My Favorite Things

写真、舞台、Jazz、バーボン、星空 等々。
私のお気に入りです。

明日は皆既月食

2014年10月07日 18時57分12秒 | 

今さらですが、明日のこの時間、東の空に昇ったばかりの満月が皆既月食となります。
皆既月食は、地球の陰を月が通過するもの。
日食とは異なり、月が見える場所ならどこでも月食を見ることができます。
  部分月食の始まりは、18時14分
  皆既月食の始まりは、19時24分
  皆既月食の終わりは、20時24分
  部分月食の終わりは、21時34分です。
ただし、よ~く月を見ていると、部分月食が始まる前や終わった後も、地球の影の中心に近い方が薄暗くなっているのが判ります。
これは、半影食と呼ばれる現象です。

今回は東の空に昇ったばかりの時間帯で、観望も楽なので、時々空を見上げてみてください。
皆既月食中の月は、夕焼けと同じような赤い色になります。
地球の影の中心までの近さや、大気中に漂う粉塵(火山灰等)によって、色味や明るさが変わります。
今回はどんな感じに見えるのか、楽しみです。
イメージ的には、こんな姿が見えるはずです。
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詳しく知りたい方は、Astro Artsへ。

昨夜は、十三夜。
後の月とも呼ばれる、名月の一つでした。
台風一過で楽しめると思ったものの、結局私が空を見上げると曇り空でした。
真夜中にもう一度と外を見ると、小雨が降る中に雲間から月が見えました。
明日は、晴れますように!


スーパームーン

2014年09月09日 23時56分48秒 | 

昨日の中秋の名月は、雨降りの天気のため見ることができませんでした。
今日も夕方は雲がかかりダメかなと諦めていたところ、この時間になって空を見上げれば綺麗な月が輝いていました。
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世間ではスーパームーンと騒がれていますが、確かに地球~月間の距離は平気的な38万kmよりも1万km以上近くなっています。
とは言え、写真などで比較しなくては判らない程度で、肉眼で見分けることは比較対象がないと困難だと思います。
とは言え、普段以上に空に目を向ける人が増えることは嬉しいものです。

この月は、1ヶ月後の10月8日には夕方の東空で皆既月食となります。
晴れていれば、日本国内どこでも楽しめます。
天気に恵まれて、多くの人達の目を楽しませてくれることを期待します。


1日遅れのスーパームーン

2014年08月12日 02時30分00秒 | 

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本来は11日の午前3時頃だったのですが、台風の影響で雲間に隠れていました。
昨夜改めて、寝る前に撮った1カットです。
今年、月が地球にもっとも近づいたのは11日2時43分で、地球から約35万7,000キロメートル。
1日で、どれほどの距離が変わったのか?

今夜は、ペルセウス座流星群の極大日。
本来ならば1時間に50~100個ほどの流星が観られるのですが、今回は満月過ぎの月が煌々と輝いているため、1/10ほどかも知れません。
明るい流星が多いので、頑張っていれば観られると思います。
明るい空の下で観られる流星ならば、願いが叶いそうな大流星も期待できるかも?
ご興味の有る方は。


環天頂アーク

2014年05月04日 23時03分00秒 | 

自由劇場へ行く途中、ハマサイト前で太陽にかかるハローを発見。
薄雲がかかる中、大きなサークルを久しぶりに見ました。
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手持ちのミラーレスでは画角が足りない上に、フォーカスが来ないので、やむなくビルを映し込んで半分ほどのハローを撮影。
終演後地元駅に着くと、今度は環天頂アークを発見!
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こちらは、ハローよりも更に珍しいです。
日没間近なので、駅前で取った後、荒川まで移動。
辛うじて撮影した時には、消失寸前でした。
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アークの脇には、月齢5の月も写りました。
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春の月

2014年05月02日 21時18分28秒 | 

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昨日から、西の空に細い月が見えています。
春は月の軌道と地平の角度が大きいので、夕暮れの月が高い位置にあるので見易い時期です。
早い時間に観ると、月の欠けている部分も地球の照り返しでうっすらと見えていることに気づけるかも知れません。
今日は、月齢3の三日月。
日付+1が、おおよその月齢です。


月出帯食

2014年04月16日 07時57分17秒 | 

久しぶりの月食も、今回は月の出の時間帯で既に皆既は終了している月出帯食でした。
残念ながら適当な撮影場所も思いつかず、撮影はしませんでした。
Webを見ていると、サンシャインの展望台から撮影したスカイツリーとのツーショットがアップされていて、とても印象的でした。
皆既の赤みではなく、低空のため赤みが強調されているようです。
今朝のニュースを見ていると、六本木ヒルズの屋上から撮影や観望をしている人もいたようで、こちらは東京タワーと一緒に撮影できたようです。

次回の10月8日は、東京では夕方18時45分に欠け始め、19時54分に皆既の中心に達し、21時34分に部分月食が終了となります。
東の空が開けた場所ならば、美しい月食が見られることでしょうね。
その時には、こんな月が観られるかも知れませんね。
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1985年10月29日撮影


月齢1.5の月

2014年02月01日 22時48分00秒 | 

リトルマーメイドを観た帰り道、地元駅に着いた時に西空に見付けました。
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マンションの間に、新月から1日半の細い月です。
日没後、太陽を追いかけるように直ぐに沈んでしまうため、久しぶりに気付きました。
運良く望遠レンズを持っていたので、取りあえずアップも。
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春の月は軌道の角度が高いため下側が輝いているように見えるので、普段イメージする三日月などとは違うので、意外に感じる人も少なからずいるようです。
子供たちに話を聴くと、夏の空の三日月は立っているのに、春の三日月は何で寝ているの?という子もいるとか。
子供の観察力は、鋭いですね。


アイソン彗星!

