ピアニスト、フジ子・ヘミングの自伝を読んだ。どんなにお金のない生活をしていても、志を変えずに自分らしく生きている人が好き!彼女もそんな個性的に生きている一人だ。得てしてそんな人は芸術家に多く、モディリアニやゴッホなどは死ぬまで貧しい生活のまま絵を描き続けた人だったので、これに代表されるかもしれない。人間は弱い生き物だから、お金がないと自分の生き方までを変えてしまう人がほとんどだと思う。私もそうなると自信がないけれど、こういう人の存在を知ることによりとても勇気づけられうれしくなる。世間や人の言うことに翻弄されずに、自分の感性や美しいと思うことに忠実でありたいと思う。それには周りを見るのではなく自分の内面を見つめることが大切になってくる。日本の社会では人と合わせることを求められることが多いのでまだまだ個性的な人には生きにくいかもしれない。しかし、密やかにそれを自分の中で育てるのも面白いと思う。フジ子ヘミングは、ここ最近晩年になって実力を認められた人で、生きているうちに才能が認められて良かったなぁと素直にそう思う。
「運命はいつか必ずやってくる」
運命は自分の力ではどうすることもできない。
一生懸命こちらがやっても、扉は開かない。
だけど、自分だけの力では開かない扉が、
他からの何らかの力で「いま!」っていう時が、必ず来る。
そのときのために、私たちは準備しておかないといけない。
チャンスを逃さないように。
その時になって、ああ準備していればよかったなぁって
後悔するかもしれないわ。
それは突然、部屋に強盗が入ってくるのと同じ。
運命もいつやってくるかわからない。
(フジ子ヘミング)
「運命はいつか必ずやってくる」
運命は自分の力ではどうすることもできない。
一生懸命こちらがやっても、扉は開かない。
だけど、自分だけの力では開かない扉が、
他からの何らかの力で「いま!」っていう時が、必ず来る。
そのときのために、私たちは準備しておかないといけない。
チャンスを逃さないように。
その時になって、ああ準備していればよかったなぁって
後悔するかもしれないわ。
それは突然、部屋に強盗が入ってくるのと同じ。
運命もいつやってくるかわからない。
(フジ子ヘミング)