください」

と、たくさんの人が声をかけてくれた。

これからも応援よろしくお願いします。

さて、さて、旅の準備を始めるっかな。もう冬支度だ。

8/24御茶ノ水KAKADO、セットリスト。

1.3グラムの奇跡
2.帽子からまだハトが出ないし
3.遠い空
4.フラワー
5.ヒカル
6.マシンガン
7.メッセージ

どうもありがとう。

今日は、御茶ノ水KAKADOの日。

2014-08-24 12:43:03 | Weblog
今日はTrash Box Jamのライブの日。
場所は御茶ノ水KAKADO。

前にやったことがあるのだけれど、どんな場所かすっかり忘れた。
ステージとか、ハコの雰囲気は覚えているのだけど、建物とか、どうやって行ったのかとか、全部忘れた。

今、エムケイと合流。

エムケイがナビを探して、ゴチャゴチャやっている。
いやぁ!さっきまで手に持ってたんだけどなぁ・・・と言いながら、ゴチャゴチャやっている。
結局見つからずに出発。

悔しいなぁ・・・。

と、エムケイは言いながら、まだゴチャゴチャとあきらめがつかないみたいだ。ゴチャゴチャゴチャゴチャ。

まぁ、よくあるよよくある。さっきまで手に持ってたのになぁ。よくあるよくある。

これからマコを迎えに行って、御茶ノ水へGOします。

アマガエル、こんにちは。

2014-08-23 18:15:23 | Weblog


お盆が過ぎたら秋の気配。と聞いたのだが・・・まだ、暑いじゃないか。セミがミンミンジージー鳴いているじゃないか。

庭のカボチャは大変なことになっているじゃないか。庭中を埋め尽くすカボチャの葉と茎。その割りには、カボチャの実の数が少ないじゃないか。

とりあえず、買い物のついでに、高坂にあるケーキ屋さんのジェラートを食べたりして。
バイクの荷物を降ろしたりして。
カボチャの葉を刈ったりして。
洗濯をして干したりして。

汗だくじゃないか。

アマガエルは相変わらずちっちゃいな。

雨が少なかったのか・・・ブルーベリーの木が枯れかけている。

明日はライブだ。御茶ノ水だ。
そろそろギターを弾いてみようか。
そろそろ、歌を口ずさんでみようか。

ただいま。帰って来たよ。
明日、会おうね。

おっとっと。

2014-08-22 18:42:27 | Weblog


おっとおっと。明後日は御茶ノ水KAKADOでTrash Box Jamのライブじゃないか。
いつまでも潮騒に包まれて昼寝をしている場合じゃないぞ。

ということで、ただいま船の上。海路11時間。東京湾を目指しています。

僕の夏休み、いよいよ終了。

夏休みが終われば、残暑を通り越して秋が来る。

家に着くまでが遠足です。東京から我が家まで60キロ。おだちゃんの原チャリを伴って。

遥か関東平野に、分厚い積乱雲がかかっています。カミナリがピカピカ光っています。
帰り道、濡れるのは嫌だなぁ。

そろそろ、ギターに触りたい。


破壊王、降臨。2

2014-08-21 16:05:01 | Weblog


昨日の晩御飯時。

炭火を起こして、干物だとかなんだとかを焼いて食べようと。

炭火を起こすキャンピンググリルのそばにおだちゃんが寄ってくる。

バキバキバキ!

