ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

もう絶対に行かないからね。

2012-11-01 15:00:28 | Weblog

あぁ、そういえば、書き忘れていたけれど、髪の毛を短くした。
一回目の釧路だから・・・一ヶ月半前のことだ。

立ち寄った温泉に1000円床屋が併設されていた。
髪の毛超ロングのまま旅に出たわけだが、想像以上に面倒臭い。絡まるし、乾かないし、シャンプーの減りは激しいし・・・。で、衝動的に、切ることにした。1000円だし。

1000円床屋、当たり外れが激しい。床屋崩れのおっちゃん、美容師崩れのおばちゃん。床屋崩れに当たると、もう七三か角刈りかパンチパーマかボウズにされる。美容師崩れに当たると、聖子ちゃんカットかオバちゃんパーマかソバージュかオカッパにされる。そうと相場は決まぅている。

まぁ、言ってもロン毛だから、短くする分にはそうは変にはならないだろう・・・そう思って入った。
担当は美容師崩れのファンキーなおばちゃん。

肩につくくらいに切ってください。と伝える。
そこで止めておけばよかった・・・。
段をちょっと入れたりできますか?・・・これがいけなかった。

おばちゃんは言う。
レイヤー入れちゃう?結べなくなっちゃうけどいいの?

レイヤーじゃ通じないと思って段と言ったのに、レイヤーと返して来るとは・・・もしかして、やる人?

結べなくてもいいっす。レイヤー入れちゃってください。・・・これがホントにいけなかった。

まずは肩につくくらいまでバサバサと切っていく。濡れた状態で肩で切ってるから、乾いたら肩につかないだろ?と思いながらも・・・まぁまぁ、いいよいいよ。

おばちゃんは、自分の子供のことなどを軽快に話しながら、バシバシと切って行く。

いつのまにか、おばちゃんはスキバサミを握っている。
えっ?スキバサミ?と思うか思わないか・・・おばちゃんは迷うこともなくスキバサミを髪にあてた。ブロック分けをすることもなく、髪を人束握り、耳ぐらいの位置にスキバサミをあてた。そして、ザックリ、ギュギュギューっとハサミを下に下ろす。ハラハラハラと大量の髪の毛が、おばちゃんの手の平から滑り落ちて行く。

レイヤーって、そういうのじゃなくない?れいやでも段でもなくて、それは・・・辰吉の子供とかがする髪型の時にやるやり方じゃない?あれ?あれ?おかしいな?

もう、何もかもが遅いのである。そう、もう何もかもあきらめた僕なのである。

数分後、異様に前髪の長い、そして不揃いな長さの辰吉の子供の髪型をしたいい大人が出来上がったのである。

数日後、あまりにおかしかったので、その不揃いに長い前髪を自分でナイフで切った。

まぁ、旅をしていると鏡なんて見ないから、辰吉の子供になったって、そう気になるものでもない。めっちゃ梳かれた分、髪の毛は人生ない程に軽くなったしね。すぐ乾くしね。

あぁぁ・・・もう絶対に行かないよ、1000円床屋・・・の巻だったのである。

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