なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

つらいことがあって食べられない

2018年02月11日 | Weblog

 今日は日直で病院に出ている。インフルエンザの受診が多い。それほどの高熱でなくても、検査するとインフルエンザだったりしている。

 入院は2名で、94歳男性のインフルエンザ(B型)+肺炎、89歳男性の腹痛・嘔吐だった。いずれも地域の基幹病院の近くの住所だが、満床に近くて受け入れが困難のため当院へ搬入された。後者は心房細動・心不全があり、胆嚢摘出術・内視鏡的総胆管結石摘出術を受けていた。癒着性腸閉塞、総胆管結石再発、上腸間膜動脈血栓塞栓症などを疑って検査したが、はっきりしなかった。

 87歳女性が心肺停止で救急搬入されたが、心肺蘇生にまったく反応せず、死亡確認した。午前10時ごろに台所に倒れているのを家族が発見した。その前に確認したのは前日夜なので、いつ倒れたかは不明だった。AIで頭部CTに所見はなく、心臓死と判断された。

 1週間前から食欲不振・不眠が続いているという24歳女性が受診した。昨日は内科クリニックを受診して、安定剤の処方を受けていた。「つらいことがあってから」と言うのみだった。家族や職場のことではなく、彼氏さんとの問題らしい。点滴を2本すると、もう帰宅するという。血液検査もしたが、異常はなかった。体型はぽっちゃりしている。精神科受診が好ましいというと頷いてはいた。

 日本医事新報社のJmedで國松淳和先生編集のムックが出る。amazonで注文したが、これまで出された3冊を読み返して、到着を待つことにした。CareNeTVの「フィーバー國松」も見返しておこう。

 

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