しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

新聞投稿『インフルエンザ』(11/15*火)

2005-11-15 | 新聞投稿大好き!
今朝載った新聞投稿のテーマは『インフルエンザ』。同じテーマをいろんな人が書いているのでいろんな考え方、感じ方の違いを知ることが出来て面白い。お互いインフルエンザにかからないように気をつけましょう!

テーマ*インフルエンザ

 秋が深まり、気温が急に下がってきた。こんな季節に油断していると、かかってしまうのがインフルエンザ。今年は受験生もいるので、外出後の手洗いとうがいは欠かせない。何だか寒気がするなと思ったら、お手製の熱い蜂蜜レモンかすりおろしたショウガたっぷりの梅醤番茶を飲む。それでも、のどが痛くなったり鼻が出始めたら夜寝る時に濡れマスクをする。のどを乾燥させて菌を増殖させないためだ。これは、お金をかけずに、直りを早め抗生物質も体に入れないという方法で気に入っている。今年も新型インフルエンザが猛威をふるうと予測されているが病院に行く前に、家庭でこうした手をかけた手当をするのも大切かなと思っている。

菜の花で車が走る。(11/14*月)

2005-11-14 | 平和大好き!
BDFとは、バイオ・ディーゼル燃料のことで、菜種油・大豆油などの植物系の油からとれディーゼル車を走らせることができるもの。軽油に比べて黒煙が3分の1なので、気管支系の病気や酸性雨対策に有効。しかも、ディーゼル車にそのまま使え、改造の必要もない。軽油に混ぜて使うこともできるし、排ガスのにおいが天ぷらの匂いのように「おいしそう」なんだから言うことなしだ。それより何より世界が枯渇して行く石油の取り合いで戦争をしているんだから、なおさら今から力を入れたいエネルギーだ。
メールでこのBDFの見学のことを知り参加したが、総勢20名が集まり熱心にこの話を聞いた。訪れた場所では、地域の家庭から出た廃油をリサイクルして石けんや燃料にしている。市民のネットワークで根気強く続けられてきた活動だ。今の段階では、まだまだ機械のコストと人の手がかかりすぎている様子だが、これを改善していけば可能性は大きい。他県の生協では、もうすでにBDFで車を走らせているし、ドイツでは市バスが走っていると言う。菜の花畑がエネルギーの給油所なんて、とても素敵だと思いませんか?
(写真は、廃油をリサイクルする機械)

銀杏の実。(11/13*日)

2005-11-13 | 食べもの大好き!
秋晴れの青空、金色に光る銀杏の葉っぱ。大きな木の下に立つとそのコントラストがとても美しい。まっ黄色に染まった葉っぱは形も色も落ち葉の中の一級品だ。この季節になると、銀杏拾いがしたくなる。銀杏の実はとても臭いので素手で拾うのはとても無理。だから拾いにいく時は、ビニール手袋が必需品。指で柔らかい実を押しつぶし、種を袋の中に入れていく。家の近くのこの場所では、誰かが大量に採ったあとらしく、種が抜かれた皮だけが山になって捨てられていた。でもよく探すと、その後に落ちてきたらしい実が見つかる。そんな実を一つ二つと拾い集めていく。思いきり臭いけど、その中の宝物は臭さを通り越している。こんなふうに自分で拾い集めた実をその後、家に持ち帰り何度も洗って皮を丁寧に取り除いていく。食べるのも好きだけど、拾ってからここまでの行程も好き。あとは風にあてて自然乾燥。冬の間のお楽しみだ。ストーブをつけた夜に、金づちで割れ目を入れた実を用意して、家族ひとりづつに「何個食べる?」と聞きながら焼く。そんな夜がまた楽しい。焼いたばかりの銀杏の実の殻をとると、その中からは透明なグリーンの実が現れる。この色きれい!猫の目みたい!美味しいね!と言いながら食べる。銀杏の木と我が家とのこんな関係。

映画『ALWAYS三丁目の夕日』82点(11/12*土)

