えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

トヨタの売り方

2024-05-07 | 車関連
まず最初に申し上げておきますと、私はトヨタのこと応援しており好きなメーカーの一つです。
しかし、最近の人気車の売り方をはたから見ていると、なんだそれって思ってしまう自分もいます。
私がランクルの250や70の箸にも棒にも掛からなかったからではなく、車の買い方が違ってしまう様にも見えるのです。

大方に人には現時点、大の付くほどの人気車(アルヴェルやランクル70、250など)が買えるのかどうかなど分からないでしょう。
それはジムニーであっても同じことのように思えますが、それでもラインを1つ増やして対応をしているのは承知しています。
1つしか増やさないのかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、生産規模の拡大は大きなリスクが伴うものです。
トヨタで1本増やすのとスズキが1本増やすのはわけが違うのだと思います。

この人気車の多くは、他社で代用できない車種となってしまっていることが問題の一つでしょう。
エルグランドやエリシオンが姿を消し、オデッセイが違う道を選択した今、他に選択肢はありません。
70や250にしてもそうであって、サファリやパジェロが消滅し、ライバルと言えるのは同門のGXくらいでしょう。
アルヴェルに関しては代わりに輸入車という選択肢が無に等しいですからしょうがないものの、250のライバルとなる車両は多々あるはずです。
しかし根強い国産党という方たちの気持ちわかりますから、これもしょうがないのかもしれません。

これだけ勝つこと(売れる事)が予測できている筈なのに、なぜこんな事態が続くのか不思議に思います。
もちろんその昔から発売からの3~6カ月程度の受注の集中はありますが、なぜ解消にこれほどの時間を要するのでしょうか。
コロナによる部品調達? 人材の調整弁による生産力不足? EVとの協業の難しさ?

EVとのさじ加減の難しさは想像に難くありませんが、これだけ続くとなんだか勘繰りたくなってしまう程です。
レクサスGXの特別仕様車100台の先行発売なんて噂があったりしますとね。
また大得意様にだけ提供する車なんだろうと。
それでも皆が欲しがるのであれば、それは本物なのでしょうから致し方ありません。
しかし、この様に国内市場においてトヨタを独走させてしまった事のツケを払う事になっていることにも気づくべきと考えます。
何って、これだけ人気のある車へバックオーダーを入れるには、ろくな値引きなど無い中買う事になるのです。
良くも考えてみてください、ヤリスを値引き無しで買うならばまだしも(それでも自分は嫌ですが)、1200万超えのGXだってそうなるのです。
下取りで充当するなんて言いますけれど、買取店で250万円の車が280万にだってならないでしょう。

つまりです、売り手市場です。
この車が欲しいや、手に入れたいというのは願望であって、嘆願ではありません。
先日もレクサスのLMを1年近く待って納車されたと喜んでいる方がいましたが、側近が言うには半額で買えるならば間違いなく自分はアルヴェルを買うと。
個人的な意見ですが、当然に私もそう考えます。
それは、コストパフォーマンスから来るものではなく、単純に今度のアルヴェルのほうがスタイルがいいと感じるからです。
何にしても、この頃のトヨタの売り方は怪しい。


コメント (2)
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