word & diaryにはまだ載せていませんでしたが、長い間活動し続けてきたバンド・アニーズガーデンが年内をもって解散することになりました。
とても大切にしてきたバンドで、時の流れにさえ逆らって、このまま音楽性や方向性を変えつつも永遠に続くんじゃないだろうか?なんて想っていたのだけど・・・残念です。応援してくれたみなさんには「ごめんね」と「ありがとう」の二つの言葉を心から伝えたい。。。
みほとしんぐとひろしの3人の暇つぶしからスタートしたアニーズガーデン(アニーのブログ参照)、遊び半分で録音したデモテープ「虹」がコンテストで次々と賞をさらい、東芝EMIからデビューの話まで持ち上がり本人達もビックリ。まこを加えて4人組となり、都内のライブハウスでライブ活動を始める(ちなみに、初ライブはワンマンライブでした)。その後原宿ルイードを満員にし、軽く伝説を作ったり作らなかったり・・・「こいつらはどうしてこんなにお客さんを集められるの?」と他のバンドの話のネタになったりならなかったり。。。この頃ライブのために作った曲が「卒業」や「オヨグソラ」。持ち歌が少なかったため、アンコールで同じ曲を演奏することもしばしば(笑)。
この頃アニーの宣伝機関としてしんぐ&しゅう&まこにより「trash box jam」が結成される。大宮の道端にアニーライブのビラを貼りまくり、「三日月の夜」を歌いながらアニーライブの宣伝をしまくってました。
時は20世紀末、バブルの崩壊の余波を遅れて受けたメジャーレコード会社。99%保証されていたはずのアニーデビューの話は寸前にして頓挫。。。目標?を失ったアニーは解散の危機に陥るのであった。アニーの音楽を支えていたひろし(1st~3rdアルバムを製作)が脱退。
このまま終わるのももったいないということで・・・周囲の反対を押し切り?若きギターリストまさしを迎え入れ新生アニーを2000年末にスタート(ライブビデオ1~5秘かに発売中)。大宮ハーツで200人ライブ等々、またまた軽く伝説を作ったり作らなかったり。。。そんなライブ活動が評価され「アニーポップ」(全国CDショップで発売中)でインディーズデビュー。アニーにとってはとても過酷なスケジュールのライブを「元気ポップ攻撃」で乗り切る。が、真っ黒なフライングVを駆るまさしとの音楽性の違いから一時アニー崩壊の危機へ。。。まさしはギターをテレキャスターに持ち替え危機を打開、傑作5thアルバム「Dribe to the moon」を製作し、まさしの天才性を垣間見せる。がしかし、その後ひょんなことからまさし(4th~6thアルバムと数多くのシングルを製作)が脱退。。。またしてもアニー崩壊の危機。
しばしの休息の後、「アニーポップ」のプロデューサー山崎彰氏(ローリングストーンズの上海公演のオープニングアクトを務めたLIFE ON EARTHのドラマー)の紹介でサポートギタリスト・みっちーを迎え活動を再開(「レモネード」「恋人」「遠い空」のシングルを製作)。
そして2006年待望の3代目ギターリスト・しっしーが加入。「アニーポップ」以降のベスト盤「アニーランチ」(16曲入)リリースの話も持ち上がったり、久しぶりのオリジナル7thアルバムの製作に取りかかろうか・・・と。。。
振り返って見ると(振り返らずとも)、ずいぶんと長い時間が流れた。アニーはずいぶんと変わりながらもここまで歩いたり走ったりしてきて、もしかしたら少し疲れてしまったのかもしれない。共に過ごしたバンド達のほとんどが解散や引退していく中で、ここまで来れたこと自体が「奇跡」なのかもしれない。楽しさや嬉しさだけじゃなく、苦労や苦悩や危機を共に乗り越え、同じ時間同じ空間を共に過ごしてきたメンバーや、アニーを強く優しき眼差しで支え続けてくれたファンの存在は、アニーがなくなった後もずっと大切な存在で居続けるに決まってる。
僕らはアニーのライブや唄を「大切な宝物」と呼んできた。今も強くそう想う。全部がかけがえのない「宝物」。心の中に染み渡って、想い浮かべると自然と笑顔になれるもの。
あの頃アニーに夢中だったあの子達は元気にしているだろうか。。。あの頃アニーを元気の源にしてくれていたあの子達は元気にしているだろうか。。。アニーの唄を胸に抱えて巣立って行ったあの子達は元気に過ごしているだろうか。。。もう逢わなくなったあの子達はしっかりと大人になっているだろうか。。。今でもアニーの唄が心の中に流れているだろうか。。。時々そんな事を想う。流れていたらいいな。。。時々そんなことを想う。
あと二回のライブでアニーズガーデンは終わりを迎える。できるだけたくさんの人の目にアニーのライブを焼き付けて欲しいと想う。
今週末10/21(土)大宮ハーツ
start 18時半(アニーの出演は21時予定)
チケット1800円+ドリンク
ラストライブ12/28(木)大宮ハーツ・ワンマン
start 18時半(予定)
