mandam

鳥取砂丘に行った時、らくだを見つけたから写真を撮ろうと想ったら、「ラクダの写真撮ったら500円」みたいな看板が見えたから止めた。

エジプトも金金金の世界。ラクダでも馬でも人でも、うかつに写真を撮ろうモノならお金を要求されるのでご用心。まぁ要求されたら、あげても良しあげなくても良しの世界だから、僕はラクダも馬も人もなんでも撮りまくりました。
そして能動的な彼らは、自ら強烈なアピールをしてきます。時には「俺の写真を撮れ」と強要してきます。時にラクダを連れ、時に馬を連れ、時に子供を連れ・・・。
この男、名前は「マンダム」←勝手に付けた。馬に乗らないか？と寄って来ます。「嫌だ」と言うと、じゃぁ馬の写真を撮れば？と言ってきます。「嫌だ」と言うと、「なんでだよ、馬だぞ、撮れよ撮れよ」としつこいです。「嫌だ嫌だ嫌だ」と言って「シッシッあっち行けよ」とやると、今度は「タバコをくれよ」と言ってきます。「じゃぁジャパニーズなシガレットを一本あげるから写真を撮らせろよ」と言うと、彼は渋々了承。「パシャリ」と撮って、彼にデジカメの画面を見せてあげた。「おい、馬が写ってねぇじゃねぇか？馬の写真を撮れよ」と彼。「嫌だ、馬の写真なんか撮りたくねぇ」と僕。
そして彼は次の観光客を探しに馬を牽きながら去っていった・・・「うーんマンダム」と言いながら。ウソ。