2013年11月19日 09時51分43秒 | 

昨日見付けられなかったアイソン彗星に、再チャレンジしました。
朝5時、西空に月が煌々と輝いているものの、近くにあるオリオン座の大星雲は確認できるので空としてはまあまあの状態でした。
目印のおとめ座のスピカを基準に、地平線寄りを双眼鏡で観ていると、それらしき姿を見付けることが出来ました。
しかし、彗星らしい尾の様子までは見えないため、確認の撮影をしてみました。
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画面上の明るい星は、おとめ座の一等星スピカです。
その下の黄色の囲みの中が、アイソン彗星です。
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さらに拡大して見ると、尾はほとんど判りませんが、彗星特有の青緑がかった色と淡く拡がった姿が判ります。
29日の太陽最接近まで、どんどん太陽に近づいていくため、彗星自体は明るくなってくるものの高度が下がってしまいます。
一般の方が観られるのは、今週末あたりまでかと思います。
太陽最接近後の12月上旬は、長い尾を引いた明るい彗星の姿が期待できそうです。
観察用スカイマップ
「ison_skymap_december.pdf」をダウンロード
Ison
上記資料は、© 日本天文協議会 アイソン彗星キャンペーン実行委員会によるものです。


アイソン彗星

2013年11月18日 07時40分53秒 | 

最近、再びメディアにも取り上げられている、アイソン彗星。
間もなく、太陽に最接近します。
それを前に、日の出前の東空で観ることができます。
かなり初期段階から、非常に明るい大彗星になる可能性が高いと、非常の期待されていました。
ところが、先月辺りから予想よりも明るくならず、期待はずれになるのでは?という空気が流れ始めていました。
ところが、数日前から急激に明るくなってきたという情報が飛び込んできました。
市街地でも双眼鏡があれば、アイソン彗星の姿を捉えることが出来るとのことでした。
しかも、今日18日はおとめ座のスピカという1等星の直ぐ近くということで、慣れない方でも見付けやすい条件となりました。
午前5時過ぎ、空を見上げると星が見え、西空の低い位置には満月を過ぎた月が輝いていました。
で、肝心の東空に目を向けると、薄雲がかかっていました。
目が慣れてくると、雲間からスピカは見えているものの、薄雲の影響で暗めの星が見えませんでした。
それでも、雲の切れ間を待っていると、薄明が始まった空にいくつかの星が見え始めました。
期待をしながら双眼鏡から目を話すと、南から厚めの雲が流れてくるのが目に入りました。
結局、東の空だけに雲がかかったまま夜明けを迎えてしまい、彗星を見付けることは出来ませんでした。
アイソン彗星は11月29日に太陽に最接近します。
この前後は最も明るくなりますが、見かけのうえでも太陽に非常に近いため、一般の方が観ることは困難です。
しかし、この前後は日の出前の東の空で観ることが出来るので、少し早起きをしてチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
※彗星を観るときは、街灯の光が直接目に入らない場所で観ましょう。
 周囲の状況を確認して、安全な場所で観ましょう。

明日も、おとめ座のスピカを目印に探しやすい位置にあります。
詳細は、こちらへ。

アイソン彗星を見つけようキャンペーン
プリンターをお持ちなら、こちらからダウンロードすると観望に役立ちます。
観察マテリアル ダウンロード
国立天文台 アイソン彗星特集ページ
アストロアーツ アイソン彗星特設ページ


三日月と金星

2013年11月06日 20時59分00秒 | 

1日に東方最大離隔となり宵の明星として一際明るく輝く金星が、西空で三日月と並びました。
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まだ青みの残る空に、美しく輝いていました。
ギリシャ神話で言えば、ビーナスとアルテミスが並んでいるんですね。
三日月は欠けた側も、地球照(地球の照り返し)でうっすら明るくなっているのが、肉眼でも観ることが出来ました。
これから冬に向かい空も澄んでくるので、星空を眺めてみるのも良いですね。
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月末、29日に太陽に最接近するアイソン彗星は当初の予測ほど明るくならないようですが、肉眼で観られることを期待したいです。


三日月&金星

2013年10月08日 22時36分20秒 | 

昨日、今日と、細い月が惑星の傍らを通り過ぎていきます。
昨日はあいにくの曇り空でしたが、今日はギリギリで雲間から月と金星のツーショットが撮れました。
金星は、月の左下のちっちゃな点です。
雲がなければ、もう少し明るく写るのですが・・・。
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先月の中秋の名月に続き、今月17日の十三夜も名月の一つです。


台風一過

2013年10月02日 23時55分00秒 | 

先日も同じタイトルで日記を書きましたが、今回は茜色の空ではなく大きな虹が架かりました。
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日没間近の虹のため、完全なアーチとして見えなかったのが残念です。
右のカットの大きな雲の端が、うっすらと彩雲のように色付いているのですが判りますか?


台風一過

2013年09月16日 20時45分41秒 | 

突然、日本近海で発生した台風に翻弄されましたが、自宅周辺は雨風が一時的に強まった程度で治まりました。
夕方、陽射しが出てきたので、慌ててカメラを持ち出して撮ってきました。
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荒川の土手から、時々刻々変化する西空を撮りました。
気持ち的には、もう少し劇的な変化をするかなと思っていましたが、実際はこんな程度でした。
それでも、台風が通過した後の独特の夕焼けを追うことができました。
ラストカットの辺りでもう少し晴れてくれれば、宵の明星となり輝いている金星も写せたのですが・・・。
強風に煽られた川面の変化も、見ていて面白かったです。