現行型のGTI(Golf)は素のモデルで265馬力を発揮する。
そして、549.8万円します。
そのどちらに驚くべきなのか、私の場合額かもしれません。
5型ではぴったり200馬力というものでしたが、そこから徐々に徐々にブラッシュアップしていき、とうとう6型Rを超えてしまった。
GTIの車重は100㎏軽く、トルクだって33.7だった6Rですが、8.5GTIは37.7を超える。(しかも1600回転から)
ここまでになると「Rで走るシーン」という明らかな想定がないと、検討しずらいのかもしれない。
その点、A3の様にGTI相当の物がラインナップされていない場合、スポーツモデルが欲しければS3と分かりやすい。
いまやS3の681万円に対し、Rは677万円します。
こうなるとアウディが、同門のハイブランドというところに配慮している以外に何もないのでしょう。
この路線で行くならば、投資の集中という観点から2台も必要があるのだろうかと思う。
例えばBMWの1や2シリとMINIくらいの違いがあれば、それはそれですが。
RやS3に限らず、GTIでも最後の純粋な内燃機関モデルと言われる現行型、乗れば素晴らしいポテンシャルを簡単に知れる。
これほど忠実な正常進化を続けられる車は多くないのだろう。
そんな素晴らしい素性を持ったトップエンドにある車が、今2つある事によって影が薄まっている気がしてならない。
一つには、ディーラー網というのがあるのでしょう。
VWであれば、かなりの地域を網羅しているでしょうけれど、アウディの店舗では少ないのだと思っておりました。
しかしちょっと調べてみると、今やアウディが全国に123店舗(たぶん)もありました。
それでも東北、北陸、中国、四国においては、地域によって厳しいのかもしれません。
タイトル画は、Rの20周年記念車
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