通りすがりの天使が笑った
「ここにいるよ」と天使が笑った
僕は辺りを見回して・・・
「どこにもいないじゃないか」とつぶやいた
通りすがりの天使が笑って
「あなたには見えないの?」とささやいた
僕は目を閉じて風を感じた
「見えないけど分かるよ」と天使の頬に触れた
通りすがりの天使は笑って
「何か歌ってくれないかしら?」と言った
僕はほんの少し戸惑ってから
「la la la... la la la...」愛の唄を歌った
通りすがりの天使は笑って
「もう行かなくちゃ」と空を見た
僕は少し寂しくなって
「次はいつ逢えるの?」と聞いた
通りすがりの天使は笑って
「あなたがわたしを忘れた頃に逢えるわ・・・きっと」
僕は少し泣いて言った
「じゃぁ僕らはもう二度と逢えないんだね・・・僕は君を忘れない」
通りすがりの天使は笑って過去みたいな時の中に消えた
少し風が吹いて天使の涙が一滴残った
僕は少し笑って
秋の陽が昇るのをずっと眺めていた
ずっとずっと眺めていた
「ここにいるよ」と天使が笑った
僕は辺りを見回して・・・
「どこにもいないじゃないか」とつぶやいた
通りすがりの天使が笑って
「あなたには見えないの?」とささやいた
僕は目を閉じて風を感じた
「見えないけど分かるよ」と天使の頬に触れた
通りすがりの天使は笑って
「何か歌ってくれないかしら?」と言った
僕はほんの少し戸惑ってから
「la la la... la la la...」愛の唄を歌った
通りすがりの天使は笑って
「もう行かなくちゃ」と空を見た
僕は少し寂しくなって
「次はいつ逢えるの?」と聞いた
通りすがりの天使は笑って
「あなたがわたしを忘れた頃に逢えるわ・・・きっと」
僕は少し泣いて言った
「じゃぁ僕らはもう二度と逢えないんだね・・・僕は君を忘れない」
通りすがりの天使は笑って過去みたいな時の中に消えた
少し風が吹いて天使の涙が一滴残った
僕は少し笑って
秋の陽が昇るのをずっと眺めていた
ずっとずっと眺めていた