2005-11-12 | 映画大好き!
久々にお父さんと娘たちを誘って家族で映画を観た。小学生からお年寄りまで、家族全員で楽しめる数少ない映画かもしれない。この『ALWAYS三丁目の夕日』は、昭和33年に東京タワーが完成する時代背景の映画なので私の記憶より少しさかのぼる。それでも画面の背景が全部レトロで懐かしくって、一つ一つの画面が宝物みたいに思えて隅々まで楽しんで観た。その中でもとっても素敵なのは人と人の距離。家族のバランス、子どもたちの世界、ご近所の付き合いなど、家族と他人の分け隔てがない世界。そして、いいことも悪いこともお互い、なんて素直に感情表現していたんだろう。正面からぶつかるすがすがしさ!だからなのか、出てくる人たちの顔の表情がとても豊かだったと思いませんか?お金では買えない大切なものを共有しながらあの時代の人々は生活していたんだと思う。一人暮らしでもあの頃は、決して孤独ではなかったかもしれないね。人がどこからでも踏み込んでくるから。(笑)東京タワーがあんなにシンボリックで美しいものだったなんて知らなかった。
お金があっても決して心が豊かといえない今の時代。心の豊かさを求めて、いつかあんな人情たっぷりの時代を選択できる時がやってくるだろうか?

雪へのひとり言。(11/11*金)

2005-11-11 | 人間大好き!
夏に作品募集していた『雪へのひとり言』。これは雪の博士・中谷宇吉郎にちなんで俳句、短歌、川柳、詩、絵手紙、文などを400字以内で募集していたもの。締め切りまじかに新聞広告で見つけたのを思いつくまま綴ってみた。期待もしていなかったが入選の知らせをもらってちょっぴりうれしかった。作品紹介の欄に、雪なのにほのぼのしたあたたかさを感じる作品群とあったが、私の作品はどっちかというと寂しい作品だったので入選したのが不思議かもしれない。でもね、私の中では雪はやっぱりどこか寂しいイメージなんだよね。

『雪へのひとり言』
 あの時、雪はしんしんと降っていた。小学生の頃、学校のスキー遠足に行くのにスキーを買いに父と二人、もう暗くなった夜道を歩いていた。あの頃、父は私にとって恐い存在だった。横に並んで笑ってしゃべることも、手をつなぐことも私にはできなかった。妹ができることを、私はできなかった。そうしてただ、何も話さずに二メートルくらい父の後ろをついて無言で歩いた。その時、買ってもらった青いスキー板を今も覚えている。お店でどのスキーにするか父と言葉少ない会話もしただろう。でも、記憶に残っているのはただただ、雪の降る白い道を父について歩いただけのあの記憶だ。近づきたくても近づけなかったあの頃の父との切ない距離。それがしんしんと降る雪に象徴されていて思い出しても何だか哀しい。大人になって、父との関係が親密になって程なく父は他界した。しかしどんな思い出よりも、雪が降るあの風景をいつも思い出すのはどうしてなのだろう。

アカゲラの朝。(11/10*木)

2005-11-10 | 野鳥大好き!
久しぶりに気持ちのいい朝。こんな朝は森の中を歩きたい!そして、パワーがほしい時はひとりで歩くのがいい。お気に入りのウォーキングする道を3カ所決めてあるけど、今日はその中の卯辰山を歩くコースを選んだ。今日はいつもより野鳥たちの声も多く足を止めながら歩く。空を見上げると木に赤い実がたわわに実っていたり、色づいた木の葉がひらひら舞ってきたり。両手を広げて指も広げて山の空気を胸いっぱい吸う。そこに飛んできたのがキツツキのアカゲラくん。すぐそばの枯れ木に止まり、木をつつきだした。頭に赤色が見えるので♂ってわけだ。下腹部の赤い羽毛も双眼鏡でバッチリ見える。こんなに近くで見るのは久々!喜々として樹上を見上げていたけど、そのうち首が痛くなる。それから、葉っぱについた虫を食べるメジロの群れ、エナガの群れにも会えたし、枯れ草の中で鳴くホオジロや小型のキツツキ・コゲラにも会えた。森の出口では大木に陽があたってスッーと光がこぼれてきた。朝の一瞬の風景。

シシュマレフ村の悲劇。(11/9*水)

