今日の宿は竹富島。行きつけのゲストハウス。手作り感満載の、アジアンテイストな宿。屋根はトタン。二段ベッド。宿泊者はゼロ。貸し切りだ。
ここにも逢いたい人に会うために来た。
前回来てから二年ちょっと・・・船長さんが言うには「二年同じ場所で働いてるやつは、そういないぞ」。
宿に着いて、記帳をする。さりげなく聞いてみる。
彼はいなかった。が・・・居た。
彼はまだここで働いてるいるが、今ちょうど内地に行っているとのこと。二、三日前に出たらしい。入れ違いだ。
でもいい。なんだか嬉しかった。彼はまだここにいる。・・・きっといつかまた逢える。
ポストカードを何枚か置いていこう。
何もなかった島、今日も何もない。何もない良さを教えてくれた場所。
沖縄で一番沖縄らしい場所。
何もないから・・・釣りにでも出かけよう。
ここにも逢いたい人に会うために来た。
前回来てから二年ちょっと・・・船長さんが言うには「二年同じ場所で働いてるやつは、そういないぞ」。
宿に着いて、記帳をする。さりげなく聞いてみる。
彼はいなかった。が・・・居た。
彼はまだここで働いてるいるが、今ちょうど内地に行っているとのこと。二、三日前に出たらしい。入れ違いだ。
でもいい。なんだか嬉しかった。彼はまだここにいる。・・・きっといつかまた逢える。
ポストカードを何枚か置いていこう。
何もなかった島、今日も何もない。何もない良さを教えてくれた場所。
沖縄で一番沖縄らしい場所。
何もないから・・・釣りにでも出かけよう。
しかし・・・寒い。北風がピューピューと吹いている。沖縄なのに・・・結局凍える。笑える。
こんな寒さに対応する服を・・・僕は持っていない。
石垣島に着いて向かったのは行きつけのゲストハウス。飛行機の到着時間の都合上、石垣に一泊しなければならない。そこで、以前に泊まったことのある街外れにあるゲストハウスを選んだ。
ここに会いたかった人がいる。ゲストハウスを経営しながら、夜はバーを営む。
前に泊まった時にとても親切にしてくれ、バーにも行かせてもらった。そのバーがいかにも素敵なバーだった。店の中いっぱいに、知り合いのアーティストの作品や思い出の品々が飾ってある。うみんちゅ達が夜毎集い酒を飲む。こじんまりとした素敵なバー。
今回は沖縄で撮った写真のポストカードを持って来た。飾ってくれるかは分からないが、それを渡そうと思って持って来た。
その彼女が、極度の経営不振のためにゲストハウスの経営から身を引いていたという話は長くなるからいいとして・・・
そのゲストハウスにはゲストが団欒するための小さなテラスがある。今回はそこで出会った素敵なおじさま、「船長さん」の話。
船長さんは、そのゲストハウスのに随分と長逗留しているらしい。もう一年くらい。一年もの間何をしているかというと、その名の通り、船長さんをしているのだ。離島フェリーの船長さん。
アパートを借りて住むよりも、光熱費もかからず、シャワーも浴びられ、電子レンジ、冷蔵庫、調理器具、食器も揃っており・・・至れり尽くせりのゲストハウスを選んで住んでいるとのこと。
もちろん、訳あり感満載の不思議な人だ。
その船長さんが、テラスで日本酒を飲んでいる。結構ガブガブと飲んでいる。酒はどうだ?と勧めてくる。いや、酒は飲まないんですと断るが、何度か勧めてくる。その勧め方が嫌じゃない。そのうち、じゃぁちょっとならと盃を受ける。チビチビと日本酒を飲む。
色々な話をした。色々な話をしてくれた。色々なことを教えてくれた。例えば、食べられる魚食べられない魚。例えば、食べられるタコ食べられないタコ。例えば食べられるカニ食べられないカニ。とか。
寒風吹きすさぶテラス・・・体感温度は一桁。凍えた。船長さんは素足にサンダルだった。
夜も更けて、船長さんがおもむろに差し出したのは・・・竹富島行きの往復チケットだった。
「これ、使いな」
・・・
ラッキーボーイは健在である。
夜、風、小さな灯り、出逢い・・・そして心地よい疲労感と眠気・・・上々な旅の初日。
ラッキーボーイは健在である。
あっ、これは旅じゃなかった。・・・
断じて旅じゃない。
こんな寒さに対応する服を・・・僕は持っていない。
石垣島に着いて向かったのは行きつけのゲストハウス。飛行機の到着時間の都合上、石垣に一泊しなければならない。そこで、以前に泊まったことのある街外れにあるゲストハウスを選んだ。
ここに会いたかった人がいる。ゲストハウスを経営しながら、夜はバーを営む。
前に泊まった時にとても親切にしてくれ、バーにも行かせてもらった。そのバーがいかにも素敵なバーだった。店の中いっぱいに、知り合いのアーティストの作品や思い出の品々が飾ってある。うみんちゅ達が夜毎集い酒を飲む。こじんまりとした素敵なバー。
今回は沖縄で撮った写真のポストカードを持って来た。飾ってくれるかは分からないが、それを渡そうと思って持って来た。
その彼女が、極度の経営不振のためにゲストハウスの経営から身を引いていたという話は長くなるからいいとして・・・
そのゲストハウスにはゲストが団欒するための小さなテラスがある。今回はそこで出会った素敵なおじさま、「船長さん」の話。
船長さんは、そのゲストハウスのに随分と長逗留しているらしい。もう一年くらい。一年もの間何をしているかというと、その名の通り、船長さんをしているのだ。離島フェリーの船長さん。
