そこらへんで摘んできた草と、庭の楓の枝を挿してみた。・・・悪くない。
こういうのがたくさん飾れるアトリエが欲しいな。
小さな小屋を建てて、小さな工房を作ろう。・・・いつかね。そう遠くない未来にね。
小さな小屋を建てて、小さな工房を作ろう。・・・いつかね。そう遠くない未来にね。
アトリエ「ライオンとハチミツ」。
ジムニー号の話を終わらせよう。
継ぎ足し用の水を8リッター積んで、ジムニーを走らせてみるというところまで書いた。
まずは、5キロほど走ってみた。水温はそれほど上がらない。思ったほど上がらない。というより・・・ひどい時よりひどくない。水温計の針は、通常よりは上を指すものの、危険ゾーンへ達するということもない。
僕は、逆に、首を傾げる。・・・なんでだ?逆に、こう思う。・・・おかしいな?
うどん屋の駐車場に車を停めて、ボンネットを開ける。
ラジエター液の量を見る。
・・・あれ?減ってない。
ドリルで穴を開けた場所。昨夜ラジエター液がポタポタと垂れていた場所を見る。
・・・あれ?垂れてない。
うどんを食べてから、家へ戻る。
ボンネットを開けてみる。
減ってない。垂れてない。水温は少し高め。
おっ?直ってはいないが、絶対に直ってはいないのだが・・・普通に走れるじゃないか。
とりあえず関口モータースまで20キロ。なんともなく行けそうだ。
所変わって、関口モータース。
僕は関口さんに聞いている。
「この軽トラいくらですか?」
関口さんは答える。
「その軽トラは調子いいよ。13万でいいよ」
あくまでもジムニー号が直らなかったら、の話をしている。
13万円かぁ・・・
ところと日付が変わって、我が家である。
関口さんから電話がかかってきた。
「ジムニーは、まだあきらめない?」
ははは。あきらめないよ、関口さん。頑張ってみてくれよ、関口さん。
僕は、モノに愛着を持ってしまう人間である。バイクでも車でもギターでも。共に過ごした年月が長ければ長い長いほど、思い出が深ければ深いほど、愛着は増していく。
ジムニー号、直るのかは分からないのだけれど、お金がすごーくかかるようならば直す前に教えてくれと伝えてある。
日付が変わって今、我が家の庭には白い軽自動車が停まっている。関口さんが貸してくれた代車である。
普通の車はいいなぁ・・・と思う時がある。壊れる心配がない。
でも、やっぱり思うのである。
「ジムニーちゃん、早く帰って来ないかなぁ」
ジムニー号が帰って来るのか、はたまた軽トラに代わるのか、はたまた・・・今の時点ではわからない、
今年は、もう終わり。結果は来年。
ここ何日か、元気が出ない・・・といった感じで、この話を始めたような気がする。
ここ何日かどころか、それからだいぶ時間が経った。
元気の源はなんだろう?
普通のことが普通に続くこと。普通の毎日が普通に続くこと。
きっと、特別なことなんていらない。
毎日を快適に過ごすためには、特別なことなんていらないんだな。
そんなことを思いながらね、僕は、2019年を終わりを迎えようとしているよ。