バンコクは東京のような所。高層ビルが立ち並び、急流の河のように車やバイクが四六時中流れてる。Siam Square辺りを歩いていると、まるで渋谷か新宿にいるかのような錯覚に陥る。バンコクの夜には星がない。それはここが都会だという証拠なのかもしれない。
タイ北部、タイ第二の都市チェンマイ。市街地こそ車は多いが、緑多き山々に囲まれた穏やかで静かな街。バンコクの喧噪を嫌う人はみんなチェンマイへやって来る。リタイアした日本人が移住地として選ぶのもチェンマイ。がしかし、チェンマイにも星がない。なぜかは分からないが、チェンマイ在住の人もそう言っていたから間違いない。
タイには星はないのか?そんなことを想いながら旅を続ける。北から南へ。
サムイ島・・・ここにあった。星があった。降り注ぐような星があった。コテージの扉を開けると、目の前の暗く静かな海の上に・・・南十字星。見えますか?南十字星。コテージのテラスのイスを波打ち際まで引きずっていき、時が経つのを忘れて星を眺める。黒いスクリーンに映し出された無数の星、永遠に繰り返される波の音がBGM。こんな日は流れ星なんて探さない。目の前にある幻想のような現実を、深く深く心に刻み込む。
タイ北部、タイ第二の都市チェンマイ。市街地こそ車は多いが、緑多き山々に囲まれた穏やかで静かな街。バンコクの喧噪を嫌う人はみんなチェンマイへやって来る。リタイアした日本人が移住地として選ぶのもチェンマイ。がしかし、チェンマイにも星がない。なぜかは分からないが、チェンマイ在住の人もそう言っていたから間違いない。
タイには星はないのか?そんなことを想いながら旅を続ける。北から南へ。
サムイ島・・・ここにあった。星があった。降り注ぐような星があった。コテージの扉を開けると、目の前の暗く静かな海の上に・・・南十字星。見えますか?南十字星。コテージのテラスのイスを波打ち際まで引きずっていき、時が経つのを忘れて星を眺める。黒いスクリーンに映し出された無数の星、永遠に繰り返される波の音がBGM。こんな日は流れ星なんて探さない。目の前にある幻想のような現実を、深く深く心に刻み込む。