オペラシティ3Fの近江楽堂での、沼尾みゆきさんのコンサート「Autumn Concert 2013」へ行ってきました。
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Amazing Grace
Part of Your World Colors of the Wind 水車 星の帰り道 ディジー Summertime Pie Jesu Vocalise Thank Goodness For Good アンコール Think of me 墓場にて |
John Newton リトル・マーメイド ポカホンタス 作詞・作曲:沼尾妙子 作詞:たかむら ゆき 作詞:沼尾妙子 作曲:徳永洋明 Porgy and Bess / George Gershwin Requiem / Gabriel Urbain Fauré Sergei Vasil'evich Rachmaninov ウィキッド ウィキッド オペラ座の怪人 オペラ座の怪人 |
沼尾みゆきさん・徳永洋明さん
近江楽堂(オペラシティ 3F)
まるで礼拝堂をイメージさせる空間での、大人なコンサートでした。
コンサートはAmazing Graceでしっとり聴かせる曲で始まり、ディズニーナンバー2曲、オリジナル2曲。
伴奏の徳永さん作の曲が1曲。
クラシカルナンバーを3曲。
ウィキッド・ナンバーから2曲の、計11曲でした。
Part of Your Worldは、谷原志音ちゃんのアリエルや、ソンダンの松元恵美ちゃんの歌声が記憶に残っているのこともあり、ちょっとアダルトなアリエルでした。
オリジナル曲も良かったですが、私にはクラシカルナンバーが特に良かったです。
Summertimeは、あえてJazzyではなく、クラシカルに歌いあげているのが良かったです。
Pie Jesuは、私にはBoys Air Choirのアルバムでお馴染みの曲なので、女声のソプラノは新鮮でした。
Vocaliseは、新妻聖子ちゃんでも聴いてみたいかなと思ってしまいました。
ウィキッド・ナンバーでは、涙を流しながら聴いている女性が目に付きました。
1人で歌っているのが、ちょっと残念でしたが・・・。
アンコール曲のオペラ座の怪人からの2曲を聴いていると、舞台でもう一度と思う人が少なくないと思うのですが・・・。
アンコールも含めて休憩なしの1時間15分の短い時間でしたが、落ち着いたイメージの空間とセレクトされた曲を楽しめました。
私としては、2つほど不満も。
先ずは、会場。
床の形状としては十字型のフロアーをドーム状の壁面で包み込んでいます。
そのため、良くも悪くも反響が生じます。
マイクを使わずに歌っているため、後方席でも沼尾さんの正面の席はあまり問題はないと思いますが、左右の飛び出した部分では直接届く声と反響が混じってしまって、聴き難いと感じることが何度か。
歌声と違いボソボソという感じでのトークになると、いっそう聴き取り難かったです。
80名くらいの客席が、理想かなと感じました。
もう一つは、カメラマン。
8月のプラネタリウムでも邪魔だと感じていたのですが、今回は更に邪魔でした。
入場後に、正面下手寄りで両腕を組んで客席を見渡している姿は、観客に見せるものではないと感じました。
必要であれば、観客入場前にすべきことではないでしょうか?
さらに、客席の脇で多くのカット数を撮影しているため、シャッター音が耳障りでした。
しっとりと聴かせる曲が多かったこともあって、エンディングの余韻に入るところでもシャッターを切っていました。
また沼尾さんがステージを設定せずに歌われたため、私のポジションからは歌う沼尾さんの表情は全く目にすることができませんでした。
それゆえ、なおさら歌声に耳を傾けていると、シャッター音が何度も響いていました。
舞台写真を撮影するために客を入れている訳ではないのだから、もう少し控えるか、せめてカメラ自体をシャッター音を抑える対策をするなり、客から離れた所で撮影をして欲しいものです。