2005-11-09 | 自然大好き!
地球温暖化の悲劇といっても私たちはピンと来ないかもしれない。でも、周りを海で囲まれたアラスカのこのシシュマレフ村は激しい季節風が吹く頃に、凍りつくはずの海がだんだん凍らなくなりそのために毎年何メートルという早さで浸食されているのだ。村は移住する決断をした。それは次の世代のために。しかし、その移住をするための費用は今のところアメリカ政府が負担する気はないようだ。
この北の果てのような地を知っていたのは、敬愛する写真家・星野道夫氏が19才の時に旅した場所だったからだ。彼は、アザラシなどを狩猟し厳しい自然と共に生活しているシシュマレフの人たちをあたたかいまなざしで書き記している。ほとんど地球温暖化を引き起こすこととは無縁の生活をしている彼らが被害者なわけだ。
同じように大きな被害を被っているのは、氷の上で生活しているシロクマたち。だんだん海が凍らなくなってきていて、氷の上から餌となるアザラシを捕っていたのが氷上に出て行けずに陸でオロオロしているらしい。住民とのトラブルも出てきていてこのままではここに住むシロクマの約3割が消えていくという深刻な状態らしい。
この地球温暖化を引き起こしているのは、石油に依存する生活をしている先進国といわれている国々。先進国は途上国を下に見ているけれど、地球を壊し続ける先頭に立っているんだから何だか笑っちゃうね。もちろん日本もしっかりそんな国。だからこそ自分たちにできることを少しでもやらなくちゃね。みんながそう思えば、きっと何かが変わるだろう。
(写真:アラスカたんけん記 星野道夫より)

美しい蛹。(11/8*火)

2005-11-08 | 生き物大好き!
今朝、前庭の片付けをしていたらいい香りを放つハーブ・ローズマリーの枝に何かぶら下がっていた。見ると全身真っ黒で金色の粒が10粒ついた何ともシックで美しい蛹。あまり美しいので息をのんだようにしばらく見とれていた。そういえば、朝顔へブンリーブルーの葉にこの蛹の幼虫らしきものがついてたなぁ。全身黒くてオレンジの粒模様があったっけ?そのオレンジが蛹になって金色になったって訳?カメラの接写で写してみるがなかなか気に入るように写らない。
人の目とは不思議なもので、どんなに美しい写真を撮っても肉眼で見るほど美しくはなかなか撮れないものだ。色も空気感も全然違うと思う。だから私なんか写真で写して『あ~あ』とガッカリしてしまうことがよくある。
自然の中にある形と色。その中には人が感動するものがいつもたくさんある。人は感動するために生まれてきた、なんて言葉も聞いたことあるけどこんなものに出会うとそうだなぁと思う。そんなものに今からも一体どれほど出会えるのか・・それが生きている楽しみの一つでもある。夜は、この蛹からどんなものが飛び出してくるのかちょっと恐い気もするが調べてみよう!

イチジクの木。(11/7*月)

2005-11-07 | 植物大好き!
このイチジクは、娘が摘んできたもの。まだ皮が青かったけど中を手で開くと赤い実が出てきて食べると甘くて種がシャキシャキしていた。完全に熟すより美味しいぞ!大学の実習用の木なので、きっと甘くて美味しい品種の木なんだろう。今はイチジクがお店で売られているけど、私の感覚では買って食べるものとはいまだに思えない。自分の中では、もっと身じかで近しくてお金を介さないものなのだ。他には、ザクロの実もそうだな。この木も最近見かけなくなった。
イチジクの木は、私にとってとてもなじみの深い木。子どもの頃、あちこちに雑木林があって子どもたちはそんな場所を冒険場にしていた。家のすぐ近くにもそんな場所があって、いろんな木の中にこのイチジクの木もあった。すべすべした木肌は触り心地が良くて、低木でよくしなるイチジクの木は私の大のお気に入り。いつも太い枝に乗ってゆらゆら揺らして遊んでいた。そして、実がなれば子どもたちのおやつ。その木が誰のものなのか、食べてもいいのか、その頃は誰もそんなことを気にしなかったし叱られたこともなかった。そんな懐の大きな時代。あちこちにあった風景。
今は、イチジクの木を見かけることも少なくなったし、近所で子どもたちが木登りする姿も消えた。(うちの子は公園でやってるらしいが*笑)。あのイチジクの木の手触り、今でもはっきりと覚えている。気持ちよかったなぁ。また、登って遊んでみたいけどこんな大人の体重じゃイチジクの木が可哀想かもしれないね。

アロマキャンドル。(11/6*日)

2005-11-06 | アート大好き!
校下の子ども会の行事で小学生の娘とアロマキャンドルを作った。白いろうそくを湯煎で溶かして型に流し込む。色を付けたい時はクレヨンをロウの中にカッターで削り入れる。色を重ねる時は、下の色が固まってから次の色を流し入れる。流し込む容器の形でいろんな形もできる。香りつけにアロマオイルをロウの中に数滴たらす。今回はラベンダーの花のドライにしたものをロウの中に混ぜ込んだ。しばらく涼しいところにおいておくとこんなふうに出来上がる。ラベンダーの香りがほのかに漂い、初めてにしてはなかなかの出来。クリスマス向けにいろんな色や形のアロマキャンドルを作って家の中に飾ると楽しいかもしれないね。手作りのプレゼントにもぴったり。時間のある時に、ぜひ作ってみてはいかが?