いつまでも心に残る大切な「宝物」と、僕らからの「ありがとう」に直接触れに来て欲しい。
とても大切にしてきたバンドで、時の流れにさえ逆らって、このまま音楽性や方向性を変えつつも永遠に続くんじゃないだろうか?なんて想っていたのだけど・・・残念です。応援してくれたみなさんには「ごめんね」と「ありがとう」の二つの言葉を心から伝えたい。。。
みほとしんぐとひろしの3人の暇つぶしからスタートしたアニーズガーデン(アニーのブログ参照)、遊び半分で録音したデモテープ「虹」がコンテストで次々と賞をさらい、東芝EMIからデビューの話まで持ち上がり本人達もビックリ。まこを加えて4人組となり、都内のライブハウスでライブ活動を始める(ちなみに、初ライブはワンマンライブでした)。その後原宿ルイードを満員にし、軽く伝説を作ったり作らなかったり・・・「こいつらはどうしてこんなにお客さんを集められるの?」と他のバンドの話のネタになったりならなかったり。。。この頃ライブのために作った曲が「卒業」や「オヨグソラ」。持ち歌が少なかったため、アンコールで同じ曲を演奏することもしばしば(笑)。
この頃アニーの宣伝機関としてしんぐ&しゅう&まこにより「trash box jam」が結成される。大宮の道端にアニーライブのビラを貼りまくり、「三日月の夜」を歌いながらアニーライブの宣伝をしまくってました。
時は20世紀末、バブルの崩壊の余波を遅れて受けたメジャーレコード会社。99%保証されていたはずのアニーデビューの話は寸前にして頓挫。。。目標?を失ったアニーは解散の危機に陥るのであった。アニーの音楽を支えていたひろし(1st~3rdアルバムを製作)が脱退。
このまま終わるのももったいないということで・・・周囲の反対を押し切り?若きギターリストまさしを迎え入れ新生アニーを2000年末にスタート(ライブビデオ1~5秘かに発売中)。大宮ハーツで200人ライブ等々、またまた軽く伝説を作ったり作らなかったり。。。そんなライブ活動が評価され「アニーポップ」(全国CDショップで発売中)でインディーズデビュー。アニーにとってはとても過酷なスケジュールのライブを「元気ポップ攻撃」で乗り切る。が、真っ黒なフライングVを駆るまさしとの音楽性の違いから一時アニー崩壊の危機へ。。。まさしはギターをテレキャスターに持ち替え危機を打開、傑作5thアルバム「Dribe to the moon」を製作し、まさしの天才性を垣間見せる。がしかし、その後ひょんなことからまさし(4th~6thアルバムと数多くのシングルを製作)が脱退。。。またしてもアニー崩壊の危機。
しばしの休息の後、「アニーポップ」のプロデューサー山崎彰氏(ローリングストーンズの上海公演のオープニングアクトを務めたLIFE ON EARTHのドラマー)の紹介でサポートギタリスト・みっちーを迎え活動を再開(「レモネード」「恋人」「遠い空」のシングルを製作)。
そして2006年待望の3代目ギターリスト・しっしーが加入。「アニーポップ」以降のベスト盤「アニーランチ」(16曲入)リリースの話も持ち上がったり、久しぶりのオリジナル7thアルバムの製作に取りかかろうか・・・と。。。
振り返って見ると(振り返らずとも)、ずいぶんと長い時間が流れた。アニーはずいぶんと変わりながらもここまで歩いたり走ったりしてきて、もしかしたら少し疲れてしまったのかもしれない。共に過ごしたバンド達のほとんどが解散や引退していく中で、ここまで来れたこと自体が「奇跡」なのかもしれない。楽しさや嬉しさだけじゃなく、苦労や苦悩や危機を共に乗り越え、同じ時間同じ空間を共に過ごしてきたメンバーや、アニーを強く優しき眼差しで支え続けてくれたファンの存在は、アニーがなくなった後もずっと大切な存在で居続けるに決まってる。
僕らはアニーのライブや唄を「大切な宝物」と呼んできた。今も強くそう想う。全部がかけがえのない「宝物」。心の中に染み渡って、想い浮かべると自然と笑顔になれるもの。
あの頃アニーに夢中だったあの子達は元気にしているだろうか。。。あの頃アニーを元気の源にしてくれていたあの子達は元気にしているだろうか。。。アニーの唄を胸に抱えて巣立って行ったあの子達は元気に過ごしているだろうか。。。もう逢わなくなったあの子達はしっかりと大人になっているだろうか。。。今でもアニーの唄が心の中に流れているだろうか。。。時々そんな事を想う。流れていたらいいな。。。時々そんなことを想う。
あと二回のライブでアニーズガーデンは終わりを迎える。できるだけたくさんの人の目にアニーのライブを焼き付けて欲しいと想う。
今週末10/21(土)大宮ハーツ
start 18時半(アニーの出演は21時予定)
チケット1800円+ドリンク
ラストライブ12/28(木)大宮ハーツ・ワンマン
start 18時半(予定)
いつまでも心に残る大切な「宝物」と、僕らからの「ありがとう」に直接触れに来て欲しい。