と音を立てて、おだちゃんが半分ひっくり返っていた。

椅子を二個も壊してしまい、座る椅子がなくなっまおだちゃんは、保冷用の発砲スチロールケースを椅子がわりにしようと。座った途端に、バキバキバキっとなったと。

おいおい、考えればわかるだろうよ。

鉄のパイプを壊すほどの体重なんだぞ、と。
発砲スチロールが耐えられるわけがないだろう、と。

釣ったさかなを冷やす保冷用の発砲スチロールケース、終了のお知らせでーす。

まぁ、これもおだちゃんが拾ってきたやつだから、いいんだけどね。

破壊王、降臨。

2014-08-21 15:17:44 | Weblog


数日前、おだちゃんが、誰かが置いて帰った椅子を見つけて来た。

キャンプ場には、持って帰れないのでご自由に使ってください的なものが多々あったりする。

自分用の椅子を自重で破壊してから、椅子なしの生活を余儀無くされてきたおだちゃん。実は、結構椅子に座りたかったようだ。

拾ってきた椅子に腰掛けながら、「うん、これは座り心地がいいな」などと言いながら、頷いていた。

僕は、そんなおだちゃんに座られている椅子の帆布やパイプの軋みを眺めながら・・・。

昨日のこと。

ただ何もしていない時間。

ただ椅子に座っているだけの時間。

「バキッ!」という音とともに、おだちゃんが座っていた椅子のパイプが砕けた。
拾ってきたお気に入りの椅子がペチャンコにつぶれ、ペチャンコになった椅子の上に呆然としたおだちゃんが座っている。

大仏?

あぁ、かわいそうな椅子。

普通、壊れないって。

港の屈強な男たち。

2014-08-21 05:58:27 | Weblog


朝4時半に起きて、釣り。
4時に起きるはずだったんだけど、おだちゃんが寝坊したので。

もうすぐライブだから、もうそろそろ帰らねばならない。

昨日は5時半に起きて、釣り。
4時に起きるはずだったんだけど、おだちゃんが寝坊したので。

昨日は、釣りをやめて帰ろうとしたら、船が入ってきた。
バイクで堤防の先の方まで進入していたので、船が出港するまで帰れなくなった。一時間くらい。
なんで帰れないかというと、屈強な港の男たちが、ここは絶対通さないぜ!といった風な面持ちで、こちらを睨んでいるから。

50センチほどあった日陰がどんどん減っていく。
お昼ご飯用に釣ったムロアジは、風前の灯。ただでさえ足が早いのに。

暇だ。太陽の陽射しに焼かれつつ、暇だ。一時間くらい。

ムロアジが・・・心配だ。

そこで、その場でアジをさばくことにした。
せっかく太陽の陽射しもあることだし、干物を作ろう!

コンクリートの堤防の上で、アジを開いて、ビクに並べていく。
なかなかそれっぽい干物の体になった。

アジの干物の準備が整う頃に、ボーっ!という汽笛を鳴らして、東京行きの船が出港していった。

一日干して、夜に干物を食べた。

完全に干物でしかなかったけど、脂が乗っているでもなく、まぁ、まぁ、こんなもんでしょ。って感じ。

おだちゃんの愛犬、ゲキドンにあげたら、骨までバリバリ食べていた。

過保護のおだちゃんは、そんなもの食べさせたら骨がノドに・・・と心配していたが、ゲキドンはどんどん野生化していくのであった。


野戦病院。9

2014-08-19 00:03:22 | Weblog


喫煙室の目の前の、行き倒れ風の人々。
一人、おかしな格好の青年が見えるかな?

この人は、この格好で眠っているのだよ。
だって、30分以上もこの格好のままそだったから。

おだちゃん曰く、

お祈りの時間なのかもな。メッカの方角を向いているのかもな。

そんなわけはない。彼は、ただ、変な格好で、眠っているだけです。

野戦病院のお話は、これでおしまい。

野戦病院。8

2014-08-18 23:45:26 | Weblog


席ありチケットを持っている人の後に、席なしチケットを持っている人が乗り込む。700人くらい。

僕らは200番目くらいに乗り込んだ。半分より前だ。全然大丈夫、だと思っていた。

だいたい、席なしチケットの経験がないもんだから、どこがいい場所かなんてわからないのだ。
とりあえず、上から2番目の甲板の海側に空いているスペースがあったのだ、敷物を敷いて寝場所を確保した。
果たして、その場所がいいのか悪いのか、まるで分からない。
ただ、風は来る。飛沫も来る。雨が降れば濡れる。
いいのか悪いのか、全然わからない場所を、僕らはキープした。

そして、大した時間をかけて、船は港を後にする。
全員乗り込むまでに、相当な時間がかかった。そして、最後の方に乗り込んだ席なしチケットの人は、寝転ぶ場所もない。でも、寝転ぶ。斜めの場所。階段の踊り場。通路。トイレの前。自販機の横。いたるところに人が寝転んでいる。

