今日は日直で病院に来ている。今年度から日曜日の日直は内科医と小児科医の組み合わせにしているが、今月は日曜日が5回あるため、小児科医2名で2回ずつ入れて、1回は内科だけでみることにした。小児が多数受診するかと思われたが、内科系の受診が10名以下で、むしろ外科系の受診のほうが多かった。
午後から中学生女子2名が熱中症で受診した。朝からテニスをしていて昼ごろから頭重感・嘔気・脱力感で動けなくなった。指導の教員が連れてきて、後から親も来た。生理食塩水の点滴を開始して、血液検査を提出した。最初に来た子は点滴2本が入って、ある程度回復した。明日まで入院もあると母親に言うと、帰りたいという。もう1本追加して帰宅とした。後から来た子も１本入ったところで回復してきて、２本目が終わったら帰宅とした。二人とも血液検査で異常はなかった。中高年だと急性腎前性腎不全になっていたり、CKが上昇していたりすることが多いのだが。
昨日68歳女性が入院していた。前回脳梗塞後遺症・嚥下障害から誤嚥性肺炎で入院した。危なかったがなんとか治癒して、内視鏡的胃瘻造設術を行って退院していた。今月中旬に退院後初めての外来で、その時は変わりなかった。昨日は嘔吐が続いて救急搬入された。両側肺野に浸潤影があり、誤嚥性肺炎として入院した。
