日曜にと穏やかな天候とが重なって、桜の名所と呼ばれるところはお花見の人出が凄かったみたいです。
お昼前から新宿御苑へ行ってきましたが、ここも凄い状況でした。
ソメイヨシノを始めとする多くのさくらが満開とあって、人出も半端な数ではありません。
まるで、真夏の砂浜のようで、レジャーシートと人で埋め尽くされていて、さくらの近くへ行くのも大変でした。
14時過ぎくらいには、御苑で設定している収容人数を上回ってしまったようで、門の外には入場待ちをしている人達が列を作っていました。
やはり今年のさくらは、いつもと違う咲き方をしているようです。
木によっては咲き方が悪いものがあったり、普段はまだ咲かない八重さくらが咲き始めていたりしています。
本来の冬の寒さが少なかった事が、最大の原因なんでしょうね。
広大な新宿御苑の中で、一番印象に残ったのがこのソメイヨシノ。
温室前、柵で人が出入りしないために、良い状態が保たれているためにとても美しく、大きく張り出したくさんの花を付けた姿は青空とベストコンビです。
高めの気温で咲き進んだことと、昨日の雨や風の影響で散り始めた桜の花びらが池の水面に広がり、もみじの青葉とのコントラストを見せてくれました。
意外と何度も見ていながら撮影をしたことが無かったので、ここでも紹介です。
品種名は、アメリカというさくらです。
このさくら、ソメイヨシノと同じような素性のさくらなのですが、1920年頃にカリフォルニア州周辺から広まっていったさくらだそうです。
ワシントンD.Cのポトマック河畔には数多くのこのさくらが咲いているそうです。
もう一つ、私の最も好きなさくら、長州緋桜が咲き始めていました。
濃いピンクのグラデーションがとても美しいさくらです。
新宿御苑の中央に咲く長州緋桜の大木は、遠くからでも容易にわかります。