えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

金太郎飴

2013-08-02 | Weblog
先週末に、伊豆まで行ってきました。
E90に換えてから、2度目のロングドライブでした。(最近少ない)
購入直後にもロングを走りましたが、気持ちの落ち着いている今の方が冷静に感じ取れたと思います。

まず、高速道路をそれなりに走る環境であると、明らかにGTIのエンジンに軍配は上がります。
GTIを何年乗っても長距離を走ると「いい心臓」を痛感しました。
とにかくターボは高速においては有効で、キックダウンさせずともストレスのない加速が可能である。
まぁターボに乗らない方から、「じゃキックダウンさせれば?」と突っ込まれるかもしれません。
当然に、中間加速を即座に行いたければさせるのですが、キックダウンさせる必要のある踏み込みをするか否かの場合の中途半端なタイムラグが一番いただけません。
飛ばしたければ、Sモードに入れれば良いのでしょうけれど、常に飛ばしたいわけではありません。
あのGOLFに付いてたパドルシフトの一時利用モードは、とても使い勝手の良かったことを付け加えましょう。
Sなどに入れる必要もなく、Dモードでパドルを引けば即座にシフトチェンジが思いのままでした。
更には、一定時間チェンジを行なわないと、通常のDモードに戻るのです。
この使い勝手には脱帽せざるを得ません。

高速を走っていると、「GTDでも発売しないかなぁ」なんて思ってしまうのですが、下道に降りた途端に息を吹き返します。
このN43、何とも低中速のトルクのツキがいい。
本当に、品のいいディーゼルを駆っている様で頼もしい。
まぁ私の使い方では下道9割ほどでしょうから、買い替えまでには至りません。
もし4割近く高速を使う状況ならばM3に買い替えていることでしょう。(笑)

Mスポのシートにも、ようやく慣れましたが、GTIのレカロは忘れられません。
足回りもしなやかですが、ガツンと飛ばしたくなる足ではありません。
E46時代のノーマルとMスポの間くらいに感じます。
確かにボディは大きく重くなり、振り回したいサイズではないので車格的に求めれられるものが違ってきたのでしょう。
飛ばしたければ、1シリを買うかMなのでしょう。
燃費は12.5㎞/L程で、満タンにしていき、戻った際の燃料計は半分ほどでありました。

帰り道、東名を走っていて思ったのだが「マイノリティリポート」の世界が近いのかと。。
これは自動運転になるとか、車が空を飛ぶという事ではなくて、一昔前の未来映画において同一車種の比率が高く感じた点である。
あの規則的に流れる車の種類はちぐはぐではなくて、似通った車種が多いように見受けられた。
そんな錯覚をプリウスが起こさせたのである。
2型と3型の混在ではあったが、あの2台実はかなり雰囲気は似ている。
まぁプリウスの数の多いことには、改めて驚いた。
50年も前の時代は知らないが、現代においてこれだけ車種のある中での大勝利といえましょう。
プリウスに比べ、ヴィッツやフィットの市場における影響度が及ばないのは、まずはその車格であろう。
プリウスは誰がどう見ても、昔のベストセラーカローラよりも大きい。
そして誰もが、その車格に見合う乗り心地と環境性能を持ち合わせていることも、価格がそれなりにすることも知っている。
そして何より、この車の耐久年数が高いのが市場への影響度に大きく検討していると思われる。
つまり、10年たっても色褪せない車種であり、性能を持ち合わせるのだ。
リセールも良いし燃費もいいから企業で積極的に採用が続く。もうコレに限っては左団扇なんだろう。
ちょっと高くて手の出ない会社や個人向けにアクアを投入し、鉄壁のガードを固めたのだ。
このトヨタの2モーターHVって、乗って愉しくはないが、新しい時代を感じ楽しいのは紛れもない事実である。

画像は、先日観た「きっと、うまくいく」
3時間近くもある印映画であるが、テンポの良さと人柄に魅了され、あっという間であった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする