・・・・だそうです。
イギリスの日曜紙が廃刊となり長い歴史の幕をおろしました。
理由は、ゴシップ獲得のため有名人の盗聴を繰り返したことによる社長の逮捕。
普通こういう海外のニュースってあまり日本のテレビでやりませんけど
きょう夕方のNHKで報道されたのが印象的でした。
そもそも、なぜ盗聴してまでゴシップを得るかというと
それさえ載せれば新聞が売れるからですね。
イギリスの新聞は読者層による紙面の違いが日本よりもはっきりとしていて
この「ニュース オブ ザ ワールド」は大衆向けです。
日本で言うとスポーツ新聞や女性週刊誌的な存在。
知りたい有名人と言うのは日本と同じで
芸能人、王室、政治家、事件の関係者・・・などなどの
プライバシーにみんな興味しんしんということですね。
このニュースを聞いて、昔、英語を習った時にきいた、
「英語ネイティブは、プライバシーの侵害に敏感だから、
初対面で年齢を聞いたりあまり個人的なことを質問しないように」
って、何だったんだ?!・・・・と思い出しました。
確かに欧米人って年齢を聞いてくることって
ある程度親しくなるまでありません。
それは日本人ほど関心ごとのトップが年齢ではないってこともあるけど
(イスラム教の人には初対面で聞かれたことあるからアジア的なのかな)
やっぱり社会的なマナーとして聞かないということもあって
実は、心の中では、欧米人も他人のプライバシーは
気になってしかたないんじゃない?!
それが金儲けになるなら、手段は選ばずどんな手でも使う
という道徳心のなさも、西洋的だよな・・・と思いました。
ホラ、海外旅行の日本人、かもになっちゃうじゃないですか。
そして大地震のパニックで商店が襲われたりね。
でも社長の醜聞で、あっさり廃刊してしまうというのは
日本だったらあり得ないと思います。
だって森永、ミルク事件後も名前を変えて業務継続してる厚顔さだもの・・・
(その製品買い続ける国民も、それでいいの?!って言いたいけど。)
どうもこの事件はまだ終わってないような気がします。
今後どうなるか興味しんしん・・・・