去年のブログを読んでいた。なぜならば、ブログ運営会社から、「あなたの去年の今日のブログ」というメールが度々届くからだ。
「去年の今頃は何を書いたのかなぁ?」と、ついつあ読んでしまったりする。そこからたどって・・・何ヶ月も先まで・・・気づくと、外で薪ストーブも点けずに、凍死しそうになっていたりするというわけ。
陶芸を始めたのは今年の二月のこと。その頃のブログを読んで笑ってしまった。
そう、始めた頃は、手回しロクロを回していて、茶碗が宙を舞って何処かへ飛んで行ってしまったりしていた。
10ヶ月くらい経ったのか?少しはうまくなったような気がする。実際はまったく上手くなどなっていないが、あの頃と比べると、という意味ではだいぶ進歩した。
今日は今年最後の窯出しだった。
窯から出てきた陶器たち。窯から出される陶芸クラブの総勢十数人が作った陶器たち。
いやいやいや、ほとんどオレのだから。オレの陶器が半分以上、いや、三分のニを越えているから。ほたんど・・・オレのだ。
焼成代というものがかかる。焼いた分だけお金がかかる。財布のお金が全部なくなってしまった。
陶器、売らねばだね。
いやしかし・・・。全然上手くいかないなぁ。というのが感想。今回こそは上手くいくと思ったのになぁ。というのが実感。
マグカップを20個ほど焼いたのだけれど、一つも使えそうなものがない。売るどころか、自分で珈琲を飲めそうなものさえもない。
いつになれば、自分のカップで自分で淹れた珈琲が飲めるのだろうか?
僕は少しだけ、悲しいのである。
年の終わりに、僕は少しだけ悲しいのである。
本当は、そんなには悲しくないのである。
なぜならば、僕はまだまだ陶芸初心者だから、なのである。
乞うご期待。