しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

青い月のバラード。(12/7*水)

2005-12-07 | 読書大好き!
先日、加藤登紀子さんの書いた『青い月のバラード』という本を読み終えた。~獄中結婚から永訣まで~というサブタイトルのあるこの本は、藤本敏夫という全学連のリーダーをしていた夫との出会いから最後の別れまでを綴った本で、とても読み応えのある一冊だった。遠巻きに何となくおぼろげな情報は知っていたが詳しくは何も知らなかった。ここ最近、私は自分の先輩として人生を歩む人たちにとても興味が湧いて来ている。それも女性の。それでいつか本屋さんで見かけて記憶に残っているこの本を読んでみたいと思ったのだ。ものすごく個性的な二人が自分の人生を生ききろうとするエネルギーや葛藤やぶつかり合いが伝わってくる。自分の価値観と相手を信じられるからこそ選択できたいろんなこと。
とにかく“音楽”と“農”という全然違う場所にいながら、理解し合い情熱を持って生きる二人の生き方が素晴らしい。特に、女性である登紀子さんの選択して来た道は、愛情のために安易に自分を犠牲にしないやり方。男社会の日本では、一見容易そうに見えてなかなか大変なこと。しかし相手も自分も生かす方法。それは困難そうに見えても探し求めればきっとあるのだ。大人の生き方など誰も教えてくれないけれど、この本の中からはびしびしと伝わってくるものがあった。