アパートを借りて住むよりも、光熱費もかからず、シャワーも浴びられ、電子レンジ、冷蔵庫、調理器具、食器も揃っており・・・至れり尽くせりのゲストハウスを選んで住んでいるとのこと。
もちろん、訳あり感満載の不思議な人だ。
その船長さんが、テラスで日本酒を飲んでいる。結構ガブガブと飲んでいる。酒はどうだ?と勧めてくる。いや、酒は飲まないんですと断るが、何度か勧めてくる。その勧め方が嫌じゃない。そのうち、じゃぁちょっとならと盃を受ける。チビチビと日本酒を飲む。
色々な話をした。色々な話をしてくれた。色々なことを教えてくれた。例えば、食べられる魚食べられない魚。例えば、食べられるタコ食べられないタコ。例えば食べられるカニ食べられないカニ。とか。
寒風吹きすさぶテラス・・・体感温度は一桁。凍えた。船長さんは素足にサンダルだった。
夜も更けて、船長さんがおもむろに差し出したのは・・・竹富島行きの往復チケットだった。
「これ、使いな」
・・・
ラッキーボーイは健在である。
夜、風、小さな灯り、出逢い・・・そして心地よい疲労感と眠気・・・上々な旅の初日。
ラッキーボーイは健在である。
あっ、これは旅じゃなかった。・・・
断じて旅じゃない。
離島ターミナルの前にあるスィーツ店。
今日のおやつはミルフィーユ。サクサクのパイの中に、注文してからカスタードクリームをたっぷり注入。このカスタードクリームが絶品。136円なり。お得です。
・・・ラブ注入・・・たのしんぐ。
今日のおやつはミルフィーユ。サクサクのパイの中に、注文してからカスタードクリームをたっぷり注入。このカスタードクリームが絶品。136円なり。お得です。
・・・ラブ注入・・・たのしんぐ。
目が覚めて驚いた。異様な脱力感・・・だるさ?39度の熱を出した時の、風邪の症状を取り除いたような、身体の感覚?ん?わかりにくい?うん、なんなんだこれは?
重い荷物を持って歩き過ぎたせいなのか?夜中まで話し込んでいたせいなのか?お酒を少し飲んだせいなのか?なんなんだこれは?
今日は船に乗るよ。
重い荷物を持って歩き過ぎたせいなのか?夜中まで話し込んでいたせいなのか?お酒を少し飲んだせいなのか?なんなんだこれは?
今日は船に乗るよ。
おでんのオマケにもらったビーフン・・・これが美味しい。なんか色んなものが入っているのだが・・・それがなんなのかは分からない。まぁ、美味しいからいいのである。
明日の朝はビーフンとおでんとお刺身の残り。ははは・・・全部残った。
明日の朝はビーフンとおでんとお刺身の残り。ははは・・・全部残った。
実は・・・豚足は苦手なのだ。沖縄おでんに入っているテビチは豚足の煮込み。
苦手ではあるが、沖縄名物・・・やっつけないわけにはいかない。
頑張って食べたけど・・・やっぱりちょっと苦手だ。豚の足感が・・・苦手だ。
苦手ではあるが、沖縄名物・・・やっつけないわけにはいかない。
頑張って食べたけど・・・やっぱりちょっと苦手だ。豚の足感が・・・苦手だ。
タコ焼き屋という名のお惣菜屋台。
メニューに、「夢と希望ー時価」とある。
今日の夢と希望はいくら?と聞くと、おじちゃんは三万円と言った。
高いなぁと言うと・・・
ホントに払われると困っちゃうけどねと笑う。
このおじちゃん、おでんを千円分ちょうだいと言うと・・・大きな鍋ごと差し出してくれるらしいよ。
これは後で聞いた・・・実話。
メニューに、「夢と希望ー時価」とある。
今日の夢と希望はいくら?と聞くと、おじちゃんは三万円と言った。
高いなぁと言うと・・・
ホントに払われると困っちゃうけどねと笑う。
このおじちゃん、おでんを千円分ちょうだいと言うと・・・大きな鍋ごと差し出してくれるらしいよ。
これは後で聞いた・・・実話。
行きつけの「さしみや」へ。晩御飯のおかずを調達。そう、二回行けばもう「行きつけ」。
マグロとカジキのブツ切り。マンダ(赤マンボウ)の刺身をゲット。海ブドウは高いからやめておいた。
隣のたこ焼き屋という名のお惣菜屋台で、美味しそうなものを発見。沖縄おでん。大根と昆布と玉子とテビチ(豚の足)。
ピアスを開けた優しいおじさんは知り合いの知り合いだった。そんなわけで、300円のおでんを買ったら、300円のビーフンをオマケに付けてくれた。初めて買ったが、この店も行きつけになっちゃうな。
そんなこんなで、食べきれないほどのおかずをゲット。
いいんだよ。余ったら明日食べる。今日はお祝いだ。
何のお祝い?・・・遅ればせながら、シング解放のお祝いだ。
マグロとカジキのブツ切り。マンダ(赤マンボウ)の刺身をゲット。海ブドウは高いからやめておいた。
隣のたこ焼き屋という名のお惣菜屋台で、美味しそうなものを発見。沖縄おでん。大根と昆布と玉子とテビチ(豚の足)。
ピアスを開けた優しいおじさんは知り合いの知り合いだった。そんなわけで、300円のおでんを買ったら、300円のビーフンをオマケに付けてくれた。初めて買ったが、この店も行きつけになっちゃうな。
そんなこんなで、食べきれないほどのおかずをゲット。
いいんだよ。余ったら明日食べる。今日はお祝いだ。
何のお祝い?・・・遅ればせながら、シング解放のお祝いだ。