戦場を伝える。(11/5*土)

2005-11-05 | 平和大好き!
今日は午後から金大祭のイベントで、ジャーナリストの野中章弘氏の講演『戦争の真実を追って~進行するメディアの衰弱、埋もれゆく声なき声~』をぜひ聞きたいと思って聞きにいった。
野中章弘さんは、世界の戦場の現場を取材しているジャーナリスト。話の合間に世界各地の戦闘の場が映し出され、彼と一緒に仕事をしている若いジャーナリストがイラクの現場を取材撮影した映画“リトルバード”も冒頭の部分が流された。(先日金沢のシネモンドでも上映されていましたよね!)
野中氏の話の中で印象に残ったのは、「日本の新聞やテレビに歪みが生じている。そして、ジャーナリズムの衰退。みんながものを考える力が弱くなってきている。声高の人、断定する人に耳を傾けている。大切なのは、自分の頭でものを考え自分の声で話すこと。思考の筋肉を鍛えていくこと。今、日本のジャーナリストは自分の意見を持ち発言できる人が少ないので海外のジャーナリストと議論できていない。そして、情報が沢山あるほど本当の情報が見えなくなってきている状態。真義を確かめる間もなく情報が流れていき本質がずらされている。イラクの現場でされているアメリカのピンポイント攻撃は、はずれも多い。当たった時だけ発表している。そして、多くの市民の犠牲はやむえない犠牲といわれて片付けられている。アメリカの掃討作戦とは、村全体を包囲していっせい攻撃をすること。米兵の死者は2000人。イラク市民の死者の数は調べられてない。おそらく3万人~10万人以上。イラク戦で流された多くの映像は1.戦車 2.イラク施設の破壊 3.ミサイル であった。ここで少なかった映像はイラク人の被害者の映像。この映像が世界にもっと多く流れたらもっと反対の声があがったはずである。なぜこうなるのかというと、ジャーナリズムの世界で生きる人たちがひとり一人の信念や価値観で生きるのではなく、組織の価値観で行きているから。これは対立関係にある。また、政府とジャーナリズムも対立の関係。日本はパブリックがない国。しかし、政府のもたらした結果を引き受けるのは国民。小泉さんの中には小さな自己しかない。他者がない。現場で感じるのは、戦闘ではなくきちんと平和構築に向けての方法はあるはずだということ。」
質疑応答の最後に私は野中さんに聞いた。「せっかく沢山の情報の中から真実を伝えようとしている情報にたどり着いても、イラク市民のあまりの悲惨さ、先の選挙のショック。自分なりに何かをしていても時々ため息が出るときがある。野中さんの戦場に向うエネルギーはどこから来るのですか?」
彼は答えてくれた。「自分のために。自分が腐ってしまわないために。そして、少数であることを恐れてはいけない。時代の変化で、まともなことを言うほどおかしいと思われる今の時代。3日前に高遠さんに会った。彼女がその時に言った“微力であっても無力ではない”という言葉は心に染みた」と。そうだなそうだな、ひとり一人が自分に問えばいいんだ。これでいいのか?って。そして、それは真実の報道を知った時から始まるんだ。

大好きな場所。(11/4*金)

2005-11-04 | 自然大好き!
誰でも自分の好きな場所があると思う。私の大好きな場所の一つは金沢市の中心にある母校の材木町小学校の中庭。小学校の時からずっとずっと好きだった。この小学校の作りは、他の小学校と少し変わっていて中庭を囲むようにして校舎が建っている。1年から6年生までいつでも中庭を覗き込むことができる。そしてこの校舎の背後には卯辰山があり、すぐ近くには浅野川が流れている。自然がいっぱい。中庭の中心には大きな池があって会話しているような二人の像が立っている。その周りがこんなふうに花壇になっているのだ。
大人になってからもたびたびお花のきれいな季節に何度かスケッチに訪れている。子どもができてからは子どもが今度はこの小学校に通いだし、また訪れる機会が多くなってうれしい。しかし、時代が変わり街中に子どもたちの数が減り、この小学校もいずれ消えてしまうという噂を聞いた。でも、いつまでも消してほしくないなぁ、私の大好きなこの場所!
あなたの大好きな場所、ありますか?

