しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

桜の花の咲く頃に。(12/10*土)

2005-12-10 | 人間大好き!
昨日TVで放送されたドキュメンタリー『桜の花の咲く頃に』は、北海道東部の酪農の町にあるただ一つの高校、別海高校の生徒たちと教師たち、親たちの日常を取材したものだ。以前にこの番組を途中から観たのだが、心がくぎづけになってしまった。それが再放送されることを知ってうれしかった。娯楽に走り、本当にいい番組が少ない中でこのような秀作はぜひ多くの人に観てもらいたい。
自然の厳しさの中で生きる人々のたくましさ。たくましくないと生きてはいけない土地。そんな親を見て育つ子どもたちはやっぱり心も体もたくましい。先生たちも生徒たちのひたむきさに正面から向き合う。日々の生活も悲しい出来事も受験、就職にもひたすら前を向いて歩いていこうとする生徒たちとその地で生きる人々の姿は、この地で風雪に痛めつけられながらもそれに耐えて生きる一本の桜の木に象徴されていた。花は少なくとも、花は遅くとも、その木に咲く花はどんなに見事に咲く桜の木よりも美しく愛しく見えた。自然の厳しさは、人をたくましくさせる・・そんな当たり前のことをあらためて考えさせられた。