今回は、1階席前方からの観劇です。
やはり舞台上と同様の目線で観ると、冒頭のいじめのシーンは迫力が違います。
こんな事が続くなら、ユタでなくても鉄橋まで行ってしまいそうです。
上川ユタの表情は、やはり良いですね。
今回気になる1人、あべさんのユタ母。
優しくユタを見守る印象で、素敵です。
って、菅本さん、佐藤さん、ごめんなさい。(汗)
今まで機にもしていなかったのですが、南部弁の響きも素敵ですね。
特に、寅吉じいさんとゆた母の銀林荘での会話の中、帰る寅吉じいさんへユタ母がかける「おやすみやんせ」の一言が、とても印象に残っています。
前回2階席から観たフライング、何か物足りなさを感じていたのですが、今回の席では印象が大分変わります。
アングルの違いもさることながら、大量のドライアイスの雲!
時には視界を遮ってしまいそうなこともありますが、ともに空を飛んでいるような気にもなりそうです。
その時の室温によって拡散の度合いが違うので、劇場スタッフの方にとって大変でしょうね。
前回観た時、カンパニー全体がまとまっていて良い仕上がりだと感じていました。
今回も、それは変わらぬまま。
それ以上に凄かったのは、見果てぬ夢の菊池ペドロ。
「わだわだ、あげろじゃががい」の歌詞が、とても切なくて予期せず泣けてきました。
それぞれ恵まれない時代に生まれたが故に、わらしになってしまったものの、やはり人として生きたいという思いが、自分を生んだ母親にもう一度「生」を与えて欲しいと訴えているかのようでした。
体力作りから、いじめっ子との対決シーンにかけて、川上ユタの様子がちょっと変でした。
最初はお腹の辺りを気にしていたのですが、その後原因がわかりました。
マイクのコントローラだと思うのですが、オレンジのシャツと同色のネットのようなものでくるまれているのですが、それが激しいダンスのために下に落ちてきていたのです。
最後は腹巻きの中のカイロのような感じでシャツの裾からはみ出していました。(^_^;)
ユタが子供たちの中に溶け込む様子を見守る母の涙に、またもや涙が。
さらに大泣きしているのが、奥平小夜子。
ユタとペドロの会話を聞きながら、大粒の涙がボロボロと。
ユタの声は聞こえても、ペドロの声は聞こえないはずなのに・・・。
「誰だか解れねども、神様みたいな優しい人、こうやっていっつも見守ってくれた」のが判ったからなのかな?
笑って、泣いて、良い舞台でした。
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</colgroup>四季劇場[秋] |
2011年6月11日 |
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ペドロ |
菊池 正 |
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ダンジャ |
柏谷巴絵 |
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ゴンゾ |
伊藤潤一郎 |
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モンゼ |
和田侑子 |
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ヒノデロ |
道口瑞之 |
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ユタ |
上川一哉 |
|
小夜子 |
奥平光紀 |
|
寅吉 |
吉谷昭雄 |
|
ユタの母 |
あべゆき |
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クルミ先生 |
丹 靖子 |
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大作 |
小原哲夫 |
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一郎 |
厂原時也 |
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新太 |
赤間清人 |
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たま子 |
柏 円 |
|
ハラ子 |
齋藤 舞 |
|
桃子 |
安宅小百合 |
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