さてさて。今日は何日だ?・・・
ほぉ・・・十日ですか・・・。なるほどなるほど。
新年が明けて、もう十日ですか・・・なるほどなるほど。
年末から新年にかけて、風邪で寝込んだという話を書いた。
年が明けて、数日間、確かに僕は元気だった。
たとえば、正月三日にはアニキとポン吉が我が家へやって来て、ピザを焼いて食べたりした。
正月四日には瓦屋の親方かやって来て、薪ストーブ小屋にビニールの壁を貼ったりした。
正月五日にはハチミツカフェの表札を作り直したりして、竹垣に掛け直したりして、バイクで高麗神社に初詣に行ってみたりして、確かに僕は元気だった。
がしかし、覚えているのはそこら辺までなのであり、そこから今日までの記憶は曖昧なのである。
そう、僕は再び風邪を引いた。なんてこった。風邪を引いていい回数は年に二回までと決まっているのに、もう二回風邪を引いた。
熱が出た。7.5分から7.8分。高熱というほどではない。救いだったのは、今回の風邪の症状は熱だけ。熱と、熱に纏わる怠さだけ。つまり、熱さえ下がればいい。熱さえ下げればいい。治癒は早いと思われた。
がしかし、そう簡単ではなかった。なぜか?それは、インフルエンザの大流行のニュースがドシドシと届くからなのである。
「病は気から」なんぞと申しますが、ただの風邪、ただの発熱も「もしかした、インフルかも?」「うそ?インフルなの?」「インフルって自力で治せるの?」「どうすんの?」といった疑惑とともに過ごしていると、不安が倍増どころか100倍増、そして自力で治す気力は半減してしまうものなのである。
そして僕はインフルエンザには感染していなかった。なぜなら、三日目には熱が37.1度平均まで下がったからである。ふふふ。37.1度・・・こんなのは平熱の範囲である。もう治ったも同然。普通に過ごせる。いや、逆に、荒療治で普通以上に動いた方が治りやすい。とか。
がしかし、なぜか、普通に動けない。それほど辛いわけではないのだが、全然普通には動けない。
むむむ。
インフルエンザとは、高熱が、信じられないくらいの高熱が出るというイメージ。僕はそう思っていたのだが、最近のインフルエンザには色々あるようで。
なんと、熱が上がらないインフルエンザの種類があるらしい。
インフルエンザとは、これはもう風邪の症状の最大級のもので、喉鼻をやられ、節々に強烈な痛みが出て、「これはもう耐えられない!」と言ってみんな病院へ駆け込むというイメージ。僕はそう信じているのだが、最近のインフルエンザには色々あるようで。
なんと、どこも痛くならないインフルエンザの種類があるようで。それほど風邪の症状が出ないインフルエンザの種類があるようで・・・。
インフルに見えないインフル。
もうそれはレーダーに映らないステルス戦闘機のようなもので、絶対にわからない。
つまり、僕は熱がそれほど上がらなかったし、熱は二日で平熱エリアまで下がったし、喉も痛くならなかったし、鼻水も出なかったし、咳き込むこともなかった。ただの風邪の症状としても、どちらかというと軽いモノだと思われる。
がしかし、がしかし、がしかし、「そういうインフルもある」と言われてしまえば・・・「まあねぇ」と答えるしかないのである。
別にね、インフルだろうがなかろうが、治ればいいわけだから、どっちでもいいんだけど。
「ねぇねぇ、インフルくん、しっかりと個性を出していこうよ!」と声かけをしたくなるってものなのである。
そんなわけでね。
今朝、起きて、「完治!」と叫んだわけで。
まだ治りたて、病み上がりなのは間違いないわけで。
「慎重に慎重に」をテーマにやっていかないといかないわけで。
実は、やることが山積みになっているわけで。
さぁ、がんばっていこう2019年!
みなさん、いかがお過ごしですか?
ステルスインフルには気をつけてくたさいね。