Song&Dance同様に、大量のキャストが入れ替わったキャッツを観てきました。
今回は、キャッツ初見の会社の後輩を連れての観劇となりました。
女性キャスト11人中6人が入れ替わり、さらに男性もランパスキャット役が入れ替わりました。
これだけ多くのキャストが変わるとなると、かなり雰囲気も変わってしまうのだろうなと不安が過ぎります。
そんな心配とは裏腹に、劇場は連日チケット完売状態で、空席を探すのが大変なくらいでした。
今回の席は、劇場のほぼ中央のポジションからです。
変更があった7名の方は、いずれの方も私にとってキャッツでは初見の方です。
全体の印象としては、ダンスや全員が声をそろえる台詞などが、ばらついている感じでした。
そのためか、急場しのぎ的な印象は否めません。
織笠グリザベラ
今回が初めてのグリザです。
たまたま私が観ることがなかったのか、それとも本当に久しぶりなのかはともかく、私のイメージするグリザとはかなり異なりました。
歌声だけでなく振る舞いに、彼女が背負っているものが感じられないです。
由佳乃ジェニ
いつも通りのニコニコ笑顔の、元気一杯なおばさん猫です。
ちょっと、お腹周りがお正月過ぎかなという印象も。
柏ランペ
ちょっと、お疲れ気味なんでしょうか?
歌声が厳しそうです。ダンスも決めポーズはともかく、後半はちょっと荒くなっている印象です。
それとも、まだ固さが残っているのでしょうか?
武藤マンゴ
やはり、マンゴの武藤さんが良いですね。
原田麦子ディミ
特に印象は強くないのです。
柏さんともども、全国公演のユタ組の方ですね。
西村ボンバル
男前の(ほめ言葉です)、格好良いボンバルリーナです。
谷口バブ
歌声だけでなく、台詞も子猫というイメージです。
可愛げなイメージです。
同席したキャッツ初見の後輩にも、印象が強かったようです。
ただ、ターンの後にふらついていたという指摘が入ってました。
大橋タント
夢から醒めた夢あたりの印象しかなかったので、タントーミール役と言うには驚きました。
高倉さんを始めとした、スリムなイメージではなく、しっかりとした体格の方です。
しなやかなダンスをされますが、歌声は「んっ?」という感じです。
撫佐ジェミマ
特に印象に残るものはないです。
増田さんや王さんの場合、笑顔が印象的なんですが、撫佐さんの笑顔は記憶に残っていません。単に、私が他を観ていただけかも知れませんが・・・。
金平ジェリロ
また少し、ガスへの接し方が変わってきました。
観る度に、楽しみです。
グリドルボーンは、以前よりも声量が抑え気味な感じです。
飯田ガス
ジェリロとの2ショットは、表情が豊かで良い感じですね。
金平さん同様に、毎回観るのが楽しみです。
荒川マンカス
スキンブルナンバーのやくざでは、スキンブルに注意を受けると両手を顔の前で広げて、お茶目な表情をしていました。
荒川さんって、前からこんな雰囲気だったのか・・・?
福井タガー
相変わらず、セクシーで格好良いですね。
Song & Danceの影響からか、李さんのタガーも観てみたいですね。
スキンブルナンバーでは、1人分下手に離れて座っていたため、バブがタガーの膝枕で寝ていたりしました。
ユ ランパス
ごめんなさい。全く印象が残っていませんでした。
観劇前に気になったように、大量のキャス変の影響なのか、まとまりが欠けるようなシーンが何ヶ所か観られました。
相応の事情があるのでしょうが、ちょっと不満が残ります。
後輩にとっては、大橋タントが一番印象的なようで、満足度の高い観劇となったようです。
次回の観劇に繋がってくれることを、期待しています。
キャッツシアター | 2009年1月3日 |
グリザベラ | 織笠里佳子 |
ジェリーロラム=グリドルボーン | 金平真弥 |
ジェニエニドッツ | 鈴木由佳乃 |
ランペルティーザ | 柏 円 |
ディミータ | 原田麦子 |
ボンバルリーナ | 西村麗子 |
シラバブ | 谷口あかり |
タントミール | 大橋里砂 |
ジェミマ | 撫佐仁美 |
ヴィクトリア | 千堂百慧 |
カッサンドラ | 大口朋子 |
オールドデュトロノミー | 種井静夫 |
アスパラガス=グロールタイガー/バストファージョーンズ | 飯田洋輔 |
マンカストラップ | 荒川 務 |
ラム・タム・タガー | 福井晶一 |
ミストフェリーズ | 金子信弛 |
マンゴジェリー | 武藤 寛 |
スキンブルシャンクス | 岸 佳宏 |
コリコパット | 花沢 翼 |
ランパスキャット | ユ ホンチョル |
カーバケッティ | 齊藤太一 |
ギルバート | 入江航平 |
マキャヴィティ | 金久 烈 |
タンブルブルータス | 松永隆志 |