ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

大回り罪

2008-07-30 06:16:21 | Weblog
最近、安全運転なんです。ガソリン高騰もあり、環境問題もあり、しっしーが驚くほどのスロー走行、超低燃費運転を日々心がけてるしんぐです。

ところで、日曜日のストリートの帰り道。家まであと三分程の交差点を左折すると・・・何やら後方から声が・・・バックミラーを見ると赤色灯がクルクル。パトカーがぴったりと後ろにくっついて何か叫んでます。「えっ、オレ?」。取りあえず車を左に寄せて停まります。メガネの警察官がトコトコと歩いて来て、「交差点を大回りし過ぎだよ、免許証見せなさい。」と言うんです。「はぁ???」。そして「一応お酒のチェックするから、息吐いてみて」。「飲んでないよ、ハァァァ」。「ちょっと飲んでるんじゃない?詳しく検査するからパトカーに来て」「????」。
そしてパトカーに連れて行かれるオレ。まぁご存知の通り、酒は飲まない人なので、まったく心配は無用なのだが、なんだか腹が立つ。
アルコールチェッカーを膨らまして、他愛のない会話を交わしつつ時は流れる。イライラは募る。こちとら疲れてるんです。早く帰りたいんです。家はもうすぐそこなんです。
「あんなに大回りして曲がったらダメだよ、完全にはみ出しちゃってたもん、危ないよ」と警察官。
「アルコール、出なかったんだろ?」とオレ。あれ?なんか怒ってるよオレ。
「うん、出なかったね」とお巡り。
「もう帰るから、免許返せよ」とオレ。あれ?なんか戦闘モード入っちゃってるよオレ。
「大回りしたら危ないんだよ!わかってるのか!」と、お巡りも対戦モード突入!
「おい、対向車も信号待ちしてる車もいなかっただろ?スピードも出してなかっただろ?危ない要素ゼロなのに、ちょっとはみ出したくらいでゴチャゴチャ言いがかり付けんなよ」
「でも違反は違反なんだよ」
「はぁ?なんだそりゃ?大回り罪か?」
「そうだ、大回り罪だ」

その後しばらく、超くだらない言い争いをして、結局、「大回り罪」で検挙されることもなく、お巡り様に中指を立てて、無事帰宅。心がけてる安全運転の真っ最中だっただけに、無性に腹が立ってしまったのだろうと自己分析。夜中に暇を持て余す田舎の警察につき合わされて、不毛な時間を費やしてしまった。

でも、あれだね、「密着!埼玉県警24時」とかのテレビがついてたりしたら、安全を促しながら夜の街を守る警察官に、理不尽な文句を並べ立てる危険大回りドライバー・・・とかナレーションを付けられちゃうんだろうなぁ・・・。くそぉ。