牛と遊ぶ。(11/3*木)

2005-11-03 | 生き物大好き!
かねてから計画していた親睦会と牧場見学。いつもミーティングしている仲間の一人が河北潟で酪農をしているので「いつかみんなで見学したいね」といっていたのがやっと今日叶った。天気予報は曇りだったのに朝から雨。それでも集合場所は屋根付きのバーベーキュー広場だったので大丈夫!みんながどんどん集まってきた。買い出しをした野菜やシーフードを切って準備。めった汁も作る。それぞれがいろんな差し入れも持ってきたのでとっても豪華な昼食バーベーキューとなった。わいわい食べながら、みんなで『牛との思い出』を語り合う。
それから、近くの牧場へ移動。65頭が飼われている牛舎へ。ここでは、クラッシックの音楽が牛舎に流れていた。(この音楽を流すと牛がリラックスしてお乳の出が良くなるんだって!)牛舎の入り口では、猫やウサギも飼われていてにぎやかだ。ズラッと並ぶホルスタインは大きくて見事。隣の部屋では生まれて間もない子牛も何匹かいて可愛い。牛の体を手で触ると毛は思ってたよりずっと短くて直接牛の温かい体温が伝わってくる。乳搾りも順番にやってみた。やってみるとなかなか難しい。朝しぼりたての牛乳や牛乳もちををいただいてその後、100頭に1頭の割合でしかいない、人を背中に乗せてくれる牛にご対面。みんなでわいわい騒ぎながら牛の背中に乗ってみる。こんな経験はなかなかできないぞ!乗り心地はなかなか良くって、おしりから牛の体温がじかに伝わってきて牛さんととても親しくなった気分。その後、だんだんみんなも牛に馴れてきて子どものように牧場で牛と一緒に走り回る。(笑)広い空と大地を感じられて、仲間たちと過ごす秋の一日は本当に気持ち良かった。私たちの命は沢山の命で支えられている・・・それが実感できた日だったね。牧場見学をさせてくれた沢田さん、本当にどうもありがとう!

ニケの像。(11/2*火)

2005-11-02 | アート大好き!
次女の通う金沢の辰巳丘高校で、今日は創立20周年の式典があった。この高校は芸術専門コースがあり、国公立の美大や音大を目指す生徒たちがいる。美術後援会の会長を引き受けているので、式典での挨拶を頼まれてでかけて来た。20周年記念に美術後援会が代々積み立てたお金で、何か形ある素晴らしいものを、ということでニケ像がおくられることになったのだ。このニケの像は私の卒業した大学にもあるのだが、窓からこぼれる光の関係でここで見るとまた違った趣きがある。このニケ像はエーゲ海のサモトラケ島にあったものと思われているが、海底から発掘された大理石の本体はルーブル美術館が所蔵している。勝利の女神ともいわれ、翼を広げた姿に風を受けた衣がひるがえり勇ましく、華麗な美しさがある。ニケの女神が飛んでいった方が勝利を得ると言い伝えられているので、ニケはいつも翼をもっているのだ。わたしもこのニケの像が学生時代から大好きだ。式典の最後には、生徒たちのオーケストラでシベリウスの名曲「フィンランディア」も生演奏され芸術の秋を堪能させてもらった日だった。

新聞投稿『体力と運動能力』(11/1*火)

2005-11-01 | 新聞投稿大好き!
得意なテーマであろうとなかろうと社会に発言する小さな窓口として、また新しい発見のため新聞の投稿テーマに時間を見つけて書いていこうと思っています。朝、新聞を開いて自分の原稿が載っていたら“やったね”って感じです。自分のささやかな楽しみ。今朝、載ったテーマは『体力と運動能力』でした。

「日頃、パソコンでの仕事をしているので体力をつけるためにウォーキングをしている。ただ歩くのではなく、なるべく早足で往復四十分。時々、3人の子どもたちも誘う。すっかり我が家に定着したこのウォーキング。「お母さん、今日ウォーキング行かない?」と、最近は子どもたちの方から誘ってくることも多い。今年の夏に、久々白山登山をした。急な山道の登りにへこたれそうになったが、さほどの筋肉痛もなくやり過ごせたのは毎日のウォーキングのおかげだと思う。最近はジムやスイミングに通う人も多いが、近場を歩いて車の生活からちょっと抜け出せば、地球環境にも貢献できる優れもののウォーキング。家でテレビゲームをしている子どもを誘って、一緒に歩いてみませんか。」