千秋楽まで半月となったリトルマーメイドを観に、四季劇場[夏]へ行ってきました。
エントランス脇には、残りの公演数をカウントダウンするボードがあり、マチネ公演を含めて16回となっていました。
久しぶりの松元さんのアリエルは表情豊かで、無邪気さ、好奇心、思い遣り、恋心などなど、アリエルそのものでした。
表情や仕草が細やかになったと言う方が、正しいのかも知れません。
マウエ向きにのシーンではテレビでも取り上げていた恵美ちゃんのメイクに注目。
やはり、とても綺麗でした。
初見の人たちも、なかなか良かったです。
田島トリトンは、娘を思う優しさと厳しさを感じる父親でした。
人間に憧れるアリエルを叱る時の眼差しは、迫力がありました。
釉佳乃さんのアースラは、意地の悪さと粘着質な感じが強いです。
弥生さんのアースラくらいの軽快さがあると、スカーのように悪役ながらも観客を惹きつけられると思います。
黒川セバスチャンは、想像以上に似合ってました。
アンダー・ザ・シーのステップは、流石です。
キス・ザ・ガールでは、ドゥー=ワップのように、ノリノリなで竹？をマイクスタンドの様に使ってました。
阿部さんのシェフは、どSなオネエ感たっぷりで、客席の笑いを取ってました。
ハイトーンは岩城さんにはかないませんが、芸達者です。
アクアータの倉斗さんが、トリトンが遅刻してきたアリエルを叱る時に「二人きりにしてくれないか」と言葉を荒げるたとき、「何で怒るの？ゥン～。」とつぶやいていました。
倉斗さんのイメージからは想像していなかったつぶやきに、一人笑ってしまいました。
このキャストで千秋楽までいくのか？
明日以降のキャストが、気になります。
