7月9日、10日の2日間にわたり、東京・浅草 浅草寺でほおずき市が行われました。
この2日間は普段とは違い、1日の参拝で4万6千日に相当する御利益があるとされているそうです。
御利益を受けるためなのか、それともこのほおずきを買うためなのかはわかりませんが、大勢の人出でにぎわっていました。
雷門を抜け、仲見世を通り抜けていく参道は、何年ぶりだろうと考え事をしながら歩いていくと、ようやく境内に。
およそ150店の出店が所狭しと並び、ほおずきを威勢の良いかけ声を掛けながら売っています。
ほおずきは、仮設のお店の梁から吊されていたり、地面に置かれていたり、どこを見てもほおずきで埋め尽くされています。
もう1つ目に付くのは、おまけ?で付いている風鈴。
決して高価なものではなく、花火や金魚の絵付けがされたものが1鉢にに1個付いています。
お客さんの中には、風鈴を選択基準にしている人もいるみたいです。
今日の東京は、夏の陽射しが射し、真夏の暑さでした。
そんなか、浴衣姿の女性は目にも涼やかな印象で、場に似合います。
売っている粋なお兄さんやお姉さん方の姿も、なかなかのものですね。
ほおずきも、鉢植えだけでなく、切り花状態のものもあります。
こちらは、鉢植えとは違って赤く色付いて、誰もがイメージにあるほおずきの姿です。
そのほかにも。竹かごにほおずきの袋だけを並べて売っていたりもしています。
1鉢2,500円のものですが、帰る頃には2,000円で販売しているところもありました。
中には、2鉢で3,000円なんていうところまで。
持ち帰ることを考えると、完売を目指した方が楽なのでしょうか?
6日~8日に谷中で行われていた朝顔市とならび、東京の夏の風物詩となっているほおずき市。
これが終わると、本番の夏間近です。