ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

#23 結局、歌うんじゃないですかぁ。とかね。

2017-08-18 05:37:07 | Weblog
アンコール二曲目。「メッセージ」(trash box jam The Band 1st. マジカルステラーツアーに収録)。

予定調和のアンコールを終えて、立ち上がり、深々とお辞儀をし、ライブは終わる。
拍手の中、「あぁ、終わったぁ。いいライブだったなぁ。楽しかったなぁ」と思うのである。

これで終わりなのに、客席から「アンコール!」と声が聞こえる。
アンコールをたった今歌い終えたのだから、ライブは終わりなのである。終わりったら終わりなのである。

昔、すごく昔、静岡に、シオンのライブハウスツアーを観に行った。
ライブハウスでシオンが観られるなんて、最高に幸せだった。
シオンはたーくさん歌ってくれて、アンコールを二回もしてくれた。
ライブハウスに集まった熱狂的なファンは、シオンとバンドメンバーが退いたあとも拍手をやめない。ずっとやめない。もっと聴きたい。もっと聴きたい。ずっと聴きたい。
シオンが一人でステージに戻って来た。シオンは「もう用意していた曲は全部やっちまった」と言った。
シオンは、アコースティックギターを持って、こう言った。「ほんとに、最後に一曲だけ」。

何を歌ってくれたのかは忘れてしまった。
でも、すごく優しくて、かっこよかった。
シオンみたいになりたい!と僕は想った。

僕のライブに戻る。
アンコールと言われても、もう用意してきた歌詞は全部歌いきってしまった。曲がないのである。ははは。

今、歌詞がなくても歌える曲はなんだ?

・・・メッセージ。

じゃあ、ほんとに最後、一曲だけ。メッセージを歌います。

僕は全然シオンみたくはなれなかったけれど。
その最後のセリフはさ、すごく、シオンみたく言ったんだよ。
ずっと憧れてたシオンみたくね。


「メッセージ」

hey boy君は小高い丘の上に立ってるこの空に飛び立とうとしてる
でも恐くてなんか足りなくて最後の一歩踏み出せないで

独りよがりの夢物語後悔してみたり傷ついたり
自分宛に手紙でも書く様に励まし続けなければknock down

何処からか唄が聞こえてきて負けるなって声が聞こえてきて
肩胛骨あたりが疼いてきてなんか飛べるような気がして

このカラダのどこからかあふれ出してくるmusic&words
君に伝えたい君に届けたい君に咲かせたい
不器用なこの僕からのメッセージ
千夜一夜の物語この声がなくなるまで
君笑っても君が泣いても君眠っても
ずっと君のそばで歌い続けてく

Hey girl君は花屋の店先に立ってる 色とりどりの花を見つめている
どんなに頑張ってもこんな風には咲けないよとつぶやく

もしかしたら君は野に咲く小さな花 名も無く可憐に咲く小さな花
君を愛する人が君を探し出すよ だから咲け誇らしく

何処からか唄が聞こえてきて 大丈夫って声が聞こえてきて
胸の奥で何かが弾けて なんか咲けるような気がして

このカラダのどこからかあふれ出してくるmusic&words
君に伝えたい君に届けたい君に咲かせたい
不器用なこの僕からのメッセージ
千夜一夜の物語この声がなくなるまで
見失っても塞ぎ込んでも泣き崩れても
世界の何処かで歌い続けてく

そう泣いてたって何も変わらないって知ってるって君は手を振って涙拭いてスマイル
一切合切の悩みなんて道端のあのゴミ箱に捨て
今日からはもう・・・明日からはもう・・・違う自分になれるって信じて
歩み始める君の空に今日もほら陽が昇る

僕は歌うよきみへのメッセージ
負けないでね 大丈夫だよ あきらめないで まだ頑張れる
少し休んでまた進めばいいさ 君のゴールが君を待ってる
どうしようもないほどの切なさなもある 迷いさまよい立ち止まりながら
自分らしくいるための力を探し続ける君へのそうメッセージ


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