ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

知恩院

2011-11-30 00:04:36 | Weblog
パリを訪れた時に驚いたのは・・・何もかもが・・・でかい。凱旋門もルーブルもベルサイユもノートルダム寺院も、とにかくでかい。とてつもなくでかいって訳じゃないんだけれど、普通にでかいのよりも二回りくらいでかい。パリの後にウィーンに行ったりすると、すごいものもすごく見えないとという、悲しい結果になったりする。でも、ウィーンで観たクリムトは・・・途方も無く素晴らしかった。なんのこっちゃ。

今回の京都、絶対に行きたいお寺のナンバーワンは、「知恩院」。なぜなら、以前二度行って二度とも、門前払いにあっているから。・・・時間が遅過ぎて、閉まっていたから。ガーン。
だから今回は、いの一番で知恩院へ。

知恩院はでかい。山門がとてつもなくでかい。山門を写真に撮ろうと思う。山門全体をファインダーの中に入れようと思ったら、道路を向こう側まで渡らないといけない。例えば、山門の下に立って!と連れ合いに言って、道路の向こうまで行って写真を撮ると、山門の下にいるはずの連れ合いは、確実に豆粒になる。それくらいでかい。圧巻である。ここまでは前に来た。

山門をくぐって男坂を上ると御影堂がある。これもでかい。屋根の凄まじさったらない。ここまでも前に来た。

知恩院には七不思議があって、その一つの「忘れ傘」を観た。御朱印を頂いた。本堂に入って目を閉じた。素敵な歌が柱に書いてあった。お坊さんに二枚の置き瓦の意味の話を聞いた。外に出て、お寺の奥の方にある縁結びの明神様にお参りして、江姫の娘の千姫のお墓をお参りして・・・あれ?大方丈はどこかな?こっちにあるはずなんだけどな・・・あれ?
境内の地図を見た。あった。あれ?工事中?うそ?まぢ?

そんなわけで、三度目の正直の知恩院。大方丈は次回の宿題となりました。そんなわけで、有名な大鐘楼も次回のためにとっておくことにして、女坂を下って知恩院を後にしたのであった。