ここ数年は、毎年煩悩の数を上回るほど劇場へ足を運んでいるので、感動の舞台もあれば、残念な舞台も経験しています。
まあ、それは見せる側の要因もあれば、観る側の要因もあるので、一概にどうこう言えません。
それでも、その日の舞台に対する思いは、いろいろ残っています。
今日のキャッツシアターは千秋楽まで1ヶ月を切ったこともあってか、とても平日には思えない観客数と、熱気がシアターに充満していました。
こんな空気の時って、JCSやアイーダでも同様でしたが、開演直前のアナウンスが流れると、誰もが息をのんで緞帳が上がるのを待っていて、その緊張感が心地良くもあります。
今日も、そんなことを期待しながら、早めに着席しました。
ところが客席内は、異様な雰囲気が!
あちらこちらでストロボが光り、携帯の補助光が点滅する度に、劇場スタッフが走り回っていました。
かと思えば、猫耳カチューシャをつけたままの女性が多く、こちらも劇場スタッフが1人1人に開演前に外すよう依頼していました。
そんな様子を見ている時、音響さんのブース前で何やら騒ぐ人たちが。
最初は酔っているのかと思ったのですが、よくよく見ていると別のブロックのお仲間?と何やらやり取りをして、騒いでいたようです。
最初は数人だと思っていたら、実際には相当数の方々が団体として来ているようでした。
で、その一団はと言うと、ことある毎に拍手と共に「ウォ~!」とか、「ヒュ~!」の連発!
猫がステージに現れると、「ウォ~!」、「ヒュ~!」。
赤い靴が落ちてくると、「ウォ~!」、「ハハハッ!」。
タントがキメポーズを取ると、「ウォ~!」、「ヒュ~!」。
終始この繰り返しでした。
更に、リズミカルなBGMが流れると、即、手拍子が始まる始末。
リピーター達は無視しているものの、慣れない人の中には釣られて手拍子をする人も。
カーテンコールで歓声が上がるのならまだしも、芝居の流れを止めるほどのものが何度も。
終始こんな感じで、大人しく観ていたのはグリザナンバーくらいでした。
お陰で、舞台に集中もできませんでした。
1幕終了後に四季のスタッフの方に、お願いをしてしまいました。
私の他にも、同様の話をしていると思しき観客の姿を目にしました。
うかがったか方からは、「団体以外の一般のお客様もいらっしゃるので、自分たちだけでないことを考えて自制して欲しい。」という趣旨を伝えたとのことでした。
2幕は改善されるかと期待したのですが、結果は変わらず。
観劇というよりも、テーマパークでアトラクションを観ているとしか、私の目には映りませんでした。
せっかくの盛大な拍手、カーテンコール時に贈れば俳優の方々にとっても一層嬉しい拍手となったと思うのですが。
開演前のアナウンスに一言加えてもと思うのですが、いかがなものなんでしょうね?
様々な方々が集まる場所とは言え、何を観に来ているのかを理解して欲しいと思います。
観劇の経験や、お国柄(海外では、日本人とは観劇の仕方や価値観が異なると、海外在住の友人から聞きました)の違い等はあるかとは思いますが、ストーリーや歌声も楽しみたいと思っていた方々にとっては、とても残念な舞台になってしまったのではないでしょうか。
実際、私もその1人です。
今日の状況を観客の反応が高くて良い舞台だったなんて評価をすることは有り得ないと思うのですが、運営側にはどのように映ったのでしょうか?
カーテンコールの時、ブロック中央に席を取っていたため握手ができない私に、「握手出来ないけど、ありがとう」と言う感じで手を振ってくれた廣本さんの笑顔が、唯一の救いでした。
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グリザベラ | 河村 彩 |
ジェリーロラム=グリドルボーン | 秋 夢子 |
ジェニエニドッツ | 原田真理 |
ランペルティーザ | 山中由貴 |
ディミータ | 坂田加奈子 |
ボンバルリーナ | 相原 萌 |
シラバブ | 和田侑子 |
タントミール | 大橋里砂 |
ジェミマ | 小笠真紀 |
ヴィクトリア | 廣本則子 |
カッサンドラ | 藤岡あや |
オールドデュトロノミー | 山田充人 |
アスパラガス=グロールタイガー/バストファージョーンズ | 橋本聖地 |
マンカストラップ | 萩原隆匡 |
ラム・タム・タガー | 飯田達郎 |
ミストフェリーズ | 松島勇気 |
マンゴジェリー | 斎藤洋一郎 |
スキンブルシャンクス | 劉 昌明 |
コリコパット | 横井 漱 |
ランパスキャット | 永野克比己 |
カーバケッティ | 一色龍次郎 |
ギルバート | 入江航平 |
マキャヴィティ | 川野 翔 |
タンブルブルータス | 光山優哉 |