どこかで見たことのある風景だ。

避難民。

自分の場所から、どこかへ行くたびに、人の頭や足や胴を踏みそうになる。蹴飛ばしそうになる。
ここは船の上だ。船は揺れるものだろう。細心の注意を払わねば、通路に寝転ぶ床と同じ色の毛布をかぶった、床と同じ色くらい顔が日焼けしたおじさんの顔を半分くらい踏んでしまう。ほんとに。

寝転ぶおだちゃんの写真を撮った。

まるで、野戦病院で、手当てを待つ患者のようだ。

甲板の上は、猛烈な風が吹いている。
みんな、頭から毛布をかぶって寝ている。その毛布が風でバタバタと音を立てる。みんな、毛布を飛ばされないように、ぎゅっと握りしめながら眠る。

なんだこれ?

なんなんだこれ?

この日、最低ランクの2等雑魚寝席のチケットを持っていた人たちは、さぞセレブ気分に浸れたことだろう。
格差社会だよ、格差社会。

いやはや、いい経験をさせてもらいました。ほんとに。


ライブの詳細。

2014-08-17 23:32:44 | Weblog
唐突ですが、8/24にTrash Box Jamが出演するライブの詳細です。
よろしくね。
Trash Box Jamの出演時間は8時頃の予定だそうです。
よろしけね。

mayuプレゼンツ
タイトル:ミラクル・ミステリー・ツアー Vol.6

8月24日(日)御茶ノ水 KAKADO
チケット2000円(別途ドリンク代)


18:00 O P E N
HONEY ANGEL mayu
myu
あきとぷらす
TRASHBOX JAM
HONEY ANGEL mayu


野戦病院。7

2014-08-17 23:21:28 | Weblog


幸運は幸運なのだけど、予約したチケットには、「席なし」と記されている。通称席なしチケット。

席なしチケットとは、座席が満杯なので、通路や甲板で寝るなら乗せてあげてもいいよ。というチケット。

前日の便の予約を取っていようと、そんなのは関係ない。船に乗りたきゃ、甲板で寝な!値段は安くはしないけどね!といった感じ。

バイクの積み込みがあるので、早めに着いた。バイクの受け渡しを終える頃には、席なしチケットを持つ人の列が200人ほどになっていた。

列に荷物を置いて、晩御飯を食べに。戻って来る頃には、席なしチケットの行列。僕らの後ろには500人くらい並んでいた。
乗船直前にはさらに増え、ザッと見積もって1000人ほどが、通路甲板への乗船を待っている。

大丈夫なのか?セウォル号みたいにはならないのか?と不安がよぎるのである。

野戦病院。6

2014-08-17 23:08:26 | Weblog


なんで野戦病院なのかって話を。

青森から帰って来たのが、日付が9日に変わった午前2時頃。
八丈島行きのフェリーが出港するのが10日の夜。
旅から旅へ。なかなか切羽詰まったスケジュール。

ところが、折から世間を賑わせていた台風11号。
出港は日曜日。金曜と土曜の船は、天候不良のため欠航している。出るのか?出ないのか?日曜日の夕方に最終決定がなされる。

今年で五年目の八丈島になるのだが、台風が重なったことはない。欠航した場合、どういった対処をするべきなのがまるで分からない。
船のチケットは2カ月前に予約した。バイクの輸送も2カ月前に予約した。それは、どうなってしまうのだ?

結局、日曜日の船は欠航になってしまった。
船会社に電話を掛けて、翌日の便に乗れるように手配した。しかし、バイクは無理とのこと。

つまり、あれだ。電車だ。キャンプの荷物を引きずって電車に乗るのだ。嫌だ。嫌だけど仕方がない。
バイクに満載するはずだった荷物を、おだちゃんと手分けをして運べるように組んでいく。4~5時間かかった。

翌日。出港の日。
帰りのバイクの輸送のキャンセルと、もしかしたらワンチャンあるんじゃないかという期待を込めて、船会社の手荷物センターに電話を掛ける。

意外や意外。なんとか載せましょう!とのこと。
そこから2時間かけて、今度は電車用パッキングから、バイク用パッキングに詰め替えて乗せ替える。

台風の影響でどうなることやら、と思った八丈島旅。一日出港が遅れるだけという、幸運に恵まれてスタートしたのである。

つづく。