ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

トラベルノート

2008-05-09 08:00:12 | Weblog
先日の新宿からの帰り道。池袋のロフトに寄って、旅行グッズコーナーを見て回った。目的のものがあった訳じゃなく・・・なんかピン来るものないかなぁ・・・と想いながら。見て回るほどのスペースもなく、これ欲しいなぁと思う物は、全部費用対効果が悪く思え、断念。旅行前に無駄遣いもなんだし、何も買わないで帰ろうと、下りのエスカレーターに向かう途中で文具コーナーを通過。ピントひらめいた。

「今回は旅行日記をしっかりとつけよう」の巻。

てなわけで、ほどよい大きさと重さのメモ帳の探求を開始。しかし、ロフトってすごいですね。どのメモ帳もビニールに包まれてるんだけど、必ず一つは見本用に出してある。それで中身を確認出来るってわけだけど・・・その見本がすごい。数万人が手に触れるせいで、この上ないほどの味が出てる。普通の水色の表紙のなんてことないメモ帳でさえも、真ん中あたりの水色がこすれて白っぽくなっててかっこいい。皮の表紙のやつなんて・・・「これください!これがいいんです、これじゃなきゃダメなんです!いくらでも出しますから!」って言いたくなるほどに味が出てる。いやぁ、あれを見せられると、新品のツヤツヤした表紙のメモ帳なんて買いたくなくなっちゃうもん。ロフト恐るべし。

で、さんざん悩んだあげく、まぁ値段も大きさも重さもそこそこ及第点みたいな、どうでもいいメモ帳を手に取って、レジへ。と思ったら・・・発見してしまいました。その名もズバリ、トラベルノート。これがもう言葉では説明できないほどかっこいい。なんか、ほら、自分流にカスタマイズ出来ちゃうミニノート。システム手帳風なんだけど、全然違くて、まさにトラベルノートなんですよ。黒い皮の表紙に、自分の好きな紙質や形態のものをゴムで挟んでいくっていうシンプルなやつなんだけど・・・いやぁ旅って感じですなぁ。安宿のスプリングの利きすぎたベッドに寝そべりながら、日記をつけてる自分が浮かんじゃって、一目惚れ。その機能を理解するのと、どれを買おうか悩むのと、買うか買わないか悩むのとで、その場所に軽く30分は立ち尽くしてました。言うまでもなく、見本がまた素敵。

で、またまたさんざん悩んだあげく、旅行前に無駄遣いするのもなんなんで、値段の張る皮の表紙は断念して、中身のノートだけ買いました。420円。表紙が無いのでかっこよさは100分の1に減ってしまいました。と言うより、何の変哲も無い細長い普通のノートです。いいんです、いいんです、いつか表紙を被せますから。と、自分を慰めながら財布の中身をのぞいた、春の午後でした。

ちゃんと日記書こうっと。V。出発まであと4日。